ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1556441
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【船窪小屋(富山・2450m)】ヤマレコをはじめたきっかけにもなった、7年前のルートをもう一度〜たくさんの出会い・再会に恵まれて〜

2018年08月12日(日) ~ 2018年08月15日(水)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
27:17
距離
46.4km
登り
4,293m
下り
4,424m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:25
休憩
0:56
合計
8:21
距離 15.5km 登り 1,720m 下り 527m
7:37
5
8:59
9:00
11
9:11
9:12
53
10:05
10:10
18
10:28
22
10:50
11:07
32
11:39
11:40
5
11:45
11:46
18
12:04
36
12:40
7
12:47
13:17
119
15:16
25
15:41
15
2日目
山行
7:01
休憩
0:37
合計
7:38
距離 9.7km 登り 542m 下り 723m
6:50
61
宿泊地
7:51
7:52
34
8:26
10
8:36
8:47
174
11:41
11
11:52
12:13
121
14:23
14:27
1
14:28
宿泊地
3日目
山行
6:08
休憩
1:29
合計
7:37
距離 10.0km 登り 1,191m 下り 1,278m
6:04
8
6:12
6:13
13
6:26
6:42
8
7:09
7:10
26
7:36
67
8:43
8:51
105
10:36
10:49
56
11:45
11:56
9
12:05
12:11
33
12:44
12:50
5
12:55
13:14
3
13:17
13:25
7
13:32
9
13:41
4日目
山行
6:03
休憩
0:29
合計
6:32
距離 11.2km 登り 864m 下り 1,920m
6:22
76
7:38
7:45
112
9:37
9:47
39
10:26
98
12:04
12:16
38
12:54
天候 12日(日)曇り時々雨
13日(月)雨時々曇り
14日(火)晴れ時々曇り
15日(水)晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●折立登山口
駐車台数:約100台 登山ポストなし(太郎平小屋にある登山相談所で提出)
トイレ、自販機あり
公共交通のアクセス:
・富山地方鉄道が期間限定(7月中旬〜9月中旬)で直通バス(富山駅前〜)、路線バス(有峰口駅〜)を運行している
・富山〜折立間 運賃3,500円
・予約は、発車オーライネットで受け付け、コンビニ等で支払いまたは電話予約
https://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741

●扇沢駅
駐車台数:常時600台(無料・有料あわせて)、混雑時には臨時駐車場を設置
トイレ、自販機、売店、レストラン、登山ポストあり
公共交通のアクセス:
・期間限定(4月中旬〜10月中旬)で長野駅直通特急バスを運行している
・扇沢駅〜長野駅東口 運賃2,600円

・扇沢駅〜信濃大町駅間で路線バスを運行している
・扇沢駅〜信濃大町駅 運賃1,360円
・いずれも自由席制
http://www.alpico.co.jp/access/hakuba/
コース状況/
危険箇所等
●折立登山口〜太郎平小屋
最初は針葉樹の森の中の土道(雨天時は滑りやすい)、やがて石畳の整備された道となる
●太郎平小屋〜薬師沢小屋
階段上の急な下り(滑りやすい)、2か所鉄橋を渡りながら木の根が多い小さなアップダウンがある

●薬師沢小屋〜雲ノ平山荘
小屋の目と鼻の先にあるつり橋を渡り、ハシゴで一旦川原に下りてから樹林帯の急登、岩や木の根が多く滑りやすいので持久戦といったところ。平たんになっても木の根や岩の道でしばらく辛抱、やがて木道に出るが、ところどころ損傷しているので転倒注意

●雲ノ平山荘〜ワリモ岳北分岐〜水晶小屋
木道とハイマツのなだらかな道、ワリモ岳北分岐からは一部岩稜の道、やがて砂礫の道となる

●水晶小屋〜烏帽子小屋
岩稜と砂礫の道、アップダウンの繰り返し。野口五郎岳手前で緩やかなとなる。三ツ岳からは下り、岩稜の道も交じって歩きにくい。
視界不良でお花畑コースと稜線コースの分岐が分かりづらかった

●烏帽子小屋〜烏帽子岳〜船窪小屋
烏帽子分岐からは距離にして480m、山頂直下は鎖場となる
南沢岳までは稜線散歩だが、一気に砂礫の下りから不動岳にかけて登り返す。不動岳からは樹林帯と崩落地の際との交互の歩き、激しいアップダウンの連続。
蟻の戸渡りは7月中旬に整備されアルミ製の手すりが設置された
船窪乗越からはアップダウンを繰り返しながらのぼっていく
※テント場の水場は、崩落して毎年形体が変わる。去年、今年とハシゴが設置されたが、冬季(10月中旬〜6月中旬)は外されることがあるので注意

●船窪小屋〜蓮華岳〜針ノ木小屋
七倉岳から七倉乗越にかけて一部ロープ、鎖場がある。ないところでも砂礫の傾斜が足を取られやすい。
七倉乗越から北葛岳にかけては大きく2回登る、北葛岳からはアップダウンを繰り返しながら一気に下って北葛乗越にいたる。
北葛乗越からは「蓮華の大下り」の登り、最初鎖のある岩場でガレ場となり、やがて岩稜の敷き詰められたような緩やかな傾斜が蓮華岳まで続く
蓮華岳からは稜線散歩、針ノ木小屋手前から一気に下る

