丹沢縦走=ボラ→ウス→ヒル→タン→トウ→厳し
- GPS
- 30:20
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,961m
- 下り
- 2,202m
コースタイム
8:50西丹沢登山口→13:30檜洞丸14:00→17:50蛭ヶ岳
4月29日 7:10蛭ヶ岳→09:00丹沢山09:30→10:30塔ノ岳11:40→ 15:20大倉
天候 | 28日 晴れ時々曇り 29日 快晴!! |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
檜洞から蛭ヶ岳までは崩れた登山道、鎖支柱も崩壊、特に蛭が岳山頂直下は十分に注意が必要。 |
写真
感想
始発に乗り、5回乗り換え約束の新松田にギリギリ7時04分着、
7時20分始発臨時便のバスに乗り西丹沢に、天気も良くこの後の厳しさなぞ未だ知らず、張り切って出発、
晴天のつつじ新道を、その名のつつじの花を、新緑を愛でながら沢沿いを登ります、
未だ冬型の体が、真夏並みの気温、日射で熱中症気味、オッサンふらふら、やっと、かなりやっとで檜洞、ビタミン剤、首を冷やし、マッサージしていただき何とか多少回復、しかしその後が長い、大下り、登り返し、痩せ尾根、崩れた鎖支柱、疲れ、このままでは明るいうちに小屋に到着できない? 心配も??。
蛭ヶ岳、山頂直下には、かなり危険個所も有り、道端には、昨年不幸があった場所にお花が・・・、kさんご存じの方でした、合唱。
とにもかくにも、何とか6時チョイ前明るいうちに小屋到着。
小屋は予定の超混雑、指定布団(2人1枚)はダブルブッキング、急遽食堂のテーブルを片づけ 、8時過ぎ就寝、
小屋はヘリが来なく、食糧不足、8時近くに歩荷さんが翌朝のおかずを届けていただきました、その後小休憩し下山、聞くと1時間半で下界に着とのこと、いかにプロと言ってもすごいです。
2日目も晴天、日の出を見、雲海を楽しみ西にはドカンと「富士山」が、少し霞んでますが登った甲斐が有ります。
小屋前でゆっくりコーヒーを飲み下山、晴天の稜線、 昨日の苦労も吹っ飛びます。
振り返ると富士山に苦労した、洞、臼、蛭、特に最後のきつい登りを何回も皆で今日は笑いながら確認です。
すっごい、人の深山山荘前 天気も良くみなさん楽しそうです、年配に、若者、カップル、グループ、ちびっこ、見てるだけで楽しめます、さすがゴールデンウイークの丹沢です。
下山口にはチャンプさん?、初めて拝見しましたが、今回、4000回記念だそうです、
花立て山荘で、かき氷を 楽しみ、下山時の膝裏痛を注意しゆっくりダブルストックで3時20分には大倉着。
大心配の膝裏痛も、出ずに済み、2日間(9時間+8時間)良く歩けました、奥深い丹沢、皆のお陰で堪能させていただきました、
その後の温泉、ビール、最高〜〜〜〜。
早起きして待ち合わせの新松田駅に到着したのがなんと6時30分。
7時20分始発だから誰もいない(笑)。 そのうちだんだんとバス停に順番待ちの列が、後から来た仲間は乗れずに臨時バスへ。私はHaさんとバスに乗り込む、1時間10分、長時間のバス旅なのでみんなが座れた。 いつもこんな感じか?良心的な対応に嬉しかったです。 バスの中で話したり、寝てたりしているうちに到着。西丹沢自然教室に登山計画書を書く所がある。形式には拘っていないようで私は前もって長野県警のフォーマットで作成し、登山届けを提出した。
せっかくなので登山道の状況を聞くが、問題無さそう、天気もOK、準備体操をしていざ出発。
最初の目的地はゴーラ沢、前日の雨の影響か水量が多く簡単に渡れる場所が無かったが20m程上流に行くと渡りやすい場所があった。 ここでちょっと休憩。
ここで5人グループが我々抜いたがその中の一人に見覚えが・・・うーんまさか?
次の目的地は檜洞丸、急登に鎖場と難所が続く、暑さもありメンバーの体力消耗が激しい。檜洞丸到着、先ほど見覚えがあった人が先にいたので確認すると槍ヶ岳のツアーで一緒に登った方だった。 偶然とは言えお互いビックリ! またどこかの山で会えるかな?
さてここで昼食を取り、青ヶ岳山荘で水分補給し臼ヶ岳に向かうがコースの上り下りと気温の高さにメンバーの前進スピードがダウン・・・これには参った!
