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Yamareco

記録ID: 1559297
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

【沢合宿 谷川周遊】万太郎谷本谷〜谷川岳〜湯檜曽川本谷〜朝日岳

2018年08月12日(日) ~ 2018年08月15日(水)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
81:04
距離
36.6km
登り
3,293m
下り
3,223m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:34
休憩
2:15
合計
13:49
4:46
44
5:30
5:30
60
駐車スペース
6:30
6:30
15
魚止めの滝
6:45
6:45
125
関越トンネル換気口
8:50
8:50
100
一ノ滝
10:30
12:00
120
三ノ滝
14:00
14:00
140
源頭部
16:20
17:04
58
18:02
18:02
20
18:22
18:23
12
2日目
山行
2:33
休憩
0:04
合計
2:37
8:33
8:34
57
9:31
9:31
33
10:04
10:07
38
10:45
10:45
6
3日目
山行
7:51
休憩
1:10
合計
9:01
2:59
2
3:01
3:01
56
3:57
3:57
63
5:00
5:30
60
入渓点
6:30
6:30
90
十字峡
8:00
8:00
130
七ツ小屋沢出合
10:10
10:50
10
大滝
11:00
11:00
60
峠沢出合
12:00
二股
4日目
山行
8:27
休憩
1:08
合計
9:35
5:05
55
二股
6:00
6:00
46
奥二股
6:46
6:46
78
二段10m滝
8:04
8:25
62
9:27
9:36
46
10:22
10:39
41
11:20
11:20
117
13:17
13:18
12
13:30
13:50
10
14:00
14:00
40
土樽駅
14:40
駐車スペース
天候 12日:晴れのち曇り 湿った空気のため大気不安定
13日:晴れのち曇り時々にわか雨 湿った空気のため大気不安定
14日:晴れのち曇り 夜にわか雨 湿った空気のため大気不安定
15日:晴れのち曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
土樽駅から万太郎川沿いの林道に入り、駐車スペースに駐車
土合駅に下山後、上越線で土樽駅へ移動し、車まで
上越線は日に6本ほど 270円
万太郎谷入渓点の堰堤
2018年08月12日 05:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 5:23
万太郎谷入渓点の堰堤
間を抜ける
2018年08月12日 05:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 5:30
間を抜ける
遠い稜線
2018年08月12日 05:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 5:35
遠い稜線
ちょっとゴーロのあとナメが始まる
2018年08月12日 06:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 6:06
ちょっとゴーロのあとナメが始まる
ナメ
2018年08月12日 06:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 6:09
ナメ
魚止めの滝
釜を泳いで右岸のチムニーを登る
2018年08月12日 06:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 6:22
魚止めの滝
釜を泳いで右岸のチムニーを登る
チムニーに取り付く
2018年08月12日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 6:26
チムニーに取り付く
釜やナメが続く
2018年08月12日 06:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 6:36
釜やナメが続く
美しい
2018年08月12日 06:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 6:45
美しい
関越トンネルの換気口
2018年08月12日 06:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 6:46
関越トンネルの換気口
沢が狭まり
2018年08月12日 06:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 6:53
沢が狭まり
オキドキョウが始まる
靄がかかっていい感じ
2018年08月12日 06:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 6:56
オキドキョウが始まる
靄がかかっていい感じ
淵は流れに巻けず泳いでいく
2018年08月12日 06:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 6:57
淵は流れに巻けず泳いでいく
水流に巻けじと
2018年08月12日 07:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 7:00
水流に巻けじと
淵が続く
2018年08月12日 07:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 7:01
淵が続く
出口の滝はあまりに水量が多く、右岸のバンドに上がって超えた
2018年08月12日 07:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 7:05
出口の滝はあまりに水量が多く、右岸のバンドに上がって超えた
二条の滝、右岸を巻き気味に登る
2018年08月12日 07:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 7:12
二条の滝、右岸を巻き気味に登る
穏やかなところもきれい
2018年08月12日 07:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 7:15
穏やかなところもきれい
小滝が連続する
2018年08月12日 07:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 7:17
小滝が連続する
ナメと小滝
2018年08月12日 07:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 7:56
ナメと小滝
水量が多く迫力はあるが、小滝
2018年08月12日 08:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 8:06
水量が多く迫力はあるが、小滝
2018年08月12日 08:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 8:12
滝と稜線
2018年08月12日 08:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 8:22
滝と稜線
ナメが続いて楽しい
2018年08月12日 08:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 8:27
ナメが続いて楽しい
ナメ
2018年08月12日 08:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 8:30
ナメ
ナメ 
   