●針ノ木小屋〜扇沢
雪渓は10数メートルほどでアイゼンは不要。のどは雪渓が危険なため夏道に切り替わった模様。大沢小屋まで高巻きを繰り返す。大沢小屋からは「大沢作業道」を利用
<1日目>富山駅
折立直通バスはここから出発する。首都圏からの夜行バスを乗り継いで利用する人は多かった気がする
1
<1日目>富山駅
折立直通バスはここから出発する。首都圏からの夜行バスを乗り継いで利用する人は多かった気がする
<1日目>折立登山口
「7年前のルートをもう一度」スタート。このときは天気もルートも至極楽天的に考えていた
3
<1日目>折立登山口
「7年前のルートをもう一度」スタート。このときは天気もルートも至極楽天的に考えていた
<1日目>十三重之塔
折立登山口のほど近くにある。「三八豪雪」の厳冬期の薬師岳で愛知大学登山部13人が遭難死したのをきっかけに、再発防止の思いを込めて建立された
1
<1日目>十三重之塔
折立登山口のほど近くにある。「三八豪雪」の厳冬期の薬師岳で愛知大学登山部13人が遭難死したのをきっかけに、再発防止の思いを込めて建立された
<1日目>五光岩ベンチ
真正面にある大きな岩。薬師岳は日たびに色が五色に変わることからその名がついた
1
<1日目>五光岩ベンチ
真正面にある大きな岩。薬師岳は日たびに色が五色に変わることからその名がついた
<1日目>五光岩ベンチ付近
7年前の記憶ほどあてにならないものはない。太郎平小屋までまだ2kmもある
2
<1日目>五光岩ベンチ付近
7年前の記憶ほどあてにならないものはない。太郎平小屋までまだ2kmもある
<1日目>太郎平小屋
小屋の売店の隣にある登山相談所で登山届を提出。「今から雲ノ平まで行くの?ここまで何時間かかった?」と訊かれる。
心の中では「折立〜雲ノ平山荘は今まで2度一日で歩いているから大丈夫」とタカをくくっていたのだが…
何はともあれ英気を養うためコーラを購入
3
<1日目>太郎平小屋
小屋の売店の隣にある登山相談所で登山届を提出。「今から雲ノ平まで行くの?ここまで何時間かかった?」と訊かれる。
心の中では「折立〜雲ノ平山荘は今まで2度一日で歩いているから大丈夫」とタカをくくっていたのだが…
何はともあれ英気を養うためコーラを購入
<1日目>太郎平小屋
薬師沢小屋まで4.7km。記憶の中では2kmくらいだと思っていた。地図を見たら確かに2kmじゃなさそうだ。
この直前、偶然にも元同僚Dにバッタリ会う。テント装備で雲ノ平、三俣あたりを周回するらしい。今日の目的地が同じと知って一緒に歩くことに!心強い!
1
<1日目>太郎平小屋
薬師沢小屋まで4.7km。記憶の中では2kmくらいだと思っていた。地図を見たら確かに2kmじゃなさそうだ。
この直前、偶然にも元同僚Dにバッタリ会う。テント装備で雲ノ平、三俣あたりを周回するらしい。今日の目的地が同じと知って一緒に歩くことに!心強い!
<1日目>薬師沢小屋
13時までに着けば雲ノ平へ行くことにしたら、ほぼほぼ時間通りに着いた。でも、あんな道歩いたっけ、つくづく記憶はあてにならないと痛感する
3
<1日目>薬師沢小屋
13時までに着けば雲ノ平へ行くことにしたら、ほぼほぼ時間通りに着いた。でも、あんな道歩いたっけ、つくづく記憶はあてにならないと痛感する
<1日目>薬師沢小屋
お互いの近況報告で盛り上がりつつ昼を軽く済ませていざ雲ノ平へ!
2
<1日目>薬師沢小屋
お互いの近況報告で盛り上がりつつ昼を軽く済ませていざ雲ノ平へ!
<1日目>薬師沢小屋付近
吊り橋を渡ると川原に下りて、水の中を撮影。この透明度、冷たくて気持ちいい!
3
<1日目>薬師沢小屋付近
吊り橋を渡ると川原に下りて、水の中を撮影。この透明度、冷たくて気持ちいい!
<1日目>薬師沢小屋付近
「ここに泊まろうか」と後ろ髪をひかれつつ(髪の毛ないw)あとにする
2
<1日目>薬師沢小屋付近
「ここに泊まろうか」と後ろ髪をひかれつつ(髪の毛ないw)あとにする
<1日目>薬師沢小屋〜アラスカ庭園
岩と木の根の急登を歩く。テント装備を担ぎながらついてくるD。しかし表情は…
1
<1日目>薬師沢小屋〜アラスカ庭園
岩と木の根の急登を歩く。テント装備を担ぎながらついてくるD。しかし表情は…
<1日目>アラスカ庭園
「なぜアラスカなんだろう?」であれこれ言いながらひた歩く
2
<1日目>アラスカ庭園
「なぜアラスカなんだろう?」であれこれ言いながらひた歩く
<1日目>アラスカ庭園
振り返ると黒部五郎岳、何だか雲行きが怪しいゾ
2
<1日目>アラスカ庭園
振り返ると黒部五郎岳、何だか雲行きが怪しいゾ
<1日目>アルプス庭園付近
なんだか「雲ノ平にきた〜!」と実感した景色
3
<1日目>アルプス庭園付近
なんだか「雲ノ平にきた〜!」と実感した景色
<1日目>雲ノ平山荘
着いたどー!
雨まじりの天気となり、テント場までまだ歩くことを知ったDは小屋泊に切り替え
2
<1日目>雲ノ平山荘
着いたどー!
雨まじりの天気となり、テント場までまだ歩くことを知ったDは小屋泊に切り替え
<1日目>雲ノ平山荘
歩きぬいたご褒美と再会にカンパ〜イ!
天気はどうでも良いとして(良くないが)、ビールは冷えていて欲しかった!
2
<1日目>雲ノ平山荘
歩きぬいたご褒美と再会にカンパ〜イ!
天気はどうでも良いとして(良くないが)、ビールは冷えていて欲しかった!
<1日目>雲ノ平山荘
水晶岳(黒岳)が雲から少しだけのぞかせた
2
<1日目>雲ノ平山荘
水晶岳(黒岳)が雲から少しだけのぞかせた
<1日目>雲ノ平山荘
夕食は石狩鍋。じゃがいもがホクホクして美味い!
しょうがの漬け物が良かった。行動食にしたいくらい!
2
<1日目>雲ノ平山荘
夕食は石狩鍋。じゃがいもがホクホクして美味い!
しょうがの漬け物が良かった。行動食にしたいくらい!
<2日目>雲ノ平山荘
