記録ID: 196594
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
峯の薬師-城山-景信山-陣馬山-生藤山:往復のつもりが道間違えた-
2012年06月02日(土) ~
2012年06月03日(日)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 47.7km
- 登り
- 2,518m
- 下り
- 2,504m
コースタイム
6/2
5:48峯の薬師-9:05城山-10:10景信山-12:50陣馬山-15:25連行山16:00-16:30生藤山・三国峠
6/3
6:30連行山-9:10和田峠-11:50関場峠-?高尾山入口-?草戸山-17:20峯の薬師
5:48峯の薬師-9:05城山-10:10景信山-12:50陣馬山-15:25連行山16:00-16:30生藤山・三国峠
6/3
6:30連行山-9:10和田峠-11:50関場峠-?高尾山入口-?草戸山-17:20峯の薬師
天候 | 2日:曇 3日:曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※城山〜景信山〜陣馬までは道がはっきり。人も多い。 ※和田峠〜生藤山はたまに岩場あり ※高尾山入り口〜草戸山は倒木多いが踏み後ははっきりしている。 ※どのコースも標識がきちんとあります。 |
写真
感想
「みんな、山のこども。。。。確かにそうだわ。」
僕はずっとすこし違和感のあった「山のこども」という言葉が、
初めてすっと腑に落ちた。
ここは連行峰(標高1019m)から
少し醍醐丸へ下った森の中。
昨日、森の木々が
「泊まっていきなヨ。」
と僕を呼び止めた。
テントを貼った場所。
昨夕、振り出した雨からは、
森の林冠が守ってくれた。
グランドシートにつくはずの泥からは、
ふかふかの落ち葉が守ってくれた。
落ち葉と腐葉土は天然のマットレス。
エアマットを持ってない僕と寝袋を
やさしく包んでくれた。
朝、テントから顔を出すと、森は雲の中。
僕はそこで気づいたんだ。
「みんな、山のこども」
野外学校FOSのキャッチコピーとしてある言葉の意味。
母なる海、とか、父なる太陽とか、
そういう言葉は聞いたことがあった。
命の源としての海、
命を産み育てるために絶対に必要な太陽、
学校に習った知識で十分に理解できた言葉達だった。
でも「山のこども」は正直すぐには理解できなかった。
でも、今、やっと、わかった。
山は命を生み出すために必要な
巨大な根源的なエネルギーの塊なんだ。
海からの湿った風が
山にあたって雲になる。
雲があるから雨が降る。
雨が降るから森ができる。
雨が降るから沢がある。
沢が集まって川になる。
川があるから人が動物が生きられる。
僕らは山があるから、
生きていけるんだ。
山は地球のプレートがぶつかりあうことでできた、
地球の巨大なエネルギーが凝縮している所。
だから、そこにはきっと「何か」があるんだろう。
「何か」があるから、
きっと、僕らは山に登ってしまうのだろう。
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