2018年08月12日 08:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 8:43
ナメ 
   
日が差してキラキラ
2018年08月12日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 8:45
日が差してキラキラ
美しい
2018年08月12日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 8:45
美しい
25m一ノ滝 左岸の草付から巻いた
2018年08月12日 08:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 8:53
25m一ノ滝 左岸の草付から巻いた
15mニノ滝 左岸を簡単に登れる
2018年08月12日 09:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 9:54
15mニノ滝 左岸を簡単に登れる
ニノ滝直登中
2018年08月12日 09:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 9:56
ニノ滝直登中
三ノ滝沢出合、迫力のある風景
2018年08月12日 10:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 10:33
三ノ滝沢出合、迫力のある風景
三ノ滝 下段はルンゼ上を登る
2018年08月12日 10:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 10:34
三ノ滝 下段はルンゼ上を登る
三ノ滝
2018年08月12日 10:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 10:36
三ノ滝
三ノ滝上段、美しい末広
水流を一段上がって右手の微沢をつめて灌木帯へ入った
2018年08月12日 11:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 11:00
三ノ滝上段、美しい末広
水流を一段上がって右手の微沢をつめて灌木帯へ入った
三ノ滝沢
2018年08月12日 11:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 11:00
三ノ滝沢
飛沫を浴びて
2018年08月12日 11:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 11:17
飛沫を浴びて
滝上へ
2018年08月12日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 12:06
滝上へ
小滝とすだれ
2018年08月12日 12:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 12:48
小滝とすだれ
源頭の雰囲気となる
2018年08月12日 13:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 13:16
源頭の雰囲気となる
時折スラブの小滝
2018年08月12日 13:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 13:17
時折スラブの小滝
ササブッシュ帯
2018年08月12日 14:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 14:09
ササブッシュ帯
地獄の灌木ブッシュ 稜線が遠い
2018年08月12日 15:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 15:15
地獄の灌木ブッシュ 稜線が遠い
命からがら稜線へ
2018年08月12日 16:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 16:15
命からがら稜線へ
オキノ耳
2018年08月12日 16:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 16:18
オキノ耳
トマノ耳
2018年08月12日 16:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 16:19
トマノ耳
肩の避難小屋
2018年08月12日 16:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 16:20
肩の避難小屋
オキノ耳でピーク写真
2018年08月12日 17:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 17:02
オキノ耳でピーク写真
朝日岳方面が晴れた
2018年08月12日 17:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 17:23
朝日岳方面が晴れた
ガスが切れ切れになる稜線を歩く
2018年08月12日 17:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 17:24
ガスが切れ切れになる稜線を歩く
一ノ倉はさすがの迫力
2018年08月12日 17:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 17:26
一ノ倉はさすがの迫力
オキノ耳を振り返る
2018年08月12日 17:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/12 17:30
オキノ耳を振り返る
朝日岳方面
2018年08月12日 17:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 17:32
朝日岳方面
一ノ倉沢から茂倉を望む
2018年08月12日 17:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 17:51
一ノ倉沢から茂倉を望む
一ノ倉避難小屋
2018年08月12日 18:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:01
一ノ倉避難小屋
夕陽もいい感じ
2018年08月12日 18:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 18:02
夕陽もいい感じ
市之倉
2018年08月12日 18:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:02
市之倉
夕陽に向かって
2018年08月12日 18:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:02
夕陽に向かって
2018年08月12日 18:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:04
万太郎や平標も見えてきた
2018年08月12日 18:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:05
万太郎や平標も見えてきた
夕陽の稜線を
2018年08月12日 18:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:05
夕陽の稜線を
ダイヤモンド茂倉
2018年08月12日 18:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 18:12
ダイヤモンド茂倉
茂倉ピーク
2018年08月12日 18:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/12 18:23
茂倉ピーク
一ノ倉と谷川岳
2018年08月12日 18:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:24
一ノ倉と谷川岳
茂倉避難小屋
2018年08月12日 18:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/12 18:34
茂倉避難小屋
とてもきれい
2018年08月13日 08:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:10
とてもきれい
翌朝
2018年08月13日 08:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 8:15
翌朝
アサマフウロ
2018年08月13日 08:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:24
アサマフウロ
青空の下、稜線を歩く
2018年08月13日 08:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 8:25
青空の下、稜線を歩く
谷川岳主脈をバックに
2018年08月13日 08:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:31
谷川岳主脈をバックに
トリカブト
2018年08月13日 08:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:32
トリカブト
ツリガネニンジン
2018年08月13日 08:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:33
ツリガネニンジン
無能岳へ続く稜線
2018年08月13日 08:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:42
無能岳へ続く稜線
イワショウブ
2018年08月13日 08:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:43
イワショウブ
茂倉をバックに
2018年08月13日 08:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 8:46
茂倉をバックに
茂倉と一ノ倉
2018年08月13日 08:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 8:46
茂倉と一ノ倉
気持ちいい
2018年08月13日 09:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/13 9:01
気持ちいい
無能岳
2018年08月13日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 9:07
無能岳
昨日歩いた稜線
2018年08月13日 09:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 9:31
昨日歩いた稜線
雲行が怪しい
2018年08月13日 10:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 10:22
雲行が怪しい
雨のササ原
2018年08月13日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 10:38
雨のササ原
よもぎヒュッテの鐘
 
