富士山プリンスルート
- GPS
- 30:20
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 2,504m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:49
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:18
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR身延線 富士宮駅からバスで富士宮五合目へ 復路: 御殿場口新五合目からタクシーで水ヶ塚公園 (バスも出ているが、時間が合わず) 水ヶ塚公園からバスでJR富士宮駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・混雑はなし。剣ヶ峰の写真スポットに5-10分並んだ程度。時間をずらせば快適に登れるということですね。 ・宝永第一火口からの登りはザレ場の急坂で足がとられ、とても歩きにくく疲れます。 ・宝永山〜御殿場ルート登山道合流までは、下山道との交差箇所があるので、間違えないようにする。 ・大砂走りはマスク・ゲイター必須。傾斜が強く、一度走るとなかなか止まれない。スピードを出しすぎると転ぶので要注意。 ・全行程、手をつくような岩場はなし。 ・トイレ箇所: 富士宮口五合目、各山小屋、御殿場口新五合目。使用料100〜300円。 ・夜間登山ではないので、動いている間は暑かったです。頂上付近でさえも。止まるとひんやりするけど。山小屋の朝夕や御来光待ちの間は冷えるので、防寒着は必須。 ・夜間登山でなくてもヘッドライトは必須。夜、山小屋のトイレに行くときなどに使います。 ・割と携帯通じます。場所によって差はあるし、通信会社にもよるだろうけど(私はauです)。たぶんシーズン中だから。 |
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
調理器具
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テント
携帯トイレ
酸素缶
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感想
念願の富士山!登山経験者の友人1人、初心者の友人2人と一緒に。以前書いた日記の通りになりました。
★昨年の日記「富士山に登りたくなった」
https://www.yamareco.com/modules/diary/159253-detail-143180
★今年6月の日記「今年こそ富士山へ!」
https://www.yamareco.com/modules/diary/159253-detail-167198
◆プランニング
前泊 → 【1日目】朝からプリンスルートで登山 → 八合目の山小屋で宿泊 → 【2日目】山小屋から御来光を見る → 登頂 →お鉢巡り → 御殿場ルートで下山
こだわったのは
・初心者でも歩けて、高度順応も考慮したペース
・とことん混雑を避ける計画 (=御来光は山頂からでなくてもいい)
・夜間登山なし (夜は寒いし、景色も楽しめないし…)
◆まずは富士宮で前泊・観光!
静岡県富士山世界遺産センターで富士山について学び(予習?)、富士山本宮浅間大社で安全登山祈願。イオンモールで食料を買い出し、夕食。駅近くのホテルで宿泊して、しっかり睡眠。
◆五合目で高度順応
朝6時半頃の登山バスに乗って、富士宮口五合目へ。すぐ登り始めず、高度順応のため、1時間ほど五合目でゆっくり過ごしました。売店でお土産を見たり、付近の写真を撮ったり、朝食のパンを食べたり。そして、登るメンバーに地図のコピーを配り、作戦会議です。今回のルートを詳しく説明しました。そんなこんなで1時間はあっという間。皆の体調は良く、空気が薄いという実感はまだあまりなかったです。
◆富士宮口五合目から宝永火口を経て…
朝から登る人は少ないのかな?平日だから?そこそこ人気があると思われる富士宮ルートの部分ですら、渋滞はなくスムーズな登り。ありがたかったです。皆のペースをつかむために、始めは特にゆっくりペースを心がけて進みます。宝永第一火口は実際に見ると巨大!特に火口底から馬の背に上がるのにすごく時間がかかって、どんだけ大きいんだこの火口…と思いました。ザレザレの急登が延々と続く。登りでいちばんつらかったのは間違いなくここ!
◆赤岩八合館
赤岩八合館は午後3時頃到着で、ほぼ予定通り。みんな優秀!ストレッチしたり、地図で明日のルートを確認したり、荷物を整理したりしながらゆっくり過ごしました。日没の頃に影富士が見られたらいいなーと思っていたのですが、雲が出てきて周りは全く見えず。その後雷雨になりました。山小屋は9時消灯。次の日に備えて早く寝ます。
赤岩八合館は標高3300m。さすがにここまでくると空気が薄い実感があります。心拍数が上がり、軽い頭痛もあるようなないような。時折酸素缶を使ったり、呼吸法を意識してみたり。夜も深く眠れず途中で何度か目が覚めました。夜中12時頃ふと起きて、トイレに行こうと外に出たら、上はすっきり晴れていて、星空。写真に収めることはできなかったけど、都会では見られない夜空に感動。
◆御来光
山頂ではなく、赤岩八合館から眺めることにした御来光。雲海が染まっていく様子は本当にきれい。自然の神秘のパワーに包まれます。
◆山頂、お鉢巡り
高山病の初期症状っぽいものが出始めていたメンバーもいましたが、全員で無事に登頂!剣ヶ峰、お鉢巡りもできました。みんなで来れたことがとにかく嬉しかった…!
◆下山、大砂走り
下山はさくさく進み、時間的にも体力的にも大丈夫そうだったので、そのまま大砂走りへ突入。どこまでも続く砂の坂。激坂。こんな場所、他にあるでしょうか。スケールが大きすぎて笑えてきます。コツをつかむと確かに楽しく下れて、スピードを上げてザクザク走ってみたり、調子に乗って転んだり。笑 しかし、とにかく長い!終わりがないかと思いました。足がピリピリ〜
長〜い大砂走りを終えて、御殿場口新五合目に到着。本当に長かった!でも大きな事件なく、予定していたこと全てを全員でこなせて、とても嬉しかったです。みんな本当にお疲れ様。
富士山のダイナミックな景色は格別だなあ。できれば、ルートを変えて再訪したいです。楽しかった!!
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