ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 174578
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
丹沢

青根-蛭ヶ岳-大倉

2012年03月12日(月) ~ 2012年03月13日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.5km
登り
1,693m
下り
1,789m

コースタイム

7:28東野バス停-8:25登山ポスト-10:23黍殻避難小屋分岐
12:44原小屋平-17:30ごろ蛭ヶ岳山頂

7:30ごろ出発-不動の峰8:40-丹沢山10:10-搭ノ岳11:30-(着替え)-11:50出発-大倉14:30
天候 午前晴れのち曇り(2日目も同様だが、13日は4時ごろから小雨)
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
藤野からかなちゅうバスで「やまなみ温泉」、そこでかなちゅうバスに乗り換え「東野」で下車。

帰りは、大倉バス停から小田急渋沢駅
コース状況/
危険箇所等
・黍殻避難小屋まで青根・平丸・焼山登山口方面からのトレースあり(積雪はだいたい30cm、20cm〜40cm、雪質はやわらかい)

・黍殻避難小屋から蛭ヶ岳までノートレース(積雪はだいたい40〜50cm、)
・黍殻避難小屋から姫次までの雪質はやわらかい
・姫次から原小屋平までも雪はやわらかく進みやすかった
・原子屋平から蛭ヶ岳までは雪がかたくなり足を抜くのに労力を使うようになる場所あり

・蛭ヶ岳直下の最後の急登は階段がうまっているためにはいつくばりながら登ると少し楽になった。保護柵の左側から頂上に出た

・蛭ヶ岳から臼ヶ岳・熊木沢方面トレースなし。丹沢山方面は昨日付けてくれたトレースあり。

・蛭ヶ岳から丹沢山間の雪質は堅く、トレースがあっても、より深く踏んだときな

ど足を抜くのが面倒。歩けそうなところもズボっといったりして忙しい。
・鬼ヶ岩の鎖場は少し鎖が見えるが、基本、岩をつかみ這いつくばりながら登った。最後の岩がつかむところがなく難しかった(どうしたんだっけ?)。逆にここを下りるのはけっこう難しいのではと思う。

・不動の峰〜丹沢山間に雪庇のようなものもあるが、踏む必要なく通れる

・丹沢山〜大倉まではよくふまれており、コースタイム通りかそれより早く進める
左に大室山、右に袖平山してその奥は?
2011年03月13日 15:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3/13 15:39
左に大室山、右に袖平山してその奥は?
蛭ヶ岳直下手前の急斜面。これを登りきったあとの急斜面までがまたこれが・・・つらい
2011年03月13日 15:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
3/13 15:39
蛭ヶ岳直下手前の急斜面。これを登りきったあとの急斜面までがまたこれが・・・つらい
夕暮れの富士山
2011年03月13日 17:53撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
4
3/13 17:53
夕暮れの富士山
頂上看板と富士
2011年03月13日 17:53撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3/13 17:53
頂上看板と富士
東京方面の夜景。三脚なくうまくとれませんでした。
2011年03月13日 19:35撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3/13 19:35
東京方面の夜景。三脚なくうまくとれませんでした。
東京タワー。スカイツリーはたぶん地味な点滅をしていたやつだけど写真でとれてません。
2011年03月13日 19:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
3/13 19:39
東京タワー。スカイツリーはたぶん地味な点滅をしていたやつだけど写真でとれてません。
ブレブレな東京方面。まるで町が燃えているようだ!電気は大切にね!
2011年03月13日 19:43撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
7
3/13 19:43
ブレブレな東京方面。まるで町が燃えているようだ!電気は大切にね!
日の出は東京湾から
2011年03月14日 06:09撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
3
3/14 6:09
日の出は東京湾から
ランドマークタワーの朝
2011年03月14日 06:11撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
6
3/14 6:11
ランドマークタワーの朝
もう富士山しかない!
雪に落としたせいでカメラの中の水分がレンズを曇らせています。。
2011年03月14日 07:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5
3/14 7:21
もう富士山しかない!
雪に落としたせいでカメラの中の水分がレンズを曇らせています。。
冬富士最高!冬最高!また来ます!
そういえば富士山の河口は異次元へ繋がっている気がしたり。
2011年03月14日 07:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5
3/14 7:21
冬富士最高!冬最高!また来ます!
そういえば富士山の河口は異次元へ繋がっている気がしたり。
撮影機器:

感想

記憶に残る初の本格的冬山を体験した気持ちになりました。

1mの積雪といったってもう雪が溶けているだろうと思ったが、2・3日前の雪で相変わらずの積雪に直面し2倍のコースタイムで日帰りが山荘泊まりとなった。最高に面白かった2日間。また山を知った。ラッセルをして頂いたあの方に感謝です!


