北岳・間ノ岳・農鳥岳 3,000m峰のゆったり稜線散歩

2018年08月02日(木) ~ 2018年08月04日(土)

• GPS: 52:43
• 距離: 27.5km
• 登り: 2,709m
• 下り: 3,407m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:19

距離 8.0km 登り 1,717m 下り 341m

6:48 広河原インフォメーションセンター
6:57 広河原山荘
7:12 7:13 白根御池分岐
8:43 9:02 白根御池小屋
9:22 9:27 大樺沢二俣
10:47 10:52 草すべり分岐
10:59 11:11 小太郎尾根分岐
11:35 11:46 北岳肩ノ小屋
12:04 両俣分岐
12:27 12:54 北岳
13:26 吊尾根分岐
13:45 トラバースルート分岐
14:07 北岳山荘

2日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 3:33
• 合計: 6:31

距離 5.2km 登り 376m 下り 468m

4:09 宿泊地
4:56 6:14 中白根山
6:59 9:14 間ノ岳
10:40 農鳥小屋

3日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:34

距離 14.3km 登り 607m 下り 2,587m

3:58 宿泊地
4:42 西農鳥岳
5:10 5:56 農鳥岳
6:27 大門沢下降点
8:27 8:50 大門沢小屋
10:31 10:41 森山橋
11:09 奈良田第一発電所
11:23 奈良田駐車場
11:32 奈良田バス停
11:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

前日甲府駅近くのビジネスホテルに宿泊し、朝4時35分の山梨交通間バスで広河原まで。帰りは奈良田バス停より13時30分のバスで広河原に行き、15:00の甲府行きに乗り換え甲府駅まで。

コース状況／危険箇所等

登山途中の危険箇所はありません。
奈良田の発電所手前の河川は工事しています。一つ目のつり橋を渡ると迂回することになります。登山口より奈良田バス停は4kmありますが、コンクリートの道でこの時期暑いです。大門沢小屋で水を多めに確保することお勧めします。また、工事車両もよく通過しますので注意が必要です。

その他周辺情報

奈良田バス停より坂を登ると町営の奈良田温泉　女帝の湯があります。入浴料550円。食事も出来ます。

写真

8/2 4:51

朝4:35　甲府駅発広河原行きのバスに乗ります
この日は平日ですがバスは2台で運行しました

8/2 7:08

6:30 広河原

8/2 7:10

北岳

8/2 8:24

8/2 9:10

白根御池小屋でソフトクリームでクールダウン

8/2 9:23

白根御池より北岳

8/2 9:33

お花が沢山咲いています

8/2 9:34

8/2 9:37

8/2 9:54

お花畑の右俣ルートへ

8/2 9:58

8/2 10:36

なかなか急です

8/2 10:53

8/2 11:37

8/2 11:55

北岳肩の小屋

8/2 12:12

8/2 12:41

北岳の山頂が見えてきた

8/2 12:50

山頂

8/2 12:52

甲斐駒ケ岳

8/2 12:52

仙丈ケ岳

8/2 12:52

鳳凰三山

8/2 11:23

槍

8/2 13:25

大樺沢

8/2 13:45

間ノ岳と北岳山荘

8/2 14:10

8/2 15:45

今夜お世話になる北岳山荘
1人1枚の布団で眠ることが出来ました

8/2 17:22

夕食

8/3 5:05

翌朝　中白根山

8/3 5:07

夜明け前　北岳と甲斐駒ケ岳

8/3 4:54

甲斐駒ケ岳

8/3 5:18

御来光

8/3 5:19

仙丈ケ岳

8/3 5:28

富士山

8/3 5:23

北岳

8/3 5:22

間ノ岳

8/3 6:30

3,000mの気持ちの良い稜線

8/3 8:31

間ノ岳

8/3 9:45

8/3 10:01

間ノ岳の直下に雷鳥さんがいました

8/3 10:12

農鳥小屋が見えてきた
ここから背筋をピシッと伸ばして歩く(農鳥のおやじが双眼鏡で見張ってる)

