33年ぶり3回目の剱岳〜しんどかった

2018年07月25日(水) ~ 2018年07月27日(金)

• GPS: 20:26
• 距離: 19.7km
• 登り: 2,078m
• 下り: 2,086m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:47

9:10 室堂
10:29 10:34 一の越山荘
12:39 13:00 雄山
13:29 13:42 立山
13:47 大汝休憩所
14:01 14:03 富士ノ折立
14:45 14:46 真砂岳
16:57 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 5:04
• 休憩: 3:04
• 合計: 8:08

4:37 剱沢キャンプ場
4:42 4:43 剱澤小屋
5:05 5:13 剣山荘
5:31 5:41 一服剱
6:37 6:41 前剱
6:50 7:01 前劔の門
7:18 7:32 平蔵の頭
7:36 8:03 カニの横バイ
8:10 8:18 カニのハサミ
8:32 9:30 剱岳
9:33 9:39 カニのハサミ
9:47 9:58 カニの横バイ
10:03 10:13 平蔵の頭
10:30 10:34 前劔の門
10:41 前剱
11:18 11:26 一服剱
11:49 11:50 剣山荘
12:32 12:35 剱澤小屋
12:45 剱沢キャンプ場

3日目

• 山行: 3:37
• 休憩: 0:32
• 合計: 4:09

6:17 劔沢キャンプ場
7:29 7:31 剱御前小舎
8:30 8:51 浄土橋
9:18 9:20 雷鳥沢ヒュッテ
9:35 雷鳥荘
10:05 10:09 みくりが池温泉
10:10 10:13 みくりが池
10:26 室堂

