舟山十字路から阿弥陀岳・赤岳・権現岳・西岳


- GPS
- 16:08
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,118m
- 下り
- 2,130m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 7:46
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 8:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
高尾→小淵沢まで¥2268 大月で一旦改札を出ると¥2073に 小淵沢駅から車で舟山十字路駐車場に停める 8時到着の時点でギリ1台可能でした。 帰り:小淵沢駅から16時17分発のホリデービュー山梨🚃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
舟山十字路〜御小屋山 なだらかな樹林帯 御小屋山〜阿弥陀岳 西の肩までは樹林帯 山頂直下は急登 ロープあり 阿弥陀岳〜中岳 急勾配 ハシゴあり 中岳〜赤岳 ガレ場九十九折からの急峻な岩場 赤岳〜キレット小屋 痩せた岩稜 鎖、ハシゴもあり キレット小屋〜旭岳 痩せ尾根 旭岳〜権現岳 急登 長いハシゴあり 権現岳〜青年小屋 ガラ場 岩場 鎖あり 青年小屋〜西岳 緩やかにアップダウンを繰り返す 西岳〜舟山十字路 笹薮 千枚岩を過ぎてから破線ルートで広河原まで 一般ルートではないので倒木1部狭く片側が切れ落ちている。ルーファイが必要な箇所もあり。広河原からは林道。 |
その他周辺情報 | トイレは各小屋にあるそれぞれ¥100 赤岳頂上山荘は1泊2食で¥9000 ペットボトルは¥400 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
水2ℓ
虫除けスプレー
|
---|---|
備考 | 蚊取り線香、虫コナーズあるとよかった |
感想
舟山十字路駐車場で車を降りた途端に群がるアブやブヨ。とりあえず標高を上げれば居なくなるだろうと思い、さっと靴紐を結び出発する。
ところがどんどん登っても一向に数は減らないし、むしろ増えていっているような気もした。
手を振りながら歩いていたが、それでも首や腕などをチクッと刺してくる。因みに虫除けバンドは着けていた。少しでも足を停めると群がってくるので、休むことも出来ないし、もちろん立ち止まって水も飲むことも出来なかった。地獄の様な時間だった。
2時間半ノンストップで歩き、標高2200mを超えた当たりでようやく少なくなってきたので、やっと腰を下ろし行動食と水を補給。虫除けスプレーもまんべんなくかけまくった。
その後は若干少なくなったもののそれでもかなりのアブが周りを飛びかっている。虫除けスプレーは全然効かないのか、これでも効いているのかという感じ。
途中の道程がどうだったかとか、全く記憶がなく、本当に虫との戦いだった。ここで半べそをかいている。
阿弥陀岳までの道にイチヤクソウなどの花がいっぱい咲いていたが、立ち止まって写真を撮ることも出来なかった。
阿弥陀岳山頂も違う虫が大量発生していて、お昼ご飯はなんとか食べられたものの、ガスっていたせいもあって、そそくさと退散している。
阿弥陀岳からは、激下り。ハシゴあり。アブも少なくなったせいかようやく花の写真など撮る余裕ができた。
中岳のコルからは、岩場になるのでヘルメットを着用した。コルから見上げると山頂はすぐの様に見えたが、前半の虫との戦いで体力を消耗したのと、人が多いせいもあり思いの外時間がかかった。急登の岩場を登りきってもまだ先にあったのかという感じ。鎖に沿って登らないとルートを外れる。実際外れたルートを登っている人がいた。そしてガラガラと落石を起こしていた。
赤岳頂上に着くと雲が取れて周り360℃の圧巻の大パノラマ。遠く北アルプス、穂高連峰、富士山、南アルプス…絶景のご褒美!
宿泊は赤岳頂上山荘で1泊2食付きに。夕飯も朝食も美味しくて完食。夕飯後は日の入りを見に外に出る。1日の終わりと始まりを頂上で迎えるとは素敵な時間を過ごせて幸せだなと思った。
赤岳頂上山荘の消灯時間は20時。次の日のことを考え、星空を見に行かず寝ることに専念した。そう言えば山荘泊まりは、初めてで寝れるかなと心配したが、爆睡した。
次の日は4時に起きてご来光を拝む。日の出よりも陽が当たる山が輝かしく息を飲むほど美しかった。
朝食は5時45分。食べて荷造りをして6時30分に出発する。
いよいよワクワクするキレット越えだ。怖さもあったがこれまで何回か練習したクライミングがとても役に立ったと思う。手をかけるホールドの場所や足を置く場所など素早く判断できたからだ。すれ違いやハシゴ待ちなどで多少時間はかかったが、ここのキレットだけまた来てもいいかなと思った。途中すれ違った方にここ下りるの怖くないですか?と聞かれたが、登ってくる方が大変じゃないですか?とのやり取りがありこんな話も楽しいなと思った。
旭岳から権現岳に向かう途中に長いハシゴがあるがここが1番怖かった。怖いよ〜長いよぉ〜と言いながら登った。
ハシゴから権現岳までは意外と緩やかで、山頂は狭い。
権現岳から青年小屋までは鎖ありの岩場トラバースで道幅は細い。結構な急勾配。
青年小屋で昼食休憩をし、西岳に向かう。
西岳へのルートは緩やかなアップダウンを繰り返す。西岳から千枚岩までは緩やかな樹林帯からの笹薮。この笹薮から蛇が出てきてびっくりした。
千枚岩から破線ルートに入り舟山十字路駐車場に戻る。倒木多いし暗めで道幅は狭い。ルーファイ必要な箇所もあり。広河原に出ると後は林道歩き。渡渉2箇所あり。
南八ヶ岳縦走は、天気にも恵まれて大満足の山行だった。(虫がいなければ…とも思うが)いろいろな意味でのいい体験が出来たと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する