大パノラマの常念岳へ【一ノ沢コースは水筒要らず】
- GPS
- 08:14
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 774m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 11:22
天候 | 快晴 午後からガス。 【気温】 登山口:18℃ 常念乗越:22℃ 常念岳:25℃ 登山口:23℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
すぐの安曇野インター北の交差点を県道495号線方面へ左折、 国道147号線を直進してつき当たりを県道25号線の大町・穂高方面へ 右折、烏川橋の交差点を県道25号線の大町・松川村方面へ左折する。 すぐに常念岳登山口の案内板に従い国立アルプス安曇野公園脇を左折、 道なりに穂高カントリークラブ・別荘地区を過ぎて一ノ沢林道を進むと 左手に未舗装の駐車スペースがある。(インターから約 30分 ) 登山口は直進した林道の突き当りに。なお林道は全線舗装。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ログデーターは最終水場からスタートになってしまいましたので、 実質歩行距離は15kmほどになると思います。】 ‥擇鯑Г鵑琶發韻襪里蓮峪海凌澄彎緝瑤龍肪擦さ離で、 全線不規則な岩道が続きます。 長い一ノ沢の谷筋を離れる最終水場からが、登りの核心部のように 感じました。 |
その他周辺情報 | 前夜の23時に登山口へ到着しましたがすでに駐車場は満車に。 今回は駐車場から僅かに進んだ路肩の膨らみに駐車させてもらいました。 |
写真
感想
豪雨が去って、厳しい暑さが続く毎日に北アルプスが恋しくなった。
一ノ沢林道に雨の被害は無さそうなので常念岳へ向かう。
目覚めると4時、外はすでに明るくなっていた。
御握りを頬張り早速登山口へ向かうと、 流石に人気の山だ。
多くの人で溢れる明るい登山口から、薄暗い谷間の登山道へ入る。
今回は先の長いコースをピストンだ。
花を愛でるのは下山時にして、まずは登りに専念しよう。
尾根道とは違い、フラットな地面を踏んで歩く所は極短く、
終始不安定な岩道が続くが、常に一ノ沢の清流を左手に見て辿るため
水の心配は全く要らない。まさに水筒要らずのコースだ。
僅かに傾斜が緩む王滝ベンチを過ぎ、相変わらず展望にも平坦地にも
恵まれない登りが続く。
何度も小さな支流を横切り、沢水が流れる登山道を辿ると、
やがて岩ゴロの大きな伏流の沢を横切る。烏帽子沢だとわかる。
次に笠原沢に掛かる丸木橋を渡りしばらくすると、明るく開けた
顕著な二股に出て、初めて遠くに常念乗越が望めた。
二股の先で右岸へ渡り、再び左岸へ戻ると雪渓が現れ、
雪融けが遅かったのか斜面には二輪草が群生していた。
雪渓が尽きると木の階段が現れ、倒れた道標には「胸突き八丁」の
文字が見られる。ニッコウキスゲやシモツケソウのお花畑に
元気つけられ急登を終え、一ノ沢本流に靴を濡らして登山道を上がり
右岸へ渡渉するとそこが最終水場で、いよいよ一ノ沢を離れる
地点だった。
手がしびれる様な水をたっぷり確保し、大休止を兼ねて行動食を頬張る。
喉を通る水が美味しく、何度もおかわりして腰を上げる。
沢筋を離れ稜線に向かうと、一段ときつく感じる登りが待っていた。
何度も現れるベンチの誘惑を振り切って、花に溢れた急斜面を頑張ると
常念乗越に出て、いきなり槍〜穂高の絶景が目に飛び込んできた。
苦しい登りの後のご褒美に酔っていると、抜きつ抜かれつしていた
ソロの女性に声を掛けられた。蝶から上高地へ縦走すると言う彼女との
山談義でつい長居をしてしまった。
クールダウンし過ぎた?脚に山頂迄の標高差400mの登りはきつかった。
高度を上げるに従い、どんどん広がる景色を励みに頑張るが
足が伸びない。登り切った!と思ったその先に山頂を見た時は心が
折れそうだったが・・・。
そんな思いで辿り着いた山頂からの大パノラマは素晴らしかった。
まったく雲に邪魔される事のない青空のもと、
眼下に広がる上高地、乗鞍に始まって明神〜穂高〜槍〜北鎌尾根、
後方に裏銀座の鷲羽〜水晶と続き、表銀座の喜作新道、大天井。
劔〜立山がガスで眺められなかったのは残念だが、それは贅沢か。
手短に食事を摂って限度と決めた12時をけじめに山頂を下る。
登りもきついが乗越まで岩稜の下りもきついものだったが
なんとかコースタイムで乗越に到着し、小休止もそこそこに
下山を開始するが、もう時間は読めるので花を愛でながら下ろう。
最終水場、雪渓と下り続け、本流を渡り返し左岸の道に戻った頃は
もうヨレヨレ。一ノ沢の下りをより長く感じながら登山口に戻る。
【北アルプスといえど、20℃を下回る事が無いほど暑く、ハードな
一日だったが、終始沢沿いを辿るコースに助けられた感じだ。
常念乗越でいきなり始まる絶景が、登るに従いどんどん広がり
山頂で最高の大パノラマに恵まれる。
疲れも含めて、北アルプスの醍醐味を満喫できた山行だった。】
onetotaniさん こんにちは。
松本や安曇野に行くとど〜んと聳える常念岳。ピラミッド型の格好いい山ですね。
この日は北アルプスとは言え、暑かったようですが日帰りで登り切りましたか。
さすがです。お疲れさまでした。
それにしても常念岳は常念小屋からが長〜い長〜〜い 。
健脚のonetotaniさんでも足が前に出ませんでしたか。
僕なんかちょっと進んでは撮影タイムと称して休んで、なんとか胡麻化しながら登りました。因みに、その横を地元の中学生の団体が「信濃の国」を歌いながら軽く追い越して行きましたよ。
キッツい登りでしたが、頂上での達成感と眺望。最高ですよね!
またいつか、蝶ヶ岳から常念、あるいは燕岳から常念への縦走に挑戦してみたいです。
sugi-chanさん 今日は。
しばらくは梅雨に振り回されて、何度も残念な結果でしたね。
やっと安定した天気になったので、常念山脈の空白地帯・常念岳へ
向かいましたが、流石の北アルプスでも異常な暑さからは
逃げられませんでした。おかげでもうバテバテでしたが、
山頂からの大パノラマには感動しました。
ガスが湧く事もなく、クリアな眺めに恵まれた山頂を満喫できて
苦しい思いをした甲斐がありました。
シーズン本番の夏山も無理のない計画で楽しみたいですね。
こんにちは。
酷暑の三連休、私は仕事で地元でしたが、北アルプス、涼しげですね。
羨ましいです。
天候も良く、いい日和のようです
景色も素晴らしく、花にも恵まれ、夏山の良さを実感できます。
アルプスといえども、かなり気温は高かったのでしょう。
お疲れさまでした。
totokさん 今晩は。
毎日厳しい暑さが続きますね。
アルプスの高峰でも暑くて参りましたが、
沢水が潤沢な一ノ沢コースから登る常念を選んで正解でした。
何度もタオルを冷やして暑さを乗りきれました。
評判通りの絶景に恵まれて、真夏の北アルプスを堪能できましたが
下山時間を気にして、最後はヨレヨレでした。
やはり余裕を持った計画が大切ですね。
onetotaniさん
こんばんは
この猛暑のなかお疲れ様でした
アルプスでも涼しくはありませんでしたか。
そのぶん天気はスッキリ
北アルプスの峰々が一望は羨ましすぎます。
全くこのあたりは空白地帯です。早く表銀座歩きたいものです。
何だっけはフウロ系な花だと思いますが何かがつかめません。
kazu97さん 今晩は。
今年の暑さは異常ですね、アルプス山中に入っても暑くて
流石にバテました。
日帰りでは厳しい計画と承知していましたが、
なんとか予定通り下山できました。
幸いな事に早くからガスが湧きだした東側を除き、三方に雲も無く
クリアな展望に恵まれ、北アルプスの大半を眺める事が出来ました。
一ノ沢に二輪草の群生を見た時は、遅い雪融けを感じました。
P.S:花の名前を調べていただきありがとうございます。
こんにちはonetotaniさん
三連休は素晴らしいお天気で、羨ましく皆さんのレコを拝見しております。
さすがのアルプスも気温が高かった様子ですね。それでも沸騰しそうな酷暑の下界に比べれば、やはり天国だったのではないかと推察いたします。
最終水場から上は等高線が混んでいて大変そうですね、標高差1500m以上を日帰りピストンお疲れ様でした。
No59写真の花はグンナイフウロだと思います。
teppan2013さん 今晩は。
予報通りの快晴に恵まれましたが、山中での暑さは想定外でした。
沢沿いのコースでも汗にまみれ辛い登山になりましたが、
その先には素晴らしいご褒美が待っていました。
後立山連峰より南に位置する山は殆ど見えていたのではないでしょうか。
殆ど登りづめのコースで疲労困憊でしたが、厳しいなかにも北アルプスの
醍醐味を全身で感じられた一日でした。
グンナイフウロは名前が思い出せなくて・・・。有難うございました。
稜線に至る道が、とてもハードそうですね。
その後、稜線に出てからも、まだまだ上りが
続く、ハードコース。お天気に恵まれ
大展望があればこそですね。
かなりバテられたご様子ですが
振り返ると、いい思い出では
ないでしょうか。
日帰りで常念、僕も行ってみたく
思います。
もう少し、涼しくなりかけてからかも。
komakiさん 今晩は。
翠の水が流れる渓谷の様な沢沿いの道でしたが、
涼風は余り得られませんでした。常念乗越まではそれほど疲れも
感じませんでしたが、アルプス山中とは思えぬ暑さで
知らぬ内に体力も奪われていたようです。
山頂までの標高差400mの登りが辛い辛い・・・。
常念乗越で突然得られる絶景は、ブラボー!と叫びたいほど
劇的な変わりようでした。気の済むまで眺望に酔いたかったのですが
マイルールで決めた時間が迫っていたので・・・・。
久々に疲労困憊の山行でしたが、あのクリアな大パノラマも久々でした。
でも今度は一泊行程の縦走が良いな〜。
onetotaniさん、こんにちは
ここは涼しそうに上れるルートなんですね。
私もようやく北アに行くようになりましたがここらあたりの
土地勘がなくこれから徐々に訪れていろいろ歩いて行こうと思っております。
人が多いのと山小屋が充実してることには驚きましたが、
大パノラマには感動しますね。
お疲れさまでした。
higurasiさん 今晩は。
先日の超ロングな日帰り後立山縦走は、素晴らしい山行でしたね。
気力にも体力にも漲る自信を感じました。
私も同じように、白馬から爺ヶ岳までの後立山縦走が
北アルプスデビューでした。
赤線を繋がれた中央アルプスと比べるとやはり、山のスケールも
小屋の充実感も一味違いますね。
さて、次のターゲットは何処のお山でしょうか?
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