初テント泊は尾瀬ヶ原。富士見下からのコースはマイナー尾瀬。

2018年06月23日(土) ~ 2018年06月24日(日)

• GPS: 28:31
• 距離: 54.7km
• 登り: 2,157m
• 下り: 2,172m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:12

8:12 スタート地点
8:27 8:27 十二曲り
8:39 8:40 田代原
8:50 8:50 馬洗渕
9:03 9:08 元休憩所
9:25 9:25 アヤメ平下
9:44 9:47 冨士見小屋
9:50 9:50 富士見田代(尾瀬原分岐)
9:59 9:59 セン沢田代
10:10 10:20 アヤメ平
10:27 10:27 中原山
10:49 10:51 横田代
10:57 10:58 中ノ原
11:30 11:35 鳩待峠
12:13 12:36 山ノ鼻
13:05 13:08 上ノ大堀橋
13:16 13:16 牛首分岐(中田代三叉路)
13:26 13:27 下ノ大堀川橋
13:58 13:58 竜宮十字路
14:19 14:19 見晴(下田代十字路)
14:24 桧枝岐小屋

2日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:16

6:28 見晴(下田代十字路)
6:43 6:43 赤田代
6:49 6:49 温泉小屋
6:52 6:52 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
7:16 7:16 三条の滝・尾瀬ヶ原・御池 分岐
7:20 7:20 三条ノ滝
7:26 7:30 三条ノ滝展望台
7:33 7:33 三条ノ滝
7:34 7:38 三条の滝・尾瀬ヶ原・御池 分岐
8:06 8:06 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
8:08 8:11 元湯山荘
8:16 8:16 赤田代
8:31 8:31 見晴(下田代十字路)
9:24 9:24 桧枝岐小屋
10:12 10:22 昼場
11:14 11:14 富士見峠
11:18 11:25 冨士見小屋
11:35 11:35 アヤメ平下
11:49 11:51 元休憩所
12:00 12:01 馬洗渕
12:11 12:20 田代原
12:29 12:29 十二曲り
12:44 ゴール地点

天候

23日：曇りのち雨　24日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士見下は土曜日の8時頃で10台くらい停まってました。
駐車場までの道は狭いです。

その他周辺情報

南郷温泉しゃくなげの湯　3時間券で510円　源泉かけ流しです。
岩魚の塩焼きが400円です。
自分が行った時間は時間的に焼き終わっていたこともあって、1本350円でした。
温かさは×でしたが味は◎でした！

写真

6/23 8:11

予定通り8時に到着しました。
googleナビが案内した位置は、ここより3km以上手前でしたが・・・
到着時にご夫婦らしきペアの方が登山開始されるところを見ましたが、他に人気無し。
この後峠まで誰にも会わないことになるとは思いませんでした。

6/23 8:15

スタート直後は樹林帯を歩きます。
このように車が通れる道です。
実際、帰路の富士見峠に環境庁か何かの軽バンが停まってました。

6/23 8:28

スタートして1.4km。
初のテン泊で、初めて重いリュックを背負っての山登り。
リュックは13kg弱くらいでした。

6/23 8:40

重いリュックに慣れないまま田代原まで来ました。
まだ峠までの半分も来てない。

6/23 8:50

馬洗淵。
峠まで半分を超えた。

6/23 8:51

馬洗淵というので、よーく見たら奥に濃緑色の池が見えました。

6/23 8:57

道の脇にゴゼンタチバナが咲いてます。

6/23 9:02

元休憩所。
ここでリュックを下ろして休憩。
写ってる水場の水で喉を潤しました。
上手かったっす。

6/23 9:06

今回初登場の60Ⅼリュック。
これまで日帰りは10Ⅼ程度のリュックしかしょってなかったので、5〜6倍の容量と重さです。

6/23 9:11

アカモノも咲いてました。

6/23 9:17

ヤマツツジの木の下にミツバオウレンが咲いてました。
ここから峠までの間でよく咲いてました。

6/23 9:21

タニウツギ。

6/23 9:22

だんだん見晴らしが良くなってきました。
イイ形の山が見えてます。
たぶん荷鞍山。

6/23 9:25

えっ！アヤメ平？
よく見たらアヤメ平下でした。

6/23 9:25

あの稜線部がアヤメ平だな。

6/23 9:34

右側が開けて素晴らしい展望になりました。
雲に浮かぶ三角の山容は皇海山でしょう。

6/23 9:38

ハクサンチドリ発見。

6/23 9:44

やっと峠に着いた・・・
ここまで来たら登山者が何人かいました。
ベンチで休憩しました。
富士見小屋は2015年で営業終了しています。

6/23 9:47

尾瀬看板の横から入ります。
マットで靴裏をキレイにして行きます。

6/23 9:48

おー！　木道が複線。
さすが尾瀬！

6/23 9:49

すぐに尾瀬らしい風景になりました。
富士見田代です。

6/23 9:50

ヒメシャクナゲ。
かわいい！

6/23 9:53

池塘越しに燧ヶ岳登場！

6/23 9:53

チングルマとコイワカガミ。

6/23 9:54

ミズバショウ。
この時は「まだ咲いてるんだ〜！」と思いましたが、
尾瀬ヶ原に下りてみたら、木道の間や下にミズバショウが沢山咲いてました。
（これみたいに形の良いのは無かった）

