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Yamareco

記録ID: 187910
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(オベリスク登頂と感動の白峰三山)

2012年05月04日(金) ~ 2012年05月05日(土)
 - 拍手
GPS
00:40
距離
16.8km
登り
2,356m
下り
2,359m

コースタイム

■ 5/4(金)
10:34 御座石温泉
11:08 石空川渓谷方面分岐
11:54 旭岳七合目道標
12:11 旭岳
12:36 燕頭山
14:06 鳳凰小屋(着)
14:32 鳳凰小屋(発)
15:31 地蔵岳
16:01 地蔵岳(オベリスク)
17:24 鳳凰小屋(山小屋泊)

■ 5/5(土)
4:02 鳳凰小屋
4:56 地蔵岳
_:__ 赤抜沢ノ頭 ※記録忘れ
6:12 鳳凰小屋方面分岐
6:34 観音岳
7:33 薬師岳
8:27 御座石
10:24 廃屋(中道登山道入口)
11:35 青木鉱泉

※地蔵岳、観音岳、薬師岳では写真撮影にかなり時間をかけたので、歩行時間の目安にはなりません。また、2日目の薬師岳〜青木鉱泉も途中で服を脱いだり、近道を引き返したりして時間を食っています。
天候 ■ 5/4(金): 晴時々曇
■ 5/5(土): 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■ 行き: JR韮崎駅〜(山梨中央交通バス)〜御座石温泉
■ 帰り: 青木鉱泉〜(山梨中央交通バス)〜JR韮崎駅
コース状況/
危険箇所等
■ 御座石温泉では登山者名簿を書くよう勧められるが、それとは別に登山ポストもあるので、事前に書いてきた人はそこへ投函すればよいと思う。御座石温泉の駐車場脇にトイレあり。

■ 御座石温泉〜燕頭山(つばくらあたまやま)はまったく残雪なし。燕頭山を過ぎて15分くらいから残雪が現れ始め、やがて雪道になる。締まったトレースを辿れば踏み抜くことはない。半分雪をかぶった桟橋と、ほとんど足場のないトラバースの2ヶ所が滑りそうで危ないと感じた。

■ 鳳凰小屋〜地蔵岳はしっかり踏み跡が付いており、迷う心配はなし。地蔵岳山頂付近は雪がなく、ザレ場になっている。

■ 観音岳、薬師岳山頂も雪なし。途中の稜線は雪があったりなかったりだが、赤抜沢ノ頭から観音岳へ登り返す途中に高さ10mくらい(?)のかなり急な雪の斜面があり、その前でアイゼンを外したことを後悔した。最初はフラットフッティングで登ろうとしてプチ滑落してしまったが、雪が適度な硬さなので爪先を蹴り込むキックステップで登っていけた。

