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Yamareco

記録ID: 1698628
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳 K2北西稜(仮称)

2019年01月03日(木) ~ 2019年01月05日(土)
 - 拍手
yamakurumi その他1人
GPS
65:35
距離
15.8km
登り
2,445m
下り
2,472m

コースタイム

ログは手書きです。

1日目:坂巻温泉―K2北西稜取り付き―標高約2200m幕営地
2日目:幕営地―K2―標高約2600m幕営地
3日目:幕営地―霞沢岳―霞沢岳西尾根取り付き―坂巻温泉
天候 1/3 : 小雪後晴れ
1/4 : 快晴
1/5 : 風雪(稜線上)
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
K2の北西稜はロープが必要な尾根です。
全体に痩せ尾根が続くので、山慣れしていない方は安易に取り付かない方が良いかと思います。
K2〜霞沢岳はゆるやかな稜線歩きを楽しめます。霞沢岳西尾根は岩峰の下降で一度懸垂が必要ですが、他に目立った危険箇所はありません。
坂巻温泉に車を駐車させていただき、出発。猿に遭遇。
2019年01月03日 09:03撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/3 9:03
坂巻温泉に車を駐車させていただき、出発。猿に遭遇。
釜トンネル入り口。登山ポスト有。
2019年01月03日 09:19撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/3 9:19
釜トンネル入り口。登山ポスト有。
K2北西稜取り付き。林道まで分かりやすく伸びてきている尾根ですね。
2019年01月03日 11:09撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/3 11:09
K2北西稜取り付き。林道まで分かりやすく伸びてきている尾根ですね。
登り出しの何でもないところで怖がるT。えー…。
2019年01月03日 11:15撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/3 11:15
登り出しの何でもないところで怖がるT。えー…。
大岩の脇を通過。この上に現れた雪が乗った急傾斜の登りが危なっかしかったのでアイゼン装着。
2019年01月03日 11:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/3 11:52
大岩の脇を通過。この上に現れた雪が乗った急傾斜の登りが危なっかしかったのでアイゼン装着。
ラッセル感出してみたかっただけ。実際は雪は薄いし軽いので大したことない。
2019年01月03日 13:04撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/3 13:04
ラッセル感出してみたかっただけ。実際は雪は薄いし軽いので大したことない。
Tもちょいちょい写真を撮ってくれたので私の写真も載せていきます。こんな感じの登りが続きます。
2019年01月03日 13:23撮影 by  iPhone X, Apple
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1/3 13:23
Tもちょいちょい写真を撮ってくれたので私の写真も載せていきます。こんな感じの登りが続きます。
赤テープ発見。比較的新しいですね。赤テープはこの後もう一つ見つけました。上部では見当たりませんでしたね。
2019年01月03日 13:51撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/3 13:51
赤テープ発見。比較的新しいですね。赤テープはこの後もう一つ見つけました。上部では見当たりませんでしたね。
2514m小ピークですかねえ。すごい壁です。
2019年01月03日 14:45撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/3 14:45
2514m小ピークですかねえ。すごい壁です。
これはラッセル。
2019年01月03日 15:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/3 15:10
これはラッセル。
2150m付近の岩場マークが出てくるあたりで、壁にぶつかりました。藪っぽいとは言え、落ちたら大怪我は免れません。下部は垂直に近い傾斜で、壁の左側には明らかに劣化している残置FIXが下がっていました。藪が薄いこちら側から行こうとしましたが、ハーネスの装着が面倒なのでフリーで行くと言うと拒否されました。
2019年01月03日 15:37撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/3 15:37
2150m付近の岩場マークが出てくるあたりで、壁にぶつかりました。藪っぽいとは言え、落ちたら大怪我は免れません。下部は垂直に近い傾斜で、壁の左側には明らかに劣化している残置FIXが下がっていました。藪が薄いこちら側から行こうとしましたが、ハーネスの装着が面倒なのでフリーで行くと言うと拒否されました。
ということで壁の右側から。下部は垂直の藪で、ザックが引っかかって難儀しました。荷物が重いせいもあり、なかなか腕が疲れましたね。
2019年01月03日 15:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/3 15:50
ということで壁の右側から。下部は垂直の藪で、ザックが引っかかって難儀しました。荷物が重いせいもあり、なかなか腕が疲れましたね。
夕方になってガスが晴れてきました。穂高が美しい。
2019年01月03日 15:53撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/3 15:53
