1年越しの八峰キレット!鹿島槍&五龍&唐松(↑扇沢↓八方)
- GPS
- 16:56
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 3,167m
- 下り
- 2,669m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:57
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:58
天候 | 1日目 晴れ 、2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
◆毎日あるぺん号 新宿→扇沢(B) 23:00→04:30 ※信州号も扇沢行きはあるが、到着が05:32と約1時間遅い。対してあるぺん号は扇沢駅通過後に爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳登山口にも停車してくれるため、歩く距離が短縮できる。今回の日程では800円の差しかなかったため、あるぺん号を選択。 --- 帰り --- ◆さわやか信州号 白馬八方→新宿 14:15→19:28 ※この便は特定日のみ運行のため、参考にする場合は要確認を。 ※三連休最終日のため小仏トンネルの渋滞が30km、到着時刻1時間40分ほど遅れてました。 |
写真
感想
グループ計画中止により突然のソロ山行のちゃーんす!
・以前より計画していて準備が間に合う
・天気が良さそうな日曜にピークを踏める
・一人で連休渋滞の運転はきついのでバス、空席あるとこ
・連休でも空いてそうなコース
という条件より、去年断念した八峰キレットへの挑戦を決意。出発当日、夕飯を食べながらのバス予約はソロだからこそ許されるドタバタだと思うw
以前調べたことがあるとはいえ、急遽決めた行き先のため判断をあやまっていないか不安だったが行ってみると大正解!晴天のなか紅葉も楽しみつつ、鹿島槍をゆったりと満喫できた。お泊りしたキレット小屋はとても綺麗な小屋で三連休なのに全く混んでおらず、布団は皆一つ飛ばしで使える余裕さだった。水は多めに持ち込んでいたためいただいてないけど、宿泊者は天水をもらえて自炊室も広々、トイレの隣に更衣室あり。今回は自炊派を見かけずボッチ飯だったけど、夕食時に仲良くなったと思われる方々が朝連絡先を交換しているのをみて、次は小屋の夕食を楽しむのも良いなぁと思った(´・ω・`)
楽しみにしていた八峰キレットは注意していれば大丈夫な難易度だった、最近劔に向けて岩々していたお山頻度が高かったこともあって、より落ち着いて登れたように思う。この地にくる前まではある種の挑戦のように思っていたのだけど、いざキレットの核心部に入るとそういう意気込みはすっかり抜けていた。そのキレットという地形自体がとても魅力的で、圧倒されて、なかなか抜け出す気になれなかった。なぜここだけ、なぜこんなに鋭い鞍部ができるんだろう、形成の経緯が気になる…!この地形に魅力を感じた登山者が幾人もここを通過したと思うと、なんだかそれだけでワクワクしてくる…!
----
気になり過ぎて、地質に詳しい知り合いに聞いた
「八峰キレットのでき方を推測しようまとめ」
窪んで鞍部のような地形になるには
・断層破砕帯がある
(断層運動で岩盤が粉々に砕けてぼろぼろになったところ
例:扇沢から黒部ダムに抜ける関電トンネル工事はこれで苦労した)
・浸食に弱い岩がそこだけ分布している
などの理由があるみたい。
地質図を見ると八峰キレット周辺に断層は無いため断層破砕帯が原因ではない。ただ、キレット小屋の辺りで硬さが違いが大きそうな地層境界があるため、キレットができたのは浸食に弱い岩盤が原因の可能性が高そう。またさらに北アルプスという山域だったからこそ、氷河の浸食などでよりダイナミックな山肌になっていったのではないか、と推測。
----
(余談だが、「やつみね」なのか「はちみね」なのか、正しい読み方を毎度悩んでいた。調べてみると、峰が八つ(もしくは沢山)あるからついた名前ではなく、「八(はち)」さんという猟師がこの辺にいらっしゃったことが由来だそうで。由来を聞いてからは今後「はちみね」で間違えなさそうだなと思ったw)
小屋泊装備だったこともあり、無理のないペースで歩けたので予定通り八方で下山した。五竜-唐松は去年も通っていて景色は見覚えがあるのに、全然違う心情なのが面白いw歩いていて妙に違和感を感じた。心に余裕を持つって大事!
------------
去年のトラブル山行 反省用記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1276191.html
No44、No49とか、写真がとても綺麗です
No49はレンズ替えてるんでしょうか?
広角とかに?それともこういう撮影モードがあるのかな?
同じ日に僕は大キレットに行ってました
今年の土日祝日はもう、悪天候ばかりでこの連休は数少ないチャンスでしたね
No40の写真のコメント
爆睡して夕焼け見れず、曇天のため星空見れず
よく分かる!あるある(笑)
というか、最近このパターンばっか
ついでに
夜中に運よく目覚めて
よっしゃ!目覚めた!星空撮影!っと思ったら
妙に明るく、月明かりで残念賞!ってのも
僕の中ではあるあるです
junbaderさん、コメントありがとうございます!
さすがお詳しい…!No49は広角レンズです!
実は今回、いつもと違って10年前に買ったオンボロ一眼で撮ったんです。久々に使ったらちょいちょい破損していて…この写真もこれ以上の大きさではお見せできないピンの甘さです、お恥ずかしや(;^_^A
大キレットのレコのぞかせていただきました!緊張感がこちらまで伝わってきそうなくらい、素晴らしいレコでした…感動しました!大キレ羨ましいです、自分も来年行けるよう頑張ります!
爆睡オチ、曇天オチ、あるあるですよね!ホント、いつも朝焼け夕焼け星空を楽しみに登っているのに、なんだかんだで機会を失いがちですw
月明りは、月齢でおおよその出没時間をイメージしておくと安心して睡眠確保できておススメです!今夜は上弦よりだからさっさと寝て夜明け前に空をのぞいてみよう、とか、今夜は下弦よりだからちょいと夜更かししてから寝よう、とか、満月なら…ほぼ諦めます\(^o^)/
月の動きまで把握していませんでした
星空の撮影には、月齢というものを知ってなければいけないんですね
よく、考えれば当たり前だけども、なにも考えずにやっていました
ところでchmtさんは剱岳目指してらっしゃるんですか?
ちなみに剱岳は自分が一番好きな山です
初めて剱岳を見たときはその迫力、貫録、険しさ、美しさ
すべてに心を奪われました
実際、別山尾根経由で登れば、剱岳登山は自然界のフィールドアスレチックって感じるくらい登山道が整備されていますが・・・
ちなみにこの10月の7、8の連休を使って早月尾根経由で剱岳登るか
笠ヶ岳登るか迷っているところです
剱岳カッコいいですよね!なかなかちょうど良い機会に恵まれず、まだ登ったことがないのですが、あわよくばと度々狙っております。早月尾根もめちゃめちゃ魅力的なのですが、翌日の行程に気持ちを高ぶらせつつ星と剱岳を見上げながらテン泊って妄想を実現したいので、お初はアスレチックな別山尾根で楽しみたいなと思っていますwでも今シーズンもそろそろ終わり時、また来年に持ち越しですかねぇ...(>_<)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する