悪沢岳〜赤石岳〜聖岳 ずっと強風

2018年08月29日(水) ~ 2018年09月01日(土)

• GPS: 26:46
• 距離: 43.9km
• 登り: 4,753m
• 下り: 4,711m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:29
• 合計: 5:53

距離 10.7km 登り 1,680m 下り 187m

8:49 椹島ロッジ
9:02 滝見橋
10:42 10:51 小石下
12:40 蕨段
12:52 13:05 見晴岩
13:57 14:04 駒鳥池
14:13 駒鳥池駐車場
14:42 千枚小屋

2日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:49

距離 15.1km 登り 1,376m 下り 1,528m

5:04 千枚小屋
5:44 5:49 千枚岳
6:32 丸山
7:04 7:11 悪沢岳
8:08 8:16 荒川中岳避難小屋
8:22 中岳
8:32 8:34 前岳
8:54 8:55 お花畑（荒川前岳南東斜面）
9:29 9:58 荒川小屋
10:28 10:29 大聖寺平
11:16 11:23 小赤石岳の肩
11:37 小赤石岳
11:49 11:50 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:08 12:13 赤石岳
12:15 12:40 赤石岳避難小屋
14:06 百間平
14:53 百間洞山の家

3日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:57

距離 9.5km 登り 1,143m 下り 1,334m

5:53 百間洞山の家
6:44 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
7:03 7:07 中盛丸山
7:46 7:50 小兎岳
8:34 8:36 兎岳
8:41 9:13 兎岳・避難小屋
10:56 11:04 聖岳
11:50 11:51 小聖岳
12:29 薊畑分岐
12:46 12:47 聖平小屋分岐
12:50 聖平小屋

4日目

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:56

距離 8.6km 登り 566m 下り 1,678m

5:36 聖平小屋
6:29 6:35 滝見台
7:11 7:13 乗越
7:41 7:43 造林小屋跡
8:12 8:27 聖沢吊橋
9:32 聖沢登山口

天候

8月29,30日　曇り時々晴れ
8月31日　霧（強風）
9月1日　雨（強風）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙第一ダム夏期臨時駐車場（無料）トイレあり
http://www.t-forest.com/alps/park.html

＜所要時間＞
静岡駅付近から約2時間半（新静岡インターからなら15-20分短いかな）
新静岡インターから富士見峠経由
狭い道だが舗装されており、対向車がなければ走りやすい
平均走行速度30km/h

＜コンビニ＞
新静岡インター降りてすぐのローソンと次に出てくるファミリーマートが最後

その他周辺情報

南アルプス赤石温泉 「白樺荘」
電話　[phone]
http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html