夕方になってガスが晴れてきました。穂高が美しい。
藪を越えると上高地も一望できるように。
2019年01月03日 16:07撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/3 16:07
藪を越えると上高地も一望できるように。
六百山~K1あたりの稜線。
2019年01月03日 16:20撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/3 16:20
六百山~K1あたりの稜線。
地形図を見て標高2200m付近に幕営適地があるかと思いましたが、アテが外れたか…?
2019年01月03日 16:25撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/3 16:25
地形図を見て標高2200m付近に幕営適地があるかと思いましたが、アテが外れたか…?
私はノントレースの雪尾根を歩けて満足。Tはトレースのおかげで安心できて満足。WIN-WINですね。
2019年01月03日 16:27撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/3 16:27
私はノントレースの雪尾根を歩けて満足。Tはトレースのおかげで安心できて満足。WIN-WINですね。
そろそろ日没。
2019年01月03日 16:35撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/3 16:35
そろそろ日没。
だけど出てくるのはスノーリッジ。いい幕場見つかるかなあ。
2019年01月03日 16:34撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/3 16:34
だけど出てくるのはスノーリッジ。いい幕場見つかるかなあ。
スノーリッジ脇に小さなスペースを見つけられました。標高約2200m。テントを張ると脇を通れなくなるほどのスペースでしたが、思ったより快適でした(一人で泊まるなら…)。ちなみに、LTEが4本立ちました。上高地が見えてるのでそりゃそうか。
2019年01月03日 19:34撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/3 19:34
スノーリッジ脇に小さなスペースを見つけられました。標高約2200m。テントを張ると脇を通れなくなるほどのスペースでしたが、思ったより快適でした(一人で泊まるなら…)。ちなみに、LTEが4本立ちました。上高地が見えてるのでそりゃそうか。
翌朝。テン場から見える薄明の焼岳。ここから焼岳3連発です。笑
2019年01月04日 06:52撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 6:52
翌朝。テン場から見える薄明の焼岳。ここから焼岳3連発です。笑
焼岳モルゲンロート。
2019年01月04日 07:00撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 7:00
焼岳モルゲンロート。
テン場を出るころにはすっかり明るくなりました。
2019年01月04日 07:40撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 7:40
テン場を出るころにはすっかり明るくなりました。
尾根北側の切れ落ちっぷりがすごいです。
2019年01月04日 07:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 7:47
尾根北側の切れ落ちっぷりがすごいです。
快適に標高を上げていきます。昨日通過したところも雪が増えたら雪稜になるなあ。
2019年01月04日 08:11撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 8:11
快適に標高を上げていきます。昨日通過したところも雪が増えたら雪稜になるなあ。
穂高ですよ。前穂〜奥穂〜西穂ですね。この後何枚登場することやら…。
2019年01月04日 08:28撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 8:28
穂高ですよ。前穂〜奥穂〜西穂ですね。この後何枚登場することやら…。
Tが先陣に躍り出ました。怖くなくなってきたのだとか。ラッセル期待してるぞ。(と言いつつまたすぐに先頭入れ替わり。)
2019年01月04日 08:44撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/4 8:44
Tが先陣に躍り出ました。怖くなくなってきたのだとか。ラッセル期待してるぞ。(と言いつつまたすぐに先頭入れ替わり。)
手前から、八右衛門沢、2405m小ピーク西尾根、六百山。ですかね。
2019年01月04日 08:45撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 8:45
手前から、八右衛門沢、2405m小ピーク西尾根、六百山。ですかね。
そして注目すべきはこの2514m小ピークの西壁ですね。
2019年01月04日 08:54撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 8:54
そして注目すべきはこの2514m小ピークの西壁ですね。
見てくださいこの美しさ。誰か連れてってください。
2019年01月04日 09:35撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 9:35
見てくださいこの美しさ。誰か連れてってください。
K1〜2514m小ピーク。さっきから載っけてる壁の写真にあまり需要が無いのは分かってるんですが。。。まあ記録なんて所詮自己満だし、いっか。