青根-黍殻避難小屋分岐

 最初バス停から下りて道が何本かあって道標もなく分かりづらかったので、GPSを使いながら登山口へ。10分以上タイムロス。しばらく林道歩きで、崩落した登山口から林道を迂回してやっと登山口につく。
 この道は沢沿いに行く道のようでトレースもずっとあった。途中なくなったところは好きなところを進んだりしたので変なトレースを付けてしまったが別にテープもあるし大丈夫だと思います。
 本日このコースでは一番乗りの様子。後ろから一人来ましたが、焼山方面に下りる様。蛭ヶ岳方面への分岐には、踏み跡はなく吹きだまりもあって膝上の積雪がいきなり現れました。しぶしぶ5歩進むと焼山方面から一人蛭ヶ岳に向かう方がいらっしゃいました。2,3話して、先に行ってもらいました。
 
分岐-姫次-原小屋平
 
 自分と比べるとなかなか早くどんどん差が開いて見えなくなりましたが、写真を撮ったりしながらマイペースで、付けて頂いたトレースを行きます。宮ヶ瀬方面の見晴らしが八丁坂の頭前後あたりからはよかったし、クリアな見通しでした。
 姫次200m手前のベンチで休んでおられたところを合流し(パンを食べたらしい)、一緒に行きます。一応、原小屋平付近まで先頭をしました。初めて通る道なので登山道ではなく尾根をいったりしました。姫次も尾根から下りて行きつきました。姫次は富士山の展望よし。(原子屋平の水場は見てないので状況わかりません)
 八丁坂の頭くらいは雪の量的にはひざ下程度でまだ体力はありました。でも、姫次手前くらいからは膝上の雪が体力を削ります。

原小屋平-地蔵平

 進みが遅くなってきたので、先行してもらいました。そしてまた見えなくなる・・・厚くなってきて着替えたりしてるせいも。
 雪が7cmくらい?膝越えでつらいです。地蔵平で引き返すか決める算段でしたが、どんどん先行がいくので通り過ぎてしまいます。また休憩中の先行と合流し、進むことを決定!自分はカップヌードルとおにぎりの休憩をとり、先行は進みます。

地蔵平ー蛭ヶ岳
 
 ピークを巻くようにブナ林を通り過ぎていく。急斜面のトラバースもあるが、もう体力的に楽しめていない自分。昼ごはんの力でなんとか奮闘。
 蛭ヶ岳山荘がのった山容をみて力を得る。しかしその後は長い。
 蛭ヶ岳直下から。階段は埋もれているが少し見えるので、沿って登る。ここで後ろから新参者現る。トレースを頼りに来たとのこと。そのうち手を使うと楽になりそうなので、雪に挿して掴めるものは掴んでいく。まずピークに来た時点で披露困憊。こしに埋まった雪にどうにか足場を付けながら進んだから。木のトンネルをくぐりながら前へ(雪なくてもこれがメインの登山道なの?ヤブじゃん)
 これからの急斜面のラストしか覚えていない。登山道なんてもともと気ににしていないが、急斜面は最後の最後に来るとまあきつい。一番きついのは斜面をトラバース気味に左から蛭ヶ岳山頂に登ったあの道。右の方が切れ落ちているから、滑落した場合はあきらかに左のほうが助かるかもしれない。(あとから山荘の方から聞いた話)。とにかく我々は右の登山道でなく、左から登った。
 山荘は営業中で、この予約のない三人を泊めてくれた。予約あってもカレーに佐藤のごはんでなく、炊いたご飯がはいるという違いだけのようだが・・・。もちろんカレーはかなりうまかった。夕食付6000円を選択。
 先行して頂いたあの方のおかげで綺麗な夜景も、360度の風景も見られた。本当に感謝です。12日は本当に天気が冴えたし、いい機会だった。


 小屋で聞いた話、2日前鍋割山から熊沢ノ出会からどうのこうのして蛭ヶ岳にきて、丹沢山へ行こうとするもの蛭ヶ岳山荘に引き返した人がいたそうだ。そして翌日4,5時間かけて丹沢山へ出て大倉へ下りたというその方が蛭ヶ・岳丹沢山間の道を作ってくれた。トレースがあるのは格段に楽だ。またこの人にも感謝です。

 トレースがなくて山荘の小屋番も交代できなかったらしいが、北と南に道ができて交代できるそうだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1960人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
丹沢南北縦断 大倉〜塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜姫次〜焼山〜焼山登山口
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
塔ノ岳〜丹沢山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら