白山別山平【素敵な夢心地の舞台】
- GPS
- 10:29
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,871m
コースタイム
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 10:30
天候 | a clear blue sky |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
尚こちらでは約750台収容可能でいっぱいになりますと路駐となってしまいます。 週末バス規制が掛かり別当出合へ向かうお方もこちらの駐車場を利用されるので朝の早い段階(バス始発AM5:00)でほぼ埋まってしまいます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は一切なし。 ただし登山道を覆う草に朝露がたっぷりと付着していますので下半身はグッチョリにさせられますわよ。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉としましてはお近くにいろいろとございますわ。 市ノ瀬には永井旅館さん。 白峰には展望の湯さん、白峰温泉総湯さん、ホテル八鵬さん。 白山市尾口瀬女のはくさん比廚療鬚気鵝 白山市吉野の大門温泉さん。 などなどが便利ですわよ。 |
写真
感想
皆さま、こんにつは。
ご機嫌いかがかしら?
ちょっと暑いんですけど…。
何でこう暑いの?
今年の冬なんかはどんだけ降りよんねん?ってなくらいに雪がようけ降ったくせに、夏を迎えたと思ったらなんちゅう暑い日ばっかりやねん。
この暑い陽射しを2月にも一週間くらい照らしてくれたら北陸人はどんだけ助かったことやら。。。
なぁ、そう思わへんか?
そこの鼻くそをほじっているアナタ、アナタだってそう思うでしょ?
「えっ!、お、俺?」。
「え〜と…、うん、そ、そう思う…」。
アナタその鼻くそをほじった指はどうすんの?
「えっ!、え〜とその〜…、スマホ」。
え〜アホっ!
アカン、怒ったらもっと暑くなってしもうたわ。
ホントこう暑い日が続くとちょっとクールダウンしなくちゃいけないわよね。
となるとやっぱ海?
ダメよ!、だって海にはJawsがいるのよ。
もう一口でパクっとされちゃうねんから…。
正義のHEROがそんなハエタタキでペチンとイチコロみたいな死に方をしたくないの。
「あのお方はとても偉大で最後までカッコよすぎたわ」みたいな死に方をしたいの。
…。
とは言っても海に入ってキャーキャーしてる人よ〜け居てますけどね。
そ〜なのよ、ほんとみんなどうかしてるわ〜。
まぁそう仰るなら海はやめときましょ。
となると、Jawsのいないプールがいいかしら?
ダメよ!、だってプールにはシロクマがいるのよ。
どこに?
どこにって、旭山動物園のプールにはシロクマがいるじゃない。
シロクマと言えば地上最大最強とも言われている肉食猛獣なのよ。
そんじょそこらのツキノワグマが出た〜!ってなレベルの話じゃないのよ。
シロクマはね、ガチンコしたらライオンやトラよりも強いと言われているし、その気になれば三島平八にも勝っちゃうねんからめっちゃ侮れないわよ。
私だってどんだけシロクマにボロクソにやられてプレステのコントローラーを床に叩きつけ悔しい思いをした事やら…。
そうなるとまた夢にまで現れて暑くなっちゃうからダメなのよ。
…。
あのう、話がえらい脱線してませんか?
お水チャプチャプの冷たくて気持ちいいプールの話なんですけどね…。
「アカン言うてるやろ!」。
それでなくてもハニーちゃんからはプレステ禁止令が出てんねんから。
そ、そうですか〜(お気の毒に…)。
そういった理由ともなれば致し方ありませんですわね〜。
ならば避暑を求めて標高の高い涼しいお山へ繰り出すというのはいかがでしょうか?
「そ、そうそうそう、それやねん!」。
何だか知りませんが遂に的を得ましたようでありますわよ。
無理やり話を脱線させるあり得ない出没の獣の話題も無いみたいでありますわ。
ホント身も心も癒される涼しいお山に繰り出して英気を養いたいですわね〜。
ほほう、で、どこへ?