2018年08月13日 10:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 10:47
よもぎヒュッテの鐘
 
蓬ヒュッテ
2018年08月13日 10:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 10:47
蓬ヒュッテ
今日はここで停滞
2018年08月13日 17:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/13 17:19
今日はここで停滞
夕刻、ヒュッテを見下ろす
2018年08月13日 17:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/13 17:32
夕刻、ヒュッテを見下ろす
3日目 白樺避難小屋
2018年08月14日 03:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 3:57
3日目 白樺避難小屋
湯檜曽川本谷へ
2018年08月14日 05:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 5:44
湯檜曽川本谷へ
いい雰囲気
2018年08月14日 05:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 5:49
いい雰囲気
ウナギの寝床
2018年08月14日 06:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/14 6:02
ウナギの寝床
朝一泳ぎ
2018年08月14日 06:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/14 6:04
朝一泳ぎ
いい雰囲気
2018年08月14日 06:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:05
いい雰囲気
淵を抜けきる
2018年08月14日 06:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:13
淵を抜けきる
直角に曲がった先の2段の滝
右岸を登る
2018年08月14日 06:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:16
直角に曲がった先の2段の滝
右岸を登る
大きなナメ滝が連続する
奥には抱返り谷
2018年08月14日 06:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 6:22
大きなナメ滝が連続する
奥には抱返り谷
ナメ滝
2018年08月14日 06:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:24
ナメ滝
ナメ滝
2018年08月14日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:26
ナメ滝
50mの滝になって降り注ぐ抱返り谷
2018年08月14日 06:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 6:28
50mの滝になって降り注ぐ抱返り谷
十字峡
2018年08月14日 06:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:32
十字峡
大倉谷も滝で合流
2018年08月14日 06:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 6:33
大倉谷も滝で合流
本流へ
2018年08月14日 06:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:34
本流へ
今度はアナゴの寝床
2018年08月14日 06:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:36
今度はアナゴの寝床
アナゴの寝床の出口の滝
2018年08月14日 06:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:42
アナゴの寝床の出口の滝
右岸のバンド状を行く
2018年08月14日 06:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:43
右岸のバンド状を行く
こんな感じ
2018年08月14日 06:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/14 6:45
こんな感じ
抱返りの滝
1段目は適当に、2段目は左岸のルンゼに入り巻く
2018年08月14日 06:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 6:51
抱返りの滝
1段目は適当に、2段目は左岸のルンゼに入り巻く
2段目
2018年08月14日 06:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 6:53
2段目
巻きの途中からアナゴの寝床を見下ろす
2018年08月14日 06:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 6:59
巻きの途中からアナゴの寝床を見下ろす
滝上からナメ滝と釜が連続し美しさのハイライト
2018年08月14日 07:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 7:26
滝上からナメ滝と釜が連続し美しさのハイライト
釜とナメ滝
2018年08月14日 07:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:30
釜とナメ滝
ナメ滝
2018年08月14日 07:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 7:30
ナメ滝
ナメナメ
2018年08月14日 07:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:33
ナメナメ
笑みが溢れる遡行
2018年08月14日 07:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:35
笑みが溢れる遡行
2018年08月14日 07:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:36
2018年08月14日 07:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:37
2018年08月14日 07:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:39
2018年08月14日 07:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:39
2018年08月14日 07:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:48
三条の滝
右岸のチムニーを超える
2018年08月14日 07:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/14 7:51
三条の滝
右岸のチムニーを超える
七ツ小屋沢出合 本流は滝のほう
2018年08月14日 07:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 7:58
七ツ小屋沢出合 本流は滝のほう
楽しい
2018年08月14日 08:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:03
楽しい
ツチノコポットホール
2018年08月14日 08:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 8:08
ツチノコポットホール
ナメが続く
2018年08月14日 08:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:09
ナメが続く
ナメナメ
2018年08月14日 08:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:10
ナメナメ
10mほどの滝 右岸から巻く
2018年08月14日 08:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 8:21
10mほどの滝 右岸から巻く
核心の1つ
10mの滝
2018年08月14日 08:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 8:32
核心の1つ
10mの滝
残置支点のある外傾したバンドをトラバースして登る
2018年08月14日 08:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 8:37
残置支点のある外傾したバンドをトラバースして登る
2段15m
2018年08月14日 09:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 9:42
2段15m
巻きは明瞭
2018年08月14日 09:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 9:43
巻きは明瞭
巻きの途中から
2018年08月14日 09:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 9:44
巻きの途中から
2人で
2018年08月14日 09:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/14 9:45
2人で
小滝が連続
2018年08月14日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 10:00
小滝が連続
意外と手こずった曲がり滝
2018年08月14日 10:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 10:03
意外と手こずった曲がり滝
2段40mの大滝
2018年08月14日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 10:04
2段40mの大滝
記念写真
2018年08月14日 10:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/14 10:08
記念写真
1段目は適当に
2018年08月14日 10:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 10:10
1段目は適当に
2段目
2018年08月14日 10:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 10:11
2段目
側壁の残置支点のあるルートを行く
