秋の気配(高嶺〜鳳凰山)
- GPS
- 11:13
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,607m
- 下り
- 2,605m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 11:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・青木鉱泉〜御座石鉱泉は破線になっていますが、 刈り払いもされており、テープ・ペンキも多数で、実線並みと感じました。 |
写真
感想
今回の目標は鳳凰山近くに鎮座する南アの高嶺。
この山は百高山の時も、その後訪れた時も、ガスで眺望が得られなかった山。
いかにも展望が良さそうな山だっただけに、再訪の機会を狙っていました。
この日は南アの天気が良さそう、かつ天気が快復傾向だったので、
多少到着が遅くなっても大丈夫だろうとの読みです。
行きは20年以上振りとなる御座石鉱泉からのルート。
登山口に着いても前回の記憶がまるでありません。
このルートはあまり展望がなかったような記憶がありましたが、
いざ登ってみると、ガレ場を何度が通過し、その都度展望が得られました。
特に甲斐駒ヶ岳の展望は迫力があり、またシナノナデシコなど花も多く見られ、
展望・花・ルートの変化という点では、人気のドンドコ沢よりも優れてました。
鳳凰小屋から地蔵岳に登りますが、ここから先はタカネビランジのパラダイス。
この季節だとアキノキリンソウのごとく、ごく普通に咲き乱れています。
花崗岩との相性が良い花だと思いますが、この付近ではこれほど咲いているのに、
八ヶ岳や北アでは見られないのが不思議です。
そして、今回は高嶺が目的なので、地蔵岳は見向きもせず先を急ぎます。
とはいえ、稜線の赤抜沢ノ頭に出ると、眼前の地蔵岳、野呂川を挟んでの北岳、と
うっとりするような展望が広がり、しばし見入ってしまいます。
そして高嶺に到着しても、甲斐駒ヶ岳が雲に隠れた以外はパーフェクトな展望。
さすがは百高山の実力をいかんなく見せつけてくれました。
特に北岳〜小太郎尾根が印象に残る山でした。
さらに高嶺で展望を楽しんでいると、白鳳峠方面から見たことのある方が。
何と、2週間前に南アの新蛇抜山で話をした方との再会でした。
70〜80Lの重そうなザックにもかかわらず、
稜線から外れている新蛇抜山に立ち寄られていたので記憶に残っていましたが、
まさかの再会にびっくりです。
この日の高山は涼しい風が吹いていて、汗もかかず、秋の気配が漂っていました。
甲府の最高気温は33℃でしたが、山はとても快適で、2週間前とは大違い。
そのため昼近くなっても甲府盆地側からのガスは限定的。
せっかくなので鳳凰三山最高峰の観音岳まで足を延ばし、眺望を楽しみました。
ドンドコ沢の下りは急なので神経を使い、また青木鉱泉でゴールでなく、
そこから御座石鉱泉への登り返しなど、最後まで密度の濃い山行となりました。
この日ほど天気の読み(勘)が当たると、こんなにうれしいことはないですね。
というより予想以上に天気は素晴らしく、
夏山と違って午後になってもガスの洗礼は受けずに済みました。
念願の高嶺の眺望、これでもかというほどのタカネビランジ、
超久々の御座石鉱泉ルート、今回もルートを変えて歩く山を楽しめました。
hirokさん、こんばんは。
ガスに包まれやすい高嶺&鳳凰ですが、
すっきり展望で、まるで秋のようです。
まさに、ベストタイミングではないでしょうか。
季節の移り変わり、ほんとうに早いですね。
赤抜沢ノ頭からのオベリスクは秀逸です。
ちょっとルートを変えたり、季節を変えたりするだけで
山は楽しめるのがいいですね。
satfourさん、こんばんは
今年は梅雨明けが遅く、かつ秋雨前線が8月から登場し、
夏が短い感じです。
8月の週末が晴天に恵まれたのはラッキーでしたが。
甲府盆地側からガスが沸いたものの、
真夏と違って供給があまり続かず、秋だなあと実感しました。
鳳凰山の東側からのルートはドンドコ沢が有名で、
車の台数から見ると、8:2〜9:1ぐらいドンドコ沢>御座石鉱泉
という感じでしたが、
豪快な滝は魅力的ですが、総合的には御座石鉱泉ルートに軍配、でした。
hirokさん、こんにちは!
中々ユニークなルートを歩かれましたね
先週であれば、まだ歩いていない御座石鉱泉ルートで
下山する計画でしたので、時間的に御座石鉱泉で会ったかも
誠に残念でした
カメラを変えてから、まだ撮っていないタカネビランジ!
