白馬岳(栂池高原→白馬岳→鑓温泉→猿倉)

2018年08月10日(金) ~ 2018年08月13日(月)

• GPS: 17:57
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,963m
• 下り: 2,521m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:15
• 合計: 4:28

距離 4.2km 登り 650m 下り 88m

8:02 栂池パノラマウェイ 自然園駅
8:04 8:08 栂池ヒュッテ
8:09 8:10 栂池山荘
9:43 9:44 天狗原/白馬岳神社
9:52 風吹大池方面分岐
11:21 11:30 乗鞍岳
12:30 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:58

距離 6.2km 登り 676m 下り 330m

7:35 白馬大池山荘
8:33 8:37 船越ノ頭
9:42 小蓮華山
10:54 三国境
11:52 白馬岳
12:19 白馬山荘
12:33 白馬岳頂上宿舎

3日目

• 山行: 5:22
• 休憩: 0:03
• 合計: 5:25

距離 5.9km 登り 497m 下り 1,212m

7:36 白馬岳頂上宿舎
7:43 7:45 丸山
8:56 8:57 杓子岳
10:22 鑓ヶ岳
10:51 鑓温泉分岐
11:34 大出原
13:01 白馬鑓温泉小屋

4日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

距離 6.0km 登り 146m 下り 905m

6:10 白馬鑓温泉小屋
6:27 鑓沢
6:38 崩沢
6:44 杓子沢
7:03 サンジロ(三白平)
7:42 小日向のコル（1824m）
8:35 中山沢
8:47 猿倉台地（1502m）
8:55 水芭蕉平
9:20 猿倉荘

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

8/9 10:33

松本からリゾートびゅうふるさと号という臨時快速電車を利用(普通車指定席なので18きっぷ利用可)。

8/9 10:34

座席は広く、車窓の眺めも良い。
ガイドさんの解説もありゆったり。午前中だが思わずビールを注文。これはいい。

8/9 18:17

前泊は栂池高原ホテル。直前予約で安く済み、白馬駅から送迎もあり助かった。

8/9 18:38

夕食もありがたくいただく。

8/10 6:58

朝食を済ませ、始発のロープウェイ(7:00)で栂池自然園まで登り登山開始。

8/10 7:00

息子は自分が普段使っているカリマーの30l。背面がやや子供には大きいが、まあ背負えるレベル。息子も大きくなったなー。

8/10 7:34

三脚があったので記念撮影。

8/10 9:38

チングルマ。

8/10 9:44

天狗原にて。

8/10 10:48

乗鞍岳手前。この辺りは岩稜帯。

8/10 11:10

イワギキョウ。

8/10 11:18

乗鞍岳にてガスガス。

8/10 11:47

大池と向かう。晴れていれば左に池が見えるはず。

8/10 11:49

ようやく池が見える。

8/10 12:01

大池山荘に到着。
この日はガスが多いと小屋の従業員も行っていた。
今日はここまでにしよう。

8/10 14:06

大池。水が透明で綺麗。風呂に入れないのでタオルを濡らし体を拭く。つめてーだー！でも気持ち良い。

8/10 14:15

大山荘にて、アキノキリンソウか。

8/10 14:34

山荘で例によって宿題。
そしてニンテンドースイッチもしっかりやる。

8/10 15:10

天候はよろしく無い。
それにしても自分含めステラリッジ多し。
もうちょっと個性なテント欲しいなーと思うが、シンプルで頑丈なんだよね。多少風吹いても全然平気だし。今回の山行で実感。