何とか臼ヶ岳に到着するも、蛭ヶ岳到着は18時近くになりそうだ。霧は出てくるし、これから暗くなり、歩けなくなると困る。蛭ヶ岳の手前は難所だし、明るいうちに切り抜けたい。 さーてどーするか、蛭ヶ岳山荘に遅延連絡と思ったが携帯は圏外、緊急連絡用に無線機は持っているがこの程度で使いたくない。移動しながら携帯の電波状況を確認しているとアンテナレベルが3本に! ドコモありがとう! 山荘に現在地と到着予定が遅れる連絡を入れてひと安心。また霧が出たお陰で気温が下がりメンバーの体力が回復、ゆっくりながらも良いペースで前進が始まる。
ミカゲ沢を過ぎるとやっと碑を見つけた! 昨年4月30日トレラン中に滑落死された会社の先輩Yさんの碑である。ちょうど一周忌近いので花が添えられてあった。仕事でもプライベートな話題でも良く話をしました。とにかく走るのが好きな方で愛犬も散歩を嫌がると言って笑わせてくれる方でした。そこで昨年の南アルプス仙丈ヶ岳山行から汲んできた水と故人がよく飲まれた会社の給水器の水を掛けてご冥福を祈った。本当に残念でならない・・合掌
事故現場周辺の写真を撮影し蛭ヶ岳に向かう。 鎖場岩場と狭い登山道です。
走らず特に下りでは気をつけて欲しいです。
GPSの高度計を頼りにメンバーみんなに何回も声を掛ける「あと高さ100m もう少し!」上に登ると深い霧も少しづつだが晴れてきた。最後尾から先頭を歩き、状況を確認、見えた蛭ヶ岳山荘だ。メンバー大喜び、陽は傾き時計は18時を近くになっていた。山荘で受け付けを済まし、夕食のビールとカレーにありつけた。無事登頂を祝い、乾〜杯〜! 冷えたビールが美味かった〜、苦労話が今では笑い話に。
到着が遅かったので就寝は食堂になった。 便所の出入りで眠れないメンバーも
私は電車の中でも寝られるのでそのままスーと夢の中へ zzz ごめんなさい。
朝起きるて外を見ると一面の雲海!! これは凄い!北アルプスでもこれだけの雲海はなかなか見られないのでは? 山荘スタッフからは「皆さんの日頃の行いが良いから今日は最高に良いお天気です。」と大絶賛! 2月の上高地でも同じような事を言われたな〜 これはついてる! 日の出は美しく、丸い太陽がきれいでした。朝食後は物資を上げ下げする輸送ヘリを見ながら丹沢山へ。
爽やかなな風の中、美しく気持ちの良い稜線歩き、女性達は「嬉しい」の連発。
丹沢山を経由して、塔ノ岳へ、ここで昼食タイム。 人慣れした鹿が出てきて
暫く休憩、記念撮影をしてそのまま大倉方面へ、立花山荘に来ると「氷」の旗が眼に入ってきた。 うわー、かき氷だ〜! 先頭を行く女性陣はすでに並んでいる(笑)。 この暑さで飛ぶようかき氷が売れている。 店の外ではかき氷を食べる客でいっぱいだ。 我々は山荘の中で食べてまた休憩。そのうちすぐにかき氷が売れきれになった。
こんな感じでなかなか前に進まないが、良いじゃないかゆっくり登山! GWだもん! 楽しいよ〜
大倉のバス停に着くとバス待ちの長い列、バスが来て渋沢駅へ、温泉「さざんか」に入り、汗を流し、着替えて、またビ〜〜ル 最高!! カツカレーの大盛りを食べて帰宅となった。
<蛭ヶ岳山荘のスタッフの皆様へ>
昨年、Yさんの滑落事故でヘリコプターも飛べない中、困難な救出作業をされた山荘スタッフの皆様ありがとうございました。 特に現場の状況を説明してくれた I 様、会社職場を代表してお礼申し上げます。
4/28、稜線登山道でたぶん、擦れ違ったと思います。
14時15分に金山谷乗越へ登り、単独で、檜洞丸へ向かっていました。
赤と黒のチェックのシャツ、黒のザックの年寄りです。
登りの最中に、上から、「どうぞ」と声を掛けてくれたグループだと思います。
今回は、暑かったですが、天候に恵まれた山行が出来て良かったですね。
はじめまして。メロンパンと申します。よく丹沢を歩いています。
以前に一度だけ蛭ヶ岳山荘に泊り、日の出に感動したのを思い出しました。
山登りって辛くて大変ですが、目的地について食事を取り「苦労話が今では笑い話に」なるときが大好きです。山荘で出会った方とそんな苦労話を語り合って共有できるのもまた楽しいものです。
蛭ヶ岳〜丹沢山の笹の稜線も素敵ですね かつてはもっとブナが鬱蒼としていたそうで、徐々に禿山になりつつあるのが悲しいですが…。
楽しい山行、お疲れ様でした。
tosikkkoさんの膝痛がでずに、何よりでした。
よい天気と雲海。なかなか厳しい道のりのようですが、稜線歩きも素晴らしかったんですね。
今回は体調不良でドタキャンしてしまい、残念やら、申し訳ないやら・・。また次回よろしくお願いします。
コメントありがとうございます、
「苦労話が今では笑い話に」おっしゃるとおりです、
しかし、今回暑さでかなりばてました、みなさんのレコを拝見し、なぜこんなに歩けるのか不思議です、日々の鍛錬でしょうか?。
来週には、先週末のメロンパンさんルートの半分( 明神峠〜紅富台 )をチームで計画してます、なんかの縁でしょうかね、参考にさせていただきます。
天気良すぎ、無防備、不摂生、準備不足がたたりました。
かなりこたえました、当〜〜分休憩です、
ただ膝痛が出なく良かった でした、これほどゆっくり、膝をカバーして登山するのもいかがでしょうか?、
へこんでます、
休憩が終わったら、また皆で楽しい山行きお願いします。
melonpanさん コメントありがとうございました。
グループを組んで行くと何でもないことが楽しい思い出となりとても楽しいです。
蛭ヶ岳からの景色があんなに綺麗だとは想像していませんでした。丹沢がとても好きになりました。また行きたいです。
yamajinnさん コメントありがとうございました。
すれ違いの頃は、暑さでメンバーがヘロヘロ気味になっている頃ですね。残念ながら記憶になく、申し訳ないです。きっとまたどこかでお会いできると思いますのでその時は声を掛けて下さい。
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