2019年01月04日 09:36撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 9:36
K1〜2514m小ピーク。さっきから載っけてる壁の写真にあまり需要が無いのは分かってるんですが。。。まあ記録なんて所詮自己満だし、いっか。
素晴らしいお天気ですね。
2019年01月04日 09:30撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 9:30
素晴らしいお天気ですね。
ラッセルしんどい。昨日より大分ペースが落ちました。
2019年01月04日 09:35撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 9:35
ラッセルしんどい。昨日より大分ペースが落ちました。
これは私ですね。
2019年01月04日 09:39撮影 by  iPhone X, Apple
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1/4 9:39
これは私ですね。
はい本日の穂高2枚目。こうやって見ると、岳沢経由の重太郎新道ってなかなかな所通ってますよね(コメントを加えることで写真の重複感を緩和する知能プレイ)。
2019年01月04日 09:51撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 9:51
はい本日の穂高2枚目。こうやって見ると、岳沢経由の重太郎新道ってなかなかな所通ってますよね(コメントを加えることで写真の重複感を緩和する知能プレイ)。
西穂〜焼岳間の割谷山方面。調べて初めて名前を知りました。
2019年01月04日 09:52撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 9:52
西穂〜焼岳間の割谷山方面。調べて初めて名前を知りました。
ギャップが出てきたので、一旦下って登り返しです。標高は2300mちょいくらいだったような。私の休憩中に前進してくれる頼もしいT。
2019年01月04日 10:12撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 10:12
ギャップが出てきたので、一旦下って登り返しです。標高は2300mちょいくらいだったような。私の休憩中に前進してくれる頼もしいT。
ギャップの岩峰を振り返る。我々は少し戻ってトラバースで下りましたが、雪の状態によっては懸垂ですね。支点となる木は普通にあります。
2019年01月04日 10:21撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/4 10:21
ギャップの岩峰を振り返る。我々は少し戻ってトラバースで下りましたが、雪の状態によっては懸垂ですね。支点となる木は普通にあります。
フカフカの雪で登れなくて、とりあえずトラバースしたらしい。ここはトラバースしても楽にならないよ。直登あるのみ。
2019年01月04日 10:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 10:31
フカフカの雪で登れなくて、とりあえずトラバースしたらしい。ここはトラバースしても楽にならないよ。直登あるのみ。
焼岳。
2019年01月04日 10:47撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 10:47
焼岳。
ただのFUJIFILM布教用ショット。
2019年01月04日 10:49撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 10:49
ただのFUJIFILM布教用ショット。
標高2400mくらいで出てきた岩峰。Tはここで敗退かと思ったそう。下部が少し悪そうなのでロープ出して登りました。ビレイ方法はその場で教えました。すみません。
2019年01月04日 11:26撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 11:26
標高2400mくらいで出てきた岩峰。Tはここで敗退かと思ったそう。下部が少し悪そうなのでロープ出して登りました。ビレイ方法はその場で教えました。すみません。
這い上がってきたT曰く、ロープの安心感は凄かったとのこと。というか歩き用のピッケル一本のTは半分ロープ頼みだったらしい。
2019年01月04日 12:02撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 12:02
這い上がってきたT曰く、ロープの安心感は凄かったとのこと。というか歩き用のピッケル一本のTは半分ロープ頼みだったらしい。
支点のハイマツに辿り着く直前に雪庇を踏み抜きました。足ブラで這い上がるのしんどかった。
2019年01月04日 12:19撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 12:19
支点のハイマツに辿り着く直前に雪庇を踏み抜きました。足ブラで這い上がるのしんどかった。
真ん中の岩峰、何かと思ったら2514m小ピーク主峰か。細部までかっこいい小ピークですね。「魅力的な名も無き小ピーク10選」があれば是非入れていただきたい。
2019年01月04日 12:17撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 12:17
真ん中の岩峰、何かと思ったら2514m小ピーク主峰か。細部までかっこいい小ピークですね。「魅力的な名も無き小ピーク10選」があれば是非入れていただきたい。
笠ヶ岳〜抜戸岳。
2019年01月04日 12:56撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 12:56
笠ヶ岳〜抜戸岳。
空腹感が異常でしょっちゅうエネルギー補給していたのですが、その間に先に進んでくれているTです。
