【谷川馬蹄縦走】ハンパないって!酷暑の馬蹄縦走反時計回り(谷川岳ロープウェイ〜朝日岳〜谷川岳〜谷川岳ロープウェイ)
- GPS
- 16:11
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,798m
- 下り
- 2,779m
コースタイム
- 山行
- 14:08
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 16:10
天候 | 晴れ 茂倉岳〜谷川岳山頂のみガス 平地は37度。山の上もそれなりの気温でピーカンだったため、かなり歩くのには向かないコンディションだったのではないかと思います(苦笑)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中、コンビニ2件。左側にセブン、右側にファミマ。 谷川岳ロープウェイの駐車場に停めました。 馬蹄縦走の場合、白毛門登山口の駐車場に停めるのが王道なのでしょうが、あわよくばロープウェイでの下山も目論んでおり、そうなるとロープウェイを降りてから歩くのも面倒なので・・・ 駐車場は1日500円。 帰りは同じ道を逆方向へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■全体 ・全体によく整備されています。道に迷うところもないと思います。 ・馬蹄縦走路は人が少ないのかと思っていましたが、意外と人の多い道でした。が、馬蹄縦走の日帰り逆コースと思われる方は、1組だけでした(しかも、聞いていないで勝手な推測)。 ・ランの方が多くいらっしゃいます。抜かれっぱなしで、自分の歩くのが遅いかと思ってペースをあげると、後からバテること請け合いです。 ・白毛門の手前から、谷川岳の先までは森林限界の上で、遮るものもない稜線歩きが中心(一部、森林限界の下もあり)。晴れていると太陽が照り付け、実際の気温以上に暑く感じました。 ■白毛門登山口〜朝日岳 ・白毛門まで急登が続きます。しかも蒸しており、朝一の体には萎えました・・・ ・ちょうどタイミングよく、白毛門手前からの雲海に浮かぶ谷川岳が見事でした。晴れていても、素晴らしい展望なのかと思います。 ・白毛門から朝日岳はアップダウンを繰り返しながら標高を上げていきます。 ・笠ヶ岳〜朝日岳は、ちょうどニッコウキスゲがピーク。素晴らしいお花畑を形成していました。 ■朝日岳〜茂倉岳 ・朝日岳を出てすぐの分岐を数10m下ると水場があります。チョロチョロで、2ℓ汲むのに5分ほどかかりましたが、酷暑の山歩きにはありがたい水場。 ・それなりにアップダウンはありますが、急登という急登もなく、一部の樹林帯を除いて稜線の景色を見ながら歩くことができる素晴らしいコースです。 ・茂倉岳までは後半のキツ〜イ登り返し。400mを登り返すことになるため、かなりキツイです。 ■茂倉岳〜天神平ロープウェイ ・茂倉岳からはよく歩かれる稜線。切れ落ちているところは多いので慎重に。 ・蛇紋岩で滑るところ多し。 ・天神尾根のロープ、クサリは個人的にはイラナイ気が・・・ |
写真
装備
個人装備 |
ザック(26L)
ザックカバー
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
保険証
タオル
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備考 | 暑いのは予想していたため、とにかく水の確保に気を配りました。 ・出発時に5ℓ持参。 ・朝日岳山頂近くの水場で2ℓ補充。 ・蓬ヒュッテで1.5ℓ購入。 持参、補充を合わせて合計で8.5ℓ、下山時に残っていたのは1ℓちょっと。 全部で7ℓを消費、下山後、帰宅するまでに500mlのペットボトルを2本飲んだので、実質的には8ℓとみるべきか。 そのほとんどが汗になったと考えると、おそろしい・・・ |
感想
W杯も準決勝、決勝を残すのみという3連休。
しかも、天気のいい3連休。
しかも、土曜、月曜(祝日)は用事があり、山に行くことができるのは日曜のみ。
W杯3位決定戦も面白そうなカードではあったのですが、泣く泣く諦め、決勝戦は見るということで山を選択。
行先はよりによって、暑い中の谷川馬蹄縦走。
なんでかって、夏山本格化の前に長い距離を歩いて体をいじめておきたかったから。
いつも夏の初めはそんなもの。
前日の夜にロープウェイ乗り場の駐車場にイン。
かなりぐっすりと寝てしまい、もう少しで寝坊(というか、少し寝坊)。
寝ぼけた体に鞭打って出発します。
終日の晴れ予報だったはずが、出だしは雲の中の急登。
しかも、ランの方が多く抜かれていく中で、自分のペースが遅いのではないかという思いからか、ついつい足が早くなります(後から見ると、まったく私のペースが遅いわけではなく、ランの方々が異常)。
湿気も多い中で早くもグッタリとしてしまい、朝日岳まで行ったら、帰ろうかとも頭をよぎりました。
ところが、白毛門の手前で雲の上に出ると、そこからは素晴らしくいい天気。
笠ヶ岳を越えたところでのニッコウキスゲのお花畑は、それはもう素晴らしくご機嫌(^^♪
気分がよくなると足も軽くなりますが、そこは道のりも長いため、できるだけペースはあげないようにガマンして進みます。
笠ヶ岳手前で一緒になった方、(結局、肩の小屋を過ぎるまで同じようなペースだったのですが、)昨年に比べてだいぶキツく、ペースも遅いとおっしゃってました。
朝日岳で素晴らしい360度の景色を堪能したあとは、これまた素晴らしい稜線歩きが続きます。
気温も上がり、直射日光も照り付けて汗をダーダーかきながら、歩いていくたびに姿を変えていく、谷川岳、朝日岳を楽しみます。
清水峠を過ぎたところでも、意外と体は元気。
これなら余裕で持ちそうだ、と少しペースを上げて歩きます。
蓬峠までは、結果的には思っていた通りのペース。
が、森林限界を超えた中、直射日光が降り注いで自分が思っていたよりも体力を消耗していたのでしょう、武能岳の手前で一気にペースが落ちます。
やっぱり、暑さと直射日光は舐めたらいかんです。
武能岳山頂で休んでいても、なかなか心拍数が落ちず。
軽めの熱射病も疑い、長めの休憩。貴重な水を使って体を冷やします。
蓬峠まで戻って下山することも頭をよぎりましたが、少しすると回復してきたのでノンビリと先に進みます。
茂倉岳の登り返しでは、体はだいぶ回復してきたように思えたのですが、今度はまた動けなくなるのが怖く、心理的にペースをあげることができなくなっていました。
茂倉岳から先は雲の中、下で景色もなかったので、サクサクと歩いてくればよかったのですが、結局、ノンビリペースでコースタイムがやっと、という感じでした。
ずーっと同じようなペースだった方、最後に会話したのは肩の小屋。
20時台という終電に間に合わすべく、先に降りて行かれました。
帰りに駅をのぞいたところ、終電は20:50台だったので、ラクに間に合いましたかね。
もしなんだったら乗せていきますよ、という話もしていましたが、疲れて帰宅途中で寝ながら帰ったので、電車で帰ってもらって正解だったかも(笑)。
やっぱり長いところを歩く時には、ゆっくり過ぎるくらいでちょうどいいのかなあ、と思って帰ってきました(ランの方々はすごいなあ、と思います・・・)・
んまあ、思った以上に時間はかかりましたが、それでもなんとか歩き切ったことは、多少なりとも自信にはなりました。
帰宅後は、もちろんW杯決勝は全部、見ました。
何度も落ちそうになりながら・・・
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