白山（砂防新道↑、観光新道↓）

2019年07月20日(土) ~ 2019年07月21日(日)

• GPS: 11:32
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,538m
• 下り: 1,581m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:46

距離 6.8km 登り 1,288m 下り 99m

10:35 別当出合
11:38 11:42 中飯場
12:24 12:25 別当覗
12:57 13:18 甚之助避難小屋
13:39 13:44 南竜分岐
14:31 14:48 黒ボコ岩
14:57 14:58 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
15:19 15:20 白山室堂
15:21 室堂ビジターセンター

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 2:00
• 合計: 6:40

距離 8.7km 登り 268m 下り 1,482m

3:56 室堂ビジターセンター
4:28 5:06 白山
5:43 5:45 翠ヶ池
5:54 お池めぐり分岐
6:25 7:23 白山室堂
7:33 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
7:38 7:39 黒ボコ岩
8:17 8:33 殿ヶ池避難小屋
9:29 9:34 別当坂分岐
10:36 別当出合
10:36 ゴール地点

カッコ内は山と高原地図標準CT
別当出合 - 中飯場　1:03 (0:50)
　　　　 - 甚之助避難小屋　1:14 (1:30)
　　　　 - 南竜分岐　0:21 (0:20)
　　　　 - 黒ボコ岩　0:47 (0:50)
　　　　 - 室堂　0:30 (0:30)
　　　　 - 御前峰　0:32 (0:40)
　　　　 - 千蛇が池分岐　0:46 (0:30)
　　　　 - 室堂　0:31 (0:30)
　　　　 - 黒ボコ岩　0:15 (0:20)
　　　　 - 殿が池避難小屋　0:38 (0:50)
　　　　 - 別当坂分岐　0:56 (0:50)
　　　　 - 別当出合　1:02 (1:00)
合計　1日目　3時間55分（4時間）　標準CT比 98%
　　　2日目　4時間40分（4時間40分）　標準CT比 100%

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

往路（7/19 (金) 夜発）：渋谷マークシティ 22:30集合、22:45発 北陸鉄道夜行バス 8,200円 - 金沢駅東口 6:00/8:10 レンタカー - 市ノ瀬 10:00 シャトルバス 500円 - 別当出合 10:15

宿泊：白山室堂　1泊2食付 9,000円

復路（7/21（日））：別当出合 11:00 シャトルバス 500円 - 市ノ瀬 11:15 レンタカーで移動、途中入浴、昼食、白山比�弯声匯嫁� - 金沢駅 16:09 はくたか570号 - 東京 19:12 （夕食）- 三越前 19:59 半蔵門線急行 - あざみ野 20:39/20:55 - 黒須田 21:01

コース状況／危険箇所等

砂防新道: 危険箇所は無し。岩の敷き詰められた歩き易いルート
観光新道: 別当坂分岐から別当出合までの急下降区間以外は危険箇所は無く、砂防新道よりもお花畑と展望に恵まれた素晴らしいルート。

