越後駒ヶ岳

2018年06月19日(火) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,338m
• 下り: 1,264m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:56

距離 16.1km 登り 1,343m 下り 1,300m

5:56 枝折峠登山口
6:32 明神峠
7:19 7:29 道行山
8:02 小倉山
8:35 百草の池
9:46 10:07 駒の小屋
10:30 10:55 越後駒ヶ岳
11:07 11:09 駒の小屋
11:38 百草の池
12:08 12:13 小倉山
12:49 道行山
13:32 明神峠
13:52 枝折峠登山口
13:52 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

枝折峠駐車場に駐車させて頂きました。
トイレは閉鎖されています。
銀山平にトイレがあります。

小出ICから枝折峠へ向かう場合、国道352号線の途中からシルバーラインに入り、銀山平から折り返して戻る形で向かうほうが無難です。

コース状況／危険箇所等

枝折峠〜行道山
適度にアップダウンを繰り返しながらの登山道です。
ガレて片側が崩れている箇所があります。
道行山は分岐から1、2分程奥只見山荘方面へと登ったところにあり、山頂は展望抜群。

道行山〜小倉山
小倉山付近の急斜面の残雪が厄介で、特に下りは慎重に歩きたいです。
当日ここの下りのみアイゼンを着用しました。

小倉山〜駒の小屋
開けた稜線と樹林帯を混ぜながら登り、駒の小屋までの中盤に残雪地帯が現れます。
真っ直ぐ藪へと誘う足跡が多く見られるが、荒沢岳側である左上へと進むと登山道へと繋がります。
その後駒の小屋までは今行程最もきつい森林限界の岩場の急登です。
当日駒の小屋には湧き水がありました。
駒の小屋前は広めのスペースがあります。

駒の小屋〜越後駒ケ岳
山頂直下に広大な残雪地帯があります。
ここは目印を頼りに登っていくと夏道の中ノ岳分岐に出ますので、回り込んで右に進むと山頂に辿り着けます。
それほど広いわけではないが、素晴らしい展望です。

小倉山からの下りのみ不安を感じアイゼンを使いました。

その他周辺情報

銀山平森林公園内にある銀山平温泉白銀(しろがね)の湯を利用。

http://www.iine-uonuma.jp/stay/higaeri_onsen/spa_shirogane.html

写真

6/19 3:38

1:45 am 自宅を出発し、まだ下道が大変ガラガラなので、自宅より近い花園、藤岡ICではなく、高崎ICで関越自動車道に入り、馴染みの赤城高原SAに立ち寄ります。
シンプルな塩ラーメンを頂いてから再び長い運転を再開です。

6/19 5:15

関越トンネルを抜けて小出ICで下車し、国道352号線の途中から安心走行できる奥只見シルバーラインを選択すると、トンネルの連続となりますが、少し肌寒いくらいひんやりとしてきます。