8/3 10:04

8/3 10:40

あちこちにペンキでマーキング

8/3 14:18

農鳥岳
詳しく言うと西農鳥岳で置くに農鳥岳があります

8/3 10:46

振り返ると間ノ岳
良いロケーションに小屋があります

8/3 10:47

農鳥小屋

8/3 10:47

8/3 10:48

ウケケケ　受付

8/3 11:01

売店

8/3 11:51

今夜の寝床

8/3 11:49

面白いコースタイム表

8/3 11:00

インスタントコーヒーですが無料サービスです
お変わり自由

8/3 13:28

農鳥のおやじさんと
魂が抜かれるからと、カメラのレンズは見ないそうです
中々たのもしい方です

8/3 11:56

水は自分で汲みにいきます
テント場の下往復30分

8/3 11:55

水場へのルートはお花畑です

8/3 11:56

8/3 11:58

8/3 12:02

水場
冷たくて美味しいです
缶の中の水で体を拭いたり出来ます

8/3 12:58

天空のトイレ
最初は戸惑いますが、よくある嫌な臭いはなく綺麗です

8/3 12:59

トイレ

8/3 13:01

小屋の甲斐犬

8/3 13:49

おっしゃるとおりです

8/3 13:59

双眼鏡で監視

8/3 15:30

甲斐犬の稜線散歩

8/3 17:05

5:00 夕食
5人いましたが一つのテーブルで囲みます
ちなみに朝は4:15です
温かいご飯食べて早出できるようにと、うれしい配慮です

8/3 17:07

ご飯と味噌汁とひじきの煮物と漬物
なかなか美味しいです
特に味噌汁は煮干としいたけのだしが効いていて具沢山でうまいです

8/3 18:22

夕方　鳳凰三山が見えました

8/3 18:47

ガスがかかったおかげでブロッケンが起こりました

8/4 4:53

翌朝4:00出発
西農鳥岳と富士山

8/4 4:57

富士山

8/4 4:59

西農鳥岳

8/4 5:09

農鳥岳へは三点支持が必要な場所もあります

8/4 5:18

農鳥岳

8/4 5:32

山頂

8/4 5:41

北岳と間ノ岳

8/4 5:47

ここでもブロッケンが見えました

8/4 6:04

塩見岳

8/4 6:29

農鳥岳から大門沢への道は歩きやすく気持ちの良い僚船散歩が出来ます

8/4 6:21

塩見岳方面

8/4 6:47

大門沢の分岐
50年前の冬に道を見失い、ここの場でビバーグしたが命尽きた方の遭難の鐘です

8/4 6:56

大門沢への下山は急です

8/4 6:57

プチ藪こぎ＆小さい虫が沢山飛んでます

8/4 7:23

浮石＆木の根＆大きい段差の道

8/4 7:58

早川

8/4 8:43

大門沢小屋

8/4 8:56

コーラでクールダウン

8/4 9:22

何度か渡渉します

8/4 10:22

大きな岩通過
あと一時間くらいかな

8/4 10:24

ここから歩きやすくなります

8/4 10:34

揺れるつり橋を渡ると

8/4 10:37

文明の創造物が出現

8/4 10:48

と思ったら現実に一気に戻されました

8/4 11:09

登山口を過ぎたあたりに登山者休憩所があります
奈良田から登る方はここで登山届けを出します

8/4 11:09

奈良田バス停まで4km

8/4 11:15

しかもコンクリの灼熱道路(38℃)
大門沢で汲んだ水が大量に消費されます

8/4 11:53

11:30 奈良田バス停に到着

8/4 11:53

広河原行きのバスは13:30

8/4 12:01

バス停よりちょっと急な坂を登ると温泉があります

8/4 12:02

町営　奈良田温泉　女帝の湯　550円
食事も取れます

8/4 13:02

風呂上りのビールとほうとう

8/4 14:42

広河原から15:00発の甲府行きのバスに乗り換えます

8/4 17:13

16:55 甲府駅に到着
お疲れ様でした

撮影機器：

DMC-TZ40 Panasonic