朝ごはん。今日も長丁場、水分、塩分をしっかり摂るために味噌汁は目いっぱい飲んでおこう!
2
<2日目>雲ノ平山荘
朝ごはん。今日も長丁場、水分、塩分をしっかり摂るために味噌汁は目いっぱい飲んでおこう!
<2日目>雲ノ平山荘
他の登山者は早々に出発。自分らだけのんびりしとる?
2
<2日目>雲ノ平山荘
他の登山者は早々に出発。自分らだけのんびりしとる?
<2日目>雲ノ平山荘
出発前の食堂。
こうしてみると雰囲気は悪くないね
2
<2日目>雲ノ平山荘
出発前の食堂。
こうしてみると雰囲気は悪くないね
<2日目>テント場分岐
レインウエアを着ての歩き。
当然テンションはだだ下がり水場あるけどパス!
1
<2日目>テント場分岐
レインウエアを着ての歩き。
当然テンションはだだ下がり水場あるけどパス!
<2日目>祖父岳山頂
景色なし、雨ザアザア。
晴れていれば目の前に水晶岳がドーンだったのに
2
<2日目>祖父岳山頂
景色なし、雨ザアザア。
晴れていれば目の前に水晶岳がドーンだったのに
<2日目>ワリモ北分岐
三俣か黒部五郎へ行くDはここでザックをデポして空身となる
他にもたくさんの人がここでデポしていった
1
<2日目>ワリモ北分岐
三俣か黒部五郎へ行くDはここでザックをデポして空身となる
他にもたくさんの人がここでデポしていった
<2日目>ワリモ北分岐
ライチョウに出会った!
これは良い予感、じゃなくてカミナリ来るかね(;'∀')
良いよ、カワイイから許すよw
1
<2日目>ワリモ北分岐
ライチョウに出会った!
これは良い予感、じゃなくてカミナリ来るかね(;'∀')
良いよ、カワイイから許すよw
<2日目>水晶小屋
雨の中水晶小屋へ。
小ぢんまりとしているからかあったか〜い雰囲気の小屋。
それでいて何もかもキレイだし。
今まで2回泊まったけど、また泊まってみたいと思える小屋!
2
<2日目>水晶小屋
雨の中水晶小屋へ。
小ぢんまりとしているからかあったか〜い雰囲気の小屋。
それでいて何もかもキレイだし。
今まで2回泊まったけど、また泊まってみたいと思える小屋!
<2日目>水晶小屋
力汁。味噌仕立ての雑煮。冷えた、疲れた身体に効く!
これは絶対におススメ!
※食べている光景は別の場所に
2
<2日目>水晶小屋
力汁。味噌仕立ての雑煮。冷えた、疲れた身体に効く!
これは絶対におススメ!
※食べている光景は別の場所に
<2日目>水晶小屋
ここでDとお別れ。水晶岳に向かって颯爽と歩いていった。
さて、緑色をまとったガチャピンは烏帽子へ向かうかのう
1
<2日目>水晶小屋
ここでDとお別れ。水晶岳に向かって颯爽と歩いていった。
さて、緑色をまとったガチャピンは烏帽子へ向かうかのう
<2日目>水晶小屋付近
こんな感じで先が見えない。いや、見ない方が良かった?
2
<2日目>水晶小屋付近
こんな感じで先が見えない。いや、見ない方が良かった?
<2日目>真砂岳〜野口五郎岳
五郎の手前になって、遠くで空がゴロゴロ言い出した
1
<2日目>真砂岳〜野口五郎岳
五郎の手前になって、遠くで空がゴロゴロ言い出した
<2日目>野口五郎岳
なーんにも見えない山頂、歓迎の雨がザアザアと
言葉も出ないよ
3
<2日目>野口五郎岳
なーんにも見えない山頂、歓迎の雨がザアザアと
言葉も出ないよ
<2日目>野口五郎小屋
野口五郎小屋で休憩しよう!
2
<2日目>野口五郎小屋
野口五郎小屋で休憩しよう!
<2日目>野口五郎小屋
カップヌードルとホットミルクで充電
小屋の人も良い感じ
2
<2日目>野口五郎小屋
カップヌードルとホットミルクで充電
小屋の人も良い感じ
<2日目>烏帽子小屋
雨も小康状態となって小屋へ
2
<2日目>烏帽子小屋
雨も小康状態となって小屋へ
<2日目>烏帽子小屋
乾燥室では強力ヒーター2台をフル稼働させてくれて、一気に乾いた。
ハンガー使ってできるだけ多くの人が利用できるようにとのこと。
ヒーターも心遣いもあったかい、1日目と大違い(苦笑)
2
<2日目>烏帽子小屋
乾燥室では強力ヒーター2台をフル稼働させてくれて、一気に乾いた。
ハンガー使ってできるだけ多くの人が利用できるようにとのこと。
ヒーターも心遣いもあったかい、1日目と大違い(苦笑)
<2日目>烏帽子小屋
ボルシチメインに、久々の生野菜、ごはん、味噌汁おかわり自由。
居合わせた他の登山者との話も弾んで楽しくホッコリできたひととき
2
<2日目>烏帽子小屋
ボルシチメインに、久々の生野菜、ごはん、味噌汁おかわり自由。
居合わせた他の登山者との話も弾んで楽しくホッコリできたひととき
<3日目>烏帽子小屋
昨日とは打って変わり、半分じゃなくて全部、青い!
目の前に見えるのは薬師岳かな?
1
<3日目>烏帽子小屋
昨日とは打って変わり、半分じゃなくて全部、青い!
目の前に見えるのは薬師岳かな?
<3日目>烏帽子小屋
朝ごはんもしっかりと食べて、今日はいよいよ本番!
隣だったNさんとご一緒することに!
2
<3日目>烏帽子小屋
朝ごはんもしっかりと食べて、今日はいよいよ本番!
隣だったNさんとご一緒することに!
<3日目>ニセ烏帽子岳付近
カンカン照りだとキツイなと思いつつNさんと歩く
1
<3日目>ニセ烏帽子岳付近
カンカン照りだとキツイなと思いつつNさんと歩く
<3日目>ニセ烏帽子岳付近
雲海に浮かぶ山もいいね
1
<3日目>ニセ烏帽子岳付近
雲海に浮かぶ山もいいね
<3日目>ニセ烏帽子岳付近
今日の目的地、船窪小屋が正面にみえた
いやはや遠いな(;'∀')
2
<3日目>ニセ烏帽子岳付近
今日の目的地、船窪小屋が正面にみえた
いやはや遠いな(;'∀')
<3日目>烏帽子岳分岐付近
烏帽子岳が目の前に、特徴的なのですぐわかる
何人か登っている人が見える
前回7年前はパスしたので今回は外したくない
5
<3日目>烏帽子岳分岐付近