その他周辺情報

温泉: 白峰温泉 総湯 別当出合休憩所、市ノ瀬ビジターセンターにある割引券持参で550円
食事: 白山比�弯声匐瓩�の食事処 りんどう 鮎や岩魚の塩焼きが名物

写真

7/20 9:56

市ノ瀬駐車場

7/20 9:56

市ノ瀬から別当出合まではマイカー規制中のためシャトルバスを利用。

7/20 10:23

別当出合休憩所

7/20 10:24

正面の鳥居を通過して正面の吊り橋を渡っていきます。

7/20 10:33

往路は吊り橋を渡って砂防新道へ。

7/20 10:34

7/20 10:35

吊り橋から別当谷、右奥には不動滝が見えます。

7/20 10:49

雨で濡れてはいますが、このように岩が敷き詰められた道で快適に歩けます。

7/20 11:11

7/20 11:12

砂防工事で作られた堰堤がいくつもあります。奥には不動滝。

7/20 11:16

中飯場

7/20 11:16

中飯場にはトイレと水場があります。ここで小休止。

7/20 11:42

不動滝

7/20 11:45

沢の両側がかなり崩壊しているのが分かります。

7/20 11:45

7/20 11:46

砂防工事の説明

7/20 11:50

センジュガンピ

7/20 11:51

いくつもの堰堤と送電設備

7/20 12:13

別当覗

7/20 12:13

別当覗。進入禁止ロープ。

7/20 12:45

ミヤマキンポウゲ

7/22 14:18

甚之助避難小屋。ここもトイレと水場あり。多くのハイカーで賑わっています。

7/20 12:57

避難小屋から見た東側斜面。かなり崩壊しています。

7/22 14:20

小学生の団体が休憩中でした。

7/20 12:57

避難小屋前から南側

7/20 13:24

ゴゼンタチバナ

7/20 13:26

別山

7/20 13:26

南側遠望

7/20 13:29

アカモノ、別名イワハゼ

7/22 14:21

南竜道分岐

7/20 13:36

この先に登録有形文化財があるそうです。

7/20 13:36

左手前に甚之助避難小屋、中央奥に別当出合が見えます。

7/20 13:36

別山

7/20 13:36

カラマツソウ

7/20 13:48

避難小屋から黒ボコ岩までは、斜度も緩み、左側が開けた快適な道です。

7/20 13:50

避難小屋まで水を引いているのでしょうか、パイプが敷かれています。

7/20 13:52

この沢から取水しているようです。飲んでみましたが、甘くて美味しかった。

7/20 13:54

ニッコウキスゲ

7/20 13:58

ミヤマダイモンジソウ

7/20 13:58

ハクサンフウロ

7/20 13:59

イブキトラノオ

7/20 14:00

ミヤマセンキュウ

7/20 14:01

コバイケイソウ

7/20 14:03

シナノキンバイ

7/20 14:05

別山

7/20 14:12

ヤマガラシかな？

7/20 14:12

ヨツバシオガマ

7/20 14:12

ヤマハハコかな？

7/20 14:22

黒ボコ岩手前のこの辺りは黄色のお花畑が広がっています。

7/20 14:25

延命水ですが水量は少なかったです。

7/20 14:28

黒ボコ岩が見えてきました。

7/20 14:31

お花畑が広がります。

7/20 14:37

黒ボコ岩に到着。多くのハイカーが岩の上で写真を撮っています。

7/20 14:46

弥陀ヶ原

7/20 14:47

7/20 14:47

弥陀ヶ原

7/20 14:57

正面が黒ボコ岩、左奥に別山。

7/20 15:02

エコーライン分岐から室堂まで20分弱の登りが続きます。弥陀ヶ原を振り返って。

7/20 15:02

弥陀ヶ原と別山

7/20 15:14

登りきった所に室堂ビジターセンターが突然現れます。

7/20 15:42

今晩泊まる、くろゆり荘です。

7/20 15:42

室堂ビジターセンターには宿泊棟が4棟あるようです。

7/20 15:43