6/23 9:55

アヤメ平に向かいます。

6/23 10:06

燧ヶ岳が良く見えます。

6/23 10:07

チングルマ。
アヤメ平はワタスゲとチングルマがすごかった！

6/23 10:07

モウセンゴケとヒメシャクナゲ。
奥にワタスゲ。

6/23 10:07

コイワカガミ。
イワカガミって平原にも咲くって知らなかった。
これまでは岩場でしか見たことなかった。

6/23 10:10

補修が進むアヤメ平。
ベンチに座っておにぎりで腹ごしらえ。

6/23 10:17

かわいいウラジロヨウラク。
この後、山ノ鼻ビジターセンターで覚えた。

6/23 10:21

ワタスゲのアップ。

6/23 10:21

ワタスゲ　池塘　燧ヶ岳

6/23 10:24

TEPCO2017の焼印が押された木道。
東電さん、ありがとう。

6/23 10:27

ベニサラサドウダン。
これは前から知ってますよ！

6/23 10:28

左前にイイ形の山容！
たぶん笠ヶ岳。

6/23 10:41

ワタスゲの群生！
場所は横田代です。

6/23 10:44

至仏山をバックに木道と俺！
この頃はリュックの重さに慣れてきていて、絶好調です！

6/23 11:15

リュック下ろして小休止。
間もなく鳩待峠。

6/23 11:29

鳩待峠が見えた。
鳩待峠でトイレ休憩を取って、尾瀬のメインルートに向かいます。

6/23 11:34

ここにも尾瀬看板。
みんなこの前で記念写真撮るんだよね。

6/23 11:45

さすがメインルート！
歩きやすい！

6/23 11:48

沢沿いというか、川沿いを下って行きます。

6/23 11:59

コバイケイソウはアヤメ平にも咲いてましたが、ここの群生っぷりは凄かった！

6/23 12:02

片割れは花びらが落ちてるけどニリンソウがちらほら。

6/23 12:09

ニリンソウ アップ！
花びらが1枚 ハート♡型になってます。

6/23 12:09

黄色のニリンソウ？？
見た目はそっくりです。

6/23 12:09

タマムシ！

6/23 12:10

カラマツソウ。

6/23 12:11

山ノ鼻 見えた！

6/23 12:12

山ノ鼻ビジターセンター。

6/23 12:20

研究見本園もちょっとだけ見て来ました。

6/23 12:21

アマドコロ。

6/23 12:23

タテヤマリンドウ。

6/23 12:24

池塘の水面の葉っぱはオゼコウホネの葉でしょうか？

6/23 12:24

クルマユリと水面。

6/23 12:36

山ノ鼻でもおにぎりを一つ食べて、さあ尾瀬ヶ原に出発です。
この頃からポツポツ雨が降ったり止んだりと、不安定な天気になって来ました。

6/23 12:39

尾瀬ヶ原らしい写真！
前方に燧ヶ岳！
平原は緑一色に見えますが、いろんなお花が咲いてます！

6/23 12:41

リュウキンカ。

6/23 12:41

リュウキンカとミズバショウ。

6/23 12:42

タチツボスミレ。

6/23 12:45

ヨツバヒヨドリだと思ってたけど、違うっぽい。

6/23 12:49

カキツバタ。

6/23 13:01

ニッコウキスゲ。

6/23 13:02

高層湿原だということを強く感じます。
正面の燧ヶ岳は見飽きません。

6/23 13:05

振り返って至仏山！
7/1から登れます。

6/23 13:36

ノウルシかナツトウダイ。
どっちだろ？

6/23 13:58

ようやく竜宮十字路まで来ました。
いつからか肩，腰ともリュックでやられて、ヘロヘロ状態になってました。

6/23 13:58

従ってヨッピ吊り橋に行く気力無し。
天気もずっと雨になって来ました。
最悪だわ〜

6/23 14:10

岩魚のアップ。

6/23 14:11

竜宮小屋裏の林を抜けて暫く歩くと、目指す目的地である見晴の建物が見えて来ました。
なんだかドラクエで冒険していて、もうすぐ町だ！っていう気分です。
（ポケモンでもOK！）

6/23 14:45

燧小屋で受付を済ませてキャンプ場に来ましたが、雨が一層強まって、テントを張るタイミングに困ってます。
暫く無料休憩所で時間をつぶしてました。

6/23 15:42

少しでも雨の影響を避けれるように木の下にテントを張りました。
雨は止みそうもないので、今日は早く寝てしまおうと思います。
16時前ですが、休憩所の屋根の下で晩ご飯を頂きました。