烏帽子岳が目の前に、特徴的なのですぐわかる
何人か登っている人が見える
前回7年前はパスしたので今回は外したくない
<3日目>烏帽子岳分岐付近
白いコマクサかな?
3
<3日目>烏帽子岳分岐付近
白いコマクサかな?
<3日目>烏帽子岳分岐
Nさんは今回はパスするということで一旦お別れすることに
ひとり烏帽子岳へ向かう
1
<3日目>烏帽子岳分岐
Nさんは今回はパスするということで一旦お別れすることに
ひとり烏帽子岳へ向かう
<3日目>烏帽子岳分岐付近
クロマメの木の実をほおばりながらw
1
<3日目>烏帽子岳分岐付近
クロマメの木の実をほおばりながらw
<3日目>烏帽子岳山頂
山頂手前でガスってきたけど、これはこれで幻想的
1
<3日目>烏帽子岳山頂
山頂手前でガスってきたけど、これはこれで幻想的
<3日目>烏帽子岳山頂
撮ってもらいました
3
<3日目>烏帽子岳山頂
撮ってもらいました
<3日目>烏帽子岳〜南沢岳
南沢岳まではこんな散歩道。
これがずっと続けば良いのに
2
<3日目>烏帽子岳〜南沢岳
南沢岳まではこんな散歩道。
これがずっと続けば良いのに
<3日目>四十八池
ガスっていて幻想的な風景
この先の試練をしばし忘れる
3
<3日目>四十八池
ガスっていて幻想的な風景
この先の試練をしばし忘れる
<3日目>四十八池
チングルマの実がたくさんなっていました
3
<3日目>四十八池
チングルマの実がたくさんなっていました
<3日目>四十八池~南沢岳
ガスの向こうから険しそうな山が見たくなかったけど見えてきた
3
<3日目>四十八池~南沢岳
ガスの向こうから険しそうな山が見たくなかったけど見えてきた
<3日目>四十八池~南沢岳
ブロッケン現象、自分から凄いオーラが出ているよう
3
<3日目>四十八池~南沢岳
ブロッケン現象、自分から凄いオーラが出ているよう
<3日目>四十八池~南沢岳
ガスの向こうは南沢岳、そして突き抜けるような青空
1
<3日目>四十八池~南沢岳
ガスの向こうは南沢岳、そして突き抜けるような青空
<3日目>南沢岳付近
2度目のブロッケン、この山行で何かを得た?(んなワケあるか)
3
<3日目>南沢岳付近
2度目のブロッケン、この山行で何かを得た?(んなワケあるか)
<3日目>南沢岳
まっ平らな山頂。
この先の険しい道に少し分けて欲しい
1
<3日目>南沢岳
まっ平らな山頂。
この先の険しい道に少し分けて欲しい
<3日目>南沢岳
大きく切れ込むように下って再び登るのか
1
<3日目>南沢岳
大きく切れ込むように下って再び登るのか
<3日目>南沢岳~不動岳
正面に高瀬ダムが見えてきた
1
<3日目>南沢岳~不動岳
正面に高瀬ダムが見えてきた
<3日目>南沢岳〜不動岳
登ったと思ったらまだあるんかい
この付近でFさんと行き会う
1
<3日目>南沢岳〜不動岳
登ったと思ったらまだあるんかい
この付近でFさんと行き会う
<3日目>不動岳山頂
船窪小屋まで5時間
ちなみに七倉尾根は6時間、ちょっと違う気がするw
3
<3日目>不動岳山頂
船窪小屋まで5時間
ちなみに七倉尾根は6時間、ちょっと違う気がするw
<3日目>不動岳山頂
船窪小屋はすぐそこだけど、ギザギザの尾根を大回りする
1
<3日目>不動岳山頂
船窪小屋はすぐそこだけど、ギザギザの尾根を大回りする
<3日目>不動岳山頂
黒部湖が見下ろせた
2
<3日目>不動岳山頂
黒部湖が見下ろせた
<3日目>不動岳〜船窪第2ピーク
2016年7月に付けたハシゴまだ健在!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-919619.html
これを見て「戻って来た」と感じた
1
<3日目>不動岳〜船窪第2ピーク
2016年7月に付けたハシゴまだ健在!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-919619.html
これを見て「戻って来た」と感じた
<3日目>船窪第2ピーク
手前でNさんと再び合流
この標柱はかじられたのかな?
3
<3日目>船窪第2ピーク
手前でNさんと再び合流
この標柱はかじられたのかな?
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
高瀬ダム、あの先から歩いてきたと思うと感慨深い
3
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
高瀬ダム、あの先から歩いてきたと思うと感慨深い
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
木の間から素敵なハシゴが見えてきた(泣)
2
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
木の間から素敵なハシゴが見えてきた(泣)
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
さっきよりか随分回り込んできた気がするけどまだまだ遠いな
1
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
さっきよりか随分回り込んできた気がするけどまだまだ遠いな
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
7月に新たに設置されたアルミ製の手すり
どうやって運んだのか?
グイグイ揺らしてもビクともしなかった
ポールの上端部に打ち付けたような痕があるけどハンマーで叩いた?
こんな危険な場所で??
どうやって付けたのか???
「?」ばかりが増えていく
4
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
