常念岳・大天井岳・燕岳・餓鬼岳縦走〜200名山三座を縦走〜
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- GPS
- 34:46
- 距離
- 38.6km
- 登り
- 3,620m
- 下り
- 3,897m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 9:15
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:37
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 9:44
天候 | 17日 曇り時々霧雨 18日 晴れ 19日 晴れ 20日 曇り、車まで戻ると雨になりました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
〇行き タクシーで一ノ沢登山口へ(4700円) 〇帰り 餓鬼岳登山口からタクシーへ信濃常盤駅へ(2580円) 信濃常盤駅からJR大糸線で穂高駅へ(240円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇登山ポスト 一の沢登山口にあります。 登山相談員の方もいらっしゃいました。 〇トイレ 登山口、山小屋にあります。 〇コース状況 一の沢登山口から燕岳までは、北アルプスの一般登山路と同じくよく整備されて歩きやすい登山路です。 燕岳を過ぎると様相は一変します。 コース入り口には、倒木等で荒れているのでかなりの注意が必要という看板がありました。 確かに倒木も多く、ほとんど人には出合わない登山路となります。 餓鬼岳までは、東沢乗越まで下がってまた東沢岳まで登ります。 そこから岩場が連続して乗り越えたり巻いたりして進みます。 しばらく進むと目の前の岩峰の下まで下って、そこから左に巻きます。 直ぐに崩壊した斜面のトラバースとなりますが、雪渓の急斜面をトラバースするような感じです。 巻道も鎖があった方がいいのではないかと思えるようなところがあります。 稜線に出てからは岩場を越えて行きます。 岩場には桟道、ハシゴなどがありスリリングです。 餓鬼岳の下りは急坂の劇下りの最終水場から沢筋に沿って歩きます。 ここもハシゴ、桟道、鎖場などが次々に出てきて、登山口のすぐ手前までこの状態が続きます。 ここもスリリングですが、滑って転落する事故もあるようなので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 〇登山後の温泉 穂高駅から近い「ほりで〜ゆ〜四季の郷」で入浴しました。(530円) 無色透明ですが放射能泉だそうです。 登山客が多く入浴していました。 入り口に登山靴置き場などがあり登山者への配慮がなされています。 |
写真
感想
常念岳から大天井岳、燕岳、餓鬼岳を縦走しました。
200名山大天井、燕、餓鬼岳に登るためです。
〇1日目(17日)
一ノ沢登山口に着くと小雨が降っていました。
ここまで来たら行くしかないと思って出発です。
用意をしていたら、車で乗りつけて雨模様を見て帰った方がいました。
地元ですから出直すと言っていました。
リュックカバーだけ付けて出発したのですが、途中で雨が少し強くなってきたのでカッパを着ました。
しばらく歩いていたのですが、暑くて汗で中から濡れるので脱ぎました。
霧雨だったので着なくても少し湿る程度でした。
常念小屋に泊まっていた人たちが下りてきました。
「これから登る人が羨ましい。晴れが約束されているから。」と言って通り過ぎていきました。
今日は雨模様ですが、明日、明後日は晴れ予報です。
一ノ沢ルートは以前に娘と登ったことがあります。
蝶まで歩かなくてはいけなかったので、頑張って歩きました。
最終水場で汲んだ水が重くて常念の登りがつらかった覚えがあります。
今日は、時間的に余裕があるのでゆっくり登れました。
おかげでそれ程キツイという感じはしませんでした。
常念にもザックを置いて登れたので楽でした。
常念乗越に出ると青空も見えていました。
残念ながら槍は見えませんでしたが。
夜は晴れて冷え込みました。
少し寒かったので一枚着るとしのげました。
外を見ると満天の星でした。
明日が期待できます。
〇2日目(18日)
晴天となりました。
槍、穂高をはじめ立山、剱、鹿島槍、浅間山、八ヶ岳、富士山、南アルプス、乗鞍、御嶽など周りの名峰が見渡せます。
名峰を見ながら、なだらかに続く稜線を歩くのは、気持ちいいですね。
燕山荘は大人気でした。
大勢の人が宿泊していました。
テン場もいっぱいでした。
〇3日目(19日)