2019年01月04日 13:44撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 13:44
空腹感が異常でしょっちゅうエネルギー補給していたのですが、その間に先に進んでくれているTです。
大分上がってきましたね。常念山脈も見えてきました。
2019年01月04日 14:01撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/4 14:01
大分上がってきましたね。常念山脈も見えてきました。
2514m小ピークがかっこよすぎるだけで、K1も十分かっこいいのです。
2019年01月04日 14:08撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 14:08
2514m小ピークがかっこよすぎるだけで、K1も十分かっこいいのです。
私がめちゃくちゃびびったポイントですね。右端の岩峰リッジライン下部が明らかにやばいです。K2直前の2600m付近の岩峰であるということを踏まえて地形図をちゃんと読めば、この岩峰のリッジを辿る必要が無いことが分かります。もう終わったから言えることなんですけどね。
2019年01月04日 14:19撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 14:19
私がめちゃくちゃびびったポイントですね。右端の岩峰リッジライン下部が明らかにやばいです。K2直前の2600m付近の岩峰であるということを踏まえて地形図をちゃんと読めば、この岩峰のリッジを辿る必要が無いことが分かります。もう終わったから言えることなんですけどね。
Tが撮ってくれた写真。めっちゃ鮮やか。
2019年01月04日 14:40撮影 by  X-E2, FUJIFILM
2
1/4 14:40
Tが撮ってくれた写真。めっちゃ鮮やか。
2520m前後の平和ゾーンですね。
2019年01月04日 14:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
1/4 14:31
2520m前後の平和ゾーンですね。
この尾根辿ってきました感出しましたが、辿ってないです。標高2520mから西に伸びる尾根ですね。短いですが魅力的なラインです。
2019年01月04日 14:41撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 14:41
この尾根辿ってきました感出しましたが、辿ってないです。標高2520mから西に伸びる尾根ですね。短いですが魅力的なラインです。
我々が辿ってきた尾根はこの写真で向かって前方に伸びてます。
2019年01月04日 14:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 14:43
我々が辿ってきた尾根はこの写真で向かって前方に伸びてます。
乗鞍岳見えた。
2019年01月04日 14:49撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 14:49
乗鞍岳見えた。
先ほど見えたリッジを辿らなくて良いことがはっきりし安心する。このように、K2北西稜は、最後2600m付近から伸びるリッジに吸収されます。そして目の前には最後の核心部が。
2019年01月04日 14:49撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
1/4 14:49
先ほど見えたリッジを辿らなくて良いことがはっきりし安心する。このように、K2北西稜は、最後2600m付近から伸びるリッジに吸収されます。そして目の前には最後の核心部が。
偵察中の私。怖くて立てない。笑
2019年01月04日 15:24撮影 by  X-E2, FUJIFILM
1
1/4 15:24
偵察中の私。怖くて立てない。笑
あまり褒められた方法で通過しなかったので、通過中の写真はカットします笑。とにかく核心部は無事越えました。一応岩稜上の支点の情報を記載しておきますと、残置支点は無し、ハイマツや岩角等スリングを巻いて使えそうなものも無し、目立ったクラックも無しです。雪を取り除いてハーケンが使えるリスを探す感じになるんですかね。支点の取れる側面のトラバースか、斜め懸垂してトラバースの方が無難そうです。他にいい方法あったら知りたいです。
2019年01月04日 15:40撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 15:40
あまり褒められた方法で通過しなかったので、通過中の写真はカットします笑。とにかく核心部は無事越えました。一応岩稜上の支点の情報を記載しておきますと、残置支点は無し、ハイマツや岩角等スリングを巻いて使えそうなものも無し、目立ったクラックも無しです。雪を取り除いてハーケンが使えるリスを探す感じになるんですかね。支点の取れる側面のトラバースか、斜め懸垂してトラバースの方が無難そうです。他にいい方法あったら知りたいです。
ナイフリッジを越え、最後の急登に取り付く。これお気に入りの写真です。
2019年01月04日 15:59撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 15:59
ナイフリッジを越え、最後の急登に取り付く。これお気に入りの写真です。
右端が歩いてきたライン。
2019年01月04日 16:03撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 16:03
右端が歩いてきたライン。
六百山も、もう下に見えます。
2019年01月04日 16:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/4 16:03
六百山も、もう下に見えます。
抜戸岳〜笠ヶ岳〜錫杖岳。遠目だと錫杖岳ってそんなに目立たないですね。
2019年01月04日 16:03撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 16:03
