木曽駒ヶ岳・宝剣岳・空木岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,439m
- 下り
- 3,136m
コースタイム
- 山行
- 1:05
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:10
天候 | 晴れ。ただし猛烈な夕立あり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
飯田山本ICから駒ヶ根ICまで。 IC下りてすぐのガソリンスタンドは帰りに利用。 菅ノ台バスセンターまではすぐ。 駐車場は満車のため、駒ヶ根高原スキー場駐車場に案内されるも、空木岳からの下山口となるため好都合! 駐車場から菅ノ台までは無料シャトルバス。そこからバスとロープウェイを乗り継ぎ、千畳敷へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはロープウェイ千畳敷駅にあり。 岩場は足場がしっかりしているので、必要以上にビビらなくても通過可。 ただし、空木岳からの下山は思った以上にしんどい。。 |
その他周辺情報 | 温泉等立ち寄りなしで中央道へ。 自己渋滞により勝沼ICから中央道を離脱。そこから下道もしんどかった。。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ
半袖インナー
半袖シャツ
ヤッケ
インサレーション(ダウン)
ショーツ
パンツ
靴下
キャップ
靴
バックパック
サコッシュ
タープ
グランドシート
BIVY
マット
固形ストーブ
クッカー
カトラリー
傘
行動食
飲料
地図
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
メガネ
虫除け
|
---|---|
備考 | カメラの充電!できてないよ! |
感想
連休は百名山を3つ登りに中央アルプスへ。
1日目は恵那山→移動→木曽駒ヶ岳→テン泊
2日目は空木岳
の予定。
7/14
3時頃駐車場に到着、車は5-6台。
仮眠を取り6時に起床予定が、周りの準備の騒がしさに目が覚めると時刻は4時半。意外とイケそうなのでそのまま自分も準備してスタート。
林道のゲートを越え、広河原登山口までは2kmほど舗装路。そこから河原に下りて、登りが始まる。
恵那山は標柱がおおよそ300m刻みで頂上含めて10箇所。現在地を把握しやすいので有難い。
ルートは特に危険箇所もなく、樹林帯の中を進む。【6/10】【7/10】あたりで視界が開け、一面の雲海に遭遇。気持ちいい。
頂上には誰もおらず、見晴台が設置してあるも特に何も見えず。恵那山山頂小屋へは頂上を越え、一旦鞍部に下り、登り返す。所要時間は頂上から5〜10分程度。小屋にはトイレあり。小屋裏にある岩場を登ると景色がよい。
休憩後、下山。
虫がうざったいので自家製ハッカ油スプレーを終始利用するも、効果があったのかなかったのか、定かではないと感じるほど虫は寄ってくる。でも刺された箇所は1箇所なのでまあまあなのかなと。
広河原登山口手前の河原にて水浴び。最高!
駐車場に戻り、息つく暇もなく、菅ノ台バスセンター(BC)へ向けて車を走らせる。
東京方面から、また東京方面へは、園原ICを利用できないので、あくまでも飯田山本ICを利用すること。
1時間もしないでBC。
ただし満車のため、スキー場の駐車場へと案内される。これが功を喫し、なんと空木岳からの下山口にある駐車場に車を止めることができた。ここからBCまではシャトルバス。
駐車料金、シャトルバスは無料。
10分ほどでBCに到着。
しらび平までのチケットを購入し、タイミングよく来たバスに乗る。そこから30分ほどでロープウェイ始発駅のしらび平。
しらび平では大勢の登山客、観光客で賑わい、結果としてロープウェイ乗車まで1時間半ほど待ち。バス下車のタイミングで整理券をもらえるので、慌てず騒がず暇つぶしをするのが無難。
ロープウェイでの空中散歩を楽しみ、10分ほどで千畳敷駅に到着。準備をしてまっすぐ木曽駒ヶ岳を目指す。
コースは危険箇所なし。千畳敷カールはスニーカーでも十分歩ける。ただし、人が多いため所々で渋滞。稜線に出て、宝剣山荘を通過、中岳経由で木曽駒ヶ岳へ。ピーク麓の駒ヶ岳頂上山荘のテン場は既に沢山のテントで埋まっていた。
とりあえず先にピークを踏もうと、テン場を横目に先へと進み、てっぺんへ。さすがにこの時間だと雲が多い。それでも十分素敵な景色を楽しめた。
テン場へ下り、チェックイン。
トイレの水道水が飲み水として利用できる。
今回はテン泊改めタープ泊。雨予報もないし、どれくらいの寒さまでいけるか試したくて。これがダメだった。
設営後、仮眠を取るも激しい夕立で目が覚める。タープを叩く雨粒を触ると痛いくらい。タープを寝かし、しばし耐えるも限界が訪れる。
濁流と化した雨水がテン場を流れ落ち、ついに浸水。タープ崩壊。
隣のおじさんが心配してくれ、何だったらうちのテントに避難していいよとまで。結果として避難はしなかったが、そのお気遣いマネしたい。改めてありがとうございます。
結局、びしょびしょなのを片付け、飯食ってBIVY一枚で仮眠を取り、寝て起きてを繰り返すと気付けば夜に。ぼんやり星が出てるなと思ったら大間違い!おじさんに雲ひとつないねと言われ慌ててメガネをかけたら満点の星空!視力大事!
さすがに寒くなってきたので、体を起こし体育座りで寝て起きて。気付けば0時。
少しは寝れたし体を動かした方が楽だと思い、もう出発しようかなと父にメールで相談すると「待つのも登山」
その言葉に従い、便所に避難。
寝て起きてを三度繰り返し時刻は2時半。
準備をしてようやく出発のとき。
7/15
3時にテン場を出発し、木曽駒ヶ岳方面、中岳方面にはそれぞれヘッデンの明かりが。少し安心して宝剣山荘までは難所の巻道を選択。
テン場は昼間よりかなり設営数が増え、ルート上にまで広がっていた。
巻道は暗いためか高度感はそれほどで、難なく宝剣山荘まで戻る。
宝剣岳を見上げるといくつか明かりが。
ピークに辿り着き、MINIを背負った軽装のお兄さんと写真を撮り合い、先へと足を進める。
宝剣岳周辺も険しい岩場だが、やはり暗闇の中のため高度感はさほど。
ここからは壮大な稜線歩き時々ハイマツ漕ぎ。
ハイマツは虫が多くしんどかった。
徐々に日は昇り、滝雲にも遭遇。美しい。
稜線は危険箇所はないが、終始岩場のあるアップダウンが続く。
檜尾岳ではピークでテント張ってる一行に遭遇。ビバークというよりは、狙って設営した感あったので、こういう連中とは仲良しにはなりたくない。
ここで少し休憩していると宝剣岳のお兄さんが追い付く。さすが。
その後同じようなペースで歩くも、熊沢岳でお兄さんが倒れ込む。シャリバテか!
しかしその後復活した模様で、木曽殿山荘にて再び合流。
今日は下山しないでゆっくりと言っていたのに早いですねと会話を交わし、自分は下山して帰宅しなきゃいけないので先へと進む。
お兄さんとはここが最後。
木曽殿山荘は鞍部にあり、熊沢岳方面から下りてくるとぎりぎりまで小屋が見えないのが辛かった。
空木岳まで登り返し、ようやくピーク。これから長い下山。
駒峰ヒュッテでコーラを補給し、意を決して下山。大した距離じゃないとタカを括っていたが、今までで一番しんどい下りだった印象。途中登りの方と何度もすれ違ったが、よくここを登るなと驚愕。
登山道は道がはっきりしており、標柱、テープ類もあるので、迷う心配はなし。
怪しい時はGPSで現在地を確認。
途中池山小屋に寄り道し、水場で補給。
それにしても先が長い。。
ひたすら下山し、ようやくゴールの駐車場へ。
しんどかった感を全開に出しつつ、駐車場を後にする。
帰りの中央道は事故渋滞により勝沼ICで下りて下道を選択。これも結構しんどかった。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する