どこへってアナタ。
七月第2の週末と言えば「そんなアナタも夢心地」とさせてくれる別山平しかございませんわ。
存在感抜群のニッコウキスゲが満開を迎えるこの頃となりますとどこもかしこもお花一色でありまして白山は大変な賑わいとなるのであります。
そんな中でダントツの夢心地に浸れる場所と言えば別山平をおいて他はございませんわ。
今年は大型植物の代表格でありますコバイケイソウさんも大ヒットを繰り返していますのでこの二大コラボの競演もまた注目したいところでありますわね。
そうと決まればコースを練ってみたいと思いますわね。
と、申しましてもね我が家では毎回このプランを練ると代わり映えのしない一方通行散策しかありませんの。
「市ノ瀬ーバス乗車ー別当出合ー南竜ー別山ーチブリ尾根下山」。
ウチのハニーちゃんは油坂下山&御舎利山登りが大の苦手でございまして、そうなるとどうしてもこのプランしか組み立てることしかできませんのよ。
しょうがないので今回もそのプランで参りたいと思います。
当日朝1時30分起床。
ヤル気満々の朝を迎えますた。
んが、相方のハニーちゃんはまだzzz。
大混雑が見込まれる市ノ瀬へ無難に入るのと別当出合からのSTART DASHを鮮やかにキメたい作戦でいきたいのでモタモタする訳にはいきませぬ。
んが、このコースを絶対に歩きたいと申し出ていたハニーちゃんなのですが起きてくれませぬ。
「ゴメン、体調悪うござる…」。
ええええええ〜、なんやと〜。
仕方ありませぬ。
私も旬を迎えている別山平は何が何でも外せは出来ぬと思っていたので今回は単独で挑む事と決めますた。
AM4:20 市ノ瀬着。
バス待ちの人の列が早くも長蛇となっていた。
その瞬間、「今からだと何番手のバスに乗車できるんやろか?」。
そすて、「別当出合を出発したら砂防新道は超激混みの大渋滞は確実でんな…」が頭をよぎる。
そう考えたらお金を投資してまで不快な思いをするのがアホしく思いバカ正直に列に並ぶ気が失せてしまった。
「静かなチブリの森でいいじゃないか」。
足は必然的に猿壁堰堤へ向かっていた。
チブリの森はやはり清々しくてとても静かだ。
先ほどの銀座を思わせる市ノ瀬の騒々しさがこちらでは全く感じない。
やはり今日はチブリを選んで正解だった。
静かな森が大好きな私としてはこのコースのほうが性に合っているよ。
それにバス時間開始のアドバンテージも考えればこのコース開始の方が早く別山平にも辿り着ける上に真夏特有のガス襲来までには夢舞台の地に立っていたいという狙いもあった。
そしてチブリ尾根避難小屋手前のベルバラ花園も朝の清々しい時間帯に満喫したかったのでその思いも念願が叶ってくれたわ。
花園ではこの時期に見頃を迎える大型ユリの代表格でありますニッコウキスゲとササユリの夢のコラボが実現し、白山での他の花園では見られないGORGEOUSな夢心地に浸れるのがコチラでのウリでもありますの。
ササユリのフレグランスな香りがなんとも癒されますわ。
チブリ小屋で小休止を挟み更に高度を進めると今度はハクサンシャクナゲが注目度を上げたわ。
このお花が登場しだすと「稜線はもうチョイだよ」を意味するのでとても励まされるわ。
御舎利手前のジグザグ急登にはいつも泣かされるがそれを登り終えると頑張った御褒美が待っていてくれるので遣り甲斐は存分にある。
「来て良かった!」。
待っていてくれたのは雲海に浮かぶ北アルプス艦隊である。
今日はとても空気がCLEARなのでより一層素敵に感じるわ。
そすて何年ぶりにこの地に来たであろうか?お目当てである別山の頂を目指す。
すると…。
山頂を極め折り返して現れた男性とすれ違う。
お会いしたのは仲良しの「やっちんさん」でございますた。