今期の目標の一つでしたが、hirokさんも楽しまれたようですね。
高山歩き共々、心底羨ましく思います
36など、本当に撮りたい被写体ですよ。
高嶺は2回行きましたが、一般登山者であれば、縦走時に通過する山。
百高山に指定され、高嶺自体が目的地となり、高嶺も喜んでいるかと
私も、百高山初期に歩きましたので、思い入れは強いピークです。
私的時間が限られ、思いでの百高山にも再訪は難しいですが、hirokさん
のレコで感傷に浸りたいと思います
tailwindさん、こんばんは
先週は御座石鉱泉ルートでしたか!
どちらからの入山計画だったのか興味ある所です。
ちょこちょこ展望があるいいルートでしたので、是非リベンジしてください。
何度も登っている鳳凰山でしたが、この時期は初めてなのか、
タカネビランジだらけでした
日なたに咲いている花はくたびれていましたが、
日陰の花はフレッシュで、感動です。
百名山ではない百高山は静かでいいですね。
展望は申し分ないですし。
ほとんどが晴天時にピークを踏んでいますが、
高嶺は毎回ガスだったので、晴れた山頂を踏めて良かったです
hirokさん、こんばんは。
土曜日は前日の予報より天気が良かったですよね。
ちょっと悔しい気持ちでうちにいました。(車は
次男が利用。。)
自分がこのあたりを歩いたときは高嶺までは晴れて
いて、アサヨ峰がガスの中でした(晴れの再訪は
果たしていません)。しかし、かなり前なので
高嶺からの眺めを思い出せなかったのですが、38枚目
の写真を拝見して、あっそうかとなりました
オベリスクの写真も久しぶりに見た気がします。
手前にお地蔵さんがある写真もこれまたいいですね
アキノキリンソウのごとく咲くタカネビランジですか!
久しぶりに見てみたいものです。
youtaroさん、こんばんは
車を運転している時は小雨で、どうなるかとやきもきしていましたが、
登山口に着く頃には晴天が広がっていて、ほくそ笑んだものです
お子さんが車を使うようになると、争奪戦ですね。
この日も甲府盆地側からガスが上ってきて焦りましたが、
夏と違って限定的でした。
北岳は鳳凰〜甲斐駒ヶ岳が壁になって、全くガスを寄せ付けていませんでした。
賽の河原からのオベリスクや甲斐駒ヶ岳は何とも言えない光景ですね。
こんなにタカネビランジが咲いているとは知らず、感動しました
不思議と他の山域ではこれほどのタカネビランジは見たことがないです。
hirokさん、こんにちは。
コメントが遅くなってしまいましたが、先日はどうもありがとうございましたm(_ _)m
地蔵岳・高嶺で撮って頂いた写真はレコにアップしました!
バッチリな写真で大変嬉しく思います♪
自分もまさかこんな好天に恵まれるとは思いませんでしたが、この日は素晴らし過ぎる展望に恵まれてお互い来た甲斐がありましたね!
そう、そしてわずかの期間なのに、確実に夏山から秋山への移ろいを感じました。
いろいろ気になる山もありましたが、特に早川尾根から見る北岳〜小太郎山の展望は新鮮で印象的でした。
結局あの日は3組ほどの登山者だけしか会わず、とても静かな山歩きを楽しめて良かったです♪
それと、hirokさんがおっしゃっていた通り早川尾根小屋の水場はばっちり出ておりました。
南御室小屋からけっこう担いできてしまったので嬉しいやら切ないやらでしたが(^-^;
でもホント百名山の間のあの稜線はイイですね!
けっこう過小評価してましたが(笑)、とても好きになりました♪
登山経験も豊富でいろいろなところを歩かれてますね!
また山で出会った際にはどうぞよろしくお願いします(^^)
この度はどうもありがとうございましたm(_ _)m
kamasenninさん、こんばんは
地蔵岳でお会いした時は、思わず2人とも笑みがこぼれていましたね。
まさかの快晴に近い晴天で、うれしさを隠しきれませんでした。
心配だった高嶺山頂でも北岳をはじめ雄大な景色が望めて、言うことなしでした。
これまで高嶺山頂で人に会ったことはなかったのですが、
この日は盛況でしたね。
皆さん天気のせいか、盛り上がっていましたね。
早川尾根の水場が出ていて良かったです。
早川尾根はとても静かで、喧騒から離れた山歩きをしたい時にはうってつけです。
アサヨ峰、栗沢山ではガスだったようで残念ですが、
甲斐駒ヶ岳が迫力で迫ってくる山頂なので、また訪れてみてください。
kamasenninさんのプロフ写真は印象的なので、お会いできて良かったです。
高嶺でお会いした方のように、数週間後バッタリがあるかもしれませんので、
その時はよろしくお願いします。
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