大源太キャニオン〜大源太山〜七ツ小屋山〜清水峠〜清水〜沢口
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- GPS
- 08:33
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,476m
- 下り
- 1,690m
コースタイム
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
●クルマ 大源太キャニオンの第2駐車場 <帰り> ●バス(南越後観光バス) 14:27沢口〜14:55六日町(360円) ●電車(JR上越線) 15:25六日町〜15:40越後湯沢(320円) ●バス(南越後観光バス) 17:35越後湯沢〜18:03大源太キャニオン(350円) ※南越後観光バス時刻表:http://www.minamiechigo.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・全ルート通して踏み跡、マーキング類もしっかりしてます ・ルート上で出会ったのは馬蹄形上で1組みのみ ●大源太キャニオン〜林道終点の登山口 およそ3.3kmの林道歩き。 ●登山口〜大源太山 登山口からしばらくは平坦なルートを進みます。 北沢の渡渉はここ数日の高温の影響でしょうか、 水量が多く、靴を濡らさずに渡渉するのは無理でした。 北沢を渡渉して謙信ゆかりの道とルートを分け、さらに渡渉しながら沢沿いを進みます。 900m付近から尾根に取り付き、あとはひたすら尾根を急登します。 登山口から高低差880mほど。上部は一部岩稜帯もあります。 ●大源太山〜七ツ小屋山 山頂からは鞍部まで高低差130mほど岩場を下り、痩せた尾根を通過して、 七ツ小屋山に向けて登り返します。一部雪渓が残っています。 山頂手前で縦走路と合流して、160mほど南に進むと七ツ小屋山に到着です。 ●七ツ小屋山〜清水峠 縦走路を高低差200mほど下ります。 今年は残雪が豊富なのかな、雪渓が残っているところがけっこうありましたが、 アイゼンなど滑り止めを使うほどのものではありませんでした。 ●清水峠〜十五里尾根〜清水集落 清水峠からはトラバース道を進みます。 トラバース道はシーズン始めで若干荒れ気味。谷筋にも雪渓残っています。 1442手前で冬路ノ頭から北に延びる尾根と合流。ここからは尾根筋を辿ります。 尾根筋も残雪豊富で1370の鉄塔付近までは、一部登山道が不明瞭なところもありました。 1370の鉄塔を過ぎると素直な夏道となります。 ただし尾根取り付き付近が急斜面&不明瞭でした。 清水峠から登山口まで高低差およそ670m。 ここからはひたすら国道291号を下ります。 ここ数日の高温のためか沢水が道路に溢れかえり、靴を脱いで渡る必要があるところも。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 岩の湯(500円) |
写真
感想
三国山脈は好きなエリアのひとつですが、
上越のマッターホルンと呼ばれる大源太山には登ったことがありません。
今回は大源太山を絡めて清水峠から清水集落に抜けて、
六日町から湯沢に戻ることを考えました。
清水峠はかつて越後と江戸を結ぶ主要道路(国道291号は上越線の開通で廃れて、
現役の国道でありながら通行不能。代表的な酷道)で、
十五里尾根も上杉謙信が関東に出兵する際にも使われていた尾根だった、などなど、
歴史を感じることができそうですし、
電車やバスを使っての山行ってキライじゃないし(むしろ好き)…。
林道歩きを経て、登山道に入ると北沢の渡渉でいきなり靴を濡らしてしまいます。
急登に喘いで標高を上げていくと徐々に視界が広がり始め、2時間弱で大源太山頂へ。
山頂からの眺望は一級品でした。
七ツ小屋山〜清水峠までは、谷川馬蹄形の中でも好きな場所。
清水峠からしばらくは足場の悪いトラバースが続きちょっとストレスでしたが、
冬路ノ頭から延びる尾根と合流したあとは巻機山から続く国境稜線を
正面間近に眺めながら十五里尾根を下りました。
清水集落に着くとバスの時間は1時間以上先。
待つのが苦手なボクたち。歩けるだけ歩いてバスに乗ることにします。
でも、炎天下の291号は日陰もほとんどなく、
結局、清水から5kmほど進んだ沢口のバス停でギブアップ。
ここからバスに乗って六日町〜越後湯沢を経由して大源太キャニオンに戻りました。
今回の山行から夏靴に履き替えましたが、
捻挫した左足を自然とかばってしまっているのか、ビビってるのか、
下山すると普段は痛くならないスネの筋肉が痛くなりました。
しっかし、体力が完全に落ちてしまってるな。
標高1600ないし、あんまり知らなかったけど、
大源太山って名前は、あらためて聞くとやんちゃなイメージ。
上越のマッターホルンなんて呼ばれているけど、
やんちゃ感のほうが勝ってました。
いきなりじゃぶじゃぶの沢で足ぬらしました。
いまにも壊れそうなはしご、怖い。
登りオンリーの登山道、暑すぎ。
そして鎖場もあり。(→必要ないところにあったりして。)
うまく説明できないけど、
全体的に、期待を裏切らない“THE山、山、山〜”って感じでした。
でも、山頂に近づくと岩っぽくなってマッターホルン感もちょっぴり。
そしてたどりついた山頂は360度の展望!!!
この日は私たちが最初だったようで、誰もいませんでした。
ここから七ッ小屋山の方へ降りましたが、
振り返ると、マッターホルンっていわれているのがわかりました。
岩がそそり立っていて、こっちから見るのが正解なのかもって思いました。
ここには本当に必要な鎖があります。
ここから先は、トラバースや雪渓でちょっと歩きにくかったけど、
気持ちの良い景色でした。
苦手な林道歩きに、さらに苦行の車道歩きはつらかったけど
大源太山はよかった〜。
おつかれさまでした。
おしまい。
コメント
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写真の枚数もアングルも景色も天気もコメントも素晴らし過ぎですね👏 歩く距離も半端なくて尊敬しちゃいます。 自分にはとても無理。これからもレコ見て参考にさせていただきます。
sanadamaruGさん
ありがとうございます!
しばらくサボってたから、車道歩きの頃にはもうヘトヘトでした。暑すぎたし…。
六日町の駅でアイスクリーム2個もたべちゃいました〜。
なんと美味しかったことか!
生き返りました(^^)
これから夏山、楽しみですね。
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