槍ヶ岳(新穂高)
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,294m
- 下り
- 2,309m
コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山者用駐車場は到着時既に満車、P6を登山者用に開放してくれていた。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉ひがくの湯(700円)、山の日サービスでレトルトカレーとティッシュをもらえた。風呂はぬるめの露天もあり気持ちいい、歯ブラシ無料提供など細かいサービスも嬉しい。 併設の食堂も、メニュー豊富でトマト無料サービスがあり疲れた体に染み渡った。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
お盆休み初日、台風の動きも心配であり天候に不安もあったが、かねてから計画していた北アルプス夏山、一度は登ってみたい槍ヶ岳へ。
静岡を早朝発、中部横断道の開通が進んでいるため、松本まで3時間かからずに着くが、そこから新穂高まではまだまだ遠い。上高地へ向かう人も多いのか沢渡の駐車場も大盛況、そこからまだ先へ進みトンネル越えて岐阜県側へ抜け、新穂高へ。
新穂高の登山者用駐車場はすべて満車、観光用の駐車場を開放してくれており、駐車することができた。(下山時は、観光用駐車場も満車に近く、また登山者用駐車場方面は路駐がたくさんあった。)
荷物を整えSTART…と言っても、最初は新穂高までけっこうな下り。新穂高で登山届を提出する。前半は舗装路やダートの緩やかな登りの林道、これが結構長いが、日陰も多くまだ涼しい。白沢出合からは登山道に入るが、意外に日陰が少なく日差しがキツイ。滝谷避難小屋まで緩やかに登っていくが、大きな石を登山道であるため歩きにくくなかなか大変であった。滝谷避難小屋から槍平までも緩やかな登り、それでもテント装備の荷物が肩にのしかかり暑さも含め厳しい時間帯。新穂高から思ったよりも時間がかかって槍平小屋へ到着。
槍平小屋のテン場は広く展望も良いが、やはりお盆休み、大混雑。時間帯も午後3時前着であったためほとんどがうまっていたが、なんとか隅の方が空いていて張ることができた。
テン場で、食事以外たいしてすることはないが、のんびり過ごす。移りかわる山々の景色が美しかった。
槍平小屋の情報では、槍ヶ岳は大混雑の予想、タイムコントロール的には7時〜8時の間に槍ヶ岳に取りつこうと思い、朝は5時発の予定で就寝
2日目は、テントを置いて槍ヶ岳ピストンへ。前日とは打って変わって荷物が軽いためサクサク登ることができ、あっという間に森林限界。分岐を過ぎると次第に傾斜もきつくなるが、キレイな花々や絶好の展望に励まされいいペースで稜線へ。ここで槍の全容が目の前に、すごい迫力。今まで姿が見えなかった分、感動も一入。
途中で会った人の話では「昨日は槍ヶ岳は2時間待ち」「今なら並ばず行けるよ」とのことで、早速取りつく。前半の岩場はそれほど高度感はなかったが、垂直のハシゴはかなり緊張した。それでもたいした混雑なく、ほどよいペースで登れたため、気持ち的に楽であった。
山頂からは360℃の大展望、素晴らしい景色が広がっていた。今まで色々な山を登ってきたが、初めて登頂して拳を握りしめた山かもしれない。
山頂の景色をしばらく楽しんだ後は下山、高度感にも慣れたのか、それほどの緊張もなくスムーズに下ることができた。
下山ルートは千丈乗越方面から、北アの大展望を眺めながらの下りは非常に贅沢であった。
槍平小屋でテントを撤収し、新穂高まで戻る。やはり荷物が重いと足取りも重い、日差しもきついし、やっぱり長い道のり、それでも最後までしっかり歩ききり無事下山…と言いたいところだが、ここから鍋平駐車場まで登り返しあり、キツイけど最後の頑張りどころ。
帰りに、近くの日帰り温泉へ。風呂もいいし、食堂併設、細かい登山者への心遣いもありとてもよいところであった。
初の槍ヶ岳、静岡からは遠かったが、天気にも展望にも恵まれ非常に良いものであった。
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