8/10 17:19

初日なんでちょっと贅沢にレトルトのスープ。

8/10 17:46

こちらも贅沢に生肉の麹漬けに野菜を入れる。

8/11 7:39

2日目は雨の中テント撤収＆スタート。
雨風があるので寒く、雨具の下にはフリースを着て行動。

8/11 8:21

トウヤクリンドウ。今回のコースではよく見た。

8/11 8:32

船越の頭。名前からして晴れていれば日本海が見えるのかもしれない。

8/11 8:51

結構切り立っている稜線。

8/11 9:40

イワギキョウ。

8/11 9:55

小蓮華山(これんげさん)へ到着。ここで一休み。
ガスが晴れてきた。

8/11 9:59

山ガール風に決めた。
朝から雨で朝食も面倒ではしょったのもあり、半ば自棄になっている。

8/11 9:59

8/11 10:10

稜線が綺麗だねー。

8/11 10:34

この辺りが今回一番天気良く、歩いて気持ちよかったかな。
北アルプス感があった。

8/11 10:37

ドラゴンアイ？

8/11 10:57

白馬岳まであと少し。

8/11 11:05

タンポポ系のやつ。

8/11 11:05

またまたイワギキョウ。

8/11 12:00

白馬岳到着！
最近撤退続きだったがようやく百名山に登った。

8/11 12:03

うーん。晴れていれば360℃の絶景なのね。

8/11 12:07

雲があり眺望はちょっと惜しい。

8/11 12:10

テント場へ向かう。白馬山荘が見える。

8/11 12:19

これがあの有名な白馬山荘か。
大池山荘で聞いた話だと、今日の予約は100人オーバーだとか。
そうか。今日は山の日だった。

8/11 12:29

マルバダケブキ。ダメだ。名前が覚えられん。

8/11 12:34

テント場の白馬頂上宿舎。かろうじてdocomoの電波が入る。
多分自分の楽天モバイルの端末は3G拾わないらしい。
3G拾えばもうちょっと繋がるかと思う。

8/11 13:30

腹ペコだ。飯だ。そしてビール。

8/11 14:10

中々景色が良い小屋。しばらく小屋でのんびりしていた。

8/11 17:26

ポストがあったので仙台と飯能のじじばばに手紙を書く。
きっと喜ぶことだろう。

8/11 17:45

テント場も結構な混雑。

8/12 7:28

3日目。登山道情報。

8/12 7:32

チングルマの種。露が光り綺麗。

8/12 7:46

早く温泉に行きたい。

8/12 7:57

ミヤマトウキ。

8/12 7:58

トリカブト系。

8/12 9:08

ガスガスなんで巻いても良かったけど、白馬三山ということで杓子岳へ登る。

8/12 9:46

一休み。
息子の背中に「失敗」の文字が透けているのが縁起悪くて仕方ない。

8/12 10:01

鑓ヶ岳への稜線。結構細いっす。

8/12 10:17

不帰嶮(かえらずのけん)への分岐。こっちへ間違っていくとジ・エンドだわ。いや、まじで。

8/12 10:21

鑓ヶ岳。白馬三山コンプリート。

8/12 10:51

さて、あとは温泉へ下るのみ。

8/12 10:58

この斜面はお花畑が綺麗。

8/12 11:03

この斜面はお花畑が綺麗。

8/12 11:03

この斜面はお花畑が綺麗。

8/12 11:26

あ、サルだ。この後も沢山いた。

8/12 11:31

♨〜♨〜♨
硫黄の匂いもする。探せばどこか沸いているのかもしれない。

8/12 11:32

サル親子とお花畑。
向こうから見たら、我々も同じように見えるのかもな。

8/12 11:38

人間の子供だ。

8/12 12:11

鑓温泉への最後の下り。ここからはストックはしまいましょう。

8/12 12:11

この辺りからユリが。クルマユリというらしい。
一般的なユリより花が小さめ。

8/12 12:25

かなりしつこく注意喚起。
まあ、事故があったってことだ。

8/12 12:27

鎖の面。3点支持で降りましょう。
荷物多いと体も持ってかれるし。

8/12 12:51

ひたすら注意喚起。たしかに足場はよろしく無い。

8/12 12:53

ようやく鑓温泉が見えてきた。

8/12 12:59

おおー、雪渓に雪解け水もダイナミック。

8/12 16:24

鑓温泉到着。霧も晴れだした。
テント場は広くはないが、まずまずの場所が取れたのが良かった。
温泉は単純硫黄泉と見た。当然源泉掛け流しのため熱めだが、
とにかく何も遮るものが無く、でーんと山並みが望める絶景もあり、のんびりと過ごす。
二日ぶりの風呂に絶景。最高だった。