感想

nakkajii

南アルプス白峰三山　北岳・間ノ岳・農鳥岳を2泊3日で3,000m峰のゆったり稜線散歩をしてまいりました。
【前泊】
仕事終了後特急あずさで甲府駅に移動しビジネスホテルに前泊
【8月2日】
4時35分発　甲府-広河原バスで移動
広河原-白根御池小屋-右俣-肩の小屋-北岳-北岳山荘
【8月3日】
北岳山荘-中白根山-間ノ岳-農鳥小屋
【8月4日】
農鳥小屋-農鳥岳-大門沢小屋-奈良田バス停
奈良田バス停上にある奈良田温泉「女帝の湯」で入浴後、
13時30分発の広河原行きののバスで広河原。
15時発　広河原-甲府駅行きのバスで甲府駅。

3日間とも天気が良く、1日目は北岳からは甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、八ヶ岳、北アルプスまでが綺麗に見えました。

2日目は中白根山から北岳・甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳とともに御来光を眺めました。
時間がたっぷりあったので、中白根山と間ノ岳で2時間以上まったりと時間を過ごし、
今晩泊まる農鳥小屋に向かい出発。
間ノ岳直下で雷鳥さんにも会えました。
農鳥小屋には午前中に着いたので、農鳥のおやじと談笑。この小屋でゆっくり時間を過ごしました。
水場はテント場下(往復30分)にあり、自分で汲んでこなければなりませんが、大変おいしい水です。
「体や足を洗っても良いと」おやじさんが言ったのでお言葉に甘えました。
天空のトイレは最初戸惑いますが、独特の臭いもないので周りの小屋と比べると綺麗です。
食事はご飯と味噌汁とひじきの煮物、漬物ですが、意外とおいしかったです。
特に味噌汁が具沢山で煮干としいたけのだしが利いていて美味しかった。
夕方は泊まりの人とおやじとで外で夕焼け待ち。富士山は見えませんでしたが、ブロッケンを見ることができました。
本来の山小屋とはこういうものなんでしょうね。
しかも間ノ岳と農鳥岳の中間の非常に良いロケーションにあるので、また泊まってみたい山小屋です。

3日目は3時半におやじがランタンに明かりをつけて宿泊客を起こします。
お湯はおやじがポットに準備してくれたのでそれを頂きます。
ちなみに朝食は4時15分に食べられます。
私は4時に出発し、西農鳥岳-農鳥岳で北岳・間ノ岳の景色とともに御来光を眺めました。
農鳥岳から大門沢方面に向かう稜線も平らで、右には塩見岳、左には富士山を見ることができて、とても気持ちが良いです。
大門沢に下山する道は意外と急で、木の根や石が沢山あり、しかも奈良田まで2,200mの激下りなので結構疲れます。
奈良田登山口付近は河川工事があり、その先奈良田バス停まで4km歩きます。
工事のダンプがビュンビュン通り、コンクリの炎天下の道なので大門沢小屋で汲んだ水1.5ℓが一気になくなりました。
奈良田バス停には11時半過ぎに到着。広河原行きのバスが13時30分なので、バス停上の急坂を登り、町営の奈良田温泉「女帝の湯」で入浴＋食事をしました。
充実した3日間の山旅、十分楽しむことが出来ました。

コメント

patokichi

ご無沙汰してます
アメブロの更新が止まられたので心配してました(私も更新してませんが…笑)が、ばりばり山をやられていて安心しました！
私も去年白根三山しましたが、最高の稜線歩きですよね。ウケケケでは残念ながら？親爺さんに会えませんでしたが…笑

nakkajii

Re: ご無沙汰してます
ばときちさん、こちらこそご無沙汰してます。去年の9月に事故を起こしてしまいまして、他色々ありました。やまは前よりは少なくなりましたがぼちぼち登ってます。
アメブロは更新途止まっちゃいましたが、facebookやYAMAPには載せてます。
農鳥のおやじさんはとても優しい方でしたよ。しかしルール守らない方にはしっかり注意してました。でも、その後に「ごめんね、ごちゃごちゃ言って」と付け加えてました。
不思議ですね。北アのような色々整った小屋と違い、必要最低限のものしかないのが逆に良いのか、この小屋落ち着くんですよね。