日帰り入浴　510円
4月から11月まで10：00〜18：00
食事可能

入ると肌がヌルヌルした感じになる気持ちのいい単純硫黄泉

写真

8/29 7:18

右下が無料駐車場

左に東海フォレストのバス停
右に井川観光協会のバス停

8/29 7:18

登山者用無料駐車場
まだまだ空きあり
平日ならでは

8/29 8:40

椹島
ここまでの林道1時間、未舗装で揺れと突き上げが激しかった

8/29 9:06

登山開始してすぐのつり橋

8/29 9:06

これができたおかげでコースタイムは20分ほど短くなったそうだ

8/29 10:20

千枚岳まではときおり林道を横切ったり、横目に見たりする
残念！

8/29 12:50

見晴岩からの展望
ここまではほとんど見晴らしがなかった
スタートしてちょうど4時間にして感動もひとしお
悪沢岳方面

8/29 12:59

赤石岳方面

8/29 14:00

駒鳥池
北八ヶ岳を思い出させるようなしっとりとした湿地

8/29 14:12

このような看板がところどころに立ち、歴史などを教えてくれる

8/29 14:42

玄関前にテーブルが置かれた、きれいな千枚小屋

8/29 14:42

千枚小屋

8/29 15:37

テーブルの真正面には富士山！

8/29 17:53

夕食はハンバーグ

8/30 4:17

メニュー

8/30 4:18

こんな感じの部屋
今日はゆったり

8/30 5:15

8/30　日の出
少し前に歩き始めたばかり

8/30 5:21

焼けてきた
登り始めて千枚岳まで最初が急な登り

8/30 5:48

千枚岳
この日は強風
（ちなみに翌日もその翌日も強風）

8/30 5:51

8/30 5:57

このあたりから岩の山

8/30 6:13

ハイマツと草紅葉

8/30 6:32

初日がずっと樹林帯だったので興奮がピークに！

8/30 6:52

大きな岩の間を登り、抜けていくと

8/30 7:06

ふいに青空の山頂を見上げ

8/30 7:09

悪沢岳　山頂！

この4日間で一番の晴天！

8/30 7:23

この先にある荒川三山　残りの山は雲の中

8/30 7:26

いったん悲しいくらい大きく下る
（ちなみにこの行為はこの後も翌日も続く）

8/30 7:38

中岳への登りから振り返って悪沢岳

8/30 8:08

中岳避難小屋
管理人の方がいて飲み物やカップラーメンが買えます
この日はまだ先が長いのでスキップ

8/30 8:21

荒川三山の最後のピーク　前岳に向かいながら振り返って
手前に中岳、奥に悪沢岳

8/30 8:31

手前に中岳、奥に悪沢岳

せっかく晴れたので

8/30 8:32

前岳頂上
裏には。。。

8/30 8:34

こんなに崩れたガケが迫ってます

怖くてのぞけないくらい

8/30 8:42

荒川小屋への下りも悲しいくらいに大きく下る

8/30 8:45

振り返って

8/30 9:07

先の赤石岳方面の雲が微妙に取れない

右下に荒川小屋

8/30 9:02

下の方に荒川小屋

8/30 9:28

荒川小屋
9:30時点で食事の提供もしていましたが。。

8/30 9:38

私は千枚小屋でいただいたお弁当

8/30 9:29

5時に千枚小屋を出発して
いま休憩して10時に出ると。。。
おー！行けそうだな！

あれ？ワシは百間洞だけど、ま、同じくらいか
ほっ

8/30 10:18

巻道を緩やかに上っていく

8/30 10:23

小赤石への厳しい登りが迫ってくる

8/30 10:43

大きな登りスタート！
本日　3回目！

8/30 10:43

振り返ると素敵な荒川三山

8/30 10:59

目の前には厳しい登り
変わらず

8/30 11:18

遠くに富士山が見え続けるが。。。。

8/30 11:37

先の赤石岳は雲の中

8/30 11:42

から5分後
不意に晴天！

赤石岳ロックオン！

8/30 12:08

が、到着時はまた雲の中

8/30 12:09

8/30 12:10

三角点

8/30 12:13

山頂裏にある避難小屋へ

8/30 12:16

この手ぬぐい、購入しました
1000円也

8/30 12:40

本日の宿、百間洞
夕飯はトンカツ！
ここから約2時間で到着予定

8/30 12:50

荒涼とした岩の道を進み

8/30 13:08

荒々しい岩の中を下り、トラバースしていく

8/30 13:50

振り返って赤石岳

8/30 14:04

百間平

8/30 14:08

北側の展望がよく、塩見やその北の山々を望むことができた

8/30 14:47

百間平から百間洞への下りは想像以上に長く
そして厳しい

8/30 14:52

百間洞山の家

8/30 14:53

百間洞山の家

8/30 16:34

玄関の目の前には沢があり、冷たい水で頭を洗った。。という人も

8/30 16:36

歩いて1-2分のところには展望台があり

8/30 16:39

明日目指す聖岳をロックオン

実は小屋の部屋からも見ることができた

8/30 16:39

8/30 17:08

南アルプスはすてきだねぇ。

8/30 17:09

名物　トンカツ
ソース、もしくは　おろしポン酢！でいただく

8/31 6:00

8/31　3日目
ここから二日間は
ほぼ雨と霧と強風なので

8/31 7:57

写真を何枚撮っても変わりがありません

8/31 8:00

ライチョウ！

8/31 8:44

ウサギの避難小屋
ここには管理人さんはおらず、物品販売もありません

8/31 11:01

さらに登り続けて聖岳では
強風のため立つことも厳しく
シャッターを押して通過

8/31 12:33

聖平が近づき
ようやく花でも撮る余裕がでてきました

8/31 12:33

8/31 12:46

聖平
小屋では入らない電波がここではソフトバンクとAu
ここから70mのところでdocomoが入るそうです

8/31 12:46

木道を歩いて1-2分でほどなく

8/31 12:50

聖平小屋

8/31 12:55

名物フルーツポンチ

フルーツポンチがこんなにうまいとは。。

8/31 14:12

食堂の絵
こんな風に見えるらしい

8/31 14:45

トイレまでの道
玄関から約80m
この日の夜は暴風雨で、レインウェア上下を着て傘をさしてトイレに行くことに。。。

ただ、とてもきれい

8/31 16:29

聖平小屋の夕食

9/1 6:15

9/1　最終日　下山
やはり強風と雨のため、ほとんど写真は撮れず

9/1 8:26

聖沢のつり橋
ここまで下るとあと90分ほど

9/1 9:32

林道に到着

9/1 11:17

下山後、駐車場から車で5分ほどの白樺荘で4日ぶりのお風呂に

9/1 13:05

帰りは島田側に下り、途中の食堂で

9/1 13:12

これで600円！安っ！

9/1 13:12

一本70円！安っ！

撮影機器：

DSC-TX30 SONY

SO-01H Sony

感想

pandapan

今回、初めて南アルプス南部　赤石山脈に足を踏み入れた

＜登山口　さわらじままで＞
まず最初に苦労したのは登山口までのアクセス。。
静岡市街を4:30に出発し無料駐車場に到着したのが7:00
平日でしかもお盆過ぎだったこともあり駐車場はまだ空きが多い
まずは椹島まで東海フォレストさんの無料送迎バスに乗り込む
7:30のバスに乗ったはいいものの、そこから椹島までの1時間のバスはガタガタ揺れる未舗装の山道を縦横に振られながら走っていく
途中、運転手さんがボソボソながらダムや景色についていろいろと教えてくれる