7月に新たに設置されたアルミ製の手すり
どうやって運んだのか?
グイグイ揺らしてもビクともしなかった
ポールの上端部に打ち付けたような痕があるけどハンマーで叩いた?
こんな危険な場所で??
どうやって付けたのか???
「?」ばかりが増えていく
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
こちらが元祖?蟻の戸渡り
しっかりと手すりが設置されていた
3
<3日目>船窪第2ピーク〜船窪岳
こちらが元祖?蟻の戸渡り
しっかりと手すりが設置されていた
<3日目>船窪岳
船窪乗越から来ると見えない標柱
この後、手直しされたようです
2
<3日目>船窪岳
船窪乗越から来ると見えない標柱
この後、手直しされたようです
<3日目>船窪岳
七倉岳が近づいてきた
1
<3日目>船窪岳
七倉岳が近づいてきた
<3日目>船窪乗越
昨年よりも崩落が進んでいるのか標柱が崖際まで追い詰められている
ここでFさんと再び合流
3
<3日目>船窪乗越
昨年よりも崩落が進んでいるのか標柱が崖際まで追い詰められている
ここでFさんと再び合流
<3日目>船窪乗越〜船窪テント場
いつもの小さなお地蔵さん
3
<3日目>船窪乗越〜船窪テント場
いつもの小さなお地蔵さん
<3日目>船窪乗越〜船窪テント場
ナナカマドの実、秋の気配?
3
<3日目>船窪乗越〜船窪テント場
ナナカマドの実、秋の気配?
<3日目>水場
上から見ると相変わらずエグイ場所にあるなあ
4
<3日目>水場
上から見ると相変わらずエグイ場所にあるなあ
<3日目>水場
ハシゴの場所もガラッと変わっていた
3
<3日目>水場
ハシゴの場所もガラッと変わっていた
<3日目>水場
危険な場所にあっても味は絶品です
5
<3日目>水場
危険な場所にあっても味は絶品です
<3日目>船窪小屋
やっと着いた、着いたどー!
ただいまー!
2
<3日目>船窪小屋
やっと着いた、着いたどー!
ただいまー!
<3日目>船窪小屋
みそラーメンで腹ごしらえ
4
<3日目>船窪小屋
みそラーメンで腹ごしらえ
<3日目>船窪小屋
やっぱりこのアングルが好き
あとは雲さえどいてくれたら!
Mさんと6年ぶりの再会
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-216353.html
3
<3日目>船窪小屋
やっぱりこのアングルが好き
あとは雲さえどいてくれたら!
Mさんと6年ぶりの再会
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-216353.html
<3日目>船窪小屋
ランプの明かりが灯され夕食スタート
「美味しい」と皆さん口々に
3
<3日目>船窪小屋
ランプの明かりが灯され夕食スタート
「美味しい」と皆さん口々に
<3日目>船窪小屋
ロングコースを歩いただけにことのほか美味かった!
おかわりしまくりました
3
<3日目>船窪小屋
ロングコースを歩いただけにことのほか美味かった!
おかわりしまくりました
<3日目>船窪小屋
雨なのに槍ヶ岳!
このあと、水晶小屋から来たというMさんが来ました
食事のあとなだれ込むようにお茶会へ
2
<3日目>船窪小屋
雨なのに槍ヶ岳!
このあと、水晶小屋から来たというMさんが来ました
食事のあとなだれ込むようにお茶会へ
<4日目>船窪小屋
囲炉裏の火を起こす小屋番のTさん
長い休暇を利用して短期で小屋番をして下さいました
あと数日です
本当にお疲れさまでした
3
<4日目>船窪小屋
囲炉裏の火を起こす小屋番のTさん
長い休暇を利用して短期で小屋番をして下さいました
あと数日です
本当にお疲れさまでした
<4日目>船窪小屋
ランプの明かりもともされます
3
<4日目>船窪小屋
ランプの明かりもともされます
<4日目>船窪小屋
やっぱりこうでなくちゃ!
2
<4日目>船窪小屋
やっぱりこうでなくちゃ!
<4日目>船窪小屋
前日歩いた不動岳が目の前に
2
<4日目>船窪小屋
前日歩いた不動岳が目の前に
<4日目>船窪小屋
日の出を待つ皆さん
3
<4日目>船窪小屋
日の出を待つ皆さん
<4日目>船窪小屋
富士山、手前は餓鬼岳
3
<4日目>船窪小屋
富士山、手前は餓鬼岳
<4日目>船窪小屋
餓鬼岳、燕岳、槍ヶ岳
3
<4日目>船窪小屋
餓鬼岳、燕岳、槍ヶ岳
<4日目>船窪小屋
雲海のはるか向こうには浅間山
2
<4日目>船窪小屋
雲海のはるか向こうには浅間山
<4日目>船窪小屋
富士山、八ヶ岳
4
<4日目>船窪小屋
富士山、八ヶ岳
<4日目>船窪小屋
日の出を撮る人たちを撮ってみました
2
<4日目>船窪小屋
日の出を撮る人たちを撮ってみました
<4日目>船窪小屋
立山、針ノ木岳、蓮華岳
4
<4日目>船窪小屋
立山、針ノ木岳、蓮華岳
<4日目>船窪小屋
ご来光です、雲海の上、今日も暑い一日のはじまりかな
3
<4日目>船窪小屋
ご来光です、雲海の上、今日も暑い一日のはじまりかな
<4日目>船窪小屋
朝ごはん、今日は扇沢まで下山
しっかり食べます
4
<4日目>船窪小屋
朝ごはん、今日は扇沢まで下山
しっかり食べます
<4日目>船窪小屋
すばしっこいホシガラスを珍しくカメラに収めることができました
3
<4日目>船窪小屋
すばしっこいホシガラスを珍しくカメラに収めることができました
<4日目>船窪小屋
モルゲンロート
3
<4日目>船窪小屋
モルゲンロート
<4日目>船窪小屋
「いってらっしゃーい」とお見送り
「小屋の人ですか?」いいえ違いますw
小屋だけでなく、七倉尾根を歩いていてもよく言われる
紛らわしくてすみません
※このあと小屋番のSさんほか、Fさん、Tさん、そして6年ぶりに再会したMさんとで集合写真を撮りました
6
<4日目>船窪小屋
「いってらっしゃーい」とお見送り
「小屋の人ですか?」いいえ違いますw
小屋だけでなく、七倉尾根を歩いていてもよく言われる
紛らわしくてすみません
※このあと小屋番のSさんほか、Fさん、Tさん、そして6年ぶりに再会したMさんとで集合写真を撮りました
<4日目>船窪小屋
皆さんに「いってらっしゃーい」と見送られました
3
<4日目>船窪小屋
皆さんに「いってらっしゃーい」と見送られました
<4日目>七倉岳
槍ヶ岳、不動岳
4
<4日目>七倉岳
槍ヶ岳、不動岳
<4日目>七倉岳
圧巻の針ノ木岳
3
<4日目>七倉岳
圧巻の針ノ木岳
<4日目>七倉岳〜七倉乗越
本日1羽目のライチョウ
2
<4日目>七倉岳〜七倉乗越
本日1羽目のライチョウ
<4日目>七倉乗越〜北葛岳
歩いてきた道を振り返ります
これからもどんどん続く…
2
<4日目>七倉乗越〜北葛岳
歩いてきた道を振り返ります
これからもどんどん続く…
<4日目>七倉乗越〜北葛岳
北葛岳の先、蓮華岳までの稜線が見えます、一部だけ
4
<4日目>七倉乗越〜北葛岳
北葛岳の先、蓮華岳までの稜線が見えます、一部だけ
<4日目>北葛岳
槍ヶ岳、船窪小屋
4
<4日目>北葛岳
槍ヶ岳、船窪小屋
<4日目>北葛岳
越中沢岳、鳶山、龍王岳、浄土山、立山、針ノ木岳
5
<4日目>北葛岳
越中沢岳、鳶山、龍王岳、浄土山、立山、針ノ木岳
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
クゥ、クゥと鳴き声がすると思ったらライチョウです
2
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
クゥ、クゥと鳴き声がすると思ったらライチョウです
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
通せんぼですか(;'∀')笑
2
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
通せんぼですか(;'∀')笑
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
ヒナ鳥もいます
2
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
ヒナ鳥もいます
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
ヒナを守ろうと必死に鳴いているようです
3
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
ヒナを守ろうと必死に鳴いているようです
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
「さぁ早く草むらの中へ」と急かしているかのようです
3
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
「さぁ早く草むらの中へ」と急かしているかのようです
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
ヒナが草むらの中に確認しているかのようです
3
<4日目>北葛岳〜北葛乗越
ヒナが草むらの中に確認しているかのようです
<4日目>北葛乗越付近
いよいよ蓮華の「大登り」です
4
<4日目>北葛乗越付近
いよいよ蓮華の「大登り」です
<4日目>北葛乗越〜蓮華岳
岩稜の登りが終わってなだらかなガレ場の登りにかわります
蓮華岳山頂が見えてきた
3
<4日目>北葛乗越〜蓮華岳
岩稜の登りが終わってなだらかなガレ場の登りにかわります
蓮華岳山頂が見えてきた
<4日目>北葛乗越〜蓮華岳
サルが去っていった
2
<4日目>北葛乗越〜蓮華岳
サルが去っていった
<4日目>北葛乗越〜蓮華岳
白いコマクサ
3
<4日目>北葛乗越〜蓮華岳
白いコマクサ
<4日目>蓮華岳
鹿島槍ヶ岳やら後立山の山々が
4
<4日目>蓮華岳
鹿島槍ヶ岳やら後立山の山々が
<4日目>蓮華岳
船窪小屋、そして向こうの槍ヶ岳を望む
4
<4日目>蓮華岳
船窪小屋、そして向こうの槍ヶ岳を望む
<4日目>蓮華岳〜針ノ木峠
針ノ木岳が見えてきた
3
<4日目>蓮華岳〜針ノ木峠
針ノ木岳が見えてきた
<4日目>蓮華岳〜針ノ木岳
針ノ木がどーん!
5
<4日目>蓮華岳〜針ノ木岳
針ノ木がどーん!
<4日目>針ノ木峠
ここからが長い下りのはじまり
3
<4日目>針ノ木峠
ここからが長い下りのはじまり
<4日目>針ノ木峠〜大沢小屋
天然のクーラーでしばし涼をとる
3
<4日目>針ノ木峠〜大沢小屋
天然のクーラーでしばし涼をとる
<4日目>針ノ木峠〜大沢小屋
小屋の方が笹払いをされていました
ありがたい!
1
<4日目>針ノ木峠〜大沢小屋
小屋の方が笹払いをされていました
ありがたい!
<4日目>針ノ木峠〜大沢小屋
こんなにスッキリ!
1
<4日目>針ノ木峠〜大沢小屋
こんなにスッキリ!
<4日目>大沢小屋
ラスト1時間、ここで充電
1
<4日目>大沢小屋
ラスト1時間、ここで充電
<4日目>大沢小屋
やっぱこれですね!一気に飲みました!
3
<4日目>大沢小屋
やっぱこれですね!一気に飲みました!
<4日目>大沢小屋〜扇沢
鮮やかな翅が特徴的なアサギマダラでしょうか
3
<4日目>大沢小屋〜扇沢
鮮やかな翅が特徴的なアサギマダラでしょうか
<4日目>大沢小屋〜扇沢
一生懸命蜜を吸っていて、逃げ出しません
2
<4日目>大沢小屋〜扇沢
一生懸命蜜を吸っていて、逃げ出しません
<4日目>扇沢
ゴール、本当にいろいろな出会い、再会があった山行でした
2
<4日目>扇沢
ゴール、本当にいろいろな出会い、再会があった山行でした

