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Yamareco

記録ID: 1522955
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

大パノラマの常念岳へ【一ノ沢コースは水筒要らず】

2018年07月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:14
距離
10.4km
登り
774m
下り
1,713m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:54
休憩
2:28
合計
11:22
5:05
12
一ノ沢登山口
5:17
5:18
44
山の神
6:02
6:05
25
王滝ベンチ
6:30
6:30
32
烏帽子沢
7:02
7:15
53
右岸への徒渉地点
8:08
8:24
50
最終水場
9:14
9:48
90
常念乗越
11:18
11:57
43
常念岳
12:40
12:43
29
常念乗越
13:12
13:22
53
最終水場
14:15
14:24
20
本流左岸へ渡る
14:44
14:52
20
烏帽子沢
15:12
15:12
35
王滝ベンチ
15:47
15:58
15
山の神
16:13
16:14
13
一ノ沢登山口
16:27
駐車地
天候 快晴 午後からガス。
【気温】
登山口:18℃  常念乗越:22℃  常念岳:25℃  登山口:23℃
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
安曇野インターチェンジを下りて白馬・大町方面へ直進し、
すぐの安曇野インター北の交差点を県道495号線方面へ左折、
国道147号線を直進してつき当たりを県道25号線の大町・穂高方面へ
右折、烏川橋の交差点を県道25号線の大町・松川村方面へ左折する。
すぐに常念岳登山口の案内板に従い国立アルプス安曇野公園脇を左折、
道なりに穂高カントリークラブ・別荘地区を過ぎて一ノ沢林道を進むと
左手に未舗装の駐車スペースがある。(インターから約 30分 )
登山口は直進した林道の突き当りに。なお林道は全線舗装。
コース状況/
危険箇所等
【ログデーターは最終水場からスタートになってしまいましたので、
 実質歩行距離は15kmほどになると思います。】