■ 薬師岳から中道の下りは樹林帯の急な雪道で滑りやすい。多くの踏み跡と赤ペンキやテープの目印があり、道迷いの心配はなし(踏み跡がなければ迷いそうなところは何ヶ所かあった)。トレースを辿れば踏み抜くことはないが、急坂なうえに踏み跡がつぼ足気味なので、ひざ下くらいまで雪に潜ることがあった(ラッセルの必要はなし)。標高2000mあたりで完全に雪がなくなり、夏道になった。
バスに揺られて10時半頃に御座石温泉に到着(同乗者は12名)。ワンちゃんは温泉の飼い犬だろうか。
バスに揺られて10時半頃に御座石温泉に到着(同乗者は12名)。ワンちゃんは温泉の飼い犬だろうか。
建物の裏手にはご主人が丹精込めたのか、花畑があった。ここから登り始める。
建物の裏手にはご主人が丹精込めたのか、花畑があった。ここから登り始める。
結構急な坂が多い。ロープは治山工事に伴うもの。
結構急な坂が多い。ロープは治山工事に伴うもの。
大規模な法面の工事が行われていた。
大規模な法面の工事が行われていた。
旭岳山頂に到着。ここまでが結構長く感じた。
旭岳山頂に到着。ここまでが結構長く感じた。
再び急登を繰り返し、平坦な笹原に出ると燕頭山山頂に到着。
再び急登を繰り返し、平坦な笹原に出ると燕頭山山頂に到着。
先へ進むと地蔵岳と観音岳が見えてきた。ここからでも地蔵岳のオベリスクが確認できる。
先へ進むと地蔵岳と観音岳が見えてきた。ここからでも地蔵岳のオベリスクが確認できる。
右奥には甲斐駒ヶ岳も見える。
右奥には甲斐駒ヶ岳も見える。
北には八ヶ岳。
地蔵岳のオベリスクを遠望。その左には賽ノ河原のコルを経て赤抜沢ノ頭。
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地蔵岳のオベリスクを遠望。その左には賽ノ河原のコルを経て赤抜沢ノ頭。
次第に残雪が現れ始め、やがて雪道に。
次第に残雪が現れ始め、やがて雪道に。
鳳凰小屋に到着。予定より早かったので、不要な荷物を置いて地蔵岳へピストンすることにした。
鳳凰小屋に到着。予定より早かったので、不要な荷物を置いて地蔵岳へピストンすることにした。
樹林帯の登山道にはしっかりと踏み跡が付いていた。自分はアイゼンとピッケルの装備で登ったが、すれ違う人はアイゼンなしでストックという人がほとんどだった。
樹林帯の登山道にはしっかりと踏み跡が付いていた。自分はアイゼンとピッケルの装備で登ったが、すれ違う人はアイゼンなしでストックという人がほとんどだった。
樹林帯を抜けると雪原の斜面に出る。思いのほか早くオベリスクが見え始めたので「手前にある別の岩場か?」と思ったが、この登りが意外に急で長く、まだまだ時間がかかった。
樹林帯を抜けると雪原の斜面に出る。思いのほか早くオベリスクが見え始めたので「手前にある別の岩場か?」と思ったが、この登りが意外に急で長く、まだまだ時間がかかった。
左を振り返ると観音岳。
左を振り返ると観音岳。
ついにオベリスクと対面。写真ではその大きさをはかりかねていたが、実物は予想より少し小さめだったかな。
ついにオベリスクと対面。写真ではその大きさをはかりかねていたが、実物は予想より少し小さめだったかな。
ちょうど下りてきた感じのいいカップルにカメラを渡して撮影をお願いし、オベリスクを登り始める。写真の位置までは簡単なルートがあり、ここからがクライミング。
ちょうど下りてきた感じのいいカップルにカメラを渡して撮影をお願いし、オベリスクを登り始める。写真の位置までは簡単なルートがあり、ここからがクライミング。
よいしょ、よいしょ。
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よいしょ、よいしょ。
登り切るところがちょっと難しい。上半身だけを岩の上に乗せ、あとは這いずるようにして登った。
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登り切るところがちょっと難しい。上半身だけを岩の上に乗せ、あとは這いずるようにして登った。
オベリスクのてっぺんに立ったど〜!
オベリスクのてっぺんに立ったど〜!
念のためセルフビレイをしている。
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念のためセルフビレイをしている。
下り始めがまた大変。
下り始めがまた大変。
み、右足をどうすれば・・・。
み、右足をどうすれば・・・。
ようやくホールドに足を置けた。
ようやくホールドに足を置けた。
うんしょ、こらしょ。
うんしょ、こらしょ。
登り終えて下りてくるこの瞬間だけ、見事な青空が! このときに登りたかった〜。
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登り終えて下りてくるこの瞬間だけ、見事な青空が! このときに登りたかった〜。
観音岳上空にも青空が。
観音岳上空にも青空が。
登ってきた斜面と下界の景色。
登ってきた斜面と下界の景色。
写真を撮ってくれたお2人がいなくなると、山頂には自分1人だけになった。
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写真を撮ってくれたお2人がいなくなると、山頂には自分1人だけになった。
賽ノ河原。ここは風の通り道になっていて、ビョービョーと強い風が吹いていた(八ヶ岳の根石岳付近を思い出した)。
賽ノ河原。ここは風の通り道になっていて、ビョービョーと強い風が吹いていた(八ヶ岳の根石岳付近を思い出した)。
めまぐるしく雲が流れ、形を変えていく。
めまぐるしく雲が流れ、形を変えていく。
いつまでも山頂にいたかったが、暗くなる前に下山。鳳凰小屋へ戻ってきた。
いつまでも山頂にいたかったが、暗くなる前に下山。鳳凰小屋へ戻ってきた。
水場では冷たくて美味しい水がほとばしり出ていた。これが本物の「南アルプスの天然水」か。
水場では冷たくて美味しい水がほとばしり出ていた。これが本物の「南アルプスの天然水」か。
テント場も大賑わい。
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テント場も大賑わい。
翌朝。4時出発、5時に地蔵岳山頂。観音岳の後ろに富士山が見える。
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翌朝。4時出発、5時に地蔵岳山頂。観音岳の後ろに富士山が見える。
