三ノ沢岳 〜 中央アルプスのポツンとピークは花の楽園
- GPS
- 13:52
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 646m
- 下り
- 661m
コースタイム
天候 | ガス 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バス・ロープウェイ;往復 \4130 この日の始発は6:15だったが、6時頃に臨時バスが出発。10分間隔ぐらいで随時、出発した。ロープウェイも順次運行。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になかった。三ノ沢分岐から先は、ハイマツの藪がややうるさいところあり。 |
写真
感想
金曜有休を取って小屋泊山行の予定でしたが、まさかの台風発生により断念。代わりに日帰り登山に。前から気になっていた三ノ沢岳へ。木曽駒に登った時に、ピラミダルな山容が目を引き、それからいつかは登ってみたいと思っていました。中央アルプスの主稜線からは外れてポツンとあり、三ノ沢岳から先はルートがなく、ピストンしか選択肢がないためか、それほど人気はなく? 静かな山行が楽しめそうです。
平日にもかかわらず、木曽駒ロープウェイへの乗換え口である菅の台はなかなかの混雑。バスの始発前から登山者の列ができていました。バスはダイヤに関係なく順次、出発し、4台目ぐらいの便に乗ることができました。ロープウェイも順次運行で、7時半に千畳敷に着。夏は初めての千畳敷カール。楽々、この山風景を見ることができるのは、ちょっと反則に思えてしまいますね(笑)
多くの人が乗越浄土を目指して八丁坂に向かう中、極楽平へ。スタートしてすぐにたくさんの花たちが咲いていました。ロープウェイを降りた時は青空だったのに、あっという間にガスが上がって来たのは残念…。極楽平で稜線に出ても、何も見えませんでした。
宝剣岳方面に進み、三ノ沢分岐からピストンルートへ。最初はがっつり下ります。実はこの分岐の方が、三ノ沢岳よりも標高が高いという。。一部でややハイマツの藪がうるさいところもありますが、ルートは明瞭です。アップダウンを繰り返し、最低鞍部まで下ったあとは、比較的緩やかな登り。時々、ガスが抜けて、眺望を楽しみながら山頂へ。その直下のお花畑が今回の山行のハイライトです。
小さなカール状の地形に、色とりどりの花が咲いていました。一番目立ったのはコバイケイソウ。今年は当たり年のようです。あとはシナノキンバイやチングルマなど。このタイミングはちょうどガスが抜けてくれて、明るい雰囲気で、まさに花の楽園といった感じ。本当なら大眺望の山頂のはずで、そこは残念でしたが、花的にはいい時期に来ることができました。
帰りは宝剣岳を回ろうと考えていましたが、ガスで何も見えないので回避。そのまま千畳敷に下りました。30分ぐらいロープウェイを待って下山。やや消化不良気味でしたが、花はたっぷ楽しむことができて、しっかり成果を得られた山行になりました。
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