‥擇鯑Г鵑琶發韻襪里蓮峪海凌澄彎緝瑤龍肪擦さ離で、
 全線不規則な岩道が続きます。
長い一ノ沢の谷筋を離れる最終水場からが、登りの核心部のように
 感じました。
その他周辺情報 前夜の23時に登山口へ到着しましたがすでに駐車場は満車に。
今回は駐車場から僅かに進んだ路肩の膨らみに駐車させてもらいました。
昂る気持ちを抑えていざ、常念へ。
2018年07月14日 04:59撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 4:59
昂る気持ちを抑えていざ、常念へ。
「山の神」に今日の無事を祈願して。
2018年07月14日 05:15撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 5:15
「山の神」に今日の無事を祈願して。
土を踏める登山道はこの辺りだけだった。
2018年07月14日 05:22撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 5:22
土を踏める登山道はこの辺りだけだった。
2018年07月14日 05:26撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 5:26
以降はずーっと不安定な岩道ばかりだ。
2018年07月14日 05:34撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 5:34
以降はずーっと不安定な岩道ばかりだ。
常に一ノ沢がすぐ脇に。まさに水筒要らずの登山コースだ。
2018年07月14日 05:37撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 5:37
常に一ノ沢がすぐ脇に。まさに水筒要らずの登山コースだ。
涼風に誘われて一休み。
2018年07月14日 05:57撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 5:57
涼風に誘われて一休み。
おおー、前常念から東へ延びる稜線だ。
2018年07月14日 06:21撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 6:21
おおー、前常念から東へ延びる稜線だ。
烏帽子沢を横切って、
2018年07月14日 06:27撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 6:27
烏帽子沢を横切って、
次の笠原沢を渡ると、乗越まで残す距離は1/3だ。
2018年07月14日 06:56撮影 by  Canon IXY 180, Canon
7/14 6:56
次の笠原沢を渡ると、乗越まで残す距離は1/3だ。
二股から初めて常念乗越を望む。(常念の山頂はピークの奥だった。)
2018年07月14日 06:59撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 6:59
二股から初めて常念乗越を望む。(常念の山頂はピークの奥だった。)
徒渉地点の岩陰にひっそりと慰霊?のお供えとケルンが。
2018年07月14日 07:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 7:11
徒渉地点の岩陰にひっそりと慰霊?のお供えとケルンが。
オオバミゾホオズキ
2018年07月14日 07:14撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 7:14
オオバミゾホオズキ
再び左岸へ戻ると、
2018年07月14日 07:30撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 7:30
再び左岸へ戻ると、
雪渓が現れた。
2018年07月14日 07:37撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 7:37
雪渓が現れた。
「胸突八丁」のお花畑。
2018年07月14日 07:45撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 7:45
「胸突八丁」のお花畑。
沢のようですが、これでも正規の登山道です。
2018年07月14日 08:01撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 8:01
沢のようですが、これでも正規の登山道です。
一ノ沢を離れる「最後の水場」で、控える急登に備え、行動食を頬張る。
2018年07月14日 08:18撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 8:18
一ノ沢を離れる「最後の水場」で、控える急登に備え、行動食を頬張る。
水辺に咲く花。
2018年07月14日 08:19撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 8:19
水辺に咲く花。
ベンチの誘惑を振り切って乗越まで頑張ろう。
2018年07月14日 08:47撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 8:47
ベンチの誘惑を振り切って乗越まで頑張ろう。
夏山に来たんだな〜。
2018年07月14日 09:04撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 9:04
夏山に来たんだな〜。
遂に常念岳に続く斜面を捉える。
2018年07月14日 09:05撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 9:05
遂に常念岳に続く斜面を捉える。
コバイケイソウ
2018年07月14日 09:08撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
7/14 9:08
コバイケイソウ
「常念乗越」に到着!
槍〜穂高、表銀座の絶景がお迎えだ。
2018年07月14日 09:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
8
7/14 9:11
「常念乗越」に到着!
槍〜穂高、表銀座の絶景がお迎えだ。
絶景を前に至福の大休止。
2018年07月14日 09:15撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 9:15
絶景を前に至福の大休止。
常念岳まで標高差400mか〜。
2018年07月14日 09:15撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 9:15
常念岳まで標高差400mか〜。
これほどクリアな槍ヶ岳は自分史上ベストワンかも。
手前の赤い屋根は喜作新道の西岳小屋だ。
2018年07月14日 09:25撮影 by  Canon IXY 180, Canon
10
7/14 9:25
これほどクリアな槍ヶ岳は自分史上ベストワンかも。
手前の赤い屋根は喜作新道の西岳小屋だ。
さあー、常念へ向かおう。
2018年07月14日 09:52撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 9:52
さあー、常念へ向かおう。
ピークを見上げたり、
2018年07月14日 09:59撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 9:59
ピークを見上げたり、
常念山脈の横通岳、東大天井岳を振り返ったり・・・。
2018年07月14日 10:03撮影 by  Canon IXY 180, Canon
7
7/14 10:03
常念山脈の横通岳、東大天井岳を振り返ったり・・・。
イワツメクサ?
2018年07月14日 10:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 10:11
イワツメクサ?
辛い登りに脚が出ない。
2018年07月14日 10:19撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 10:19
辛い登りに脚が出ない。
ハクサンシャクナゲ
2018年07月14日 10:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 10:46
ハクサンシャクナゲ
まだ蕾も。
2018年07月14日 10:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 10:46
