会津駒ヶ岳（夏山開き）

2019年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 09:33
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,156m
• 下り: 1,141m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:44
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:11

距離 11.4km 登り 1,156m 下り 1,156m

7:09 会津駒ヶ岳滝沢登山口
7:33 7:42 ヘリポート跡
8:31 8:55 水場
11:08 11:09 駒の小屋
11:36 12:18 会津駒ヶ岳
12:43 12:46 駒の小屋
14:54 14:56 水場
15:40 15:46 ヘリポート跡
16:20 会津駒ヶ岳滝沢登山口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

横板の無い濡れた木道が危険でした。かなり気を付けていたのですが連れが転んで手首を捻挫しました。

写真

6/21 7:46

先々週はオサバ草祭りの帝釈山。→
https://bit.ly/2NHHWN7

6/25 9:50

先週はヒメサユリ祭の高清水公園。→
https://www.instagram.com/p/BzIhCszpdle/

7/6 0:18

そして今週は夏山開きの会津駒ヶ岳へ。3週連続で南会津まで来られて嬉しい限り。この画像の国道121号の丁字路から左へ曲がると国道352号。そこから約50km進むと檜枝岐村。

7/6 1:28

檜枝岐村に入ると間もなく井籠門（せいろうもん）。「檜枝岐村」という文字の照明が消えていた。何年も通っている檜枝岐村だけれど、いつの間にか出来ていた感のあるこの門。調べてみると檜枝岐村の村政独立100周年記念で2017年5月に出来たものだそう。

7/6 4:13

1時50分頃に会津駒ヶ岳の滝沢登山口駐車場に到着。埼玉から下道で約6時間の旅。車中泊で3時間ほど仮眠出来た。徐々に登山者のクルマが増えてきて目が覚め、トラツグミとアカショウビンが鳴いていたので録音（録画）しているうちに目が冴えた。→
https://www.instagram.com/p/BzjJUFYndwr/

7/6 5:40

会津駒ヶ岳の夏山開きは初めて参加。でも近くに居た登山者に聞くとイベントは下の国道沿いで行なわれるとの事。上の駐車場から一旦クルマを出してしまうと戻ってきた際に空いているとは思えず、車道を歩くよりも約500m近道の登山道から約1.2km歩いて下りた。既に人が沢山。

7/6 6:02

6時くらいから記念バッヂを配り始め、御赤飯と御神酒も頂いた。僕は御赤飯だけ。連れ(@123Romina)は御神酒のお代わりをしなかった事を悔やんでいた（笑）。

7/6 6:05

このあと檜枝岐村の村長さんらでテープカットを行ない、風船の門をくぐって登山者が一斉にスタート。

7/6 6:15

時々、森の中からアカショウビンの声が聞こえるので気になって仕方ないけれど前へ進む。トイレは国道沿いに設置されていて、いずれにしても一旦下りて登るつもりだったので、この往復2.4kmは良い準備運動になった。上の駐車場に戻って少し休憩してから登山準備。

7/6 6:33

先々週のオサバ草祭りのバッヂが可愛らしかったので期待していた会津駒ヶ岳のバッヂ。予想通りの良いデザイン。こうなると翌日の燧ヶ岳の記念バッヂも欲しくなってしまう。

7/6 7:02

2017年の9月初旬に初めて登った会津駒ヶ岳。約2年振り2回目。→
https://goo.gl/FSeD1P

7/6 7:38

水場までは急登気味だという事で疲れない様にゆっくり進む。画像はオオカメノキに留まるアオハムシダマシ。

7/6 7:41

ウラジロヨウラク。

7/6 8:44

何となく水が足りなかったので水場まで初めて降りてみた。冷たくて美味しい。空いたペットボトルに給水。

7/6 8:46

シラネアオイ。水場付近の斜面にほんの少しだけ咲いていた。初めて観た花だと思いきや2014年の尾瀬で既に観ていた記録を後日発見。記憶なんて当てにならないものだなと思った。→
https://bit.ly/2M2GAu8

7/6 8:50

マイヅルソウ。葉を食べるヒメツチハンミョウを探したけれど見当たらず。→
https://bit.ly/2Gl15P2

7/6 8:54

ギンリョウソウ。木陰にひっそり。この場所に生えていたのが特に青白く透き通っていて綺麗だった。

7/6 9:07

ゴゼンタチバナ。

7/6 9:18

ミツバオウレン。

7/6 9:21

オヤツ。

7/6 9:25

イワカガミ。

7/6 9:50

イワナシ。

7/6 9:53

オオカメノキ。

7/6 9:55

天気はいまいちでも綺麗な風景。

7/6 9:57

ノウゴウイチゴ。

7/6 10:08

サンカヨウ。少しだけ濡れて透明になっていた。

7/6 10:22

イワナシ。白っぽい。

7/6 10:24

残雪が出てきた。ザクザクしていて思ったほど滑らない。歩き始めて3時間ちょっと。前回は元気があったらしく3時間で山頂に到着していた。今回は水場に寄りはしたものの、全体的にペースはゆっくり。