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

京都→富山：夜行バス
富山→室堂：夏山直行バス
室堂→富山：夏山直行バス
富山→金沢：高速バス
金沢→小野：JR北陸線・湖西線

コース状況／危険箇所等

剱はもちろん、立山の縦走もつまずき、落石に注意！
大汝山付近で転倒してヘリコプターで運ばれた人がいた。

その他周辺情報

剣沢のテント場は冷たくておいしい水が豊富。ありがたい。
テント1泊1人500円。2泊以上だと1000円だそうです。

写真

7/25 9:04

【7/25】
室堂ターミナルを出発

7/25 9:21

一の越に向かう

7/25 10:11

さっそく雪渓の上を歩く

7/25 10:31

一の越山荘

7/25 11:51

上に見えるのは山小屋じゃなくて雄山神社の社務所だった。

7/25 10:55

一の越を振り返る。
後ろの山は龍王岳。

7/25 12:41

雄山の手前まで登りました。

7/25 12:58

大汝山に向かう

7/25 13:32

黒部湖と針ノ木岳

7/25 13:32

立山の最高峰、大汝山
標高3015m

7/25 13:33

雄山を振り返る

7/25 13:46

大汝休憩所

7/25 14:09

これから歩く真砂岳〜別山。
剱岳もチラっと見える。

7/25 14:32

真砂岳

7/25 15:56

立山を振り返る

7/25 16:41

何とか17時前に剣沢に下りる。テント泊。

7/26 4:41

【7/26】
朝4時20分にテント場を出発

7/26 5:01

剣山荘

7/26 5:31

最初の鎖場

7/26 5:32

No.2のプレート

7/26 5:32

別山〜剣御前の眺めと剣山荘

7/26 5:39

一服剣からの前剱。
ここからがシンドイ。

7/26 5:40

後立山
（五竜・鹿島槍・爺ヶ岳）

7/26 6:41

鎖場の前でちょっと渋滞

7/26 6:43

鎖場

7/26 6:45

4mの鉄のブリッジを渡り鎖場を慎重に通過。

7/26 7:21

No.7のプレート。
平蔵の頭まで鎖をよじ登る。

7/26 7:24

頂上まであとちょっと

7/26 7:37

平蔵谷

7/26 8:18

頂上の祠が見えてきた

7/26 8:20

剣沢のテント場から4時間かかって剱岳頂上に登りました。

7/26 8:21

八ツ峰の景色。
この景色が見たかった！

7/26 8:21

立山と北アルプスの景色

7/26 8:28

針ノ木岳。富士山もうっすら見える。

7/26 8:33

魚眼レンズで撮影

7/26 8:38

魚眼レンズで八ツ峰

7/26 9:00

魚眼レンズで山頂風景

7/26 9:08

三角点

7/26 9:08

キケンの看板

7/26 9:09

毛勝三山

7/26 9:10

早月尾根

7/26 9:13

薬師岳

7/26 9:13

立山

7/26 9:14

後立山（白馬岳〜唐松岳）・八ツ峰

7/26 9:31

山頂で1時間、景色を堪能して下山。

7/26 9:49

こんな所を、よう登ったわ。

7/26 10:42

慎重に下山。写真を撮る余裕もなし。

7/26 11:29

一服剣まで下りたら、ひと安心。前剱を振り返る。

7/26 11:29

剣山荘が見えてきた。

7/26 12:32

剣沢まで下りました。
山頂からテント場まで3時間。

7/26 14:26

テント場でゆっくり休みました。

7/26 16:08

夕方の剣沢キャンプ場

7/27 4:58

【7/27】
朝の剣沢キャンプ場

7/27 5:04

今日も天気が良さそう。

7/27 6:30

剱岳の雄姿

7/27 7:13

別山乗越、剣御前小舎

7/27 7:14

剱岳も見納め。
名残惜しい。

7/27 7:26

剣御前

7/27 7:26

剣御前小舎

7/27 7:30

室堂平と薬師岳

7/27 7:34

大日三山

7/27 8:28

雷鳥沢キャンプ場

7/27 8:52

雷鳥沢の橋を渡る

7/27 8:57

雷鳥沢キャンプ場と立山

7/27 9:05

今、下りてきた雷鳥坂

7/27 9:06

雷鳥沢キャンプ場

7/27 9:25

地獄谷

7/27 9:25

雷鳥沢キャンプ場を振り返る

7/27 9:48

血の池

7/27 9:58

立山

7/27 10:09

みくりが池

7/27 10:21

室堂ターミナルに着きました。

撮影機器：

DMC-GH3 Panasonic

DMC-G7 Panasonic

感想

イチマル

剱岳は私の一番好きな山です。登ってよし、眺めてよし。特に仙人池や池の平からの裏剱の景色は最高です。
私が初めて剱岳に登ったのは、1978年、22歳のときでした。1983年の秋には裏剱の仙人池に行きました。その次は1985年、別山尾根から登って早月尾根を下りました。あれから33年、裏剱には何度か足を運びましたが、剱岳本峰に登る機会がありませんでした。剱岳は関西からは行きやすい山なので、いつでも行けると思っているいちに、気が付けば62歳になり、行けるときに行っておかないと．．．．という年齢にになりました。ヤマレコを見ると、最盛期は鎖場で登山者の渋滞があるようなので、平日を狙って出かけました。

夜行バスを利用して富山で乗り換えて室堂へ。室堂から直接、剣沢に行くのでは、少々時間が余るので、一の越から立山を縦走して剣沢キャンプ場に行くことにしました。しかし、さすがに、もう若くないので、コースタイムの1.5倍くらいかかりました。このペースでは夕方5時までにテント場に着かないかなと心配しましたが、真砂岳と別山の頂上を登らず、巻き道を通ることで何とか夕方5時にはテント場に着きました。晩御飯をゆっくり食べる余裕もなく、さっと食べてすぐに寝てしまいまた。

早く寝たので暗いうちから何度も目が覚め、3時過ぎにラーメンを作って食べ、4時20分にテント場を出発しました。この時間、もう懐中電灯は不要です。
33年前に歩いたときよりは、プレートや鎖場が整備されているような気がしました。
登りは、それほど危険だと思う個所はなかったけれど、前剱の登り、平蔵の頭への登りはシンドかったです。良い天気が続いていたので、天気が持つか心配していましたが、好天の剱岳山頂に立つことができました。
槍ヶ岳の山頂からは槍ヶ岳が見えない（当たり前）けれど、剱岳の山頂からは剱岳が見えます。登った人は分かると思うけど、剱岳の山頂から見えるのは剱岳の八ツ峰です。山頂に登ったら、さっそく八ツ峰の写真を撮りました。33年ぶりの剱岳山頂なので、1時間以上頂上で景色を堪能しました。名残惜しいけど、下山もシンドそうなので、9時半に下山を開始しました。
下山は落石やつまづきに注意して慎重に下りました。ハシゴの下りもあったけど、写真を撮る余裕はありませんでした。鎖場で足場が見つかりにくい個所もありました。
一服剱まで下りたら、ひと安心です。テント場に戻り、剣沢にもう1泊して翌日帰ることにしました。

台風が近づいているという話でしたが、3日目の7/27も良い天気でした。剣沢から雷鳥沢経由で、何度も見慣れた景色ですが、立山、大日三山、地獄谷、みくりが池などの景色を楽しみながら、室堂のバスターミナルに戻りました。