笠ヶ岳(穴毛谷〜クリヤ谷・周回)
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- GPS
- 11:03
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,152m
- 下り
- 2,301m
コースタイム
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 11:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・穴毛谷は四ノ沢出合〜五ノ沢出合にかけて難儀な雪渓が多く残るのでルート取り並びに滑落に注意する。 ・その他、ルートミスにも当然注意が必要。 |
写真
感想
今回で沢登り3回目となるが行先は「穴毛谷〜笠ヶ岳」とのこと。
初めての沢登りもYSHR先生に初心者コースだから・・・と騙されて別山に連れていかれたがまたエスカレートしてないすか?
何が出てきてもいいように、とハーケンも持っていくというので相当ヤバそうな雰囲気だ。
だが、今回は久しぶりに岩名人の大魔人さんも参戦ということなのでヤバかったらロープ垂らしてもらおう(笑)
それに大阪から遥々下道使ってなにわ君もやってくるらしい。
あの火の御子サミッター達と沢登りできるなんて自分は幸せ者です。
夜中1時に4人揃って新穂高をスタート。
実は笠ヶ岳は自身1回しか登ったことがなく、穴毛谷も当然初めての経験となる。
本当なら穴毛谷は沢登り以前にスキーで滑りたいと思っていたがこれも運命ということで受け入れよう。
YSHR先生を先頭に暗闇の中藪漕ぎしながら堰堤をガシガシ超えていく。
なんかこういうのが当たり前になってきたけど、普通の沢登りってこういう感じじゃないのでは?(笑)
途中五ノ沢出合あたりからヤバい雪渓が次々と現れてちょっと難儀することに。
一応お守り代わりにアイゼンを持ってきていたがダブルウィペットだけで何とかクリアした。
さあ見所の大滝に到着。
しかし辺りは真っ暗・・・センセーこのパターン多くないすか。
少し待てば薄明るくなるはずなので時間調整を兼ねて大休止を挟む。
すぐ近くに雪渓もあるので止まっていると寒いくらいだ。
徐々に大滝がそのダイナミックな姿を現す、爆音も相まって迫力満点だ。
日が登ってくれたらきれいな写真が撮れたかもしれないけどまあ良しとしよう。
浮石が不安定なザイテンタールを詰めたら藪漕ぎしながら穴毛本谷に向けてトラバース。
北陸(白山)の沢登りと違って草付きメインではなく樹木や岩といったしっかりした手掛かりや足掛かりがあるので登りやすいと感じられた。
本谷を登って行くと雄大な杓子平の絶景が広がっていた。
杓子平を訪れるのは今回が初めてというわけではないのだが、やはり谷底から眺めた杓子平は夏道から見たそれとは大きく異なりまるでバカでかい円形劇場のようだった。
皆で黒部五郎カールみたいだなぁ〜なんて会話しながら、いや、もっとバカげた話もしながらテンション上げつつ登っていく。
写真も撮りまくり、一眼レフを持ってきてよかった。
すぐに夏道に合流しようと思えばできたのだが勿体ないから・・・と敢えて遠回りする道を選んだ。
稜線が見えるといつものように大魔人さんがロケットスタート。
稜線に登り上げたら下山する登山者がいっぱい・・・夢見心地のプライベート笠ヶ岳は終わってしまったがその後の夏道も風は涼しく不快な思いはしなかった。
テン場に雪渓が残っていたのでヘルメットにタップリ雪を詰めて長い夏道歩きに備えよう。
そして笠ヶ岳の頂上に立った頃には前泊の登山者はほとんど下山後だったらしく貸切状態だった。
山頂で景色を楽しみながら休憩したらクリヤ谷から下山開始。
まあ消化試合なのでサクサクと行きましょう。
ヘルメットの雪が気持ちいい、が、やはり標高が下がるにつれて暑くなってきた。
そこへ水量豊富な沢が登場。当然ドボンするでしょう。
全身浸かって火照った体を一気にクールダウン・・・もう沢やめられません。
最後は木漏れ日の森をのんびり歩いて下山した。
先生、大魔人さん、なにわ君、お付き合いいただきありがとうございました。
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