【夜行日帰り】丹沢から山中湖へ

2019年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 14:31
• 距離: 50.2km
• 登り: 4,431m
• 下り: 3,604m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:45
• 休憩: 0:47
• 合計: 14:32

距離 50.2km 登り 4,433m 下り 3,611m

0:39 渋沢駅南口
1:21 大倉バス停
1:31 1:32 どんぐり山荘
1:49 1:50 観音茶屋
2:00 雑事場ノ平
2:15 一本松
2:27 駒止茶屋
2:33 堀山
2:39 2:40 堀山の家
2:54 天神尾根分岐
3:11 花立山荘
3:18 花立
3:22 金冷シ
3:35 3:37 塔ノ岳
3:38 3:39 尊仏山荘
3:56 日高
4:06 4:08 竜ヶ馬場休憩所
4:10 竜ヶ馬場
4:20 みやま山荘
4:22 丹沢山
4:33 早戸川乗越
4:41 箒杉沢ノ頭
4:45 不動ノ峰休憩所
4:51 不動ノ峰
4:57 棚沢ノ頭
5:06 鬼ヶ岩ノ頭
5:10 中ノ沢乗越
5:21 蛭ヶ岳山荘
5:25 5:26 蛭ヶ岳
5:50 ミカゲ沢ノ頭
6:07 6:08 臼ヶ岳
6:20 6:34 神ノ川乗越
6:52 金山谷乗越
7:21 7:22 青ヶ岳山荘
7:26 7:30 檜洞丸
7:43 熊笹ノ峰
7:47 7:48 大笄
8:05 小笄
8:11 東沢ノ丸
8:28 犬越路
8:43 大杉丸
9:21 大室山・犬越路分岐
9:25 9:29 大室山
9:32 大室山・犬越路分岐
9:50 9:52 破風口
9:59 前大室
10:07 加入道避難小屋
10:12 1345m分岐
10:18 白石峠(お茶煮のコシッパ)
10:27 水晶沢ノ頭(堀通シ)
10:32 ナメクラ沢ノ頭
10:43 シャガクチ丸(蛇ヶ口丸)
10:51 10:53 バン木ノ頭
11:06 モロクボ沢ノ頭
11:34 大界木山
11:45 城ヶ尾峠(サガセ峠)
11:49 城ヶ尾山(桃ノ木ゾーリ)
12:08 中ノ丸(中丸)
12:20 12:21 ブナ沢ノ頭(カモオキ沢ノ頭)
12:27 ブナ沢乗越(大又コシッパ)
12:33 菰釣避難小屋
12:50 12:55 菰釣山
13:05 13:06 ブナノ丸
13:18 油沢ノ頭(西沢山)
13:30 樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)
13:37 西沢ノ頭(西尾根丸)
13:49 石保土山(西ノ丸)
14:00 水ノ木分岐
14:04 大棚ノ頭(山神峰)
14:26 14:27 富士岬平(パラジマノ頭)
14:35 14:36 高指山
15:06 山中湖村コミュニティセンター
15:11 平野バス停

深夜スタートでしたが、先発の方が複数組おり、昼夜問わず人がいることを再認識。
夜景・星空・日の出・山岳景観どれも最高の条件でした。絶好の条件で登れて最高でしたが、行程が個人最長となるコースのため、とにかく最後まで自重して進みました。

天候

快晴〜晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

小田急線 渋沢駅 スタート（0:32着）
山中湖平野バス停　ゴール（15:11着・15:43発）
（山中湖旭日丘バス停16:13発 御殿場駅17:00着 御殿駅17:09発）

コース状況／危険箇所等

【大倉〜丹沢山】特に危険な箇所はありません。
【丹沢山〜蛭ヶ岳】鬼ヶ岩に鎖場があります。
【蛭ヶ岳-臼ヶ岳】ザレた急傾斜（鎖場あり）を下ります。転倒、滑落のほか落石など起こさないよう注意が必要です。今回は霜柱による浮石のほか、雪により路面の確認ができないなど、リスクのある状況でした。
【檜洞丸〜犬越路】やせ尾根の急傾斜の連続した下り（ハシゴ・鎖場）があります。
【犬越路〜大室山】特に危険な箇所はありません。
【大室山ーモロクボ沢ノ頭ー菰釣山ー高指山】特に危険な箇所はありません。

