記録ID: 1522755
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科
念願の八ヶ岳にテン泊 雲海に快晴と南八ヶ岳を満喫
2018年07月13日(金) ~
2018年07月14日(土)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 30:44
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,068m
- 下り
- 2,076m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 3:59
距離 8.0km
登り 941m
下り 98m
2日目
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 5:07
- 合計
- 12:40
距離 18.1km
登り 1,123m
下り 1,986m
14:36
ゴール地点
荷物重量 行者小屋往復 24kg、八ヶ岳周回11kgくらい
ログ GARMIN62S
ログ GARMIN62S
天候 | 一日目 曇り時々晴れ 二日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
先のやまのこ山荘までは噂通りの悪路。普通の車も多いですが、SUV等車高の高い車がおすすめ。歩きで行ってよかった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【八ヶ岳山荘⇒八ヶ岳登山口】 林道。赤岳山荘までは車で行けますがかなりの悪路の為、車底を擦るのを覚悟で。車ならSUVをお勧めします。道は車が通るだけあり歩く分には非常に歩きやすいです。虻がものすごく多いので、虫よけ必須。あまりに虻がたくさん群がってくるので気が狂いそうでした。 【八ヶ岳南沢口⇒行者小屋】 登山道は基本的に明瞭。急登なところは少なく緩やかな傾斜で徐々に高度を上げていく感じの山道です。前半は渓流と苔が織りなす緑の景観が綺麗です。虻の大群さえいなければ気持ちよく歩ける山道です…。 行者小屋の少し手前に、枯た川から森に入るポイントがあるのですが、ここの印が小さくわかりにくい。muttyannさんに聞いていたので無事にたどれましたが、初めての人は注意。 【行者小屋⇒地蔵尾根⇒赤岳】 地蔵尾根は急登。梯子に鎖場となかなか楽しい山道でした。暗闇の中登ったので風景はわかりませんでしたが、道は明瞭で迷うようなところはありません。滑落すると谷底まで一気に落ちてしまうと思いますので十分注意して登る必要があると思います。 地蔵の頭から赤岳は道も目標も見えています。展望荘から先はガレ場の急登で落石注意。私はヘルメットをかぶりました。 終始眺望がよく、西には北アルプスの山々、南は富士山や甲斐駒、鳳凰といい眺めです。 【赤岳⇒硫黄岳】 もどって地蔵の頭から横岳は岩稜を歩く道。岩登りや鎖場のあるなかなか登り応えのある山道です。眺望もよいので気持ちよく歩けます。 横岳山頂から先が核心部。断崖絶壁の縁を歩く道。高所恐怖症の私は恐怖で腰が引けた…。 岩場道を過ぎるとあとはなだらかな山道。安心して歩けます。 硫黄岳山頂は広くて眺望もよく休憩に持ってこいです。爆裂火口の迫力、北八ヶ岳や北アルプスを眺めながら昼食をとる人が多かったですね。 【硫黄岳⇒行者小屋】 硫黄岳周辺は分岐が多く、間違えて降りていくと大変なことに…。標識はあるので地図と合わせてしっかり確認しましょう。赤岳鉱泉まではひたすら下り。赤岳鉱泉から行者小屋までは登り返しになります。この登り返しが意外としんどい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック80L
ザック28L
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
一眼カメラ
交換レンズ×2本
三脚
ミラーレス一眼
ヘルメット
|
---|
感想
前半の虻の大群には参りました。ものすごい数。数十匹が群がってきます。他の登山者の方たちが虻にたかられながら平然と歩いているのが不思議でした。虫よけ必須です。
テン泊装備で長時間歩いたのは初めてだったですが、きつかった。一日目はテン場に着いたら阿弥陀岳に登ろうと思っていたのですが、そんな体力は残っておらずビールを飲んだらばたんっキュー。みんなよく平気な顔して担いでくるなと感心した次第です。
二日目は、ご来光前に星を撮ろうと早めに出発。地蔵の頭に着くとガスで何も見えない状態。することがないのでインスタ投稿して時間をつぶしていたら、空が明るくなってきて、ガスが急激に消えていきました。何も撮れないかもしれないと思っていましたがよかったです。
晴れた八ヶ岳は期待通りの絶景。気持ちの良い稜線歩きが出来ました。横岳山頂の先の崖の縁をあるく道は怖かったですが・・・
硫黄岳の爆裂火口や北八ヶ岳も見られましたし疲れましたが気持ちよく下山できました。やまのこ山荘までは…。
ここからは再度虻の来襲を受けて結局八ヶ岳山荘駐車場までストックを振り回す、走り回る等、他の人が見たら気が狂ったかと思われるような(気が狂いそうでした)奇行を繰り返しながら下山したのでした・・・。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
BlueRさん こんにちは!
