御嶽山 開田口よりピストン

2019年07月21日(日) [日帰り]

• GPS: 13:03
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,764m
• 下り: 1,757m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:11
• 休憩: 1:44
• 合計: 12:55

距離 18.2km 登り 1,764m 下り 1,766m

4:39 開田口登山口
7:54 開田口七合目・避難小屋跡
9:57 10:16 開田頂上（三ノ池避難小屋）
10:17 10:18 三ノ池（鳥居と祠）
10:34 10:35 巻道の三ノ池分岐
10:55 10:59 三ノ池乗越分岐
11:00 白竜教会避難小屋
11:08 賽ノ河原
11:29 二ノ池山荘
11:41 黒沢十字路
12:01 御嶽頂上避難シェルター(御嶽頂上山荘跡)
12:04 12:09 御嶽山
12:09 剣ヶ峰山荘(旧：旭館)
12:21 黒沢十字路
12:30 13:20 二ノ池山荘
13:25 13:28 二の池ヒュッテ
13:36 13:37 賽ノ河原
13:46 13:52 白竜教会避難小屋
13:54 三ノ池乗越分岐
14:07 巻道の三ノ池分岐
14:15 14:16 三ノ池（鳥居と祠）
14:20 14:33 開田頂上（三ノ池避難小屋）
15:40 開田口七合目・避難小屋跡
17:29 開田口登山口
17:34 ゴール地点

天候

曇り　終日高曇りで展望は効いた。
スタート時気温　18℃
剣ヶ峰気温　13℃　風速〜3m/s程　稜線で弱風、下部はほぼ無風
下山時気温　20℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R19号元橋交差点より王滝・三岳方面へ。30〜40分ほど。
温泉施設やまゆりの湯の近く、林道に入って2件のペンションを過ぎるとアスファルトよりダートになります。さらに奥へ2Kmほど入ると開田登山口（4合目）です。駐車ポイントはさらに奥へ100mほど、登山者駐車場の看板あります。
キャパは3台程。トイレ無し。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山口にあります。登山口より100mほどで鳥居あり、ここが4合目。水場あります。上部に水場はありません。

登山口（4合目）〜7合目（避難小屋跡）
深い樹林帯。刈り払いもされており危険個所はありません。木道（木桟）が新設されてます。濡れてると滑りやすいので慎重に。刈り払いも直近にされており歩きやすかったです。

7合目〜開田頂上（三ノ池）
涸れ沢のゴーロにルートがとられてます。踏み跡はやや薄いが問題なし。ペンキマークでルート指示あります。上部に残雪ありましたが踏まなくても通過可でした。やがてハイマツ帯を経て三ノ池（開田頂上）。

開田頂上〜剣ヶ峰
他ルートとの合流あり、登山者が増えます。標識やロープなどコースは明瞭になります。摩利支天乗越からくるルートと合流する手前は崩落跡で不安定です。雨天時は要注意に思います。

今年の7月1日より一部規制が解除されましたが、現時点においても規制は継続中です。地元情報をご確認ください。下記、HPなどご参考に。
http://www.city.gero.lg.jp/jichimaru_jpn/departmentTop/node_1037/node_1029/node_28715