6/24 5:23

二日目の朝。
テントを叩く雨音がしているので、5時くらいまでシュラフに潜ったままでしたが、実際には雨ではなく、木から落ちる雫の音でした・・・
朝ごはんを食べて、散策に出ました。

6/24 6:11

朝の見晴村。

6/24 6:12

朝靄の向こうに朝日を浴びた至仏山！
お天気も良く、最高の景観です。

6/24 6:14

至仏山から右側に目をやるとモッコリした山頂の山が有りました。
景鶴山ですね。

6/24 6:18

喫茶はもう営業しています。

6/24 6:19

キジバトの後を付いて行きます。

6/24 6:25

一旦テントに戻って、ちゃんと行動開始。
自分のテントは中央の青いヤツ。

6/24 6:27

弥四郎清水も美味かった。

6/24 6:27

東電小屋方面にしようか、三条ノ滝方面にしようか、この時はまだ決まっていませんでした。

6/24 6:34

思い切って三条ノ滝まで行くことにしました。
真っすぐに伸びた木道をテクテク歩いて行きま〜す！

6/24 6:37

朝露に濡れたウラジロヨウラク。
とてもキレイ！

6/24 6:48

温泉小屋です。
ここを過ぎると樹林帯になります。

6/24 6:52

分岐点。
三条ノ滝は左側を進みます。

6/24 6:56

左右両側から沢の音が響き、その中央部を急な階段を使って下りて行きます。

6/24 7:22

三条ノ滝展望台に続く歩道。

6/24 7:24

三条ノ滝とご対面！
こりゃ想像以上だわ！

6/24 7:24

この凄さは写真じゃ伝わらないっす！
行って見て来て下さい。

6/24 7:57

たぶんこれが平滑の滝だと思う。

6/24 8:01

ゴゼンタチバナ。
三条ノ滝から温泉小屋までの区間は、標高差が有るので道も険しいです。

6/24 8:19

元湯山荘の売店で牛乳を飲んで小休止。
時刻は8時を過ぎて、青空がどんどんイイ色になってきてます。

6/24 8:25

タチツボスミレ。

6/24 8:54

9時前にキャンプ場に戻りました。
さあ撤収！

6/24 9:24

燧小屋の前にマイズルソウが群生してました。

6/24 9:25

さあ、キャンプ場に別れを告げて八木沢道を富士見峠に向けて出発です！

6/24 9:33

斜度は無いけどルートを横切る沢がいくつか有って、主変はドロドロ。
普通のトレッキングシューズなら問題無いんでしょうが、私はトレランシューズなので泥は避けたい！

6/24 9:45

ギンリョウソウ発見。
いつ見ても不気味だわ。

6/24 9:51

徐々に斜度が増してきました。
道は相変わらず尾瀬とは思えないレベルです。

6/24 9:58

まだ2.3kmしか進んでないのか〜

6/24 9:58

沢沿いなので、大雨が降れば登山道は崩落すると思われます。

6/24 10:14

昼場に到着！
何にもない場所ですが、燧ヶ岳のビューポイントでした！

6/24 11:13

昼場から1時間。
肩と腰が炎症を起こしていて、かなり辛かったですが、富士見峠まで登り切りました。
キャンプ場から峠まで誰とも会わず。

6/24 11:16

ハクサンチドリ。
イイ色ですね〜

6/24 11:22

日曜日の昼前ですが、だーれも居ません。
小休止後、富士見下に向けて歩き出しましたが、登って来た1グループに遭遇しただけで、結局キャンプ場から富士見下駐車場まで、このグループにしか会いませんでした。

6/24 11:27

青空の下、タテヤマリンドウが沢山咲いてました。

6/24 11:41

このチョウチョは至る所で群れてました。

6/24 12:12

田代原で靴も脱いで休憩。
肩と腰の他に、足の甲も猛烈に痛くなってきました。

6/24 12:42

道路が見えた時はちょー嬉しかったっす。
駐車場に到着です。

6/24 14:48

クルマで南郷温泉しゃくなげの湯に移動。
源泉かけ流しのお湯は良かったです。
併設の食堂で10割蕎麦。
蕎麦に乗っかってるのは岩魚の塩焼き。
岩魚の塩焼きは美味かった！
（蕎麦は印象が残ってません）

撮影機器：

COOLPIX S7000 ニコン

Galaxy S7 edge SCV33 au サムスン

感想

number-shot

初めてのテン泊はどこにしようか考えて、6月の尾瀬ヶ原にしました。
尾瀬ケ原といえば鳩待峠からのスタートがメジャーですが、バス代と駐車場代をケチりたかったので富士見下を発着点としました。
基本ピークハント無しですが、たっぷり歩きました。
肩と腰に炎症が出来てしまい、やはりテン泊装備は重いなあ〜と認識しました。
ミズバショウが目当てではありませんが、ミズバショウもたくさんありました。
尾瀬ケ原も良かったですが、アヤメ平の先の横田代が良かったかな。
夏山シーズンが到来したな〜と感じました。