8/12 16:24

外のトイレも綺麗だし、開放的な小屋なのもあり、居心地が良い小屋＆テント場だった。

8/12 18:18

夕食は頑張って運んだ無印のスープカレー(入れ物は使い古しのカップ麺の入れ物だが)。
ああ、これは結構イケる。旨いわ。

8/13 6:12

4日目。この日は4時過ぎに起き撤収&下山。

8/13 6:20

クルマユリ。

8/13 6:21

ミヤマなんとか系のお花畑。

8/13 7:28

シモツケソウ。ピンクで目立つ。

8/13 9:10

息子のペースが下りだと調子よく、コースタイム4時間の所、3時間ちょっとで下山。

8/13 9:22

猿倉到着！

8/13 11:57

下山後はみみずくの湯で汗を流し、駅前の絵夢(エム)でランチ。
ボリューム満点で人気のお店。

8/13 12:03

定食の再度にミニラーメンが着く。ガッツリだ。帰ろう。

撮影機器：

HDR-AS30V SONY

ILCE-5000 SONY

SOV31 Sony

iPad mini 4 Apple

感想

countryhell

夏休みを利用して息子と二人で白馬岳をテント担いで縦走し、
標高2100mにある白馬鑓温泉へ行ってきた(かみさんは色々あってお留守番)。
前泊含め4泊5日。これだけガッツリ山に入るのは初だったけれど、何とかなるものだ。
稜線からの眺めや花も良かったけれど、やはり今回の一番は鑓温泉か。
北アルプスの広さを肌で感じた山旅だった。息子もいい経験になったと思う。

0日目(前泊)(8/9)
今回はテント泊で白馬岳と鑓温泉(やりおんせん)を巡る計画。
台風13号が過ぎるタイミングを狙い、8/9に東京から白馬へ移動。
18きっぷを使い、松本でリゾートびゅうふるさと号という臨時快速電車を利用(普通車指定席なので18きっぷ利用可)。
6時位に自宅は小金井を出発し、12時半位には白馬へ到着。たまたま発見したが、この組み合わせは中々良い。
前泊は栂池高原ホテル。直前予約で安く済み、白馬駅から送迎もあり助かった。

1日目(8/10)
朝食を済ませ、始発のロープウェイ(7:00)で栂池自然園まで登り登山開始。ガスがかかっており、あまり天気は良くない。
当初、今日の内に白馬岳まで行ってしまおうと考えていたが、荷物が多く、空気も結構薄いので無理はせず大池山荘で1泊とした。
大池のテント場はフラットでお花畑やカールに大池があり中々雰囲気が良い。

2日目(8/11)
起きると雨。先は長く滅入るが黙々とテント内で荷物を片付け雨具を着て撤収。
雨風があるので寒く、雨具の下にはフリースを着て行動。最初は雨とガスであったけれど、
稜線に出ると次第に晴れだす。稜線からは山並みに加え日本海も見え中々の絶景。
これぞ北アルプスといった景色が楽しめた。白馬岳の山頂から下は雲海で眺望はあまり無なし。
とはいえ、白馬岳付近は高山植物が豊富で、天気悪くても花を楽しめた。

3日目(8/12)
霧の中撤収。この日の山行は終日霧だった。ようやくお目当ての鑓温泉へと向かう。
白馬三山の杓子岳と鑓ヶ岳の稜線からは何も見えなかったが、晴れれば絶景だった事だろう…。
まあ、雨降らなかっただけでも良いか。鑓ヶ岳から鑓温泉への下りの途中、サルの群れがいて可愛かった。
鑓温泉小屋へは昼過ぎに到着。霧も晴れだした。
テント場は広くはないが、まずまずの場所が取れたのが良かった。
温泉は単純硫黄泉と見た。当然源泉掛け流しのため熱めだが、
とにかく何も遮るものが無く、でーんと山並みが望める絶景もあり、のんびりと過ごす。
二日ぶりの風呂に絶景。最高だった。
外のトイレも綺麗だし、開放的な小屋なのもあり、居心地が良い小屋＆テント場だった。

4日目(8/13)
この日は4時過ぎに起き撤収&下山。
途中、下山だが小日向のコルへの登り返しがあり参る。コルを超すとあとは単調な下りが続く。
息子のペースが下りだと調子よく、コースタイム4時間の所、3時間ちょっとで下山した。
下山後に雨が降り出したので間一髪といった所か。
下山地点の猿倉からはタクシー乗り合いで八方まで降り、白馬駅近くのみみずくの湯で汗を流し帰宅。
山梨＆東京が豪雨のため、JR遅延により乗り換えが上手くいかず、12時半位に白馬を出たが、帰宅は21時ころとなった。