その他周辺情報

やまゆりの湯　ここからバスあるそうです。下山する方に情報頂きました。

写真

7/21 4:40

登山口　ポストあり

7/21 4:49

すぐに鳥居　ここが4合目

7/21 4:50

水場もあり

7/21 5:11

新しい木道（木桟）が設置してあります。
��は管理用のNo.のようだ。
No.13まであったかな。

7/21 5:28

精霊の森のようです。

7/21 5:31

ゴゼンタチバナ
樹林帯に花は少ない。

7/21 5:32

苔コケの登山道

7/21 5:48

更新する森

7/21 5:54

刈り払いされたばかりでした。

7/21 5:56

古い仕事あり。
前回（2015年7月）も見た。

7/21 6:00

ナタメ
新しい仕事。

7/21 7:54

7合目
避難小屋の跡地です。
標識は新しく分かりやすいです。

7/21 8:04

クロマメノキ
7〜8合目にたくさんありました。

7/21 8:19

8合目に近づき涸れ沢のルートに

7/21 8:23

8合目
他に何もない。

7/21 8:42

ツマトリソウ
上部になって花が増えてきた。

7/21 8:50

サンカヨウ
雪解け後から

7/21 9:02

9合目
中央アルプス〜南アルプスが見える。

7/21 9:09

雪渓がほんの少し
踏まなくても通過OK

7/21 9:19

？
黄色は難しい。

7/21 9:25

アオノツガザクラ

7/21 9:26

イワカガミ
植え込み風

7/21 9:48

剣ヶ峰方面がみえた。

7/21 9:52

キバナシャクナゲかな。

7/21 9:58

会いたかったです。
帰りにまた寄ります。

7/21 10:02

女人堂へのトラバースルートは通行止め。

7/21 10:03

開田頂上です。
教会の避難小屋があります。

7/21 10:03

三ノ池が開田頂上です。

7/21 10:30

中央アルプス
空木岳の左に富士山の頭、右に塩見岳。
御嶽山よりほぼ直線で並びます。

7/21 10:34

2〜5〜3分岐

7/21 10:41

三ノ池
山上の宝石。濃いブルーが美しい。。

7/21 10:49

ミヤマダイコンソウ
この黄色は分かる。

7/21 10:52

稜線直下の残雪。
眺めるだけ。通りません。

7/21 10:55

賽の河原の向こうに継母岳

7/21 10:55

右手に摩利支天

7/21 10:55

賽の河原の上に
新しい二ノ池小屋（上）と古い新館（下）
奥に剣ヶ峰

7/21 10:59

教会の避難小屋

7/21 11:20

空木岳と富士山の頭がほぼ重なる。

7/21 11:26

新規オープンの二ノ池小屋

7/21 11:29

二ノ池
火山灰で埋まる

7/21 11:41

黒沢十字路付近
黒沢登山口からの方が多くなります。
80〜90％くらい？

7/21 11:47

山頂直下の「注意」

7/21 12:02

最後の階段
地味にキツイ

7/21 12:04

お顔は隠されてます。

7/21 12:05

山頂より二ノ池
ガスってます。

7/21 12:07

合掌、即下山
階段から見下ろす荒れた景色

7/21 12:09

合掌
安らかに

7/21 12:10

三連避難壕（シェルター）
風景に合わせた化粧あり。
「火気厳禁」「宿泊禁止」となってます。

7/21 12:10

折り畳み式の椅子が設置してあります。

7/21 12:20

二ノ池
背後に摩利支天

7/21 12:21

黒沢登山口からのルート
多くの方が往来してます。

7/21 13:20

二ノ池小屋
背後の丘でランチタイム

7/21 13:25

新館
古い二ノ池ヒュッテ
ライチョウが増えてるとか。
会えませんでしたが。

7/21 13:26

賽の河原へ下ります。
向かいの摩利支天

7/21 13:49

ハクサンイチゲ
風で揺れる

7/21 13:50

ミヤマダイコンソウ　多い。
賽の河原にコマクサ見ましたがロープから遠い。

7/21 13:52

稜線より三ノ池
くどいようだが美しい。

7/21 13:54

三ノ池・マリシテン分岐

7/21 13:58

稜線直下は崩壊地にルート整備してます。
落石注意、となってます。

7/21 14:16

三ノ池まで下った。

7/21 14:18

チングルマとミツバオウレン

7/21 14:26

また会えたよ。
宗教施設の跡地に一株だけそっと咲いてます。

7/21 14:27

アップで

7/21 14:28

さらにアップで

7/21 14:36

女人堂へのトラバースルート
通行止め原因の崩落跡

7/21 15:56

再び精霊の森へ

7/21 17:11

斎藤茂吉？
古い警鐘文。

7/21 17:23

やっと着いた4合目

7/21 17:23

疲れた体においしい水でした。

7/21 17:29

登山口

7/21 17:29

あと少し
林道を登る。

7/21 17:30

林道脇のオダマキ

7/21 17:33

着きました。
オンリーワンでした。
朝はもう1台あったが。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

日帰り装備　ツェルト+レスキューシート

備考

防虫ネット+虫よけスプレー（大変役に立ちました）

感想

funa84

例年この時期に御嶽山に登ってるので今年も計画しました。慰霊とコマクサ、ライチョウとの出会いが目的です。今年は7月1日より（秋まで）入山規制が一部解除され、剣ヶ峰まで登れるようになりました。2014年5月以来久しぶりに山頂を踏んで、噴火の現実を目にすることができました。

昨年は前日に豪雨の影響で黒沢口への林道が通行止め（実際は御嶽ロープウェイ側から入れた）、開田口へ転進するも林道が荒れてアプローチ困難、やむなくチャオ御嶽スキー場より入山しました。小坂口も濁河温泉の橋が流されて通行困難、さらに五ノ池小屋のテラスが池側に崩落している状況でした。でも、ライチョウにもコマクサにも出会えて摩利支天より剣ヶ峰に手を合わせることができました。

今年は黒沢十字路より剣ヶ峰へ登れるので、黒沢口のルートがかなり混むと予想される。昨年近づけなかった開田口からアプローチしてみた。ちょいとロングですが、深い森の味わいあるルートです。