本日も晴天です。
今日は餓鬼岳への縦走です。
歩く人もほとんどいなくて、ちゃんと歩けるのか不安でした。
東沢乗越へ向かって歩くと、踏み跡があるのが心強く感じました。
所々に倒木のある樹林帯を歩いていると、にぎやかな表銀座にいたのが嘘のようです。
東沢岳からは岩場歩きです。
乗り越えたり、巻いたりして進みました。
結構、厳しいところもあったのですが、必死に歩いたのとその後の桟道の印象が強くて、あまり覚えていません。
桟道は、結構古びていて大丈夫かと思えるようなところもありました。
高度感もあるので四つん這いになったりしがみついたりして必死に歩きました。
桟道を過ぎるとまもなく餓鬼岳小屋に着きます。
餓鬼岳へは、小屋から5分で登れました。
山頂は360度の展望です。
向かいに、先日歩いた針ノ木岳から烏帽子岳への稜線が見えます。
向こうの稜線歩きは苦しかったのですが、それに比べるとましでした。
それでも、アップダウンがあってスリリングなコースは応えましたが楽しめました。
昼前に着いたら、そのまま下山しようかと思ったりしましたが、結局2時過ぎでした。
こういう緊張感を要するコースは、ゆっくり慎重に歩くべきですね。
〇4日目(20日)
下山です。
曇り空でしたが、富士山まで見えていました。
百曲がりを急降下して、その後の大凪山までは緩やかな尾根歩きです。
大凪山からまた急降下となります。
ガレ場の急坂で、落石注意の看板があります。
最終水場まで急降下です。
登りはきつそうですが。
最終水場からゆっくりと歩けるのかと思ったら違っていました。
古びた桟道や橋などがあり、大丈夫かと思えるところもありました。
途中で、沢の中を歩きます。
本当に登山路かと思えてしまいます。
沢の中に木製階段があるのは驚きました。
石にマーキングあるので迷うこともなく、渡りやすい渡渉箇所へと誘導してくれるので助かりました。
へつるところも何か所かあります。
転落した人もいるようなので注意が必要です。
北アルプス、表銀座の稜線歩き。
アルプスらしい景色を眺めながら歩けます。
それとは異なる餓鬼岳。
静かに緊張感を持って山歩きができます。
タイプの異なる山歩きを一度に楽しむことができました。
それに200名山を3座追加することができました。
これで76座になりました。
ロングトレイル、お疲れ様でした!
前半はメジャールートならではの有名な絶景、後半は玄人向けルートのデンジャラスかつ貴重な景色で、贅沢な山行になったようですね!
前半は2ヶ月前に通った道なので懐かしく拝見させていただきました♪
ほぼ好天の中でうらやましい限りです♪
餓鬼岳のテント場は鬱蒼としてるのかなと思っていたんですが、安曇野を見下ろせる素敵なテント場のようなので行きたくなりました☆
chemistさん こんばんは
おっしゃる通り、山ガールもたくさんいるメジャールート、後半は玄人好みのマイナールート、晴天の下で両方楽しめました。
いつでも山行できるので、晴れ予報をねらって山行できます。
休日しか山行できない現役では雨にあたるのはやむを得ないですね。
餓鬼岳のテン場は6張りほどしかはれない小さなところですが、安曇野を見下ろすことができますし、少し燕方面へ登れば展望が開けたところにでます。
裏銀座の稜線から南ア、八ヶ岳、浅間山などが展望できます。
夕暮れの景色やご来光を望めます。
いいところですよ。
コースも面白いので機会があれば訪れてみてください。
tanosikuさん、こんばんは
今月は自分の山行もあったり、子供の行事や仕事も繁忙期というのとでなかなかヤマレコをじっくり開けないのですが、ようやくゆっくりと拝見させていただきましたヽ(´ー`)ノ
ここ最近はずっと天気が悪い日が続いていたのに、さすがはいい天気狙いますね〜♪
tanosikuさんの景色を見て私も大天井でテン泊したときのことを思い出しました( ´ ▽ ` )
ここは絶景ですよね〜♪
それにしても常念岳からとはすごい!
今年は二百もかなり攻めてますので、来年には完登できそうですね┗(^∀^)┛
タイさん おはようございます
天気をみて山行できる暇オジサンの特権ですね。
大天井は、燕からか常念からしか登れないのでこのコースにしました。
この山域、常念〜蝶〜上高地と赤線が付いているので、それを延ばすためにこのコースにしました。
大天井から槍までが抜けていますが。
こちらはそのうち表銀座でも歩きましょうかね。
ことしは、テン泊縦走をメインにしました。
残っているところもテン泊縦走できるところはしたいので、どうなるやら。
焦らずにじっくりと行きます。
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