その他周辺情報

山中湖平野バス停に観光案内所・セブンイレブンがあります。
旭日丘バスターミナルには土産・レストランがあります。

写真

4/28 0:54

おなじみ渋沢駅をスタート

4/28 1:36

大倉はコンビニの明かりが煌々と。登りの準備をしている方も。

4/28 3:15

標高1000mを過ぎから足元は霜、雪。

4/28 3:26

最高の天気。

4/28 3:50

塔ノ岳、ひっそり静まり返っています。
今日も大賑わいになりそう。

4/28 3:50

ベンチの積雪状況。

4/28 4:06

普段泥濘になるところも凍っていて汚れず、むしろ歩きやすい。

4/28 4:35

朝焼け

4/28 4:37

丹沢山。

4/28 4:41

蛭ヶ岳方面と富士山。

4/28 5:00

霜柱ザックザク。

4/28 5:03

登ってきた峰々。まだ大した距離ではありませんが。

4/28 5:03

日の出が近い。一日が始まる感じが好きです。

4/28 5:06

先行している方がお二方いらっしゃるようです。

4/28 5:06

山中湖も見えてるけど、遠いな。

4/28 5:09

見た目以上に滑らず進めました。

4/28 5:10

日の出！

4/28 5:27

雪が降ってからわずかに楽しめる景色。

4/28 5:41

蛭ヶ岳。こんなに風がなくて穏やかなのは初めて。

4/28 5:41

蛭から丹沢山・塔ノ岳方面

4/28 5:41

臼ヶ岳・檜洞丸方面への注意喚起。
何もない道を求めてる人は山に来ないですけども。

4/28 5:52

木が迫って触れるたびに雪をかぶります。

4/28 5:52

左が臼ヶ岳、中央右が檜洞丸、右が大笄

4/28 5:53

この後急傾斜が連続して写真撮り忘れました。

4/28 6:06

体に優しいトレイルで一息。

4/28 6:18

クマにしては小さい足跡。道中ずっとある…。

4/28 6:19

4/28 6:20

蛭ヶ岳を振り返り。

4/28 6:22

臼ヶ岳

4/28 6:26

獣以外の足跡がないものの、ルートはわかりやすい。

4/28 6:31

やせ尾根。

4/28 6:33

やせ尾根過ぎたところから道志方面を見やると、山しか見えない！

4/28 6:33

神ノ川乗越　水場は結構下るようです。
結構下って見にいきましたが、沢の水が湧いているようには見えず断念。

4/28 7:06

4/28 7:06

檜洞丸への登り。

4/28 7:34

丹沢山方面を見やる。

4/28 7:34

バイケイソウ

4/28 7:37

青ヶ岳山荘、檜洞丸の書き方が素敵。

4/28 7:39

檜洞丸。空の青さが際立ちます

4/28 7:45

いざ犬越路・大室山へ

4/28 7:45

これから向かう峰々と富士山・山中湖。

4/28 8:01

熊笹ノ峰・大笄間の神ノ川分岐

4/28 8:07

大室山。ルートが見えないほど下ります。

4/28 8:11

ハシゴ

4/28 8:14

写真では伝わりませんが、先が見えないほど傾斜がきつい。

4/28 8:16

鎖場。

4/28 8:23

コイワザクラ

4/28 8:29

束の間の平坦

4/28 8:36

マメザクラ（？）と富士山

4/28 8:37

4/28 8:39

いままさに崩壊しつつある斜面

4/28 8:41

4/28 8:42

犬越路

4/28 8:43

犬越路避難小屋内部その1

4/28 8:43

犬越路避難小屋内部その2

4/28 8:50

マルバスミレ（？）

4/28 9:01

このあとひたすら登り

4/28 9:36

大室山分岐（大室山まで300m）

4/28 9:40

せっかくなので大室山

4/28 9:48

分岐まで戻って富士山。

4/28 9:49

4/28 9:58

前大室山・加入道山に向けてまずは下り

4/28 10:01

ここから山中湖まで、まだまだだいぶあります。

4/28 10:01

正面奥のピークが前大室