2018年08月14日 10:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 10:13
側壁の残置支点のあるルートを行く
2ピッチ目はバンド状を
2018年08月14日 10:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 10:43
2ピッチ目はバンド状を
穏やかな流れ
2018年08月14日 10:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 10:58
穏やかな流れ
ちょっとした滝
2018年08月14日 11:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 11:16
ちょっとした滝
といっても大きめ
2018年08月14日 11:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 11:18
といっても大きめ
8mの滝 明瞭な巻道もあるが水流左を登った
2018年08月14日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 11:19
8mの滝 明瞭な巻道もあるが水流左を登った
三度ナメ床が続く
2018年08月14日 11:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 11:25
三度ナメ床が続く
ナメ
2018年08月14日 11:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 11:25
ナメ
楽しい
2018年08月14日 11:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 11:27
楽しい
二股の快適テンバへ到着
2018年08月14日 12:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/14 12:47
二股の快適テンバへ到着
雲の巨人
2018年08月14日 16:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/14 16:04
雲の巨人
夕暮れ時のにわか雨で増水した
2018年08月14日 19:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 19:15
夕暮れ時のにわか雨で増水した
増水の様子
2018年08月14日 19:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/14 19:16
増水の様子
朝焼け
2018年08月15日 04:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 4:47
朝焼け
平水に戻っている
2018年08月15日 05:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 5:06
平水に戻っている
同じく
2018年08月15日 05:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 5:06
同じく
今日は少しゴーロ多めか
2018年08月15日 05:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 5:35
今日は少しゴーロ多めか
V字谷っぽくなる
2018年08月15日 06:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 6:23
V字谷っぽくなる
無能岳
2018年08月15日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/15 6:26
無能岳
源頭の雰囲気
2018年08月15日 06:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 6:27
源頭の雰囲気
V字谷を進んでいく
2018年08月15日 06:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 6:35
V字谷を進んでいく
大源太山も見える
2018年08月15日 06:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 6:42
大源太山も見える
時折滝
2018年08月15日 06:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 6:53
時折滝
高度を稼いでいく
2018年08月15日 07:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 7:05
高度を稼いでいく
最後はササブッシュに突入
2018年08月15日 07:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/15 7:14
最後はササブッシュに突入
ブッシュこぎ中
2018年08月15日 07:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 7:32
ブッシュこぎ中
ピーク直下の湿原へ
2018年08月15日 07:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/15 7:48
ピーク直下の湿原へ
最高に気持ちがいい
2018年08月15日 07:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 7:48
最高に気持ちがいい
広々とした稜線
2018年08月15日 07:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 7:49
広々とした稜線
無能岳と湿原
2018年08月15日 07:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 7:50
無能岳と湿原
ジャンクションピークと巻機山
2018年08月15日 07:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 7:53
ジャンクションピークと巻機山
2018年08月15日 08:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 8:11
朝日岳ピーク写真
2018年08月15日 08:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 8:23
朝日岳ピーク写真
稜線を下ろす
2018年08月15日 08:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 8:25
稜線を下ろす
なかなか迫力もある
2018年08月15日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 8:45
なかなか迫力もある
青空
2018年08月15日 08:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 8:59
青空
笠ヶ岳
2018年08月15日 09:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 9:17
笠ヶ岳
笠ヶ岳避難小屋
2018年08月15日 09:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 9:25
笠ヶ岳避難小屋
暑くなってきた
2018年08月15日 09:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 9:27
暑くなってきた
笠ヶ岳と天狗を振り返る
2018年08月15日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 9:53
笠ヶ岳と天狗を振り返る
笠ヶ岳と天狗を振り返る
2018年08月15日 10:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 10:20
笠ヶ岳と天狗を振り返る
無能岳
2018年08月15日 10:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 10:29
無能岳
白毛門山頂
2018年08月15日 10:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 10:35
白毛門山頂
谷川東面の迫力
2018年08月15日 10:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 10:54
谷川東面の迫力
松ノ木沢の頭から白毛門を振り返る
2018年08月15日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 11:19
松ノ木沢の頭から白毛門を振り返る
大きな杉
2018年08月15日 11:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 11:44
大きな杉
変わった形の杉
2018年08月15日 12:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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変わった形の杉
ブナ林の中を
2018年08月15日 13:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ブナ林の中を
土合橋
2018年08月15日 13:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 13:13
土合橋
土合駅へ
2018年08月15日 13:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 13:29
土合駅へ
モグラホームへの階段
2018年08月15日 13:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/15 13:40
モグラホームへの階段
モグラホームへの階段
2018年08月15日 13:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 13:46
モグラホームへの階段
上越線
2018年08月15日 13:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 13:48
上越線
床を汚して反省
2018年08月15日 13:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/15 13:50
床を汚して反省
土樽駅へ帰還
2018年08月15日 14:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/15 14:06
土樽駅へ帰還