6/19 5:36

枝折峠駐車場は6、7台と疎らでした。
なんとトイレが完全に閉鎖されています。
トイレは銀山平まで戻らなければありません。

6/19 5:55

尾瀬周遊観光ルートマップを眺めると、奥地ですがこの周辺には訪問してみたい名山が多いので気分が高まります。

6/19 5:58

準備を整えて6時越後駒ケ岳ピストン登山開始です。

6/19 5:59

階段で登っていきますが、既に1000m超えと標高の高い位置からスタートしていて開けた登山道なので歩き始めるとすぐに大変暑くなります。

6/19 6:06

ザレて左側が崖となっている斜面を通り過ぎます。

6/19 6:08

早速イワカガミがお出迎えです。

6/19 6:10

さらにダイナミックな名峰荒沢岳が姿を見せます。

6/19 6:13

視界の利いている稜線を歩きます。

6/19 6:15

まだ咲いていたヤマツツジと周囲の山々。

6/19 6:23

今度ははるか遠くに越後駒ケ岳(右)と中ノ岳(左)が見えてきます。

6/19 6:23

ズームで本日の目的地である越後三山の盟主越後駒ケ岳。

6/19 6:27

かわいいシラネアオイ。

6/19 6:29

一旦残雪箇所を横切ります。

6/19 6:31

駒の湯方面への銀の道との分岐になっている十合目大明神。

6/19 6:34

その先が三角点の置かれた明神峠ピーク。

6/19 6:41

樹林帯へと入ります。

6/19 6:43

すぐにまた視界が開けるとやはり快晴で朝なのに暑い！
わかっていても暑い、暑いと独り言が出てきてしまいます。

6/19 6:57

雪が残る湿原池塘

6/19 6:59

ムラサキヤシオ。

6/19 7:00

木道を進みます。

6/19 7:09

アップダウンを繰り返しながらの登山道。

6/19 7:11

遮るものがなく、無風が続いているのでまさしく熱中登山です。

6/19 7:17

道行山分岐に到達して、駒ケ岳への登山道から外れますがせっかくなので近くにある道行山へ寄り道します。

6/19 7:19

分岐から1、2分程で開けた絶景の道行山に到着。

6/19 7:19

越後駒ケ岳。

6/19 7:19

越後駒ケ岳より続く登山道の先に中ノ岳。

6/19 7:20

眼下の素晴らしい景色を眺めながらの小休止です。

6/19 7:35

歩行を再開すると、タムシバの登場です。

6/19 7:39

前方に越後駒ケ岳を捉えながら木道を歩きます。

6/19 7:58

日差し和らぐ新緑樹林帯。

6/19 8:03

急斜面の雪渓が出てきて登った先の小倉山から雪渓越しに荒沢岳を眺めます。

6/19 8:06

残雪歩きで進みます。

6/19 8:13

綺麗なタムシバ稜線。

6/19 8:42

明るい緑の中標高を上げていきます。

6/19 8:56

またしても残雪地帯が現れ、一度登山道を見失いましたが、荒沢岳方面の左上へと進むのが正解です。

6/19 9:13

ガレの登山道へと変わります。

6/19 9:30

森林限界の岩稜地帯。

6/19 9:41

非常に体力を要する急斜面の岩場は一歩一歩必死に登るよりほかありません。

6/19 9:46

急登を登り上げてなんとか駒の小屋に着きました。

6/19 10:07

小屋前の湧き水を美味しく頂き、顔を洗い流します。

6/19 9:46

駒の小屋前の広場では各単独行2名のハイカーさんとお話ししながらの一休みです。

6/19 10:14

事前情報で知ってはいましたが、山頂直下では広大な雪渓歩きを余儀なくされます。

6/19 10:29

やがて中ノ岳分岐に到達し、右折して山頂を目指します。

6/19 10:30

山頂部を視界に捉え最後の木道を歩きます。

6/19 10:31

10:30越後駒ケ岳(2003m)登頂成功。

6/19 10:32

そこまで広くはない山頂部には剣を持った猿田彦の像があります。

6/19 10:32

越後駒ケ岳より望む大迫力の八海山。

6/19 10:32

越後三山最高峰中ノ岳。

6/19 10:33

双耳峰の燧ケ岳。

6/19 10:33

平ヶ岳方面。

6/19 10:34

本日何度も捉えている荒沢岳。

6/19 10:53

到着時入れ違いとなってから誰もこない山頂にてセルフで一枚。

6/19 10:54

眼下の魚沼市を確認してから下山します。

6/19 10:59

眼下に駒の小屋を確認しながら雪渓を慎重に下ります。

6/19 11:08

タテヤマリンドウ。

6/19 11:08

駒の小屋に着くと登山口で一緒になったグループも到達されたので行きと違って賑わっていました。

6/19 11:11

山肌の雪渓。

6/19 11:23

ヒメシャガ。

6/19 11:24

登ってきた緩やかな稜線を眺めます。

6/19 12:08

小倉山直下の急な雪渓を回避できないかと登山道を探していたら誤って小倉山を通り過ぎて駒の湯方面へと少し下ってしまいました。

6/19 12:19

しかたがありませんので、チェーンスパイクを装着してくだりますがそれでも滑る滑る。
尻餅をついてしまいました。

6/19 12:41

木道の蒸風呂樹林帯。

6/19 12:45

行きでは付かなかったイワウチワがまだ残っていました。

6/19 12:56

奥只見湖を確認。

6/19 13:08

下山なのに純粋な下りと違い、なかなか標高が下がらずアップダウンを繰り返して疲れながらの復路です。

6/19 13:33

明神峠下の十合目大明神で一息つくと突然鈍い鳴き声が聞こえます。
そういえば下山中すれ違った方が熊がいるので気を付けてくださいと言っていたのを思い出しました。
熊鈴を鳴らしながら一旦後退りしたりしながら下っていきます。

6/19 13:50

駆け下りていくと駐車場が見えてきてホッとしました。

6/19 13:56

14時少し前に枝折峠駐車場に無事帰着しました。

6/19 14:27

銀山平森林公園内にある白銀(しろがね)の湯で大量の汗を洗い流します。

6/19 15:26

冷えたコーラを飲んでから走行時間3時間かけて帰宅しました。

撮影機器：

EX-ZR60 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 軍手 予備手袋 サングラス 雨具 靴 ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート コンパス ヘッドランプ ハンドライト 予備電池 ガイド地図（ブック） 地図（地形図) 携帯 保険証 時計 タオル ストック カメラ

感想

tididi

梅雨ということで休日と天候の折り合いがつかずなかなか行きたかった山にも行けませんでした。
天気予報を確認していると、この梅雨時は関越トンネルを抜けた越後側は一段階天候が良化する傾向です。
枝折峠の冬季通行止めが解除されたので、越後駒ヶ岳への訪問を決めました。
因みに会津駒ヶ岳は本年の訪問候補に上がっていましたが、越後駒ヶ岳は当初全く計画に上がっていませんでした。
確かに五月晴れで快晴ですが、その分大変な暑さとして跳ね返ってきました。
暑さが加わったこともあってか予想していた以上に体力を要する歩きとなりました。
雲取山三峰ルートよりきつく感じました。
数日前にきつい栃木県側からの皇海山を計画していたこともあって、正直完全に舐めていました。
当日は素晴らしい展望と花鑑賞を楽しみながら歩けました。