7/6 10:27

遥か遠くまで雲海。晴れそうで晴れない。

7/6 10:35

ハクサンコザクラ。高原のベンチには大勢の人達が居た。

7/6 10:44

静かな池塘。

7/6 10:46

シャクナゲ。

7/6 10:47

イワイチョウ。

7/6 10:50

日本海の荒波の様な雲海。

7/6 10:55

駒ノ小屋が見えてきた。まだ高原は緑ではない。今年は雪が多かったのだそう。

7/6 10:56

ショウジョウバカマ。他にも様々な色合いがあって楽しめた。

7/6 10:58

コバイケイソウ。

7/6 10:58

燧ヶ岳。

7/6 11:05

横板のない濡れた木道の恐怖。

7/6 11:06

1メートルくらい積もっているかな。

7/6 11:10

駒ノ小屋には寄らず山頂を目指す。

7/6 11:11

振り返るとこの様な風景が広がる。

7/6 11:16

急坂でチェーンスパイクを試してみたけれどシャーベット状なので役に立たず直ぐに外した。

7/6 11:29

ここから右に曲がると山頂方面。ここからの木道がとても滑って危険なので小さな歩幅で慎重に進んだ。

7/6 11:35

足下に気を付けて振り返ると燧ヶ岳がとても綺麗。まだ俎�瑤泙任靴�登った事がないので翌日の夏山開きが大変気になる。

7/6 11:50

会津駒ヶ岳登頂。標高2,132.4m。鈍った体に喝を入れようと思って登ったけれど、登山口からの標高差が1,000mある事を忘れていた。今の僕にはハードだった。

7/6 12:13

山頂で仲良くなったご夫婦と記念撮影。美味しいきゅうりの漬物やみそ漬けなどを分けて頂いた。酒屋さんを営んでおられた様で、会津の美味しいお酒を教えて貰った。旦那さんは80歳以上だとの事！僕らもこういう足腰を維持したいと思った。

7/6 12:23

ベニサラサドウダン。

7/6 12:23

今回は中門岳には行かずピストン。下りの木道が怖い。連れが最後の最後で転んで手首を強く捻挫してしまった。あと少しのところで油断したと言っていた。皆さんも気を付けて下さい。

7/6 12:28

ホシガラス。今度からこの鳥を観ると今回の連れの捻挫を思い出しそう。

7/6 12:32

ツマトリソウ。

7/6 12:35

ショウジョウバカマ。

7/6 12:47

雪渓は下りの方が滑るので慎重に。

7/6 13:00

シャクナゲ。

7/6 13:13

ハクサンコザクラの咲く高原のベンチでお昼ゴハン。山で食べようと取っておいた味噌カップヌードル。山にピッタリのしょっぱさと美味しさ。

7/6 13:19

お昼ゴハン中にガスが掛かってきたので下山開始。

7/6 13:53

アカヤシオなのかムラサキヤシオなのか。ツツジは難しい。

7/6 13:54

コミヤマカタバミ。

7/6 14:02

ノウゴウイチゴ。

7/6 14:30

イワカガミ。

7/6 14:30

ベニバナイチゴ。

7/6 14:56

水場まで戻って来た。下山は不得意なのに大きな段差もぬかるんでいて普段より更に神経を使った。どんどん抜かれてしまうのは毎度お馴染みの光景。

7/6 15:42

リンゴコフキゾウムシ。

7/6 15:52

ナナホシテントウ。

7/6 16:23

昆虫を撮る元気は残っていたけれど歩く元気は無くなってきた。

7/6 16:25

もう後半は「歩きたくない…」となるくらいに疲れてしまったので、この階段が見えた時はテンションが上がった。

7/6 16:26

無事下山。運動不足を実感。最近はこの感想ばかり。万年の運動不足だという事を実感。下山後は毎度お馴染みの燧の湯にてミズナラの木陰での露天風呂。お風呂上がりはウッドデッキでノンアルコールビール。

7/6 17:56

翌日まで車中泊して燧ヶ岳の夏山開きにも参加しようかと少し考えていたけれど取りやめ。たまたま友人が那須まで来ているというので、そこに合流して一泊させて貰った。疲れていたので有り難かった。とても良い週末になった。

撮影機器：

DSC-HX50V SONY

SP-100EE OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 7 Apple

DRV-610 KENWOOD

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 登山靴 靴下 手袋 防寒着 レインウェア ザック 昼食 補給食 飲料 地形図 コンパス ヘッドランプ 常備薬 スマホ 手ぬぐい ストック カメラ 携帯三脚 熊鈴 予備バッテリー バーナー CB缶 クッカー

感想

005HARRY

先々週に山頂まで約1時間の帝釈山にて半年振りの登山をして、すっかりリハビリ出来たつもりで何となく少し気軽に会津駒ヶ岳に登りましたが、よくよく考えると標高差1,000mの山行。下山時の後半では結構バテてしまいました。会津駒ヶ岳への最後の木道は今回もツルツルでした。下山時にこの木道の最後の最後で連れが転んでしまい、手首を強く捻挫してしまいました。これが足だったら救助隊を呼ばないといけないところでした。今後は一層の対策をして気を付けたいと思います。

僕個人は今回の登山に出掛ける前は今までになく右膝の関節痛が酷く、平坦な道でも杖をつかないと歩けない状態で困っていたのですが、痛み止めを飲んで一歩一歩の着地に気を付けて、いつもより力を入れて足の運びを慎重にして行動しました。筋肉をつける事で関節痛が楽になるという事を主治医の先生から伺っており、いざ終わってみれば全体的に筋肉痛にはなりましたが、有難い事に右膝の関節痛はかなり緩和されました。

人工物だらけの街中が苦手で筋トレのために歩く気も起きないので、ちょっと強引ですが会津駒ヶ岳の登山道を筋トレの場として選んで良かったです。埼玉から檜枝岐村へは高速道路料金の節約で下道を使用しても約6時間あれば行ける事が判ったのも収穫でした。