抜戸岳〜笠ヶ岳〜錫杖岳。遠目だと錫杖岳ってそんなに目立たないですね。
これを登りきると天国が待っている。頑張れ。
2019年01月04日 16:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 16:22
これを登りきると天国が待っている。頑張れ。
稜線に出ました。K2は目の前!
2019年01月04日 16:29撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 16:29
稜線に出ました。K2は目の前!
焼岳をバックに歩く。焼岳の奥はるか向こうに見えるのは、白山?
2019年01月04日 16:28撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 16:28
焼岳をバックに歩く。焼岳の奥はるか向こうに見えるのは、白山?
歩いてきた尾根が見える。
2019年01月04日 16:29撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 16:29
歩いてきた尾根が見える。
かっこいい。
2019年01月04日 16:34撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/4 16:34
かっこいい。
ので方向変えてもう一枚。
2019年01月04日 16:36撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 16:36
ので方向変えてもう一枚。
私も載せてもらおう。
2019年01月04日 16:48撮影 by  X-E2, FUJIFILM
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1/4 16:48
私も載せてもらおう。
K2山頂到着!
K1〜六百山の景色。
2019年01月04日 16:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/4 16:40
K2山頂到着!
K1〜六百山の景色。
夕日を浴びた霞沢岳。
2019年01月04日 16:51撮影 by  X-E2, FUJIFILM
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1/4 16:51
夕日を浴びた霞沢岳。
日没。
2019年01月04日 16:42撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 16:42
日没。
K2すぐ下の窪地を整地してテント張りました。
2019年01月04日 16:47撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/4 16:47
K2すぐ下の窪地を整地してテント張りました。
3日目の朝。予報通りの風雪。外出てみたら思ったより視界ありました。
2019年01月05日 07:37撮影 by  iPhone X, Apple
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1/5 7:37
3日目の朝。予報通りの風雪。外出てみたら思ったより視界ありました。
ウインドクラストのモナカ雪でやや面倒な感じだったが、この日はTが進んで先頭を行ってくれて大助かりでした。
2019年01月05日 10:56撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/5 10:56
ウインドクラストのモナカ雪でやや面倒な感じだったが、この日はTが進んで先頭を行ってくれて大助かりでした。
モナカ雪と休憩中のT。
2019年01月05日 11:09撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/5 11:09
モナカ雪と休憩中のT。
霞沢岳着。視界が弱い中問題なく辿り着けて一安心。
2019年01月05日 11:17撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/5 11:17
霞沢岳着。視界が弱い中問題なく辿り着けて一安心。
雪にピントが合った。
2019年01月05日 11:30撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/5 11:30
雪にピントが合った。
霞沢岳西尾根核心の岩峰手前にて。どこへ行くTよ…。基本尾根通しが安全だよ。
2019年01月05日 11:45撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/5 11:45
霞沢岳西尾根核心の岩峰手前にて。どこへ行くTよ…。基本尾根通しが安全だよ。
岩峰上の懸垂支点。
2019年01月05日 11:48撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/5 11:48
岩峰上の懸垂支点。
懸垂下降は以前沢で一度教えたが、Tは当然のように忘れてました。でもきれいに下りてますね。
2019年01月05日 12:15撮影 by  X-T2, FUJIFILM
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1/5 12:15
懸垂下降は以前沢で一度教えたが、Tは当然のように忘れてました。でもきれいに下りてますね。
特に見どころもないのですっ飛ばして、林道到着。行きでこんなところあったっけ?と二人で首をかしげました。帰路は、釜トンネルから坂巻温泉までがやたら長く感じました。
2019年01月05日 15:00撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1/5 15:00
特に見どころもないのですっ飛ばして、林道到着。行きでこんなところあったっけ?と二人で首をかしげました。帰路は、釜トンネルから坂巻温泉までがやたら長く感じました。