賽ノ河原からは、昨日は曇っていて見えなかった甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰が見える。
賽ノ河原からは、昨日は曇っていて見えなかった甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰が見える。
甲斐駒ヶ岳。
オベリスクと賽ノ河原。
オベリスクと賽ノ河原。
赤抜沢ノ頭へ登る途中でオベリスクを振り返る。
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赤抜沢ノ頭へ登る途中でオベリスクを振り返る。
観音岳へと向かう稜線。
観音岳へと向かう稜線。
右を見ると、圧倒的な迫力の白峰三山が! その雄大な姿に「うぉ〜! すげ〜!」と何度も叫んでしまった。
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右を見ると、圧倒的な迫力の白峰三山が! その雄大な姿に「うぉ〜! すげ〜!」と何度も叫んでしまった。
北岳とツーショット(右の影に注目)。
北岳とツーショット(右の影に注目)。
地蔵岳と赤抜沢ノ頭を振り返る。
地蔵岳と赤抜沢ノ頭を振り返る。
観音岳へ登る途中のガレ場。積雪期は歩くのが難しそう。
観音岳へ登る途中のガレ場。積雪期は歩くのが難しそう。
ガレ場を登り切ったら山頂かと思いきや、まだもう少し先だった。少々疲れ気味。
ガレ場を登り切ったら山頂かと思いきや、まだもう少し先だった。少々疲れ気味。
ようやく観音岳山頂に到着。白峰三山をバックに。
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ようやく観音岳山頂に到着。白峰三山をバックに。
奥に甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。手前に赤抜沢ノ頭からアサヨ峰へ続く早川尾根を望む。
奥に甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。手前に赤抜沢ノ頭からアサヨ峰へ続く早川尾根を望む。
薬師岳の向こうには富士山。
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薬師岳の向こうには富士山。
甲斐駒ヶ岳。
仙丈ヶ岳。
間ノ岳。
農鳥岳。どっちの方角を見ても絶景で、感激の一言に尽きる。
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農鳥岳。どっちの方角を見ても絶景で、感激の一言に尽きる。
観音岳から薬師岳へ向かう稜線は、常に正面に富士山、右に白峰三山を見ながら歩く贅沢なルート。
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観音岳から薬師岳へ向かう稜線は、常に正面に富士山、右に白峰三山を見ながら歩く贅沢なルート。
かすんでいるが、北には八ヶ岳。あっちもだいぶ雪がなくなっているようだ。
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かすんでいるが、北には八ヶ岳。あっちもだいぶ雪がなくなっているようだ。
下界には釜無川(たぶん)の流れが光って見える。
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下界には釜無川(たぶん)の流れが光って見える。
西の遠方には、中央アルプスの空木岳とその南の山々が見えた。
西の遠方には、中央アルプスの空木岳とその南の山々が見えた。
薬師岳山頂。
薬師岳山頂にもオベリスクのような岩峰があったが、登れるのだろうか?
薬師岳山頂にもオベリスクのような岩峰があったが、登れるのだろうか?
山頂にあるもうひとつの岩塊。どちらも登らなかった。
山頂にあるもうひとつの岩塊。どちらも登らなかった。
白峰三山もこれで見納め。名残惜しい・・・。
白峰三山もこれで見納め。名残惜しい・・・。
時間があれば薬師岳小屋に寄っていきたかったが、下山にどれだけ時間がかかるか予想がつかないので、早めに切り上げて中道を下山する。
時間があれば薬師岳小屋に寄っていきたかったが、下山にどれだけ時間がかかるか予想がつかないので、早めに切り上げて中道を下山する。
まずは雪の急斜面。
まずは雪の急斜面。
すぐに密生した樹林帯に入る。
すぐに密生した樹林帯に入る。
御座石。高度計が狂っているんじゃないかと思うほど、ここまでの区間が長く感じた。
御座石。高度計が狂っているんじゃないかと思うほど、ここまでの区間が長く感じた。
御座石の脇にある小さな道標。
御座石の脇にある小さな道標。
下るにつれて雪は減っていくが、今度はアイスバーンや木の根が現れてやっぱり滑りやすい。
下るにつれて雪は減っていくが、今度はアイスバーンや木の根が現れてやっぱり滑りやすい。
標高2000mあたりで完全に雪がなくなった。あとは普通に夏道を下っていくだけだ。
標高2000mあたりで完全に雪がなくなった。あとは普通に夏道を下っていくだけだ。
途中で1本だけ、見事な桜が咲いていた。
途中で1本だけ、見事な桜が咲いていた。
斜面を下り切ると、3軒の廃屋があるところに出る。
斜面を下り切ると、3軒の廃屋があるところに出る。
廃屋の脇が中道登山道入口。
廃屋の脇が中道登山道入口。
あとは青木鉱泉まで林道歩き。
あとは青木鉱泉まで林道歩き。
林道の途中で振り返ると、観音岳と薬師岳が見えた。あんな高いところまで自分の足で登ってきたのか・・・と思うと、何だか誇らしさを感じる。これが登山の醍醐味か。
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林道の途中で振り返ると、観音岳と薬師岳が見えた。あんな高いところまで自分の足で登ってきたのか・・・と思うと、何だか誇らしさを感じる。これが登山の醍醐味か。
青木鉱泉への近道があったので進んでみる。
青木鉱泉への近道があったので進んでみる。
河原へ下りて渡渉する。最初の流れは飛び石伝いに渡れたが、対岸のほうの流れが多く、断念して引き返す。結局余計に時間がかかっただけで、「急がば回れ」とはよく言ったものだ。
河原へ下りて渡渉する。最初の流れは飛び石伝いに渡れたが、対岸のほうの流れが多く、断念して引き返す。結局余計に時間がかかっただけで、「急がば回れ」とはよく言ったものだ。
青木鉱泉に到着。無事下山できました。
青木鉱泉に到着。無事下山できました。

