大キレット、ジャンダルムを越えて 上高地in out
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- GPS
- 22:20
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 3,559m
- 下り
- 3,551m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:49
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 10:57
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:15
天候 | 8/16は霧雨 8/17は曇 強風 8/18は快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りの上高地から新島々までのバスは、2日後までの整理券を上高地のバスターミナルで発券していますが帰りの乗車券が必要です |
写真
感想
速度の遅い台風10号のため、金曜日早朝からの山行は諦め、午後からの山行に
当初は初日南岳小屋まで登って、2日目は穂高岳山荘にという予定でしたが、午後出発ということもあり初日は槍沢ロッジに宿泊
2日目は3:30に出発し、風がそれほど強くないため期待して槍ヶ岳山荘まで上がりましたが強風アンド霧
2日目の行程が長いため槍ヶ岳登頂は諦め南岳小屋をまずは目指しました
何も見えず加えて強風のため寒さを感じるほどでしたが、雷鳥登場で一旦リセット
しかし、寒さと空腹を満たす必要を南岳小屋で感じ、カップラーメンを補給
ここで持ちうる装備を全て着用し、大キレットへ出発しました
所々注意と気合が必要な箇所はありましたが、一歩間違えたらという恐怖感はあまり感じませんでした
おそらく、霧で何も周りが見渡せないこともその理由かと思いますが、よく整備されている印象を受けました
北穂高山荘で水分とエネルギー補給をし、2日目の目的地である穂高岳山荘を目指しました
この北穂高岳〜涸沢岳の方が大キレットより難易度が高く感じました
実は2年前に穂高岳山荘で同宿の方がここで滑落死亡事故を目撃されたと話しており、ずっとどこで落ちたのか考えていました
大キレットと繋げて歩くときには同じテンションで歩きたい所ですが体力も気力も落ちてきていました
2日目は夕食後早寝して3日目は2:30起床としましたが予定より30分遅れて結局4:00出発
奥穂高岳まではウォーミングアップのつもりで確実に登りました
丁度日の出の時間でしたがご来光は待たずに出発しました 大キレットや涸沢岳を歩いていたからか最初はあまり特別感を感じでいませんでしたが、馬ノ背は怖かったです 後続の方に足の置く位置を教えていただき何と前に進めました ありがとうございます
馬ノ背の後は急激に登り返して、最後は直登気味にジャンダルムに到着 しかし、下山時にもっと簡単なルートがあることに気がつき、自分の直登ルートを思い返して怖くなりました
しかし、本日の行程はまだ始まったばかりと気を引き締め前に進みます が、なかなかルートファインディングに難渋しこの日合計で5回程度間違えたルートを選択してしまいました こうやったら間違えない!というのはないですね 良くその場で見回すことですかね 越えて見てみないとわからないことも多かったですが…
降りては登りの連続なので中々追い込まれました やはり、天気が良く360度山々を見渡せたことで元気がでました 1日目2日目の天気を捨てた甲斐がありました
西穂高岳まで来ると大勢の方がいらっしゃり、山頂も登山道も賑わっていました
また、事実西穂高岳を越えると慎重さは求められますが、命の危険を感じることはほぼなくなりようやく楽しい登山になりました
西穂独標からの登り返しのない下りは本来大歓迎なのですが、ガレ場で両足親指の爪先が徐々に痛み出してきました
西穂山荘でテーピングをし、上高地に向けて下降しました この道は昨年6月にテントを背負って登りましたが、その時には上部に雪が残っていたためか全く別の道に感じました しかし、久々の樹林帯の道を楽しく降りることが出来ました
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