記録ID: 1572283
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
白根三山縦走 北岳・間ノ岳・農鳥岳
2018年08月27日(月) ~
2018年08月29日(水)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 35:02
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,595m
- 下り
- 3,290m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:12
距離 7.4km
登り 1,709m
下り 346m
天候 | ☁☂☼☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
◆中央高速道甲府南IC〜奈良田(1時間30分) ◆奈良田第2駐車場無料、仮設トイレ有り ◆山梨交通バスで広河原まで移動 奈良田第2駐車場⇒広河原バスターミナル(45分) 時刻表 http://yamanashikotsu.co.jp/ ♥帰路 ◆奈良田第2駐車場〜中央高速道路〜圏央道〜常磐道 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆実際の1日目は移動のみでコースタイムには入っていません。 ◆1日目 広河原〜北岳〜北岳山荘泊 前泊をした広河原山荘を5時40分に出発、林の中を20分ほど歩くと白根御池小屋分岐に出る。 左大樺沢二俣方面に道を進めると直ぐに大樺沢の流れに、花と流れを楽しみながらの道となる途中2度大樺沢を渡るが仮設の橋は新しくとても安心感があった。 約2時間ほどで仮設トイレのある大樺沢二俣に到着ここで一息入れる。ここから見るパッドレスや八本歯ノコルは雲の中、北岳も同じかと少々がっかり。 二俣からは右俣コースを登る。ここからは高度を稼げる分息も上がる1時間半ぐらいで、くさすべり分岐に着き更に少し歩くと小太郎尾根分岐に到着、やっと尾根道となる。 周囲はガス、途中雨具を取り出し雨の中を肩の小屋に、休憩中の婦人の美味しいの一言に我々もコーヒーを注文し売店の軒先で小休止。 肩の小屋から北岳は岩場の道、濡れた岩に注意を払いながらの登りとなった。 山頂には数名の登山者が、当然視界はなくお兄さんにシャッターをお願いして作り笑顔で証拠写真を撮る。 山頂からの下りは岩場のザレに気を遣う八本歯からの分岐に降り立つと西からの時折強く舞う雨風に停どる。 若干でも危険回避のため稜線ルートからトラバースルートに変更八本歯方向に高度を下げる。 以前通ったルートだが周りの風景が思い出せない8年前の記憶も薄れたか。 稜線と違い風の弱さを感じながらトラバースルートを北岳山荘に進む、昼を少し回った頃に山荘に着いた。 ◆2日目 北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田 東の空はサンライズ雲がオレンジ色に焼けている、今日は曇りの予報、山荘を5時15分に出発し稜線を間ノ岳に向かう、太陽はないが周囲の山ははっきりと見える。 気持ちの良い稜線を景色を楽しみながら中白根山から間ノ岳へと昨日の雨天とは偉い違いだ。 各ピークでは後方に主峰の北岳を始め仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳、東に富士山をたっぷりと眺めることが出来た。 間ノ岳から農鳥小屋の下りは稜線の右を巻きながら岩場の登山道が高度を下げて行くと鞍部に赤いトタン屋根の小屋が見えてくる。 どことなく小屋の周辺は黄色と赤のペンキで書かれた文字が目に付く非常に親切だ濃霧の時でも迷うことが無いだろう。 小屋に着くとどこからともなくあの名物オヤジ、売店でコーヒーを注文したらマグカップを持って来な、えぇ〜カップ持ってないのでぇ〜・・・ 仕方なく変わりにリポビタンDを頂きました。農鳥小屋リポD¥300最強。 小屋から西農鳥岳を見上げるとガスが掛かってきた。標高差200mの岩場を登りきると視界なし、山頂の道標で互いに写真を撮り合い次のピークへ向かう。 西農から農鳥岳は距離にして1Km/30分ほど掛かった、ガスに覆われ濡れた岩場の稜線は特に注意、慎重に農鳥岳山頂に登る。 農鳥岳の山頂も視界ゼロ、ガス晴れるのを期待をし15分ほど粘ったがガスは切れることはなく諦め下山。 白根三山最後の頂きを後に大門沢下降点へ下ります。 下降点は黄色の三角の鉄塔が目印だ、鉄塔には鐘が吊り下げられてあったので打ち鳴らし大門沢小屋へと激下りを開始。 足元はザレや段差のある岩場、スリップ・転倒と膝に注意しながら大門沢小屋にヘロヘロで到着。 最後のスタミナを小屋ランチで補う、メニューからラーメンとカレーうどんを注文ゆっくりと昼食を食べ後半の下りに備えた。 小屋からの後半は勾配も緩やかになり林間の登山道に変わった。途中沢を幾度か越して奈良田第1発電所に到着、発電所では砂防ダムの工事が行われており大勢の作業員と重機が動いていた、進入禁止の遮断機を潜り車道を20分位歩くとスタートの駐車場に戻った。 |
その他周辺情報 | ◆日帰り入浴 西山温泉湯島の湯 ¥550 http://www.shokokai-yamanashi.or.jp/~hayakawa/kanko/yujimanoyu.htm |
写真
感想
初の白根三山は、新たな挑戦目標である。
北岳・間ノ岳は8年前に登っている。
丁度登山に興味を覚えた頃、芦安から広河原に入り二股を八本歯〜北岳山荘に宿泊、間ノ岳〜北岳〜二俣〜広河原のルートを取った。時期は、紅葉の頃と記憶するが詳細は忘れた。
今回は、3000m峰の完登を目標に、白根三山縦走路を歩き西農鳥岳を登る計画を立てた。
結果
1日目は、ほぼ雨終日テンションも上がらず、力まず無理をしなかったことが2日目と繋がり体力に余裕ができ走破が出来たkana。
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gentamaさん、こんにちは!
間ノ岳に向かう3,000m超えの天空の稜線は
遠望が利いたようで爽快な歩きを楽しめましたね
遮る物がなく、これから歩く稜線やピークを
見ながら歩けるのは最高です
初ブロッケンおめでとうございます。
私は一度だけ石鎚山で体験しました。
充分に満喫されたようでテンション上がりますね
白峰三山縦走お疲れ様でした。
wazaoさん こんにちは。
広河原から見た北岳は雲の中、初日の山行は諦めていました。
霧雨中の難行も、この現象と引換ならヨシですね!
小屋で夕食の最中やけに窓の外が明るくなった感じがして・・・
食事後外に出てみると周りでざわつく声、霧の中からフワツと浮き出るブロッケン5分ほどでしたが陽が差し込むごとに楽しませてくれました。
初めて見たブロッケン感動ものでした。
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