感想

■ 初めての南アルプス
 ゴールデンウィーク後半は南アルプスの鳳凰三山へ。これが初めての南アルプス、憧れの白峰三山が見られるだろうかと期待がふくらむ。

 今回は久しぶり(2月の八ヶ岳以来)の高山の雪山だし、あまり疲れることはしたくなかったので、余裕を持って安全に楽しめるようテント泊ではなく山小屋泊とした。節約して素泊まりだけど。

 実際には残雪期も終わりに近く、雪で苦労することはほとんどなかった。ただ、写真(最後から4枚目)のコメントに「自分の足で登った」と書いたけど、自分より先に登った人たちがトレースを付けてくれたからこそ、帰りの中道でも楽に下りてくることができた。間接的にほかの多くの方々に助けられていることはよく理解しているつもり。

 鳳凰三山は南アルプスの雪山入門コースというけれど、厳冬期に同じコースを歩けたかどうか自信がない。八ヶ岳よりはレベルが高そうだ。来シーズンは厳冬期にも挑戦してみたいが、果たしてそこまでレベルアップできるかどうか・・・。

■ コース選択
 鳳凰三山に登る場合は夜叉神峠からのコースが一番メジャーなようだが、去年のゴールデンウィークは運行していた山梨交通のバスが今年はないようなのでNG。バスがあるのは御座石温泉か青木鉱泉で、鳳凰小屋を予約するときに聞いたところ御座石温泉からのコースを勧められたので、そうすることにした。

 当日、御座石温泉のご主人にドンドコ沢も中道もまだまだ雪が多いので、下りも御座石温泉にしたほうがいいと助言をいただいた。でも、ほかの登山者の話を聞いたり現地の様子を見て、薬師岳から中道を下ることにした(体力的にも薬師岳からまた鳳凰小屋へ戻るのはきつかったし)。

■ 残雪期の服装
 残雪期の雪山は初めてなので、どんな服装にすればいいか悩んだ。2日目早朝の地蔵岳の山頂でマイナス1度くらいだったので、気温も高かったのだろう。結果的にはちょっと暑すぎる服装だった。でも、下山後に北アルプスで低体温症で死者が出たというニュースを聞き、寒すぎるよりはましだったと思った。

 ただ、たくさん汗をかいたせいで帰りの電車では自分でもツーンと匂うほど体臭がきつかった。隣に座った人、ごめんなさい。

■ オベリスク登頂
 オベリスクの登頂については事前にネットでいろいろ調査して、特に下記のサイトが参考になった。

「地蔵岳オベリスク登攀(南アルプス鳳凰山)」
 http://hwm6.wh.qit.ne.jp/shimaneco/03weston/doc/1108mt_jizou_obelisk.htm

 その他のサイトでは、途中まで左側へ登り、「ホーオ三山」と書かれたプレートのある岩の隙間をくぐれば頂点の大岩の基部まで簡単に登れることや、フィックスロープが何本か下がっているが古くて信用できないこともわかった。

 当初は「ちゃんと安全を確保せずに、運と度胸で登るべきではないだろう」と思っていたが、普通の登山靴やごぼうで登ってしまう人、親子で登ってしまう人までいるようなので、やっぱり登ることにした。ただし、クライミングシューズと、頂上でセルフビレイのためにハーネス、スリング、カラビナを持参して。