装備

共同装備
ザイル:8mm30m カム:使用サイズ♯1 ♯0.3

感想

今年の沢合宿は、 谷川岳周辺の沢を周遊するプランを立てる。万太郎を遡行し、稜線を歩いて湯檜曽川に入り朝日岳からさらにナルミズの方に行くプランた。

1日かけて京都から越後湯沢まで移動し、天気が悪かったのでさらに1日野沢などを観光し、出発して3日目にようやく入山となった。

12日 楽しい溯行のち激極ブッシュ漕ぎ
土樽の駅から万太郎谷沿いに車を走らせ、適当な駐車スペースに車を駐車。
準備をしてに林道を歩いていく。いくつか堰堤を越え万太郎の登山口お見送り、門のような堰堤が出てきたところから入渓する。

背後に見える稜線を眺めながら、堰堤からしばらくゴーロ歩いていくと、美しいナメが出てくる。
すると川幅いっぱいのナメが現れ早速良い渓相となってくる。
さらに進むと大きな釜を持った魚止めの滝が現れる。適当に釜を泳いで右岸に取り付き越えていく。

その後もいい雰囲気の釜や小滝をこなしていくと突然巨大な人工物が。この沢の真下を走る関越トンネルの換気口だ。
これを見送って少し先に進むと、序盤のハイライトであるオキドキョウの入口だ。

狭まったゴルジュの中にオキドキョウ沢が滝となって流れこみ、その奥に淵が続いており、その出口は滝となっている。以前来た時は10月なのでサクッと巻いたのだが、今回は中を突破することとする。
淵の中の流れに負けじと進んでいくが、出口の滝の水量が物凄く、とてもシャワーで越えるという感じではないため、最後の滝は左岸バンド状を伝って越える。

オキドキョウからすぐの釜持ち二条は右岸から巻き気味に越える。
そこからしばらくは、いい形の滝とナメ床が連続する。
特に困難なところもなく楽しい溯行。日も差してきて美しい。

そんな中を進んでいくとこれまでとは規模の違う大滝が現れる。
25m一ノ滝だ。なかなかの迫力に圧倒される。直登もできるようだが、難しそうなので左岸のルンゼから灌木帯に入って巻く。

