オプタテシケ山 白銀荘〜美瑛富士避難小屋泊
- GPS
- 28:06
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,026m
- 下り
- 2,019m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 5:57
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 11:43
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/index.php?id=2102 また、私が今回登山を開始した8月18日も、「第5回 十勝岳トレイル in かみふらの・びえい」が行われていたようです。何も知らずに迷惑をかけてしまったかも? https://tokachidake-trail.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風通過の影響もほとんどなく、快適な登山道でした。 大会の影響? |
その他周辺情報 | 白銀荘でしょ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
いつかオプタテシケ山に登ろう!
選択肢はいくつかありましたが、有力なのは2つでした。
“瑛富士登山口から日帰りピストン
∨廠拌罎ら美瑛富士避難小屋泊で
十勝連峰は登山口が遠いため、どうしてもスケジュールに無理が出来ます。今年実行した「芦別岳 旧道〜新道」コースも寝不足のため体調不良で予定時間を大幅にオーバーしています。十勝連峰は厚岸からは更に遠い立地にあります。私がオプタテシケ山に登るためには、前夜から現地に乗り込んで宿泊するか、テント泊するか、どちらかが現実的なのでした。
そしてこのたび、8月18日(朝の仕事が終わってから)〜19日とテン泊のチャンスを掴むことが出来、どちらかを実行できることになりました。
で、せっかく現地泊するなら、ホテルとか車内泊とかするくらいなら山の上でテント泊したい!
こう言った事情で「望岳台〜美瑛富士避難小屋(泊)〜オプタテシケ山〜美瑛富士〜美瑛岳」の計画を立てることとなりました。
しかし出発直前になって、「いつも十勝連峰に登る時は望岳台からばかりなので、たまには白銀荘から登ってみよう!」と計画を変更します。また、「美瑛富士」と「美瑛岳」は、時間とお天気次第のオプション扱いとしました。なにせ年に1〜2度のテント泊なので、背負い慣れないデカリュック(90リットル:約20圈砲任匹海泙播个譴襪里?不安要素も少なからずありましたので。
そしてこの不安は悪いことに的中してしまいます。
ポンピ沢の登りで、肩に食い込むリュックの重みに耐え切れなくなりかけます。(微妙な表現)恐らく、リュックの調整が上手く出来ていないのだろうと思いますが、もしかすると腰よりもウエストの方が太い、私の体型が問題なのかもしれません。(笑
美瑛岳山麓の藪漕ぎでスピードが急激にダウンします。
なんとか美瑛富士避難小屋に到着したのは予定を大幅に超えた18時過ぎでした。避難小屋には先客が4名、テント場にはテントが1張見られました。小屋泊の私を含めて5名中、4名が翌朝オプタテシケ山を目指すと言います。後になって分かったのですが、テント泊していたのはヤマレコユーザーさんでした。
避難小屋に到着して間もなく日が暮れます。寝不足を引き摺りながら疲れ果てていた私は、夕食を食べてすぐに寝袋に包まります。
私は1度に3時間以上眠れない体質です。恐らくこれは職業病で、それでも目が覚めてもう一度目を瞑ると、すぐに再び眠りに落ちます。しかしその眠りも浅く、1時間おきに目が覚めては目を瞑る、繰り返しになります。
何度目か、目が覚めて時計を見ると4時少し前でした。私は身の回りを一通り片付けて、リュックに必要最低限のものだけを詰めてオプタテシケ山を目指しました。
朝の十勝連峰は快晴でした。石垣山を通った時は、そこかしこからナキウサギの鳴き声が聞こえたのですが、まだ日が出ていなかったこともあってよく見えず、「帰りに期待しよう」と、そのまま先に進みます。進む方向が逆光なので日が昇ると眩しいのですが、朝の気温なので涼しくて快適です。石垣山だけではなく、オプタテシケ山までずっとガレ場が続くので、ずっとナキウサギの声が聞こえていました。
途中で、オプタテシケ山から引き返してきた方から声を掛けられます。「kenyoさんですよね?」awaさんでした。十勝岳から登って美瑛富士避難小屋でテン泊し、私よりも一足先にオプタテシケ山に登っていたようです。awaさんと束の間の会話をさせていただきましたが、彼も一條秀吉君のファンのようで(笑)、一條君と一緒の記録を楽しみにしてくださっているようでした。
オプタテシケ山は最高の条件で登ることが出来ました。
トムラウシ山がクッキリと美しい!南側の下界が雲海で、北側は下界もよく見えます。まるで知床半島の羅臼側と宇登呂側のようです。山頂でフルーツとコーヒーを楽しみながらしばらく見惚れていると、小屋で一緒だった方が追いついてきます。3年前から登山を始めたと言いますが、既にいろいろな山に登っていて驚かされました。私の3年目と言えば、まだやっと近場の斜里岳に登ったばかりだったと思います。彼に山頂標識を入れた写真を撮っていただきました。「次は石狩岳に登りたい」と言うので、私がつい5日前に登ったことを告げると「情報ありがとうございます!」と感謝されました。ヤマレコすればいいのに。それとも、もう活用しているのかな?
避難小屋に引き返して荷物を詰め、朝食兼昼食を食べてから下山を開始します。
「オプション」扱いだった美瑛富士には登りましたが、そこで登山靴のアッパーが切れていることに気づきます。そこだけ生地が薄くなってしまい、岩が当たると痛い!
私はもう一つの「オプション」扱いだった美瑛岳登頂を敬遠してそのまま下山することに決めます。
ポンピ沢への激下りは、前を向いて歩こうとするとリュックの底が当たってつんのめりそうになります。急な下りは、「後ろ向きに下りる」ことにします。登り返しは大したことなく下山できましたが、やはり登山靴のダメージは足に直接ダメージを与えます。昨年購入したばかりの登山靴ですが、やはり歩き方が悪い私の場合、アッパーはオールレザーが望ましいのでしょうね。
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オプタテ山頂手前ですれ違った時に声を掛けさせていただきましたが、だいぶ手前から近づいてくるのがkenyoさんと確信してました。初対面ですが自撮りレコのおかげでしょうか、初めてお会いした気がしませんでした。
オプタテからの眺望、全方位が見渡せて素晴らしかったですね。ガスにも覆われずにいい時に登ることができました。
では、またどこかの山でお会いしましょう!
一條くんの今後の活躍も楽しみにしてます笑
私のほうは、声を掛けられた時にどなたなのか分からずにちょっと面喰いました。(笑
でも本当、お互い良い時に登りましたね!なかなか簡単に行けない山の一つだけに、感動も一入でした。テン場で再会した時、最初は先ほどお会いしたawa3956さんだと気づかずに失礼しました。
一條君は自分のキャラの魅力に気づいていないのですが、そこもまた面白い愉快な仲間です。次回の登山は8月25日、少しレベルを落として西別岳を予定しているようです。小林君(仮名)も一緒なので、私も保護者として同伴するつもりです。
きっと面白い登山になると思います。
請う!ご期待?(笑
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