表銀座から槍ヶ岳 リベンジ達成!
- GPS
- 20:40
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 3,129m
- 下り
- 3,070m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:11
- 山行
- 11:31
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:26
天候 | 1日目 曇り、ガス優勢 2日目 薄曇り 視界まずまず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
帰りは上高地からバス、市電でJR松本駅。(2700円) JRで穂高駅まで行こうとしましたが、踏切事故で電車動かずで、タクシーで穂高駅まで戻る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根、表銀座から槍ヶ岳まで問題なし。 槍沢までの間に雪渓が何か所かありますが、アイゼン無しで大丈夫です。 |
その他周辺情報 | 上高地観光(バス時間ぎりぎりのため出来ませんでした) |
写真
感想
昨年7月15日槍ヶ岳に向かう途中、よもやの転倒骨折。ヘリにピックアップされ救急搬送。その後手術入院リハビリと無念の日々を過ごした。あの悪夢から1年。レスキュー搬送してくれた救助隊員との約束を果たすべく、再びこの場所に戻ってきた。
機は熟した。約束を果たし今度こそ槍の穂先に立つ!
今回、頼んだ訳では無いが、隊長もお供をするという。お供してあげるのだと本人は言う。当初13,14,15日と予定していたが、天候がよろしく無い。急遽1日繰り上げ12日に出発することとなった。飲み会明けで必ずしも良いコンディションでは無いが、時期を逃したくはない、気持ちで体調をカバーし、穂高駅へと向かう。
初日は燕岳、表銀座経由で大天井岳。快晴青空!とまではいかないが、まずまずの天候で、気持ち良く縦走路を歩ききった。すべては2日目。コンデションを整え、7時には床についた。
そして2日目。ご来光こそ拝めなかったが、前日より雲が少なく槍ヶ岳も見える。なんとか行けそう。意気揚々と喜作新道へと出発。西岳ヒュッテを過ぎ、大下りを下って、骨折地点。なんとも言えない感情がこみ上げる。再び気持ちのギアを上げて前に進む。ここから先がリベンジの道となる。
東鎌尾根はヒュッテ大槍まで辛抱の登りが続く。2泊装備の重い荷物が両肩に食い込み、かなりきつい。ヒュッテ大槍まで登ると槍ヶ岳の大きさが間近に感じる。岩肌がリアルに見えるようになる。ここまで来ればあと少しだ。
そして槍ヶ岳山荘。ザックをデポ、ヘルメット装着で、いよいよ山頂アタック。岩をひと岩ふた岩、梯子を一段二段と登り、ピークに近づくにつれ、何故かワクワクしてきた。そして最後の梯子を登り切り、念願のピーク! やった! 大げさだけど、この1年、この瞬間をイメージし過ごしてきた。想いが報われ、感無量。感動とはまさにこのこと。万感の想いに浸りしばし山頂からの絶景を眺めた。
感動に浸り槍ヶ岳山荘で祝杯の予定だった。しかし翌日の天気予報が良くない。ここで一泊過ごすより、このまま上高地まで下りたほうが良いとの判断で、槍沢を下ることにした。想像以上に長いルートで、槍沢ロッジまで下った時点で、最終バスの時間が危うくなってきた。横尾、徳沢、明神と、ただひたすらに歩きに歩いた。そして上高地バスターミナル。なんとか間に合った。
その後、バス、電車を乗り継ぎ、高速を飛ばし、無事帰宅。結果的には一泊二日の無謀な行動になった。疲労はいつか失くなるだろうが、記憶と達成感はいつまでも消えない。付き合ってくれた隊長、感謝です・・・
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