彼は早くも別山平も満喫し、これから南縦走路を楽しんで南竜でビールにありつきたいと語っていた。
全くもって彼の行動及びその考え方に同感である。
私も早く別山平を満喫したらさっさと南竜に行ってビールを浴びたいわ。
誰も居ない別山山頂で記念写真を撮ったらすかさず別山平を目指した。
すると…。
またまたお馴染みのお方と遭遇いたしますたわ。
お会いしましたのは写真のスペシャリストでありますmasaruさんであったのよ。
いやぁ、みんな白山の旬をよくご存じだよね〜。
皆さまが楽しまれた雲上の楽園「別山平」を私も楽しまねば…。
別山平に到着すると早速御手洗池を目指し定番の逆さ別山を堪能。
そすて本日のメインイベントである別山平の夢心地に存分に浸ることとした。
一昨年来た時はガスの襲来もあって満足度的には30%くらいにとどまったが、今回は爽快な青空の下で堪能できたのが好印象であった。
肝心のニッコウキスゲの出来栄えとなるとまだツボミも多数見受けられていたので来週以降も楽しめそうな5分咲きといった状況であった。
となると、これはまた来週ハニーちゃんに「私を別山平に連れていけ!」がありうるかもしれないわ。
下山時に差し掛かると辺りは予想通りにガスの襲撃に遭い、眺望がBOOとなった南縦走路を歩く意味が潰えてしまった。
これでビールは無くなった。
ガスに包まれるチブリの森なら炎天下の陽射しが射し込むよりも涼しいであろうと考えそのままピストンで下る事と決めた。
それに私は森オタクでありますから人が激混みの砂防渋滞はありえんのですわ。
静かなチブリの森はホント癒されるよ。
今日は人の多さでプランが変わりましたが、あえて私としましてはその方が組み立てやすくございました。
毎年7月第二のチブリ尾根はホント外さないね。
今回も良い山旅を楽しめますたわ。
おしまい。
コメント
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ミラーさん、こんにちは😃
またまた、いい距離歩いてますね〜
そのコースで別山平行くとなると、登り返しがあるじゃないですかぁ〜
チブリ登るだけでも凄いのに、別山平に降りちゃうなんて〜
マゾマゾ星人だ〜
おいらは、三ノ峰経由でもう、ヒーヒーなんで、絶対無理!
完璧な逆さ別山、素晴らしいですね〜
パチパチパチ👏
ではでは。
kumasuzuさん、こんばんは。
ありがとうございます。
いやぁ、あっつい日が続きますわねぇ。
kumasuzuさんも体調気をつけてちょうだいね。
この別山に挑んだ日もとても暑くて稜線に出るまでがしんどかったわ。
でもね、空気がとても澄んでいたので眺望は抜群だったわ。
雲上のテラスと呼ばれている別山平でこのシチュエーションは中々無い事なので(この時期朝の10時を回ると直ぐにガスってしまうから)気合いで頑張ったわよ。
アップでも記したように別山平のニッコウキスゲの花期は毎年7月の第2から第3週目に掛けてが見頃となるんだけども、挑んだその日がお天気が良いとも限らないし、ニッコウキスゲの当たり年にビンゴするとも限らないからこれはある意味賭けでもあるの。
だけど一度素晴らしい出来映えの時を経験した事があるので、どうしてもまた良い夢を見たくなるから毎年出向いちゃうよね。
山登りはしんどいけども、それを軽く越える素晴らしい感動があるからやり甲斐があんねん。
これが楽を覚えて砂防新道ばかり歩いていたらきっとkumasuzuさんとも出会えなかったと思うしね。
いろいろチャレンジしてりゃ良い事だって必ずありますから止められへんわ。
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