明星ヶ岳〜八経ヶ岳〜弥山【毎日アルペン号東京リターンからのその②】
- GPS
- 08:23
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 1,800m
- 下り
- 1,793m
コースタイム
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:24
天候 | 晴れ時々曇り(一日通して降水は0) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1570383.html を参照 復路 天の川温泉BT15:25発---奈良交通バス---16:35着下市口駅(1220円) 下市口駅16:48発---近鉄特急---17:52着大阪阿部野橋駅(910円+特急料金510円) 天王寺駅---大阪メトロ---新大阪駅(280円) 新大阪駅19:16発---ひかり534号---22:10着東京駅(14400円/EXIC早トクグリーン) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【天川川合登山口〜林道出合】 このコースの核心部というくらいの急登の階段(段差大き目)をひたすら登っていきます。鉄塔のたもとまでくれば一段落。そこからの登りは勾配も緩く、斜面をトラバース気味に進む箇所もあり。ジワジワ登り詰めて視界が開けたところが林道出合です。 【林道出合〜栃尾辻】 林道(車の通行は無し)を200mほど進み、左手から登山道へと進みます。今までと比べると傾斜も緩やかです。登り詰め、右手に先程の林道の延長線を見ながら、一旦同じような傾斜を下ります。斜面をトラバースするようにトレイルが続いているので歩きやすいです。一部崩落気味の個所もありますが注意して進めば問題ありません。そして4年前に、ルートミスをした箇所はトラロープで丁寧に誘導されており道迷いの危険性は皆無になりました。 【栃尾辻〜カナビキ尾根分岐〜高崎横手】 やや登り気味の個所からスタートしますが、すぐに平坦な尾根通しのトレイルになります。しばらく歩くとカナビキ尾根の分岐に出ますが、広めの尾根の為、積雪時を含む悪天候時は、目印を見失わないよう注意が必要です。カナビキ尾根分岐からやや登り基調ですが、また平坦な尾根筋に…整備されたトレイルを進めば、明星ケ岳と狼平の分岐、高崎横手の看板です。 【高崎横手〜明星ケ岳】 ここもほぼ平坦なトレイルを進みます。途中、日裏山などの小ピークの際に多少のアップダウンはありますが、栃尾辻以降のジワジワ高度を上げるトレイルに変化はありません。左手に鹿除けネットが登場すると、八経ヶ岳と釈迦岳の分岐標まではすぐです。一旦、釈迦岳方面に100mほど進み、左に分かれるトレースを左へ、トレース通り進んで、倒木を掻き分けると明星ケ岳の山頂標が現れます。 【明星ケ岳〜八経ヶ岳】 左手に鹿除けネットを見ながら進みます。標高差もさほどないため、平坦なトレイルです。右手にいくつかのピークはありますが、あくまでトレイル通りに歩みを進めます。やがて、最後のピークに登り詰めるゆるやかな登りに…近畿最高峰:八経ヶ岳に到着です。 【八経ヶ岳〜弥山】 弥山の方が八経ヶ岳よりも標高が低いので、当然下りなのですが、余計に下る感じです。途中鹿除けネットが2箇所あります。必ず開けたら閉めましょう。弥山小屋の整備が行き届いているのか、整備された登山道で登り返しもあまり負担にはなりませんでした。目の前に現れた茶色い立派な小屋が弥山小屋です。ジュース類が300円はうれしい!はじめの鳥居をくぐり、更に右手の鳥居をくぐれば弥山山頂神社です。 【弥山〜狼平〜高崎横手】 しばらくは八経ヶ岳を左手に見ながら進みます。鹿除け柵を通り抜け、しばらくすると狼平への近付きを示す木製階段が出現。この階段想像よりもはるかに長かったです(汗)下り切ったところが避難小屋のある狼平です。トイレがないようで、紙の持ち帰りを促す看板がありました(ってことは野便…)橋の下には弥山川の清流ですが、水場はもう少し高崎横手寄りのところの方が良さそうです。高崎横手までも登り返しというほどのものはありませんでした。 ※台風の影響からか倒木が多かった以外は歩きやすかったです。目印や誘導も、4年前とは比較にならないほど沢山ありました。 数年前に高齢の登山者が、この尾根で道迷いをされた影響でしょうか。地元の方たちや、天理大学ワンダーフォーゲル部の方たちが整備されたようで、頭が下がります。十分にお勧めができる登山道です。 |