さらに進むと一ノ滝ほどではないが10mを超すであろう二ノ滝が現れる。
これは左岸からわりと簡単に登ることができる。
その先にも小滝がいくつか続く。

開けていた沢が狭まりおどろおどろしい感じとなると右岸から滝が二本合流し、その先の沢が斜度をましガスの中の稜線に向かって高度を上げている。ここが三ノ滝沢出合。
本流に懸かる三ノ滝は右岸から合流する一本目で、逆くの字に曲がった二段目は末広がりの美しい滝となっている。

本日核心部分でザイルを出して登はんにかかる。
一段目は水流右側の少し立ち気味のルンゼを一段上がり、バンド状を左に進んでスラブ状の上部へ出る。
残置ハーケンもありルートは分かりやすい。確保支点はカムで取った。
リード、セカンドとも空身。ルンゼの上から上手いことザックは吊り上げた。
なかなか緊張。

二段目は水流右側を少し上がったあとに右の枝沢に入って登っていき灌木帯に入って後続ビレイ。
そこからは灌木帯の中に入って滝上へ巻き出る。

三ノ滝を越えると規模も大分小さくなり滝も少なくなる。
さらに進んでいくと斜度が増し源頭の雰囲気となり、時折出てくるスラブ状の滝をこなしながら高度を稼ぎ、眼下に溯行してきた沢を見下ろすことができる。

途中で、肩の避難小屋ではなく、トマノ耳とオキノ耳の間に詰め上がる沢に入っていることに気づくが、こちらも肩方向同様、軽いササブッシュ漕ぎで稜線に出れるかと思っていたが甘かった。

だんだんと沢に覆い被さるササが増えて行くとともに斜度が増していき詰めるのが難しくなったため、ササが繁る急な微尾根をササを掴みながら登っていく。
このまま稜線まで出れるかと思いきや、最後の100mくらいが灌木とハイマツのブッシュ帯。
久々に絶望しながらも、無理矢理漕いで進んでいき、命からがら稜線へ飛び出す。
最後の標高差200mで2時間かかった。

久方ぶりの激極ブッシュで心身ともにボロボロとなり、フラフラとトマノ耳を往復し、オキノ耳の先を目指して進んでいく。
詰め上がりのときにかかっていたガスがちぎれちぎれとなり、美しい稜線と迫力の谷川東面を望むことができたのは不幸中の幸いか。
溯行する予定の湯檜曽川を挟んで向かい側には目指している朝日岳も見えた。
幻想的なガスと夕陽に照らされながら日没直前にヘロヘロになりながら、立派な茂倉岳避難小屋へ。

綺麗な山小屋でスープを飲んだり、ペミを食べたりしてボロボロになった体を癒す。
明日以降の天気予報は弱い前線と湿った空気の影響で読みにくい感じだ。明後日明々後日のほうが天気が悪そうなので、明日は白樺避難小屋にでも行って天気の様子を見てみることにして沈。

13日 救いの蓬ヒュッテ
今日はナチュゲ。外は晴れていて気持ちのいい青空が広がっている。
ラーメンをかき込んでのんびり出発。

茂倉岳に登り返すと谷川の雄大な稜線で長く続く稜線を見渡すことができる。縦走できても十分楽しめそう。
続く無能岳への稜線もいい感じだ。
トリカブトやリンドウ、ミヤマアキノキリンソウなどすっかり秋めいてしまった花たちを眺めながら稜線歩きを楽しむ。

しかし、2時間ほどで無能岳にたどり着くころには青空はすっかり消え遠雷まで鳴り出す。
無能岳から下り始めでポツリポツリと降りだした雨があっという間に本降りになってしまう。

びしょびしょになりながら蓬ヒュッテに転がりこむ。
最初は休憩のつもりで入ったが、みるみる外の雨が強まり雷もどんどん近くなる。しまいには光った一秒後には雷音がする始末。
小屋から下ろうとした管理人が近すぎるといって戻ってきたくらいだ。

びしょびしょで身も心も萎えてしまったので再度作戦会議。
携帯は入るものの天気は依然変わらず。
天気の読みにくい中、増水が怖い湯檜曽に入れるのかという疑問に結論が出せないまま、体が冷えていき、もう下山かもという弱々しい考えまで出てくる。
もう考えるのもいやになりステイ食のラーメンを食べて外の雨音を聞きながら小屋の毛布にくるまりふて寝する。

13時過ぎくらいに小屋に人がやってきて目を覚ます。
窓から外を見ると雨は止み日も少し差している。
ガスは多いものの小屋の回りの気持ちのいい笹原を眺めているうちに服も乾き気力も回復してくる。

