鋸岳、甲斐駒ヶ岳山行
- GPS
- 33:27
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,694m
- 下り
- 2,692m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:32
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 9:12
天候 | 11/3 晴れ後曇り、11/4 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
戸台川のルートは不明瞭で所々ない。リボンもあるがない所もあるので読図していく必要あり。この時期なので水量が少ないが、角兵衛沢の渡渉点では良い場所がなくストックを使ってなんとか濡れずに超えた。濡れた岩は苔で滑るので不用意に乗らないこと。 丹渓荘跡の渡渉点には橋が架かっているので、問題なく渡れる。 角兵衛沢のガラ場は皆さんがいう通り全くの不安定。ただ、大岩までは右岸(登りで左側)、大岩から左岸側(登りで右側)にある程度の踏み跡があるので、そこはある程度安定した岩の上を歩ける。 鋸の鹿窓〜大ギャップはルートが非常に分かりにくく、落石や滑落注意。ルート上に氷が張り付き始めている。今回はギリギリアイゼン使わなくともいけたが、あと一回雪が降ればもう前爪付きのアイゼンは必須。 六合石室に水場の標識がなく、利用できなかった。結構手前の砂地のところから降りて行くようなので、事前に場所を調べて行くべきだった。 |
その他周辺情報 | 下山後は仙流荘のお風呂が良い(500円)。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 (1.5L/day) 1
ロールペーパー 1
ファーストエイドキット 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 1
替え衣類 1 帰りの着替え
入浴道具 1 帰りの温泉用
シュラフ 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
箸 1
スプーン 1
コップ 1
時計 1
日焼け止め 1
非常食 1
虫除け 1 必要な方
カメラ 1
ヘルメット 1 必須
シュラフマット 1
サングラス 1
歯ブラシ 1 忘れずに
登山靴 1
ケータイ用バッテリー 1
ラーメン、アルファ米、みそ汁 1
沢バイル 1
アイゼン 1
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共同装備 |
ガスヘッド 1 satoshi884
ガス缶 1 satoshi884
コンロ台 1 satoshi884
コッヘル (1L) 1 satoshi884
新聞紙 (5枚程度) 1 satoshi884
軍手 1 satoshi884
ロープ 8mmX20m 1 satoshi884
確保用具(スリングカラビナ下降器等) 1 satoshi884
炊事用水タンク(2L) 1 satoshi884
ツエルト 1 satoshi884
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感想
昨年、台風で中止した山行に行ってきました。
ちょうど紅葉シーズン真っ只中で、戸台川の河床歩きではカラマツやカエデの素晴らしい紅葉を独り占めでした。これは北沢峠や黒戸尾根ルートでは見ることが出来ないので、このルートだけの特権です。
戸台川のルートは途切れ途切れで半バリルートですが、角兵衛沢の取り付きにはケルンがあるのですぐにわかります。
ただ、渡渉が問題で濡れた岩にはコケが付いていて滑るので、ジャンプできる場所を探すのに苦労しました。
角兵衛沢に取り付くとガラ場まではルートは分かりやすく、特に迷うことはないと思います。1800mを超えるとがれ場となり、斜度が急になると同時に不安定になってきます。特に2000mくらいからコルまでは非常に不安定な30-40cm大の岩の上を歩くので非常に疲れます。
コルまで行けば鋸岳(第一高点)までは特に問題なく行くことが出来ます。
第三高点前の鎖場は長いですが、しっかりしていて問題ありません。ただ、鎖を過ぎた後の2m程の持ち手の良くない下りは気をつけた方が良いです。
鹿窓から下に降りる鎖場もしっかりしていますが、自分の鎖の振りで落石を誘発するので、気をつける必要があります。大ギャップのルーファンに関しては非常に分かりにくいので、変だと思ったら引き返し、ルートを見極めた方が良いです。
結構、人が落ちて亡くなっているようなので。。。
大ギャップを上がればあとは第二高点ですが、ここもしっかり方角を確認しないとあらぬ方向に行ってしまうので、注意が必要です。(先行者が2度もルートミスってウロウロしてました。。。)
六合石室は混むと泊まれないので、空いている時期と思い11月にしましたが、逆に誰もおらず、一人真っ暗な避難小屋で12時間以上過ごすという恐怖体験をしました。
鋸もなかなかでしたが、これが一番の恐怖でした。。。
その後のルートは10mほどの鎖場がありましたが、特に危険箇所はなく、秋晴れの甲斐駒を楽しむことが出来ました。
今回の山行は、ザイルや確保器、アイゼンなどで荷物が重かった+最近の身体の鈍りもあって、だいぶバテバテでした。
ただ、大きな怪我もなく戻ってこれ、ちょうど真っ盛りの紅葉も堪能でき、なかなか良い山行でした。
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