4/28 10:09

ピーク手前のなだらかな

4/28 10:14

前大室。学生さんのグループがちょうど上がってきました。

4/28 10:14

正面　加入道山

4/28 10:17

鞍部からの登り

4/28 10:18

たたくハンマー部分がない気がします。

4/28 10:21

キジムシロ（？）

4/28 10:21

加入道避難小屋

4/28 10:22

加入道山。眺望はありませんので、そのまま進みます。

4/28 10:23

加入道山からの下り

4/28 10:26

道志方面の分岐

4/28 10:28

4/28 10:30

白石峠

4/28 10:37

蛭ヶ岳が結構遠くになりました。

4/28 10:43

なだらかな尾根を通ることも出てきます。

4/28 10:47

4/28 10:51

サクラ

4/28 10:58

シャガクチ丸

4/28 11:06

バン木ノ頭

4/28 11:06

野外活動センター方面（破線ルート）

4/28 11:08

コケリンドウ

4/28 11:21

モロクボ沢ノ頭

4/28 11:25

モロクボ沢ノ頭を過ぎると両脇にササが出てきますが、シカに食べられているだけではない枯れ方。見通しがよいのでありがたいですが。

4/28 11:26

ノーネームピーク。

4/28 11:29

やせ尾根

4/28 11:33

緩やかな登りも足にきてます。

4/28 11:38

ガンガン進めるトレイル

4/28 11:41

箱根の山々

4/28 11:48

大界木山

4/28 11:52

フラット。

4/28 11:58

気持ちよいトレイル（ただ長くは続かないんですよね）

4/28 11:59

城ヶ尾峠

4/28 12:03

ちょっと登って城ヶ尾山

4/28 12:10

登りもだいぶ易しい傾斜

4/28 12:18

立派なブナ林。

4/28 12:19

尾根から斜面でも比較的若い個体が散見されます。

4/28 12:24

中ノ丸

4/28 12:27

ピークからの下り、登りのリズムが刷り込まれていく。

4/28 12:30

ブナ沢ノ頭

4/28 12:32

ブナ沢ノ頭から下り、菰釣山への登りが結構しんどかった。

4/28 12:34

ササ（見通し良好）

4/28 12:38

分かりづらいですが、正面奥のピークが菰釣山。結構登ります。

4/28 12:41

4/28 12:42

ブナ沢乗越。神奈川県と山梨県の標識が頻繁に出てきます。

4/28 12:46

菰釣避難小屋（トイレはありません）

4/28 12:46

避難小屋内（その1）　※犬越路避難小屋と同様

4/28 12:46

避難小屋内（その2）

4/28 12:50

地味な登りが続きます。

4/28 12:56

天城山で見たようなブナがありました。

4/28 13:06

菰釣山

4/28 13:05

菰釣山からの富士山・山中湖。
近づいたような、意外とまだあるような。

4/28 13:11

菰釣山からの下り。

4/28 13:21

ブナノ丸。このピークの前の登りなど、50,000分の1の地形図では表記されないノーネームピークが無数にあります。
傾斜も意外ときつく、あまり優しくないです。

4/28 13:27

下ってから正面のピークへ。

4/28 13:30

で、ノーネームピーク。

4/28 13:30

4/28 13:33

油沢ノ頭。野外卓あり。意外と標高ありますね。

4/28 13:41

樅ノ木沢の頭

4/28 13:41

下って

4/28 13:42

登って

4/28 13:51

登って

4/28 13:52

西沢ノ頭

4/28 13:55

4/28 13:57

4/28 13:59

石保土山前の登り

4/28 14:00

4/28 14:02

4/28 14:02

木からパセリみたいなの生えてる！

4/28 14:05

石保土山

4/28 14:05

石保土山からの下り。

4/28 14:07