再度、作戦会議。今日は携帯も入りこの快適な小屋で停滞し、明日未明から行動、日の出とともに入渓すれば、増水しても問題ない安全地帯までは5時間なので今日、雨の降りだした時間までには抜けれるであろうと判断し、明日湯檜曽川に入渓しようと腹をくくる。

さっき小屋にやって来たひとは早稲田生物同好会OBで蓬ヒュッテとのゆかりや、同好会の活動や谷川周辺の山の話、その人が四国にいた頃の沢登りの話などいろいろ聞けて楽しかった。

酒とつまみを消費していると15時過ぎくらいにもう一人やってきた。聞けば白毛門からやって来たとのこと。
かなりの健脚だ。明日は主脈を越えて最後は三国峠まで抜けるらしい。確かにそんな長い縦走プランを立てて歩きたい稜線だ。

明日は今日よりも天気は持ちそう。そんなに動いてもいないのにペミを食べて鋭気を養い沈。

14日 湯檜曽川溯行と夕暮れの増水
気合の2時起き3時デッパ。
湯檜曽目指して夏道を下ろしていく。白樺避難小屋を見送り、無能沢沿いに入渓点を目指していると自分達の少し先で木の上からなにかがガサガサガサっと下りて、奥の藪へと消えていく。

先を歩いていたtentyo曰く明らかにサルのサイズではなかったそうで、どうやらツキノワグマという結論に達する。本州でクマと出会うのは初めてだ。

そーっとすばやくそこを抜けて、魚止めの滝ゴルジュの上にでる踏み跡に入る。
無能沢に下る屈曲のところが入口でケルンもある。少し進むとテープもところどころ付けてある。
踏み跡辿っていくと大きな河原へ出て入渓となる。

少し河原歩きをして、小滝ながらも迫力のある滝をいくつか越えていくと、両岸が狭まりなが長い淵が出てくる。
ウナギの寝床とはよく行ったものだ。深いながらも流れは緩く、朝イチ泳ぎの悲鳴を上げながら進んでいく。

沢が直角に曲がると8mの滝が豪快に飛沫を上げている。
右岸をわりと簡単に直登できる。

その先には大きなナメ滝が三段続きとても美しい。
そのおくには抱返り沢が50mはあろうかという滝を抱えて注ぎ込む。
右手からは大倉沢も滝で合流し本流は再度直角に曲がる。
いわゆる十字峡。なかなか筆舌しがたい雰囲気だ。

本流を進むと再び長い淵となる。こっちはアナゴの寝床。
出口は2段8mの滝となっている。
右岸のバンド状を上手いこと通り抜けて突破。

さらにその先には2段20mの抱返りの滝が待ち構えている。なかなかの水流と迫力だ。
一段目は適当に上がりの左のルンゼを登っていき滝の高さを見ながら灌木をこぎならがら微尾根を越えて沢におりる。
ルンゼを登りすぎると沢身に降りられないので注意が必要だ。

抱返りの滝上からは釜とナメ滝が連続して美しさのハイライトととなる。
テンション上がりながら思い思いに歩いていく。

三条10mの滝を右岸のチムニー状から越えると七ツ小屋沢出合。本流は右から滝で入ってくる方だ。
出合からも小滝や小ナメ、釜が続いていい感じだ。ツチノコポットホールも見つけることができた。

釜持ち8mの滝は右岸巻き。
さらにその先にやや幅広の10mの滝が現れる。今日の核心一つ目。
左岸に残置支点のあるルートがある。一段上がったところにある外傾気味のバンド状をトラバースしていき、水流右を直上する。
3つ目の支点のスタンスが不安定でなかなか緊張した。
確保支点は残置ハーケン2枚にカムでバックアップ。
核心を一つ越えて一安心。

その上も滝がポンポンポンと出てきる。快適に登っていけるかと思いきや、曲がり滝の上段で少しつまる。
ホールドを見つけ空身にしてハイステップで突破。ザックを受け渡しというときにデジカメを流すトラブル発生。
すぐ下の釜をゴーグル着けて潜ってなんとか発見して事なきを得る。

滝で合流する支流を見送ると一転して礫質の岩質となり、少し進むと2段15mの滝が出てくる。
一段目は登れそうだが、二段目はどこを登るかもよく分からないので左岸の草付の踏跡を巻く。

沢に復帰してV字谷を進んでいくと2段40mの大滝へと辿り着く。素晴らしい迫力だ。
下段は階段状で簡単に登れる。

上段は左の側壁にルートがあり残置支点もある。
バンドからチムニーを直登するところはスタンスがなく残置のアブミを使いながら登る。チムニー出口のホールドも少な目なのでカムを使ってセカンドのためにシュリンゲをかける。
そこから上は灌木を目指して登り、灌木を支点にセカンド確保。

その先は灌木と草付きの間のバンドを滝上目指して歩いていく。念のためここもザイルで確保した。

大滝を越えるとほどなく峠沢出合。核心二つ目を越えて一安心。
再び開けて明るくなった沢を歩いていく。10mの滝は巻き道もあったが、左岸の滝身横が登れた。

その後もナメや小滝を小気味良くこなしていって二股まで。少し探すと素晴らしいテントサイトが。
高台ではないが草木もわりかししっかりしていて大増水に耐えられそうな感じだ。

安全地帯まで抜けたので今日はここで行動終了。
適当に設営をして一息付きがてらラーメンを作って食べる。
やはり午後になると雲がモクモクと湧いて時折ぱらついたりもするが大きく崩れることはなく、酒を飲んだりうとうとしたりしながらのんびり過ごす。
夕方にはペミを食べて、そろそろ床に付こうかというころにわか雨が降り始める。
みるみる雨脚は強くなり激しい雨へ。雷も激しくなり、近くの稜線に落ちたりもしている。

少し水の滴るタープの下でやり過ごしていたが、沢もみるみる30cmほど増水し川幅一杯の流れとなってしまった。
軽く荷物をまとめて沢足袋を履いて少しだけ様子見。
1時間超くらい雨は降りしきり弱まっていった。
改めて増水した沢を見たが溯行できないというほどは増水していない。
まあ、まだ多少降っても問題ないということで改めてシュラフを広げて潜りんで眠りに落ちた。

15日 朝日岳に詰め上がり稜線で土合へ
3時起きで相も変わらず棒ラーを食して出発。
昨日の増水が嘘のように引き穏やかな流れに戻っていた。

二股から先は大きな滝もなくちょい小滝をこなしながらゴーロを歩いていくといつしか沢はV字谷となる。両岸は草付明るくいい感じ。
斜度も増してきて時折小滝を超える度に振り向く無能岳や大源太山なんかを望むことができる。

最後はササブッシュを掻き分けながらになるが、今回は沢型、踏跡をしっかりた辿れ、灌木もさほど出てこない。万太郎の源頭に比べれば敵ではない。
ハリギリにだけ気をつけて登っていくと山頂直下の湿原に飛び出した。
振り返ればポツポツと池溏を湛えた広々とした稜線が広がりとても気持ちがいい中を歩いて朝日岳ピークへ。

となりのジャンクションピークの奥には巻機山がちらっと見えている。
苗場の向こうには妙高火打のような山も見えている。
谷川や尾瀬方面はガスで少しがっかりだが、それでも十分最高のピークだ。
これから降りる笠ヶ岳、白毛門が連なる稜線もなかなかの迫力だ。

一緒になった富山の老岳人としばし談笑してピークをあとにする。
お盆だというのに稜線ではあまり人に会わなかったが、出会った人たちは渋い雰囲気の人たちばかりだった。必ずまた訪れよう。

見た感じで分かっていたことだが、大天狗、小天狗、笠とアップダウンがしっかりとある。
標高を下ろしていくうちに暑くもなってきた。
白毛門からは赤城山の向こうに関東平野まで見ることができる。
谷川東面も稜線部はガスガスながら、おどろおどろしい一ノ倉沢を初めとする大岩壁を望むことができていい感じだ。

この稜線は不思議なことに上から見るとたおやかなピークでも、越えてから振り返ると荒々しい感じとなる。
白毛門から少し下るとほどなく樹林帯に突入する。
ブナ林帯になると少し涼しくなるから不思議なものだ。
下のほうまで美しいブナ林を下ろしていき土合橋の駐車場へ。
そこからさらにもうひと踏ん張りし、三角屋根の可愛い土合駅へ辿り着いた。

3泊4日、沢の継続がきちんとできたのは西表以来かもしれない。
疲労感と充実感に満ちた良い山行となった。

と思ったのも束の間、土合駅のもぐらホームまでの長い下り階段にやられたり、土樽駅から間一髪、スコールに捕まる前に車を回収したりして、沢合宿は幕を閉じた。

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