利尻山 9歳長男と(鴛泊コース)
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- GPS
- 08:40
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,862m
コースタイム
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船 飛行機
稚内往復の場合は、羽田空港から稚内空港への直行便が便利。新千歳空港からの乗継便もあるが、プロペラ機で強風の場合は着陸できないこともあるようだ。 島へのフェリーは予約はできないが、十分に乗船できる定員。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤセ尾根等は通常の天候では小学生では問題ない。強風時には注意。 登山ポストは管理棟の外にある。 |
その他周辺情報 | 登山者向けの宿泊施設は多数あり。ただ人気の宿は半年前にはすでに予約でいっぱいになっているところもあるので、計画は早めに。 北麓野営場はスカスカなので、直前でも大丈夫そう。 温泉は宿を使用。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
長男との日本百名山51座目。
日本百名山の中でもアクセスが悪い利尻山。
人生の中でも一回行ったらいい方なのだが、これで2回目の私。
今回は、妻も利尻島、礼文島に行ってみたいというので、毎年の家族旅行として訪問することになった。
飛行機と宿の予約はほぼ半年前くらいに済ませ、あとは天候がよくなることを祈るだけだった。
直前一週間は、天気予報がコロコロ変わり一喜一憂。
しかし、出発当日になると天気予報はいい方に。
羽田空港から稚内空港への直行便を予約したので、車で羽田空港近くのサンパーキングへ。
4人分の荷物と登山道具、大量の荷物ではあったが、スーツケースを押したがる子供二人のおかげで思ったより楽に移動。
羽田空港でお昼ご飯を買い、保安検査所を通過。
搭乗口の前でウキャウキャする子供たちの相手をして、いざ搭乗。
長男は飛行機に慣れてきたようで耳ぬきもばっちり。
娘はシートベルトをしてくれず離陸時はママ抱っこ。
落ち着かないので、アマゾンプライムでダウンロードしたドラえもんの映画を見せると静かに座っていた。
稚内に到着。
個人旅行者用の宗谷岬を観光させてくれるバスツアーへ。
日本最北端の地を家族で踏む。
ゆったりとしたバスツアーを楽しみ、フェリーターミナルに出航の1時間前に到着。
約2時間で利尻島鴛泊港に。
今回3泊宿泊するペンション レラモシリさんのお迎えで宿に移動。
宿に着くなり、子供たちが牛乳を飲みたいと。。。
コンビニまで走らされた私。
夕食は楽しみにしていたうに丼。
なんで北海道のうにはこんなに甘いんだろう。
二日目。
3時半に起床し、4時にペンションを出発。
送迎で北麓登山口に移動。
ここで準備運動と登山届を提出。
天気は曇り。利尻山の上の方はガスがかかっていて眺望は望めそうもない。
それでも天気予報は晴れマークもチラホラあったので期待して入山。
甘露泉水があるので、水はここで入れていく。
お湯以外の水を全てここで背負ったので一気に重くなった。
最初はジリジリと標高を上げていく。
背の高い樹林が日陰を作ってくれて暑すぎずいい環境。
五合目でポン山を眺めながらおにぎりタイム。
いつものママおにぎりとは違って倍以上の大きさもあるおにぎりに長男は四苦八苦。
想定以上の休憩時間をとって体力回復。
ここのちょっと上で雲の中に入って行く。
長官山では一切眺望なく、小休憩をとって通過。
避難小屋で大休憩。
二回目のおにぎりタイム。
小屋の中で靴を脱いでリラックス。
かるいアップダウンをしつつ標高を上げていく。
崩壊しかけている登山道は木段がありその上を通れば問題なし。
ただ、風が強いと危険だと思う。
もろい登山道を崩さないように登って行く。
最後、左に曲がると山頂の祠が見えた。
利尻山登頂。
日本百名山51座目。
これで折り返し1座目。
長い長い50座の始まりだ。
山頂の眺望はないが、雲が流れているのでローソク岩や南峰、雲海が見えたり隠れたり。
写真を撮っていると、突然雲が切れ始めた。
海が見える。
姫沼もしっかり。
急遽、山頂でランチに変更し、しばし景色を堪能。
しかし30分もすると再び雲がかかってきたので、下山することに。
30分間の山の神様からの贈り物だった。
景色のない下山は気合と根性。
ひたすら足を踏み出す。ひたすら。。。
なんとか予定より1時間遅れで下山。
下山途中に妻にビールをキンキンに冷やしておくようにお願いしておいたので、宿に帰るのが楽しみ。
送迎の連絡をして登山口で待つ。
長男がコーラを飲みたいと言ってきたので買ってやったら、美味そうに飲む。
そんなに美味そうに飲んだら飲みたくなるじゃん。
。。。飲んでしまった。
ビールのおいしさ半減の刑。
メンタル弱すぎの私。
送迎車に乗り込み宿に帰還。
島内一周観光を終えていた妻と娘に迎えられた。
部屋に戻って、待ちに待ったビールを一気飲み。
あ〜、うまい。
今日はこれでスイッチOFF。
三日目。
礼文島の観光へ。
レンタカーでスコトン岬へ。
アザラシを探す子供たち。
今日は天気も良く海も凪っていたので期待していたがいなかった。
昆布ソフトを食べて、アザラシを探しに金田ノ岬へ。
ん?岩っぽいけど・・・
あっ、動いた。アザラシだ。
一頭だけだけど自然のアザラシ。
お腹もすいてきたので、ここでランチ。
来た道を戻るのもつまらないので東側の道を使って戻ることに。
そうすると、アザラシが何頭もいるではありませんか。
感動する子供たち。何度も車を止めて観察。
ウニの殻むき体験。
娘は怖いと言ってやらず、長男と私で楽しんだ。
高山植物を見たいという妻の要望で、桃岩展望台へ。
細い道を通って駐車場へ。
高山植物だらけで写真を撮りまくる。
こんなに手軽にみられるのは最高。
利尻山も見れて最高の景色。
でも、今日の登山は暑すぎるだろうな。
夕方の便で利尻島へ戻り、
ゴリラパンチのペシ岬へ。
娘、初めての山っぽい場所へ。
最初は緩い登りだったが、分岐からは岩登り。
なんとか自力で登頂。
日の入までいたかったが、宿の食事時間もあるので下山。
最後はおんぶになってしまったが、娘の力強さを感じることができた。
四日目。
今日は、移動で終わり。
送迎車、フェリー、バス、飛行機、送迎車、自家用車
楽しい旅行と利尻山でした。
3回目はないな、と思いつつも
妻と娘はまだ利尻山登っていない。
次あるかなぁ。
行きたいなぁ。。。
ご家族で楽しそうです。
涼しそうで、っていう理由は年々通用しなくなってきているんですね。
こんにちは。
利尻、礼文の旅行は最高でした。
行くまでは天気予報に一喜一憂でしたけど。
北海道も年々暑くなってきていますね。
ぜひ涼しい時期に登りにいってください!
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