 実際に行ってみると、チムニーというのかディエードルというのか、90度くらいに開いた岩の割れ目で、バック・アンド・ニーやバック・アンド・フット(スメアリング)がよく効いた。右側の岩にチッピングで削られたわずかなホールドがあるので利用しつつ(ただ、それだけで登るのは初心者には厳しかった)、左側の岩に背を付けて、左手は何本かのロープを掴む(1本1本は弱くても、何本か掴んでロープに頼りすぎなければ大丈夫だろう・・・)。クライミングシューズを持って行ってよかった。普通の登山靴では登れたかどうか自信がない。

※上記はクライミング初心者の感想なので、あまり当てになさらぬよう・・・。

 ところで、帰宅後に風呂に入ると両ひざにぶつけたような赤あざがいくつもあって、「前向きに転んだ覚えはないし何だろう?」と考えたら、バック・アンド・ニーのときについたものだと思い当たった。ほかのクライマーの方も、バック・アンド・ニーではみんなこうなるのかな?

 それから、ご自身の予定があるにも関わらず、長時間待って写真を撮ってくださったカップルのお2人、ありがとうございました。やっぱり、せっかく登っても証拠写真がないとね・・・本当に感謝です。

■ 南アルプス3000m峰
 2日目は好天に恵まれ、楽しみにしていた白峰三山や甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を思う存分眺めることができた。期待にたがわぬ素晴らしい景観で、最高に嬉しかった。いつかは、というより近い将来、あの山々にも登りたい。南アルプスには3000m峰が7つある。その全部に登れるかな・・・?

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コメント

よい山行でしたね!
絶景を堪能した上に、オベリスクにまで登頂するとは

北アルプスと違って、南アルプスは天候にも恵まれたようで、よかったですね。

オベリスク、面白そうですね!
早くもクラッククライミングまでマスターされたのかと思って、ビックリしてしまいました。
下りが怖そうです。
ロープを持って行って、懸垂下降した方が楽なんでしょうか?
2012/5/6 19:59
ゲスト
オベリスク登頂おめでとうございます
5/4-5で鳳凰三山に登っていたものです。

オベリスク…うわー写真を見てるだけでも怖そうです。。。
曇りだったかとは思いますが、頂上から眺める鳳凰三山や甲斐駒・北岳の稜線は格別なんでしょうね〜

5/5は観音〜薬師間ですれ違ってそうな気もしますね。
白峰三山がとっても綺麗でした
2012/5/6 21:45
知ったかぶりです
geraniumさん、こんにちは。
いやあ、バック・アンド・ニーとかいうのは知ったかぶりです。
ロープを持っていくかは、「クライミング」をやろうと思ったら持って行くべきですが、単に登って下りれればいいというだけならちょっと大げさかもしれませんね〜。
重いロープを背負っていくのも大変ですし。

P.S. 都岳連の岩登り講習会、申し込むことにしました!
2012/5/7 7:52
ありがとうございます。
s3214さん、こんにちは。
5/5は、GW後半ではベストの日だったかもしれませんね。
オベリスクは意外に怖くなかったですヨ。
私が登ったときは残念ながら周囲の山は見えませんでしたが、北側に街並みが広がっていたのがきれいでした〜。
(今考えると、2日目にも登れば絶景だったかもしれません)
2012/5/7 7:55
こんにちは♪
はじめまして、オベリスクで写真撮影をさせていただいたカップルの妻の方です(*^_^*)
会社のお昼休みにヤマレコを覗いていたら、mount-fineさんの山行報告を発見!
ヤマレコに記録アップされていたんですね♪
私はロム専なのですが、思わずコメしてしまいました。
お写真、もっと大きく撮れれば良かったのですけど、岩が巨大でかなり下まで下りないと全貌が入らず、かといってズームには限界があって、結構小さくなってしまいました(言い訳言い訳(汗))
ごめんなさい。
でもオベリスク登頂、すごいです!
私はボルダリングはしますがジムの壁だけで、外岩は登ったことがないので、怖くて挑戦できませんでした(涙)
mount-fineさんの勇姿を拝見して、いつか私もオベリスクの頂上に!と固く心に誓いました。
2012/5/11 12:40
本当にありがとうございました
SOULdCATさん、はじめまして。
お〜、写真を撮ってくださった方ですか!
長時間待っていただいたり、ポジションを変えていただいたり、本当にありがとうございました。
写真があることで、とてもいい記念になりました。
お2人は恋人かご夫婦かどっちかな〜と思っていましたが、ご夫婦だったんですね。
とても好印象でしたよ。

岩登りの経験は、私もジムでボルダリングが4回と、外岩の初心者向け講習会が2回だけです。
SOULdCATさんなら楽勝だと思います。
これからも、お2人で気をつけて登山を楽しんでください!
2012/5/12 6:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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体力レベル
4/5

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