感想

久しぶりの投稿です。
山行終了からもう10日以上経つので、見てくださる方がいらっしゃるか怪しいですが、良いルートだったのでご紹介。

山のモチベーションが無くてシーズンに入ってから一度も冬山に行ってなかったのですが、冬山を始めたばかりのTが山に連れてってというので連れて行きました。
といってもつまらないところには行きたくないので、地形図を見て少し気になってた霞沢岳K2の北西稜へ(記録が見当たらないので勝手に名前つけました)。行く段階になって調べて初めて名前を知ったのですが、K2って響きがまた素晴らしいですね。
山行としては、とても楽しめました。ただ、冬山の初心者を連れていくルートとしては大間違いでしたね。2日目の行程が大荒れだったらやばかった気がします。身内ということでご勘弁ください。


以下簡単に3日間の振り返り。

1日目:この日は標高約2200mの地点まで。遅い出発だったが、雪が少なかったためにサクサク進めました。初日の行程から既に岩がちだったので翌日の行程がやや心配になりつつも、2日目には楽勝で下山できるんじゃないかと期待して就寝。

2日目:丸一日快晴の素晴らしい天気。本当にありがたかったです。日陰部分の軟雪ラッセルで時間を吸われたこともあり、この日の下山は全く叶わず(食糧は4日分くらいあったので問題ありませんでしたが)。翌日は風雪の予報だったので、とりあえず滑落の危険性が少ない地点まで到達できたのは良かったと思います。
写真の欄でも言及しましたが、2514m小ピークから派生する壁と尾根はとても魅力的でした。いつか行ってみたいです。

3日目:予報通りの風雪で視界はあまりありませんでしたが、問題なく下山。風雪のためにラッセルは概ね消えていましたが、途中から先行してくださるPが現れたので快適に歩けました。K2北西稜で感覚が麻痺したのか、Tは霞沢岳西尾根の下降を楽勝だったと言ってのけました笑。
どうでもいいことですが、下山中あまりの暑さに半袖Tシャツ+無雪期用雨具の服装になった(外気はもちろん氷点下ですが)私を見て、「代謝の良さには俺も自信あったけどお前には負けるわ」とTに褒められたのが嬉しかったです。ほんとどうでもいいですね。

あ、もうひとつ自慢するの忘れてました。私とTは体格はほぼ同じですが、兄の荷物は20kgちょい、私の荷物は30kg弱でした。頑張りました。

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コメント

素晴らしい記録
yamakurumiさん
初めましてこんにちは。
素晴らしい記録の数々ですね。
写真も綺麗ですし。
自分では絶対行かないルートの数々、ハラハラドキドキしながら読まして頂きました!
沢登りやバリエーションルートの本が書けそうですね。
2019/1/27 12:50
Re: 素晴らしい記録
shibawannkoさん

初めまして。
溢れんばかりの賛辞をくださり、本当にありがとうございます。
写真はshibawannkoさんの方が数段綺麗だと思いますが。笑
偉そうに記録書いてますが、まだ行きたいところに行けるレベルには到底及んでいないので(本なんてもってのほかです笑)、少しずつ地力をつけていきたいです。
これからもshibawannkoさんの美しい写真の記録、楽しみに読ませていただきます。
2019/1/28 12:22
面白いです!
yamakurumiさん

初めまして。
面白い記録を見たのでついコメントさせて頂きました。
私もアルパインを専門にしていますが、こういうマイナーな所に行くのはワクワクしますね。
あと、K2北西稜という響きはカッコよすぎです(笑)

冬のバリエーションルートをされていないのであれば、機会があれば行ってみてください。
なかなか、楽しいですよ。
(今回の山行も充分バリエーションルートですがw)
2019/1/31 0:13
Re: 面白いです!
yabu-hawkさん

初めまして。
面白いと言っていただけて光栄です。
実力無いくせに記録の無いところばかり行きたがるから困ったものです。
名称もお褒めくださりありがとうございます。いいルートを登らせていただきました。

バリエーションの定義がいまいち分かっておりませんが、将来的に冬壁にも行けるようになりたいなとは思っています。今はまだ全然ですが。
yabu-hawkさんは幅広く取り組まれてるようで凄いですね。これからも楽しんでください。
2019/1/31 8:44
面白い!
いい登山ですね。頑張って下さい。
2019/3/20 8:57
Re: 面白い!
そう言っていただけるととても嬉しいです!
行ってみたいところはまだまだ沢山あるので頑張ります!
2019/3/25 12:36
すばらしい!
yamakurumiさん、はじめまして。

素晴らしい山行ですね。霞沢岳北西陵だったか、霞沢岳北西尾根と呼ばれていたと思います。40年以上(50年くらいかも)前の「山と仲間」で紹介されていた記事をみて、多分1980年の暮れから友人とふたりで入山したと記憶しています。

当時は沢渡から歩きましたので、尾根の取り付き付近に幕営、翌日は懸垂下降したギャップに、その次の日には霞沢岳をこえて帝国ホテル付近に幕営しました。懐かしいです。
そのとき一緒に登った友人もまだ登山を続けているので、この記録をお知らせしておきます。
2021/3/4 9:55
smalltalk80さん
すみません、怪我で長らくヤマレコを放置していたため返信が遅くなりました。

この尾根はそのように呼ばれていたのですね。情報ありがとうございます。
まさか昔同じルートを登られた方からコメントいただけるとはと驚き、また大変嬉しくなりました。
コメントくださりありがとうございました!
2022/8/20 12:54
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雪山ハイキング 甲信越 [日帰り]
上高地 冬季 釜トンネル-大正池-河童橋
利用交通機関: 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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