奥宮祈祷殿にお参りしました。

7/22 14:22

センター内には郵便局もあります。

7/20 16:52

部屋は左右二段ベットで各段3名ずつでした。

7/20 17:34

夕食。ご飯はおかわり自由です。

7/21 4:05

翌朝、3時50分頃に祈祷殿のタイコが鳴り、白山山頂へ向けて登頂開始です。ヘッドライトを付けてゆっくりと登っていきます。

7/21 4:07

高天ヶ原

7/21 4:26

30分ほどで山頂の奥宮に到着しました。

7/21 4:27

神官が扉を開けて日供祭の準備を始めました。

7/21 4:29

御前峰山頂標

7/21 4:31

雲海の彼方、東の空が明るみ始めました。

7/21 4:32

槍ヶ岳と穂高連峰

7/21 4:32

乗鞍岳

7/21 4:33

剱岳と立山連峰

7/21 4:33

御嶽山

7/22 14:23

日の出前、神官が周囲の山の説明をしています。昨日まで天候不順で今朝はなんと6日ぶりのご来光だそうです。

7/21 4:40

左端の日本海から北アルプス全景がシルエットとなって素晴らしい眺めです。

7/21 4:44

左から朝日岳、白馬岳、剱岳、立山連峰から槍ヶ岳、穂高連峰まで

7/21 4:44

遠く能登半島も見えます。

7/21 4:47

ちょうど薬師岳の横から太陽が上がり始めました。

7/21 4:47

7/21 4:47

7/21 4:48

7/21 4:48

7/21 4:49

7/21 4:49

7/21 4:49

7/21 4:52

日の出となりました。

7/22 14:25

法螺貝を吹く人

7/21 4:56

大汝峰

7/21 5:03

室堂、弥陀ヶ原と別山

7/21 5:07

中央の紺屋ヶ池を挟んで左に大汝峰、右に剣ヶ峰

7/21 5:09

お池巡りコースで室堂へ向かいます。

7/21 5:10

自然観察員によるツアーが行われていました。

7/21 5:12

御前峰を振り返る

7/21 5:12

槍ヶ岳と穂高連峰

7/21 5:12

左から白馬岳、剱岳、立山連峰、薬師岳

7/21 5:12

乗鞍岳

7/21 5:14

天柱石。ここから下りです。

7/21 5:16

正面に剣ヶ峰、紺屋ヶ池を見ながら下っていきます。

7/21 5:26

油ヶ池

7/21 5:28

油ヶ池畔のケルン

7/21 5:33

御前峰を振り返る

7/21 5:36

翠ヶ池沿いに短い雪渓歩き

7/21 5:38

翠ヶ池横の雪渓通過

7/21 5:38

翠ヶ池

7/21 5:39

翠ヶ池を前景に、左奥の日本海から北アルプス全景、穂高連峰まで。

7/21 5:40

翠ヶ池の説明

7/21 5:41

左に剣ヶ峰、右が御前峰

7/21 5:46

血の池に向かいます。

7/21 5:47

この一帯にもお花畑が広がります。

7/21 5:47

コイワカガミ

7/21 5:48

血の池

7/21 5:49

血の池と奥に剣ヶ峰

7/21 5:50

ハイマツの中を緩やかに下ります。

7/21 5:53

再び短い雪渓を通過

7/21 5:54

チングルマ

7/21 5:56

アオノツガザクラ

7/21 5:56

7/21 5:56

大汝峰

7/21 5:58

イワツメクサ

7/21 5:59

室堂が見えてきました。

7/21 6:00

7/21 6:08

ミヤマキンバイ

7/21 6:18

左から下りてきました。正面が今朝登った御前峰への登り道。

7/21 6:18

コバイケイソウとミヤマキンバイの群生

7/21 6:19

クロユリ

7/21 6:19

クロユリ

7/21 6:20

室堂平にはクロユリがかなり群生していました。

7/21 6:20

クロユリの群生

7/21 6:29

ビジターセンターに戻って朝食

7/22 14:26

奥宮と御前峰

7/21 7:22

室堂を後にして弥陀ヶ原へ下っていきます。

7/21 7:34

弥陀ヶ原から望む御前峰。右の肩が室堂。

7/21 7:35

