鎌ヶ岳、御在所岳、国見岳
- GPS
- 07:41
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:42
天候 | 霧雨、あられ、強風で晴れたり曇ったり |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 湯の山温泉にも日帰り温泉があると思うが、今回はsattonが以前利用した菰野IC近くの片岡温泉アクアイグニスという新しいしゃれた感じの施設を利用した(料金は土日800円、平日600円) |
写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
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感想
先週のレコで見かけた鎌ヶ岳長石谷のイワザクラ。。ハクサンコザクラとよく似たピンクの可愛い花を見たくて一周遅れの連休初日にやって来た。天気はあまり心配していなかったのに駐車場に朝早く着いた頃から小雨が降りだして出鼻をくじかれた感じだったが、少し日が射してきたのを機に霧雨の中を出発。長石谷へ入る。いきなりの渡渉から始まり岩ゴロゴロの沢道歩き。30分ほど歩いた辺りからお目当てのイワザクラやショウジョウバカマ、イワウチワなどの可愛い花と出会うことができた。自分たちの前を歩く人がしゃがんでいるのが良い目印にさせてもらった。
長石谷は何度も渡渉して登る道で人工の堰堤が殆ど無いことからなかなかに歩いていて面白いルートだと思った。
岩々の急斜面を登り詰めた鎌ヶ岳はガスガスで目の前にある御在所岳も見えなかった。登る途中から降りだしたあられは降りやまず強風が吹き抜ける山頂は寒かった。早々に下山して御在所山を目指すと武平峠に着くころにはガスも晴れてきて日も射すようになった。鎌ヶ岳と御在所岳の斜面はピンク色のアカヤシオや白いタムシバの花が彩ってそれを眺めたり格好の良い鎌ヶ岳の姿を振り返ったりして楽しく歩くことができる。
辿り着いた御在所岳も強風が山頂を吹き抜けて寒く、連休初日というのにロープウェイもまばら運転となっているようで観光客は想像していたより遥かに少なかった。余りの強風と寒さで昼食を摂るのも忘れて急ぎ国見岳へ向かった。
国見峠まで降りたらかなり風も弱まったので裏道側へ少し入ったところで藤内壁を眺めながらランチにした。目の前の藤内壁は雄大で下からの標高差は600mほどもあるらしい。
ランチを終えて国見峠へ戻って国見岳へ登る。登り始めるとやんでいたあられが降りだして山頂ではまたガスガスに。この日はピークからの展望はあきらめざるを得なかった。山頂脇の岩場の天辺に出ても吹き抜ける強風で思わず身体を持っていかれそうになるほどで景色もへったくれもない。
残念だったが、少し戻った分岐から国見尾根を下山した。この尾根も天狗岩を始めとした巨岩、奇岩が続く岩尾根で、折からガスが晴れてくれたお陰で所々から眺められる北側の釈迦ヶ岳以北の鈴鹿山脈や南西側の御在所岳の藤内壁の迫力が目を楽しませてくれた。ただ、尾根を外れてからの急坂は登って来る時はつらいだろうと思わせてくれる。そうして辿り着いた沢沿いに建つ藤内小屋は鈴鹿で珍しい営業の山小屋で、この日も多くの登山者たちが休憩していた。
連休初日のことでもっと多くの登山者で混雑するのではと心配したが、あられも降る不安定な天気に敬遠したのか駐車場も思ったほど混んでいなくて拍子抜けしたくらいだった。そんな天気の中でも楽しい沢歩きと岩尾根歩きの合間にお目当てだったお花に沢山出会うことができた満足の一日だった。下山後に立ち寄った片山温泉もとてもおしゃれな雰囲気で温泉以外にも楽しめるスポットが用意された面白い施設なのでお勧めです。
【2019年の山行16回目】
今回の歩行距離:13.3km 2019年の累積距離:218.7km
今回の累積標高:1,578m 2019年の累積標高:18,722m
chamchan さん、こんばんは。
イワザクラ見られてよかったです。それと僕らが行った時に比べてアカヤシオが咲き誇っています。
初めて御在所岳に行ったときは裏道を降りたのですが藤内壁は迫力がありますね。
それにしても昨日の天気はGWとは思えない、強風と寒さでした。
僕らも台高縦走路のちょっとの区間を繋ぐため11時間も歩いたのですが、朝から小雨が降ったり止んだり、尾根に登ればみぞれ混じり、昼頃から晴れてきたのですが、縦走路はゴウゴウという音と共に強風が吹き荒れ寒かったです。やせ尾根では吹き飛ばされる恐怖を感じたところもありました。
chokusenさん、コメントありがとうございます。
先週のchokusenさん達のレコを見て楽しみにしていましたし、また行く前から色々と教えていただき、無事イワザクラに間に合って本当に良かったと思います。それ以外にもショウジョウバカマやイワウチワなどの可憐な花達やアカヤシオは想像した以上に咲いていてくれてうれしい誤算でした。
もっとも誤算と言えば天気の方であんなに不安定になるとは思いませんでした。天気予報から安直に考えソフトシェルの雨具しか持っていなくて不安でしたが、雨というよりあられになってくれたおかげで痛みは有りましたが、ずぶ濡れになることは無かったのが不幸中の幸いでした。でも寒かったなあ。
にしてもあの強風は、正直私たちも恐怖でした。痩せた岩尾根では身体をもっていかれそうになったこともしばしばでしゃがんでやり過ごす場面も有りました。
chokusenさん達のレコも楽しみにしています。
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