その他周辺情報 | ☆天の川温泉 温泉の状態はすごくよかった♡ですが…バスの本数が少なくアプローチは車がないとキツイです。※炎天下のなか3Kmほど歩きました(泣) http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/04south_area/tennokawaonsensenta/ このHP掲載時よりも建物が新しくなっています。 ☆洞川温泉 公共交通を利用するのであればこちらの方が利便性は高そうです。 http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/04south_area/soneidorogawaonsensenta/ 一応奈良交通バスの時刻表 往路:https://www.narakotsu.co.jp/news/pdf/news_0856/1.pdf 復路:https://www.narakotsu.co.jp/news/pdf/news_0856/2.pdf 土日祝はやや充実 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
コンロ
コッヘル
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
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感想
毎日アルペン号東京リターンショック(経緯:https://www.yamareco.com/modules/diary/42545-detail-171052)も、大台ケ原の素晴らしい景色にて払拭され、その②は、いよいよ4年前の雪辱を果たすべく、近畿最高峰:八経ヶ岳を目指すことを目論んでの計画。
前回の反省から、公共交通を利用した場合は、前日に乗り込まないと厳しいと判断。今回は川合登山口付近にある、オートキャンプ沢谷さんにお世話になることにしました。(詳細はこちら:http://www.yoshino.ne.jp/sawatani/)
下市口駅で奈良交通バスの運転手さんに「どこまで行くの?」→私「天川川合まで」→「どこに泊まるの?」→私「キャンプ場にキャンプします」→「オートキャンプ沢谷?だったら役場前まで乗った方がいいよ!」と親切に教えて頂きまして。その通り橋を渡り、つきあたりの郵便局を左に折れてすぐにありました。
料金は1500円と山の天場よりも高めですが、水道、自販機、水洗トイレ、そしてAC電源も完備していて至れり尽くせりの設備です。そしてなによりテントサイトが広い!多分自分のサイズのテントならば8〜10帳ぐらいは張れるんではないかとおもうぐらい十分なものでした。受付の際に、オーナーさんに出来れば下山後の撤収でお許し頂けないかと交渉→あっさりOK!とてもアットホームです!!
ただ、問題点としては、一般のユーザーもいて(いや、むしろ登山での利用者は、利用日に関しては0!)、注意の張り紙も「22時以降はお静かに!」だって(笑)山時間と2〜3時間ほどズレがあるようです。案の定、22時以降も上の方のサイトでは楽しそうな笑い声とか聞こえてきましたけどね…そんな環境でも眠れたんで問題なしですが、昨日のホテルの件といい、神経が細やかだったり、繊細な方にはお勧めできないですね。
例えば、家族でキャンプと称して連れてきて、家族が川遊びをしている間に登山をするとか…そんな方に向いているのかな…
さて本題です。、入口から鉄塔まで登る階段状の急登は今なお健在でしたが、今回驚いたのは登山道が4年前と比較しても十分すぎるぐらい整備されていたことでしょうか。至る所に看板、目印があり、4年前にルートミスした箇所に至っては、トラロープで誘導されていました。無雪期に限れば、もはや迷いようのない登山道になっていました。地元の方々、天理大学ワンダーフォーゲル部の方々の手で、こうして安全な登山道が整備されたことに感謝します。林道出合からは、今までの半分の登りと平坦トレイルを繰り返す歩きやすい道で問題なく進めました。距離が長いのが玉に瑕ですが(笑)もしかすると、トレランのトレーニングなんかにも良さそうですね。今は倒木がわんさかありますけど(汗)
高崎横手を過ぎて、明星ケ岳に立ち、これから最高峰へと思った矢先、日裏山ですれ違った登山者の方とのまさかの再会にびっくり!どこで間違われたのか…明日は我が身ですね。気をつけねば…このあとまた同じルートを下山して行かれました。ちゃんと下山できたかな?
鹿除けネットを左手に見ながらのビクトリーロード、明星ケ岳との標高差も20m程度、気持ちの良いトラバース道でした。そして4年越しの山頂へ!この好天の中、登頂できた幸運に感謝です!!しばらく山頂の風景を楽しんだあとは弥山へ。一旦下りますが、弥山小屋の方の整備のおかげで最後の登り返しも苦労なく登ることができました。弥山小屋にて誘惑に負け、禁断の「お疲れコーク」を逝ってしまいました(汗)
弥山神社にて、登頂のお礼参りをして下山の途へ。木製階段になれば狼平まではすぐと思っていたのですが、たどり着くまでの10分弱の時間がとてつもなく長く感じました。大分下ってきてもうすぐ林道出合という箇所で、大荷物の登山者とすれ違いました。弥山小屋にテントを張る予定とのことでしたが、いろいろ詰め過ぎてしまったとのこと(わかりますよ!その気持ち)カンカンに照り付ける太陽の下、苦しそうでした。思わず2年前の笠新道で重い荷物にヒーコラしていた自分と重なり、何度も「頑張って!」と声をかけてしまいました(笑)予定よりも20分ほど遅れてキャンプ場へ帰還しましたが、オーナー奥さんが温かく迎えてくれました(うれしー!!)
2回目の「お疲れコーク」のあと撤収、天の川温泉に移動すべくタクシーの手配を依頼したのですが…この村には1台しかタクシーがないとのこと。一応連絡をして頂くが五條まで出ているとのこと。歩いたらどのくらいですか?→3Kmぐらいかな…涙の残業です。途中の残り2Kmの標識や路上の気温計の表示(31℃)に心を折らしながらようやく天の川温泉に到着…露天風呂もあり、湯温も好み。まさにオアシスでした!!
隣の食堂でざるそばを戴き、帰りのバスに乗るべくバス停へ。そこには食堂の若旦那がいました。なんでも修理した車を取りに行く必要があるために下山しなければならないとか…ここが地元の方のようで、いろいろ話をしながらバスに揺られ、あっという間に下市口駅に到着しました。そして、昨日の夕方から携帯の電波はちゃんと立っているのに、携帯が繋がらないことについて相談したところ、「あー、多分それね…電源の入り切りで直りますよ♡」とのこと。実際にやってみると…直りました♡すごい!と感心→この辺は電波状態が悪いので、しょっちゅうこんなことがあるから慣れているんだって(笑)どーも、お騒がせ致しました。
この3日間は(リターンも含めると足かけ5日か!)いろいろな勉強をさせていただきました!
公共交通でテント持参とは恐れ入りました😆この道は確かリベンジルートですよね?
トンネル脇にはバス停が無いのですか?
ジモティじゃない人が選ぶルートじゃないですよ!?ロングルート踏破、本当にご苦労様でした\(^o^)/
いかにも!長いルートでしたね😥
麓にベースキャンプできた⛺ことで、身軽に動けたことは良かったと思います。
そうなんです。トンネル脇は乗用車オンリーなんですよね。このルートは、ジモティでも長過ぎて敬遠するかもしれないですよね。でも、レコに記した通り、四年前の敗退時とは比較にならないぐらい整備が行き届いてましたよ。ぜしいかがでしょうか笑笑。
その,魎泙瓮灰瓮鵐箸△蠅とうございました😊
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