時刻表通りの8:30ピッタリに椹島に到着
すでに街を出てから4時間。。
バスに酔いやすい私はかなりのダメージを受けてすぐには出発できない。。

同じバスで千枚小屋に向かうのは20名弱
結局、このメンバーたちと共に翌日の赤石岳まで、いろんなところであったり話したり、一緒に飲んだりすることとなった

＜東海フォレスト無料送迎バス＞
この日の朝一番のバスは7:30発
登山者の数だけバスが来るものだろう。。と余裕で準備をしていたのだが、結局出発時点では定員まであと1名
これは補助席も使っての人数で、予備のバスは来ていなかったので、あと2名来たら乗れない人が出ることになった
次の時間のバスを待つことになるのか？椹島から追加のバスが迎えに来るのか？は不明だが、いずれにしても計画に相当な遅れが出るに違いない
着いたらとにかくザックを置いて順番待ちの列に並ぶことが重要なようだ

＜山については＞
別途

＜100名山達成のお母さん＞
実はこの4日間の行程が全くおなじだった方が一人だけいた
（歩くスピードが速すぎで一度も一緒に歩いてはいないが。。）
埼玉のおかあさん！
3日目の聖岳で百名山達成！
本当におめでとうございます！

これからも行きたい山をたくさんたくさん歩いて楽しんでくださいね！

コメント

ibuki89

最終日の雨・・残念でしたね~(*‘∀‘)
pandapanさん・mayumi0616さん　お初です~<(_ _)>
荒川三山から赤石岳・さらに聖岳への縦走お疲れさまでした(^^)v

8月29日　同じバスで椹島ロッジと千枚小屋までご一緒し、私達は赤石岳から赤石小屋経由で下山した夫婦です

お天気が定まらない今年の夏・・皆さん気苦労な山行きで、その中で良い天気に恵まれた荒川三山と赤石岳でしたが・・pandapanさんちは最終の聖岳からの下山時の雨は残念でしたね~(*‘∀‘)

南アの取り付きはなかなかのもので・・私達は昨年の夏、光岳・聖岳への登頂を済ませました。

レコのなかでご紹介ありました「埼玉のおかあさん！」・・私達もお話させてもらってレコの中で紹介しておりますが、本当に驚く健脚のスーパーウーマンでしたね

お互い、あのご婦人のように今後も元気で楽しく・かつ安全に山と付き合いたいものですね~

pandapan

Re: 最終日の雨・・残念でしたね~(*‘∀‘)
わーーー！
赤石岳の山頂でちょうどお会いしましたね！
8時間近く歩いた後でいっぱいいっぱいでしたが、無事に下山されたとのこと
お疲れさまでした！
ホント、あの同じバス仲間。。ずっと同じようなペースだったから誰かがいつも近くにいて楽しかったです！
ヤマレコやってらしゃるとは気づきませんでした
たくさんの記録、ゆっくり読んで勉強させていただきます！

天気さえよければ光岳まで一気に行きたかったのですが。。。。仕方ありません
光岳のリベンジは近いうちにやっつけようと思ってます！

また山でお会いしましょう！

ちなみに聖平小屋から下山したバスも「スーパーおかあさん」と一緒でしたよ（笑）

yumihide

椹島までのバスと百�瞭胸海硫箸任完貊�
pandapan様、mayumi0616様　
椹島までのバスと百間洞山の家でご一緒したようです。29日は、私は椹島からはお二人とは逆ルートの、聖沢登山口経由で聖平小屋に泊まり、30日に聖岳や兎岳経由でたどり着いた百間洞山の家でご一緒しました。夕食後の小屋傍の展望台で、聖岳で百名山達成予定の明るいベテラン女性とお話し、ソロでスイス山岳16日間などの御経歴に感心しましたが、本レポートの「埼玉のお母さん」のようですね。翌日31日は私はお二人とは逆ルートの、赤石岳への稜線で耐風姿勢を強いられるなど苦戦して椹島へ下山しましたが、皆様も、悪条件の中、兎や聖岳を越えられたようですね。ご無事でなによりでした。本レポートから「埼玉のお母さん」は、無事百名山達成されたとのこと、私からもお祝い申し上げます。
今後とも楽しいレポートをお願いいたします。

pandapan

Re: 椹島までのバスと百�瞭胸海硫箸任完貊�
yumihide 様

覚えてますよ！
皆さんが百間洞山の家の展望台から戻られたとき、我々もちょうど小屋の前にいて、皆さんに合流して山談議に加わらせていただきました！

「埼玉のお母さん」には最終日、我々のほうが40分以上早くスタートしたにもかかわらず、下山口では10分程度の差にまで追い込まれました！ほんと健脚でスーパーな方でした！

今回はみんな、風でだいぶ経験値を上げましたね
また秋の山を楽しみましょう！