まだ蕾も。
大天井岳の奥は裏銀座・鷲羽〜水晶辺りだろか?
2018年07月14日 10:48撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 10:48
大天井岳の奥は裏銀座・鷲羽〜水晶辺りだろか?
やっと登り切ったと思ったら山頂はまだ先なのか〜。ここは「騙し常念」と呼ばれるようだ。
2018年07月14日 10:51撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 10:51
やっと登り切ったと思ったら山頂はまだ先なのか〜。ここは「騙し常念」と呼ばれるようだ。
タカネスミレ
2018年07月14日 10:52撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 10:52
タカネスミレ
雷鳥を発見!
2018年07月14日 11:03撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/14 11:03
雷鳥を発見!
良く見ると子連れだ。
2018年07月14日 11:04撮影 by  Canon IXY 180, Canon
7
7/14 11:04
良く見ると子連れだ。
大天井岳を越えて裏銀座の山並みを見る。劔〜立山はガスに隠れてしまった。
2018年07月14日 11:07撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 11:07
大天井岳を越えて裏銀座の山並みを見る。劔〜立山はガスに隠れてしまった。
いよいよ最後の頑張りだ。
2018年07月14日 11:07撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 11:07
いよいよ最後の頑張りだ。
三股(前常念岳)分岐に到着。
2018年07月14日 11:11撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 11:11
三股(前常念岳)分岐に到着。
「絶景の常念岳山頂」
着いたぞ〜!
2018年07月14日 11:25撮影 by  Canon IXY 180, Canon
8
7/14 11:25
「絶景の常念岳山頂」
着いたぞ〜!
憧れの穂高連峰を一望。大キレットの奥は笠ヶ岳?
2018年07月14日 11:26撮影 by  Canon IXY 180, Canon
8
7/14 11:26
憧れの穂高連峰を一望。大キレットの奥は笠ヶ岳?
眼下に上高地、乗鞍岳〜明神岳。そそり立つのは屏風岩だろうか?
2018年07月14日 11:28撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 11:28
眼下に上高地、乗鞍岳〜明神岳。そそり立つのは屏風岩だろうか?
残念だけど、遅くならないうちに下ろう。
2018年07月14日 11:50撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 11:50
残念だけど、遅くならないうちに下ろう。
表銀座・北鎌尾根そして裏銀座、まさに大パノラマだ。
2018年07月14日 11:53撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/14 11:53
表銀座・北鎌尾根そして裏銀座、まさに大パノラマだ。
シナノキンバイ?
2018年07月14日 12:05撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/14 12:05
シナノキンバイ?
【花を見ながら一ノ沢を下る】
2018年07月14日 12:45撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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7/14 12:45
【花を見ながら一ノ沢を下る】
ゴゼンタチバナ
2018年07月14日 12:58撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 12:58
ゴゼンタチバナ
一の沢を俯瞰しながら下る。
2018年07月14日 13:15撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 13:15
一の沢を俯瞰しながら下る。
カラマツソウ
2018年07月14日 13:31撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 13:31
カラマツソウ
ヤマハハコ
2018年07月14日 13:35撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 13:35
ヤマハハコ
ヨツバシオガマ
2018年07月14日 13:38撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 13:38
ヨツバシオガマ
クルマユリ
2018年07月14日 13:39撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 13:39
クルマユリ
ニガナ
2018年07月14日 13:41撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 13:41
ニガナ
センジュガンビ
2018年07月14日 13:44撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 13:44
センジュガンビ
「胸突き八丁」に咲くニッコウキスゲ
2018年07月14日 13:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
7/14 13:46
「胸突き八丁」に咲くニッコウキスゲ
何だっけ?←グンナイフウロです。( t )
2018年07月14日 13:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 13:46
何だっけ?←グンナイフウロです。( t )
二輪草
2018年07月14日 13:51撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 13:51
二輪草
雪渓の斜面は二輪草の群生地だった。
2018年07月14日 13:53撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 13:53
雪渓の斜面は二輪草の群生地だった。
自然のシャワーも。
2018年07月14日 13:54撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 13:54
自然のシャワーも。
「王滝ベンチ」に咲くトリカブト。
2018年07月14日 15:12撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 15:12
「王滝ベンチ」に咲くトリカブト。
「古池」を過ぎると山の神も近い。
2018年07月14日 15:42撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
7/14 15:42
「古池」を過ぎると山の神も近い。
「登山口」に到着。
あ〜、もうヨレヨレだ。
2018年07月14日 16:12撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 16:12
「登山口」に到着。
あ〜、もうヨレヨレだ。
ツリフネソウ
2018年07月14日 16:22撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
7/14 16:22
ツリフネソウ
トラノオ
2018年07月14日 16:22撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 16:22
トラノオ
長い一日だったが、無事戻る事が出来ました。
2018年07月14日 16:25撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
7/14 16:25
長い一日だったが、無事戻る事が出来ました。
汗も疲れも洗い流して、さっぱりしよう。
2018年07月14日 18:36撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
7/14 18:36
汗も疲れも洗い流して、さっぱりしよう。
撮影機器:

