八ヶ岳ほぼ完全縦走 観音平から麦草峠へ

2018年06月07日(木) ~ 2018年06月08日(金)

• GPS: 32:23
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,647m
• 下り: 2,102m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 3:03
• 合計: 10:18

距離 10.2km 登り 1,889m 下り 573m

6:36 観音平
7:33 7:44 雲海
8:17 8:26 押手川
10:18 10:55 編笠山
11:14 11:23 青年小屋
11:55 12:04 のろし場
12:18 12:34 西ギボシ
12:40 12:55 東ギボシ
13:00 13:02 権現小屋
13:03 13:04 縦走路分岐
13:06 13:09 権現岳
13:14 13:22 縦走路分岐
13:43 旭岳
14:15 14:18 ツルネ
14:41 15:00 キレット小屋
16:02 16:26 真教寺尾根分岐
16:30 16:35 竜頭峰
16:40 16:52 赤岳
16:54 赤岳頂上山荘

2日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 3:05
• 合計: 8:49

距離 14.3km 登り 744m 下り 1,539m

6:08 赤岳頂上山荘
6:32 6:37 赤岳天望荘
6:41 6:42 地蔵の頭
6:49 6:59 二十三夜峰
7:06 7:13 日ノ岳
7:16 7:21 鉾岳
7:22 7:31 石尊峰
7:35 7:38 横岳（三叉峰）
7:42 7:49 横岳（無名峰）
7:53 8:01 横岳（奥ノ院）
8:14 台座ノ頭
8:30 8:50 硫黄岳山荘
9:09 9:28 硫黄岳
10:00 10:03 ヒュッテ夏沢
10:06 10:07 山びこ荘
10:35 10:37 箕冠山
10:42 11:12 根石山荘
11:21 11:23 根石岳
11:31 11:32 白砂新道入口
11:48 12:00 東天狗岳
12:02 12:04 天狗の鼻
12:08 12:12 天狗岳分岐
12:38 12:40 中山峠
12:43 見晴らし台
12:50 12:52 中山分岐
13:33 13:46 ニュウ
14:04 14:09 白駒にゅう分岐
14:36 14:48 白駒荘
14:50 白駒の池
14:57 白駒の池 駐車場
14:57 ゴール地点

白駒池の南の「ニュウ」が何なのか長年の謎だった。
東天狗岳からはいつも高見石経由で麦草峠に抜けていたので今回はニュウから白駒池へ下山してみた。

途中、「ニュウ」の案内板表記が何種類もあって笑える。
地図表記の「ニュウ」、営林署の「にう」、案内板の「にゅう」、「乳・ニュウ」や、なんじゃソレ？の「ニュー中山」ってのもありました。
もう無茶苦茶。
肝心のニュウはちょっとした岩のピークでアッサリしたものでした。

天候

曇り/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音平駐車場にクルマを留置、編笠山から縦走開始。
白駒池に下山後、友人の迎えのクルマで観音平に戻る。

コース状況／危険箇所等

三叉峰から横岳への巻道が新しくなり一部東側に変わっていた。

写真

観音平駐車場
小淵沢から観音平への道は気持ちのいいワィンディングが続きます。快音を響かせつつゆっくり目で着いたのにガラガラでした。
直近まで天気予報がネガティブだったからでしょう。でも天気は急回復へ！