道志方面の山並み。道志山塊も結構見ごたえのある山容です。

4/28 14:08

4/28 14:10

4/28 14:15

向きをキュッと変えたら

4/28 14:15

一気に下ると

4/28 14:16

水ノ木分岐

4/28 14:16

分岐を過ぎて振り返ったところ。

4/28 14:17

巨大な鉄塔

4/28 14:17

鉄塔下からの南側眺望

4/28 14:18

鉄塔から山伏峠分岐までシングルトラックのトラバース

4/28 14:20

山伏峠分岐

4/28 14:20

分岐以降、泥濘やすそうなトレイルが続きます。

4/28 14:25

ぐっと下って

4/28 14:26

若干の登り返し

4/28 14:30

のちフラット

4/28 14:31

ハイキング感満載のコースに

4/28 14:35

ササの間を通ると

4/28 14:36

広くて見通しの良い尾根を登り

4/28 14:41

富士岬平

4/28 14:41

富士山どーん！
ここで下ると車道が長くなるので高指山まで行きます。

4/28 14:42

さ、最後のピークに向けてラストスパート

4/28 14:43

叢生したヒメシャラ（と思われる木）がいっぱい。

4/28 14:44

4/28 14:44

最後の登り

4/28 14:49

高指山

4/28 14:50

やりきったー。富士山も最後まできれいに見れてよかった！
富士山は偉大な存在です。

4/28 14:51

鉄砲木の頭（明神山）方面に進み

4/28 14:54

1つ目の分岐はスルーして

4/28 14:57

2つ目の分岐を平野方面へ。

4/28 14:57

谷沿いを進むと

4/28 15:00

山腹にアナグマ！結構、大きかった。

4/28 15:15

ロードに出ると合宿所になっている民宿やテニスコート・サッカーグラウンドなどを通過し、ひたすら直進します。（ロード区間は約2km）

4/28 15:26

平野バス停（観光案内所）

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

スー

大峯奥駆道縦走の予定が流れてしまったため、持て余した体力を使うべく渋沢〜山中湖まで1日で実行してみました。なお最寄り駅始発からスタートすると、帰りのバスが無くなってしまうため、渋沢駅深夜発としました。

スタートから快晴で、星空と夜景を堪能しながら登れました。
前日からの低温・雪の影響で標高1000m以高からは霜柱のザクザクと小気味よい音や、新雪をキュッと踏みしめながら進めたのは気持ちよかった。
日の出までは気温が低い割にほぼ無風で寒さを感じないというのも好条件でした。（日の出以降は暑かった）

積雪深は深いところでも10cm程度で霜や水面が凍っていることによる影響はほとんど感じませんでしたが、融解が進んでくると泥濘ができ、滑りやすくなりました。
檜洞丸の最後の登りで掴まるところがなく、若干滑りました。

前半は雪遊びや丹沢から一望できる山岳景観や高度感のある急傾斜を堪能しました。
が、大室山以降は景色も単調になり、アップダウンの連続で修行の様相に。
というのも神ノ川乗越の水場が枯れており、水切れが心配されたことが影響しています。モロクボ沢ノ頭で水の残量（1L程度）を確認し、節約しながらの山行になったため、マイペースを死守。

最後に富士山と山中湖がどーんと見えると、さすがに感慨深かったです。
充分な体力で臨んだつもりでしたが、メンタルとフィジカルを鍛え直してきます。

コメント

mokaka

凄い！
渋沢から山中湖まで夜通しとはスゴいです！ラストで富士山どーんは、感動ものですね。

スー

Re: 凄い！
＞mokakaさん
コメントありがとうございます！11:00頃にすれ違った方ですね。
早朝からの道志までのロングお疲れさまでした。最後に温泉はやはりいいですよね！
mokakaさんやすれ違う皆さんと挨拶を交わしたり、天候に恵まれて最後まで富士山が顔を見せていてくれたおかげで無事に到達できました。ありがとうございます。