感想

豪雨が去って、厳しい暑さが続く毎日に北アルプスが恋しくなった。
一ノ沢林道に雨の被害は無さそうなので常念岳へ向かう。

目覚めると4時、外はすでに明るくなっていた。
御握りを頬張り早速登山口へ向かうと、 流石に人気の山だ。
多くの人で溢れる明るい登山口から、薄暗い谷間の登山道へ入る。
今回は先の長いコースをピストンだ。
花を愛でるのは下山時にして、まずは登りに専念しよう。

尾根道とは違い、フラットな地面を踏んで歩く所は極短く、
終始不安定な岩道が続くが、常に一ノ沢の清流を左手に見て辿るため
水の心配は全く要らない。まさに水筒要らずのコースだ。

僅かに傾斜が緩む王滝ベンチを過ぎ、相変わらず展望にも平坦地にも
恵まれない登りが続く。
何度も小さな支流を横切り、沢水が流れる登山道を辿ると、
やがて岩ゴロの大きな伏流の沢を横切る。烏帽子沢だとわかる。

次に笠原沢に掛かる丸木橋を渡りしばらくすると、明るく開けた
顕著な二股に出て、初めて遠くに常念乗越が望めた。
二股の先で右岸へ渡り、再び左岸へ戻ると雪渓が現れ、
雪融けが遅かったのか斜面には二輪草が群生していた。
雪渓が尽きると木の階段が現れ、倒れた道標には「胸突き八丁」の
文字が見られる。ニッコウキスゲやシモツケソウのお花畑に
元気つけられ急登を終え、一ノ沢本流に靴を濡らして登山道を上がり
右岸へ渡渉するとそこが最終水場で、いよいよ一ノ沢を離れる
地点だった。

手がしびれる様な水をたっぷり確保し、大休止を兼ねて行動食を頬張る。
喉を通る水が美味しく、何度もおかわりして腰を上げる。

沢筋を離れ稜線に向かうと、一段ときつく感じる登りが待っていた。
何度も現れるベンチの誘惑を振り切って、花に溢れた急斜面を頑張ると
常念乗越に出て、いきなり槍〜穂高の絶景が目に飛び込んできた。

苦しい登りの後のご褒美に酔っていると、抜きつ抜かれつしていた
ソロの女性に声を掛けられた。蝶から上高地へ縦走すると言う彼女との
山談義でつい長居をしてしまった。

クールダウンし過ぎた?脚に山頂迄の標高差400mの登りはきつかった。
高度を上げるに従い、どんどん広がる景色を励みに頑張るが
足が伸びない。登り切った!と思ったその先に山頂を見た時は心が
折れそうだったが・・・。
そんな思いで辿り着いた山頂からの大パノラマは素晴らしかった。

まったく雲に邪魔される事のない青空のもと、
眼下に広がる上高地、乗鞍に始まって明神〜穂高〜槍〜北鎌尾根、
後方に裏銀座の鷲羽〜水晶と続き、表銀座の喜作新道、大天井。
劔〜立山がガスで眺められなかったのは残念だが、それは贅沢か。

手短に食事を摂って限度と決めた12時をけじめに山頂を下る。
登りもきついが乗越まで岩稜の下りもきついものだったが
なんとかコースタイムで乗越に到着し、小休止もそこそこに
下山を開始するが、もう時間は読めるので花を愛でながら下ろう。

最終水場、雪渓と下り続け、本流を渡り返し左岸の道に戻った頃は
もうヨレヨレ。一ノ沢の下りをより長く感じながら登山口に戻る。

【北アルプスといえど、20℃を下回る事が無いほど暑く、ハードな
一日だったが、終始沢沿いを辿るコースに助けられた感じだ。
常念乗越でいきなり始まる絶景が、登るに従いどんどん広がり
山頂で最高の大パノラマに恵まれる。
疲れも含めて、北アルプスの醍醐味を満喫できた山行だった。】

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コメント

お疲れさまでした!
onetotaniさん こんにちは。
松本や安曇野に行くとど〜んと聳える常念岳。ピラミッド型の格好いい山ですね。
この日は北アルプスとは言え、暑かったようですが日帰りで登り切りましたか。
さすがです。お疲れさまでした。
それにしても常念岳は常念小屋からが長〜い長〜〜い 。
健脚のonetotaniさんでも足が前に出ませんでしたか。
僕なんかちょっと進んでは撮影タイムと称して休んで、なんとか胡麻化しながら登りました。因みに、その横を地元の中学生の団体が「信濃の国」を歌いながら軽く追い越して行きましたよ。
キッツい登りでしたが、頂上での達成感と眺望。最高ですよね!
またいつか、蝶ヶ岳から常念、あるいは燕岳から常念への縦走に挑戦してみたいです。
2018/7/16 13:07
Re: お疲れさまでした!
sugi-chanさん 今日は。
しばらくは梅雨に振り回されて、何度も残念な結果でしたね。

やっと安定した天気になったので、常念山脈の空白地帯・常念岳へ
向かいましたが、流石の北アルプスでも異常な暑さからは
逃げられませんでした。おかげでもうバテバテでしたが、
山頂からの大パノラマには感動しました。
ガスが湧く事もなく、クリアな眺めに恵まれた山頂を満喫できて
苦しい思いをした甲斐がありました。

シーズン本番の夏山も無理のない計画で楽しみたいですね。
2018/7/16 14:32
やっぱりアルプス
こんにちは。
酷暑の三連休、私は仕事で地元でしたが、北アルプス、涼しげですね。
羨ましいです。
天候も良く、いい日和のようです
景色も素晴らしく、花にも恵まれ、夏山の良さを実感できます。

アルプスといえども、かなり気温は高かったのでしょう。
お疲れさまでした。
2018/7/16 17:30
Re: やっぱりアルプス
totokさん 今晩は。
毎日厳しい暑さが続きますね。

アルプスの高峰でも暑くて参りましたが、
沢水が潤沢な一ノ沢コースから登る常念を選んで正解でした。
何度もタオルを冷やして暑さを乗りきれました。

評判通りの絶景に恵まれて、真夏の北アルプスを堪能できましたが
下山時間を気にして、最後はヨレヨレでした。
やはり余裕を持った計画が大切ですね。
2018/7/16 18:26
これぞ表銀座
onetotaniさん
こんばんは
この猛暑のなかお疲れ様でした
アルプスでも涼しくはありませんでしたか。
そのぶん天気はスッキリ
北アルプスの峰々が一望は羨ましすぎます。
全くこのあたりは空白地帯です。早く表銀座歩きたいものです。
何だっけはフウロ系な花だと思いますが何かがつかめません。
2018/7/16 22:17
Re: これぞ表銀座
kazu97さん 今晩は。

今年の暑さは異常ですね、アルプス山中に入っても暑くて
流石にバテました。
日帰りでは厳しい計画と承知していましたが、
なんとか予定通り下山できました。

幸いな事に早くからガスが湧きだした東側を除き、三方に雲も無く
クリアな展望に恵まれ、北アルプスの大半を眺める事が出来ました。

一ノ沢に二輪草の群生を見た時は、遅い雪融けを感じました。

P.S:花の名前を調べていただきありがとうございます。
2018/7/16 23:33
アルプスでも
こんにちはonetotaniさん
三連休は素晴らしいお天気で、羨ましく皆さんのレコを拝見しております。

さすがのアルプスも気温が高かった様子ですね。それでも沸騰しそうな酷暑の下界に比べれば、やはり天国だったのではないかと推察いたします。

最終水場から上は等高線が混んでいて大変そうですね、標高差1500m以上を日帰りピストンお疲れ様でした。

No59写真の花はグンナイフウロだと思います。
2018/7/17 12:55
Re: アルプスでも
teppan2013さん 今晩は。

予報通りの快晴に恵まれましたが、山中での暑さは想定外でした。
沢沿いのコースでも汗にまみれ辛い登山になりましたが、
その先には素晴らしいご褒美が待っていました。
後立山連峰より南に位置する山は殆ど見えていたのではないでしょうか。

殆ど登りづめのコースで疲労困憊でしたが、厳しいなかにも北アルプスの
醍醐味を全身で感じられた一日でした。

グンナイフウロは名前が思い出せなくて・・・。有難うございました。
2018/7/17 19:24
onetotaniさん、こんにちは。
稜線に至る道が、とてもハードそうですね。
その後、稜線に出てからも、まだまだ上りが
続く、ハードコース。お天気に恵まれ
大展望があればこそですね。
かなりバテられたご様子ですが
振り返ると、いい思い出では
ないでしょうか。
日帰りで常念、僕も行ってみたく
思います。
もう少し、涼しくなりかけてからかも。
2018/7/18 22:38
Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。

翠の水が流れる渓谷の様な沢沿いの道でしたが、
涼風は余り得られませんでした。常念乗越まではそれほど疲れも
感じませんでしたが、アルプス山中とは思えぬ暑さで
知らぬ内に体力も奪われていたようです。
山頂までの標高差400mの登りが辛い辛い・・・。

常念乗越で突然得られる絶景は、ブラボー!と叫びたいほど
劇的な変わりようでした。気の済むまで眺望に酔いたかったのですが
マイルールで決めた時間が迫っていたので・・・・。

久々に疲労困憊の山行でしたが、あのクリアな大パノラマも久々でした。
でも今度は一泊行程の縦走が良いな〜。
2018/7/18 23:42
常念岳
onetotaniさん、こんにちは

ここは涼しそうに上れるルートなんですね。
私もようやく北アに行くようになりましたがここらあたりの
土地勘がなくこれから徐々に訪れていろいろ歩いて行こうと思っております。
人が多いのと山小屋が充実してることには驚きましたが、
大パノラマには感動しますね。
お疲れさまでした。
2018/7/19 14:11
Re: 常念岳
higurasiさん 今晩は。
先日の超ロングな日帰り後立山縦走は、素晴らしい山行でしたね。
気力にも体力にも漲る自信を感じました。

私も同じように、白馬から爺ヶ岳までの後立山縦走が
北アルプスデビューでした。
赤線を繋がれた中央アルプスと比べるとやはり、山のスケールも
小屋の充実感も一味違いますね。
さて、次のターゲットは何処のお山でしょうか?
2018/7/19 20:00
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳(一ノ沢ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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