感想

「7年前たどったルートをもう一度」
7年前初めて船窪小屋を訪れ、以来すっかり魅了された。
船窪小屋という存在は、自身にとって、山小屋を単に山登りの通過点ではなく、目的地となったり、山小屋の活動に微力ながら携わったりと、山との関わり方を大きく変えくれた。
そんなきっかけにもなった山行をもう一度辿ってみようと思い立った。
▼2011年8月15〜18日の山行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-128959.html

●8月12日(日)曇り時々雨 折立〜雲ノ平山荘
〜記憶なんてあてにならない、元同僚Dと再会し苦行を共にする〜
富山駅からの折立直通バスで登山口へ。当時、急行「きたぐに」で富山へ向かったが今は廃止されている。

記憶というのはとにかく都合の良いことしか残っておらず、出だしから狂い始める。折立から太郎平までがとにかく長く感じた。太郎平に着いたと思ったらまだ五光岩ベンチ。太郎平まではまだ2キロある。時間を気にしながら太郎平へ。

太郎平でトイレに行こうとしたら後ろから声をかけられた。なんと元同僚Dとの思わぬ再会!一気にテンションは上がり、お互い近況報告し合いながら薬師沢へ。しかし、感覚的に2キロくらいかと思っていた太郎平から薬師沢までの距離は4.7キロ!
「あれー、こんなとこあったっけ?」の連続。

薬師沢からは岩と木の根の急登。お互い口数はめっきりと減り、ハァハァと息の切れる音だけが樹林帯に響く。ときどき「この坂飽きた」などと、「だからどうした」的な不満を漏らしながらなんとか雲ノ平山荘へ。

雲ノ平山荘は7年前の当時は完成したばかりで真新しかったが、今もそれほど変わらない印象だった。テント装備を担いできたDは雨に負けて小屋泊へ変更。再会を祝して、本日の苦行を乗り越えたご褒美にビールで乾杯。でも、悲しいことに常温だった。

船窪以外の山小屋にはめったに泊まらないためかアウエー感でいっぱい。
逆にこれまで船窪小屋で好き勝手させてもらっていたのかと感じながら小屋の夜を過ごした。

●8月13日(月)雨時々曇り 雲ノ平山荘〜烏帽子小屋
〜7年前は若かったと改めて実感、ひとり雨ざらしの苦行〜
雨がパラつく中レインウエアを着てDと出発。当然テンションは上がるはずもない。水を汲んでいこうと立ち寄るつもりだった水場もスルー。そのままあの登り、山行自体もスルーしたいくらい。

ワリモ北分岐でライチョウと遭遇。ちょっとだけテンションが上がりかけるも、雨で瞬時に流される。雨は降ったりやんだり、時には風を伴って激しく打ち付ける。雨がやんでそろそろレインウエア脱ごうかと思ったら雨が降り出し、しばらくすると止む、の繰り返し。

意外と岩ゴーロの道が続く。7年前は岩ゴーロくらいひょいひょい飛び移っていて歩けたけど今はそうはいかない。あの時若かったなあと思いながら水晶小屋へ。

水晶小屋は、建物もキレイだし何よりもスタッフの応対も優しい気がした。2度泊まったことがあるが、また泊まってみたいと思える小屋。雨降りしきる外から逃れようと、登山者でひしめき合う小屋の中へ入り「力汁」を頂いた。ショウガが利いた味噌汁仕立てで何とも言えない美味さ!