黒ボコ岩まで戻ってきました。下りは観光新道を経由します。

7/21 7:37

観光新道はお花畑が多く、眺望も砂防新道より優れています。

7/21 7:38

別山。中央左には甚之助避難小屋が見えます。

7/21 7:43

蛇塚

7/21 7:46

この辺りもコバイケイソウやシナノキンバイ(ミヤマキンバイ？)のお花畑が広がります。

7/21 7:48

馬のタテガミの周辺はニッコウキスゲの群生です。

7/21 7:48

ニッコウキスゲ

7/21 7:49

ニッコウキスゲの群生

7/21 7:50

ハクサンタイゲキ

7/21 7:52

ハクサンフウロ

7/21 7:55

右下に殿が池避難小屋とこれから進む稜線。

7/21 7:55

ハクサンフウロとニッコウキスゲ

7/21 8:14

殿が池避難小屋

7/21 8:14

コバイケイソウ

7/21 8:21

別山

7/21 8:53

この先進む稜線

7/21 9:04

仙人窟

7/21 9:26

別当坂分岐。ここで最後の急下降に備えて小休止します。直進は白山禅定道で市ノ瀬に向かっています。我々は左折して別当出合に下ります。

7/22 14:27

別当坂分岐からの下りは前半は岩のゴロゴロした滑りやすい道でしたが、後半は傾斜も緩み歩き易い道でした。別当出合の吊り橋横の登山口に下山しました。

7/21 11:42

別当出合から市ノ瀬までシャトルバスで戻った後、白峰地区にある白峰温泉総湯で汗を流しました。露天風呂もあり、ヌルヌルとした気持ち良いお湯でした。

7/21 13:03

入浴後は友人がネットで探した和食処へ向かいランチ。白山比�弯声劼里垢斡瓩�です。

7/21 13:03

お店を入るとすぐに囲炉裏があって鮎を焼いていました。

7/21 13:39

鮎塩焼き定食をいただきました。

7/21 14:08

食事後はすぐ近くにある白山比�弯声劼悄Ｎさ椶任后�

7/21 14:11

日本酒の名前にもなっている手取川の説明

7/21 14:11

神門

7/21 14:11

幣拝殿

7/21 14:13

御神木

7/21 14:18

奥宮遥拝所

7/21 14:18

白山比�弯声劼録鮨静傾弔了�代に創祀されたと伝えられています。

撮影機器：

NIKON D5300 NIKON CORPORATION

iPhone 8 Plus Apple

感想

sonorhana

霊峰白山に夜行一泊で山友2人と登頂。直前まで天気予報が安定しなかったが、出発日午前の天気予報で好天予報になってきたため山行決行。
1日目は弱い雨が降る中での登りとなったが、登路で使った砂防新道は良く整備されていて歩き易く、土のぬかるむような箇所も殆ど無かったので順調に進むことができた。
室堂ビジターセンターはさすがに多くの登山者で賑わっていたが、二段ベットの上段を3人で使用でき、ゆったりと休むことができた。
2日目は日の出1時間前に鳴らされるタイコの音を合図に3時50分頃に出発し白山山頂へ。山頂までの道もさすがにしっかりと整備されていて急登箇所も無く非常に歩き易かった。途中、若干の渋滞はあったものの、ほぼ予定通り約40分弱で山頂に到着。東側で日の出を待ちます。日の出の少し前から神官による山々の説明、そしていよいよ待望の日の出のタイミングに合わせて、神官の発声でバンザイ三唱。感動的でした。
暫く山頂からのパノラマを楽しんだ後はお池巡りコースで室堂へ。途中小さな雪渓を2箇所通過してビジターセンターに戻り朝食。
下りは観光新道を取りましたが、別当坂分岐手前まではずっと南東側に別山を見ながら、途中にお花畑の中を何度も通過しながら快適な稜線道を下っていく。別当坂分岐からは一転して岩のゴロゴロした急坂の下り、濡れた石や木の根で滑らないように注意しながら慎重に下降。この下り区間が、今回のルートの中で一番大変な箇所であった。別当坂分岐からの急下降は30分以上続いたが、その後は緩斜面となり小さな沢を2度ほど渡って別当出合の吊り橋の入り口横に下山。
総じて登山道は良く整備されて、素晴らしいお花畑、雪渓、火口湖、広々とした弥陀ヶ原、山頂からの360度の大展望と多くの楽しみの詰まった素晴らしい山であった。