6/7 7:02

サラサドウダン

6/7 7:09

サラサドウダン

6/7 7:30

レンゲツツジ

6/7 9:44

観音平から編笠山への登り

6/7 10:33

編笠岳の頂上

6/7 10:27

編笠山の三角点

6/7 10:31

三角点とD850

6/7 10:35

編笠山の山頂から同行のKasutakaさんがドローンを飛ばしました。

6/7 10:34

富士山とドローン

6/7 10:26

編笠山から
甲斐駒と仙丈ケ岳

6/7 10:44

編笠山からは甲府盆地超しに富士山が真正面に見えます。
宝永山のコブが隠れるこの方向からの富士は優美ですね。

6/7 10:23

6/7 10:22

編笠山から
諏訪湖を遠望

6/7 11:11

編笠岳から青年小屋への下り

6/7 11:04

青年小屋は主人がお留守の場合が多いので注意。

6/7 11:17

遠い飲み屋
ボクは酒は飲まないから関係ないやね。

6/7 12:15

6/7 12:16

権現岳の双耳峰　ギボシへの登り

6/7 12:26

6/7 12:29

ギボシから編笠岳を見る

6/7 12:56

ギボシから権現岳を見る

6/7 12:58

ハクサンイチゲ

6/7 13:06

ハクサンイチゲ

6/7 13:04

権現岳と権現小屋
権現小屋も営業期間が短い。

6/7 13:05

ミヤマキンバイ

6/7 13:08

権現岳の頂上
剣か矛の形をした鉄板がフニャフニャのビロビロで支えにならない。
持った途端、動いてビックラこきました。持ったらダメ。

6/7 13:09

権現岳のてっぺん
ここに立てるとジャンから馬の背も問題なし、との同行の友人のお言葉です。

6/7 13:18

6/7 13:23

ああ、これが有名な長階段か。
垂直かと思っていたけど60°くらいの傾斜でした。

6/7 13:26

6/7 14:40

キレット小屋
営業前でクローズ。樹林帯のコルにあるので直前まで見えない。

6/7 15:10

キレット最低部から450m以上の標高差を登り返す。
結構クタビレテいるのにキツイぜ。

6/7 15:34

赤岳は・・・・
西側の美濃戸から登るよりもキレット側からの方が険しいわ。

6/7 17:19

文三郎尾根のジャンクション
やっと来ました。権現岳はもはや眼下。
しかしもうヨレヨレだよ。頂上まであと少し。腹減った。

6/7 18:36

今回泊まった頂上山荘
コルの展望荘に比べて水(飲料水)は無いし食事はプアだけど眺望は素晴らしい。
展望荘は「展望」がイマイチなんです。

頂上山荘にするか展望荘にするかは何を重視するかに拠る。

6/8 4:22

6/8 4:37

月と富士

6/8 4:45

赤岳山頂

6/8 7:04

甲斐駒と仙丈ケ岳

6/8 5:54

展望荘を見下ろす
展望荘とはいいながら・・・コルにあるのであまり展望は効かないのがイタイ。

6/8 6:32

赤岳頂上山荘
コルに位置する展望荘から見ると・・・よーあんな所に建てたなぁと思います。
北穂の小屋と同じくらいの危なっかしさ。

6/8 6:32

展望荘の風車
見るたびにプロペラが減ってますな。こうなりゃ風見鶏の役目しかない。

6/8 6:32

赤岳展望荘あたりから

6/8 6:42

地蔵尾根の頭

6/8 4:56

6/8 6:43

コメバツガザクラ

6/8 6:55

イワベンケイ

6/8 7:23

6/8 7:05

三叉峰あたりからの赤岳
左に富士山と甲府盆地、右に甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳。

6/8 7:09

6/8 6:51

6/8 6:30

オヤマノエンドウ

6/8 7:14

オヤマノエンドウ

6/8 7:13

ツクモグサ

6/8 7:19

ツクモグサ

6/8 7:53

横岳頂上付近

6/8 7:54

横岳から赤岳と阿弥陀岳を見る

6/8 8:09

キバナシャクナゲ

6/8 4:44

南アルプス　北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳

6/8 5:54

北アルプス　奥穂高から槍ヶ岳

6/8 8:17

硫黄岳が目の前に・・・

6/8 8:14

コルにある硫黄岳山荘は最高。
外観はボロだけど、長時間使える温水シャワーや下界と変わらないウォシュレットがある。
飲料水も潤沢、メシもいい。八ヶ岳エリアではオーレン小屋と並び最高の小屋ですね。

6/8 9:09

硫黄岳山頂

6/8 9:10

硫黄岳山頂

6/8 9:32

爆裂火口

6/8 9:33

夏沢峠への下り

6/8 9:37

6/8 9:43

夏沢峠の小屋が見えて来る。
夏沢峠の二軒の小屋はハイシーズンのみの営業。

6/8 10:23

イワカガミ

6/8 10:39

蓑冠山から根石岳を見る

6/8 10:41

根石岳山荘
コマクサの群落の中にあります。
営業期間が長く頼りになる。風呂の案内はあるけど水の枯渇で使えない事がある。
右側の新館を利用出来ればいいんですが、左側はボロ屋そのもの。

6/8 11:14

降りてきた蓑冠山は樹林帯の丘

6/8 11:21

根石岳の頂上

6/8 11:22

根石岳から西天狗と東天狗を見る。
三角点は6m高い左側の西天狗岳にあります。

6/8 11:33

根石岳から東天狗へ

6/8 11:44

東天狗へ

6/8 12:12

稲子岳

6/8 13:34

ニュウの頂上

6/8 13:40

ニュウの頂上

6/8 13:32

ニュウから白駒池を遠望する

6/8 14:22

退屈な樹林帯を抜けると小さな湿原にいきなり出会います。

6/8 14:39

白駒池
フィニッシュのお約束

6/8 14:59

友人に迎えに来てもらい、観音平に還りました。
諏訪のこの友人にはよくお世話になってます。感謝！

6/9 5:51

観音平に戻った後の定宿
観音平と八ヶ岳道路を楽しみつつ到着。
思えばここを結構使ってるなぁ。
登山靴と汗臭いウェアでここのフロントに入るのは気が引けますが。

撮影機器：

NIKON D850 NIKON CORPORATION

ILCE-7RM3 SONY

装備

MYアイテム

ogakuzu1102

重量：-kg

備考

キレット小屋から赤岳への登り返しがキツく、行動食をもっと用意しなければならなったと反省。
腹が減って行動エネルギーが枯渇した。
キレット小屋の営業期間が短くアテに出来ない。食事&水の補給の途中小屋頼りはダメ。

感想

ogakuzu1102

観音平から行く場合、登っては降りての繰り返しがなかなかキツイ。
編笠山と赤岳の間は青年小屋以外は小屋がクローズする時期が長い為、水と食い物の補給が難しい期間が多い。
この為キレット越えは、青年小屋を過ぎると赤岳山頂まで何も補給できないロングルートになる。
飲料と行動食の準備は十分に。日中の青年小屋も無人の場合が多いので注意。

行程上、危険な箇所はありません。体力勝負のルートになります。