あのコースを24キロのテント泊装備で歩かれたなんてすごいです!!
実は2年前の7月末日にほぼ同じコース(上りは文三郎尾根でしたが)を13時間かけて日帰りで歩きました(テント泊したくても体力ありませんので)。その時の花々のすばらしさが忘れられず今年も月末頃にもう一度歩いてみようと思っていたところでした。
その時は虻は出ませんでした。でも今年は他の方のレコでも硫黄岳への登山道で出遭ったとか・・・。10年以上前ですが編笠山で虻の大群につけられたことがあります。
レコを拝見して、その時のことを思い出してひるんでしまっています。
虻情報を有難うございました。
ところで虻はどうしてでるのでしょう・・・。出る年と、出ない年があるのですね。
ken222さんこんにちは。
重い荷物は美濃戸口と行者小屋の往復だけで、メインの周回はいつもの装備だったので何とか歩けました。それが祟ったのか昨日の朝、人生初のぎっくり腰に・・・腰がピキピキ痛いです
お花はきれいでしたよ。硫黄岳山荘の周辺はコマクサが群生していましたし、他のところも黄色や紫の花(名前分かりません・・・)が岩の隙間からたくさん咲いていました。
アブは南沢登山口を入ってちょっと歩くとあまりいなくなりました。しっかり対策していけば問題ないと思いますので是非また行ってみてください。
しかし、さすがに人気の八ヶ岳ですね。14日は山が人で溢れていました。静岡県内の静かな山行もいいものなんだなとちょっと思った次第です。
BlueRさん 再度お邪魔します。
ぎっくり腰ですか!!どんなに痛いことかとお見舞い申し上げます。。私も両親の介護の真っ最中に突然のぎっくり腰を経験しました。おむつ交換もしなければ、食事の支度もしなければと文字通りに涙しました。数年後に再発した時にはネットで調べて少しばかり勉強していたので早めに回復しました。下手に動いて病院へ行ったりするよりも風邪薬を飲んで安静にしていた方がよいとのことでした。風邪薬の中の炎症を抑える成分がぎっくり腰に効くのだと。パブロンを一日3回、2日間くらい飲みまして3日後には登山も出来ました。
最近は年齢のせいか、混む山に脚が向きません。先週の金山も雨飾や妙高、火打山を尻目に静寂そのものでした。
南八ヶ岳縦走も行くのなら金曜日に車中泊して土曜日は4時頃から歩くしかないと思っています。でも虻のことを考えて躊躇しています。
近場の山はこの時期はヒルが出るので怖いし、竜頭山も犬が怖いし・・・。
遠くに行けないときはヒルの心配のない秋葉山で少しばかりの訓練して涼風を待つつもりです。
ぎっくり腰が早く治りますように・・・・・。
お気遣いありがとうございます
ぎっくり腰はまだ引きずっています 今週末は湿布を張って家でゴロゴロ。今週から出張なのでしばらくお山に登れそうにありません。こんな時は養生しながらあれこれ計画を立てるしかないですね。
近隣の山はヒルの被害もさることながら、これだけ暑いと低山はきつそうですね。やっぱり暑いときは高い山に行きたいものです。
高山の夏は短いのでこの時期になるべく行っておきたいと個人的には思っています。
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