ここでDとわかれ、ひとり烏帽子岳へ。緩やかな下りが続き稜線散歩かと思っていたがここでも記憶違い。岩ゴーロとアップダウンの二重奏に悪戦苦闘、徐々にテンションが低下してくる。

野口五郎小屋で休憩、カップラーメンとホットミルクを頂く。何とも美味いし、あったかい。残る烏帽子岳まではラクラクな道のはずだが、疲労がたまっていてそうでもなかった。加えて雨、汗も交じって全身ズブズブになりながら烏帽子岳へ着いた。キャンプ場から小屋までことさら長く感じた。

小屋に着いた直後、バケツをひっくり返したような雨となった。間に合ったあ。布団が同じ並び人とで山談義楽しいひととき。乾燥室は暖房が2台フルパワーで焚かれ、本当に乾燥機の中にいるようで濡れた衣服も一気に乾いた。本当に有難かった。
夕食はボルシチ、そして野菜サラダにご飯、味噌汁など。メシが美味いのは最高。同じテーブルの人たちとの話も弾んだ。

●8月14日(火)晴れ時々曇り 烏帽子小屋〜烏帽子岳〜船窪水場〜船窪小屋
〜6年前に小屋で逢ったMさんと再会、そして多くの出会い〜
青空の朝。小屋の朝食を頂くのはごく少数派。多くの人たちは先を急いで出発していた。早出出発が基本だけど、個人的にはきちんとご飯を食べないと調子が出ない。つまり、融通が利かない(笑) 船窪小屋をよく知る常駐隊のYさんと少しだけ話ができた。

知り合ったNさんとで出発、小屋を後にした。ニセ烏帽子の先の分岐で、烏帽子岳をパスするNさんとわかれ、烏帽子岳へ。山頂直前になってガスに包まれてしまうが、霞んで見える山の景色も良い。

南沢岳までは稜線散歩。しかも久々の晴天で実に気持ちが良いが、そのあとは試練の道。とにかく心折れたという記憶しかない。

不動岳から崩落で付け替えられた道を下り、樹林帯に入ってしばらくすると、以前、道普請で付けたハシゴまで来た。
▼そのときの山行記録(2016年7月16〜18日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-919619.html

ここまで来ればあとは知った道、険しい道は依然続くが気持ちがグンと楽になった。そのうちNさんに追いつきご一緒する。

今シーズンはじめての水場。服を脱いで冷たい石清水で体をぬぐい、頭を洗って、ゴクゴク飲んでいると烏帽子で同宿したFさんと合流。残る船窪小屋までの道をクロマメの木の実を見つけて頬張りながら歩いた。

船窪小屋に着いた。ここで同郷のsakura0725さんと会ったなぁ。ヤマレコも紹介してもらった。

6年ぶりにMさんに再会。積もる話が多すぎるw
▼初対面の山行記録(2012年8月16〜17日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-216353.html

烏帽子で同宿したご夫婦、船窪乗越で会った2人組、そして縦走して日本海を目指すという方、いろんな方々との出会いがあった。

夕食はロングコースを歩き通したとあって、いつもよりも食が進んだ。ビーフシチュー3杯、ごはん2杯。
その後なだれ込むようにおしゃべりタイム。
小屋番さんが機転を利かせてくれて、ルイボスティーも振舞ってくれてにわかお茶会に。(小屋番さんありがとう)
ランプが灯る囲炉裏をかこんで楽しいひとときを過ごした。

●8月15日(水)晴れのち曇り 船窪小屋〜針ノ木峠〜扇沢
〜いってらっしゃーいと見送られて下山〜
翌朝、見えるという山はすべて見えるピーカン。日の出を拝み、朝ごはんを食べて、皆さんに「いってらっしゃーい」と見送られて小屋を後にする。

Fさん一行と一緒に出発したが、北葛乗越から蓮華の大下りに入ると、やけに調子が出てきて先を急がせてもらう。
蓮華岳からの眺望も最高で針ノ木峠までの稜線散歩を楽しんだ。

調子が良かったので針ノ木小屋をやり過ごしたが、長い下りに消耗していき力尽きそうになり、大沢小屋でペットボトル1本を飲み干し英気を養った。大沢小屋からはいつものサブルートを使った。

雨に降られる前に扇沢に到着。扇沢駅は、立山黒部の観光客でごった返していて下界に戻ったと実感した。

-----

終わりよければではないけれど、最後は最高の眺望そして再会を含めて多くの人たちと会って、多くのことを得た今回の山行はとても充実したものでした。
今度はいつにしようか。
また、すぐに行きたくなるだろうなあ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:740人

コメント

お疲れ様でした。
 3泊4日の山旅、息切れの様子もなくさすがですね。雨やガスでも猛暑の下界から見れば羨ましい。白いコマクサ珍しいですね。天気のせいか、食物の写真が多く、貴兄らしくも思いました。折立から往復なら雲の平に行けるかなと思いつつ、欲をかかず、恵那山ぐらいからチャレンジしたいと考えています。
2018/8/17 14:23
Re: お疲れ様でした。
ありがとうございます。
長丁場ゆえ逸る気持ちを抑えて無理して踏ん張って消耗しないよう心がけました。
おかげでペースを保てたのではないかと思います。
天気に関係なく、食べることに目が行ってしまいがちで、7年前どんなルートだったかの記憶は半分も残っておらず、「おかしいなあ、こんな道だったかなあ」とトンチンカンの連続でしたが、食べ物の記憶だけは正確さを極めていました
折立から雲ノ平まで一気に行ってしまいましたが、太郎平小屋、薬師沢小屋とも雰囲気が良さそうです。
薬師沢小屋の渓谷の雰囲気も良いですし、太郎平小屋はプレモル生 が飲めると聞きました 。
あっ、やはりそっちに目が行ってしまいます
2018/8/17 23:15
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら