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Yamareco

記録ID: 198890
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(巌剛新道→天神尾根コース)

2012年06月14日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
08:06
距離
8.2km
登り
1,337m
下り
758m

コースタイム

土合口7:19…7:22谷川岳登山指導センター7:27…7:54巌剛尾根登山口7:58…ラクダのコル10:27…12:11トマノ耳12:40…12:54オキノ耳13:08…13:25肩ノ小屋13:41…熊穴沢避難小屋14:48…15:25天神平駅
〈休憩70分ほど〉
天候 曇り時々晴れ。
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【行き】土合口
※関越自動車道水上ICから国道291号線を谷川岳方面へ。水上ICから14辧¬25分。
※谷川岳ベースプラザの駐車料金は500円。管理人不在の場合は出庫時支払い。出庫時も不在の場合は管理人室ポストへ。
※巌剛尾根登山口のある「マチガ沢出合」にも15台ほど置ける無料駐車場あり。ただしマイカー規制時は入れません。
【帰り】天神平
※ロープウェイでスタート地点の土合口へ。片道1,200円。
コース状況/
危険箇所等
【コース状況】
ヾ犢篆憩擦呂曚箸鵑廟个海軻擦埜緘召牢箴譴任后この時期、雨や濃霧で滑りやすくなっているので注意が必要。西黒尾根との合流までに鎖場もあります。また、ほんの短い距離ですが3箇所ほど残雪がありました。1つはコースを完全に塞ぎ、雪上を歩きました。残り2つは崩落箇所部分で、通るのに苦労しました。溶けかかっているので踏み抜き・滑落注意です。
▲薀ダのコルから肩ノ小屋手前までは急な岩場が続きます。
8ノ小屋付近にはだいぶ雪が残っています。手すりロープや足跡があるので軽アイゼンは使いませんでしたが、あれば安心です。
づ型脆根は道幅もあり歩きやすいです。鎖場もありますが下りる分には使用しませんでした。熊穴沢避難小屋から先には2箇所ほど崩落箇所がありました。
チ澗療にコバエ・ブヨが大量発生しています。黒に寄ってくる習性があるようなので、黒色は避けた方が無難です。

【登山計画書提出先】
谷川岳登山指導センター

【トイレ】
・谷川岳ベースプラザ
・谷川土合口駅
・肩ノ小屋(100円チップ制/ペーパーあり)
・天神平駅

【立ち寄り湯】
湯テルメ谷川(0278-72-1425)
→営業時間9:00〜20:30(入場は20時まで)、2時間以内の利用で550円。

【役立ちサイト】
・谷川岳ロープウェイ⇒http://www.tanigawadake-rw.com/
・小学生が登る日本百名山〈谷川岳〉⇒http://www.100mt.net/data/30.html
・みなかみ町⇒http://www.town.minakami.gunma.jp/index.html
蛾がいっぱいの「谷川岳登山指導センター」。山行計画書を提出して出発です。
2012年06月15日 12:18撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/15 12:18
蛾がいっぱいの「谷川岳登山指導センター」。山行計画書を提出して出発です。
巌剛新道の登山口までは林道歩き。今日も1日、こんな感じのお天気なのかな。とりあえず上下レインウエアを着て準備万端。
2012年06月14日 07:36撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 7:36
巌剛新道の登山口までは林道歩き。今日も1日、こんな感じのお天気なのかな。とりあえず上下レインウエアを着て準備万端。
野生のmonkey発見。葉っぱ食べてます。もうすぐマチガ沢。
2012年06月14日 07:53撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 7:53
野生のmonkey発見。葉っぱ食べてます。もうすぐマチガ沢。
巌剛新道登山口。いよいよ山道。レインウエアは結局暑くて脱ぎました…。
2012年06月15日 12:18撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/15 12:18
巌剛新道登山口。いよいよ山道。レインウエアは結局暑くて脱ぎました…。
ときどき沢に化ける道。
ときどき沢に化ける道。
サンカヨウ。
雪がコースを完全に塞いでいます。端と真ん中は下の方が溶け始めていました。強度が弱っていそうなので慎重に。
2012年06月15日 12:18撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/15 12:18
雪がコースを完全に塞いでいます。端と真ん中は下の方が溶け始めていました。強度が弱っていそうなので慎重に。
振り返ると視界が開けてきました。
2012年06月14日 08:59撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 8:59
振り返ると視界が開けてきました。
雪渓現る。
2012年06月14日 09:01撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 9:01
雪渓現る。
浮石や雪と一緒にずるりと下まで行きそうな崩落箇所。通過するのにかなり時間を要しました。
2012年06月15日 12:19撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/15 12:19
浮石や雪と一緒にずるりと下まで行きそうな崩落箇所。通過するのにかなり時間を要しました。
イワカガミ。
だんだんと急になってきて鎖場も出てきました。
だんだんと急になってきて鎖場も出てきました。
ふと手元を見ると食虫植物のモウセンゴケ。ほしい!
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ふと手元を見ると食虫植物のモウセンゴケ。ほしい!
またまた鎖場。
ここも危険な崩落箇所。振り返る。
2012年06月14日 10:22撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 10:22
ここも危険な崩落箇所。振り返る。
ハクサンコザクラ。
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ハクサンコザクラ。
ラクダのコル。やっと西黒尾根と合流です。
2012年06月14日 10:27撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 10:27
ラクダのコル。やっと西黒尾根と合流です。
岩場、ときどき鎖場。
2012年06月15日 12:19撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/15 12:19
岩場、ときどき鎖場。
クモイイカリソウ。
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クモイイカリソウ。
ショウジョウバカマ。
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ショウジョウバカマ。
ザンゲ岩まで来ました。
2012年06月15日 12:20撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/15 12:20
ザンゲ岩まで来ました。
雪原現る。
2012年06月14日 11:51撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 11:51
雪原現る。
トマノ耳までは緩やかな肩ノ小屋経由で向かうことにしました。でもまさかここを歩くとはねぇ。
2012年06月14日 12:01撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 12:01
トマノ耳までは緩やかな肩ノ小屋経由で向かうことにしました。でもまさかここを歩くとはねぇ。
トマノ耳、頂きました!ガスっているけど構いません。
2012年06月14日 12:13撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 12:13
トマノ耳、頂きました!ガスっているけど構いません。
オキノ耳へ向かいます。ミツバオウレン。
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オキノ耳へ向かいます。ミツバオウレン。
シャクナゲ。
ヒメイチゲ、かな。
ヒメイチゲ、かな。
ハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ。
オキノ耳も、頂きました!ちょうど誰もいなくて2人じめ。
2012年06月14日 12:55撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 12:55
オキノ耳も、頂きました!ちょうど誰もいなくて2人じめ。
オキノ耳からトマノ耳。またまたガスっているけど構いません。
2012年06月14日 13:05撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 13:05
オキノ耳からトマノ耳。またまたガスっているけど構いません。
下山します。雪の断面、おもしろい。
2012年06月14日 13:13撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 13:13
下山します。雪の断面、おもしろい。
バイケイソウ。
トマノ耳下通過。ミネザクラが咲いています。
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トマノ耳下通過。ミネザクラが咲いています。
そして再び肩ノ小屋へ。トイレを借りたい。
そして再び肩ノ小屋へ。トイレを借りたい。
天神平へ向かいます。肩ノ小屋から先にまたもや雪原!下の方は急でした。
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天神平へ向かいます。肩ノ小屋から先にまたもや雪原!下の方は急でした。
天神ザンゲ岩。
2012年06月14日 13:56撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 13:56
天神ザンゲ岩。
オオバキスミレ。
オオバキスミレ。
山頂方向を振り返る。雪の上にぽつぽつと人が見えます。
2012年06月14日 14:17撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 14:17
山頂方向を振り返る。雪の上にぽつぽつと人が見えます。
ムシカリ。
気持ちのいい尾根歩き。
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気持ちのいい尾根歩き。
青空に映えるピンクのツツジ。
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青空に映えるピンクのツツジ。
真っ赤な熊穴沢避難小屋。
真っ赤な熊穴沢避難小屋。
緑のトンネル。
崩落中。もう一ヶ所手前にもありました。
2012年06月14日 15:00撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
6/14 15:00
崩落中。もう一ヶ所手前にもありました。
振り返ると谷川岳がくっきり。
2012年06月14日 15:13撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 15:13
振り返ると谷川岳がくっきり。
シラネアオイ。ゴールの天神平はもう目の前。
2012年06月14日 15:24撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 15:24
シラネアオイ。ゴールの天神平はもう目の前。
天神平のミズバショウ。ロープで囲まれているので近づけません。
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天神平のミズバショウ。ロープで囲まれているので近づけません。
土合口まではロープウェイで。滑り出しが怖かった〜。本日もお疲れやまでした。
2012年06月14日 15:49撮影 by  FinePix F300EXR, FUJIFILM
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6/14 15:49
土合口まではロープウェイで。滑り出しが怖かった〜。本日もお疲れやまでした。

感想

KOSSI(旦那さん)の知人に勧められて選んだ巌剛新道コース。
雪による崩落箇所があったり、苦手な岩場が濡れていたりと、ものすごく怖かったです。
お伴のKOSSIは3年ほど前に西黒尾根から登っているようですが、記憶が曖昧なのと、このところ山にも行っていないので、正直全くと言っていいほど頼りにはしていませんでした。
でもコース取りに困った時にまともな助言をしてくれたおかげで、何とか進むことができたので、ちょっとだけ見直しました。

肩ノ小屋付近での積雪にはびっくりしました。
ヤマレコでチェックはしていたもののあの高さでの雪斜面はやっぱり怖かったです。
岩場だけでなく雪も苦手なのですが、なぜそんなに雪が苦手かと言うと、生まれたこの方、「スキーすらしたことがない」もんで…。
一応持参した軽アイゼンを使うか迷いましたが、結局使わずに先人の足跡を踏みながら通過してしまいました。
1年前に購入した軽アイゼンは永遠にお守りになりそうです。

ここまで結構時間がかかり、若干山開き前に来たことを後悔しつつも、その後は無事にトマノ耳からオキノ耳まで行くことができました。
山頂で写真を撮るときだけ景色が真っ白でしたが、天神尾根ではちゃんと眺望も楽しめて結果は大満足。
濃霧注意報が出ていたので、正直天気はどうかなと思っていましたが、雨も降ることなく初めての谷川岳を満喫できました。

とは言うものの…達成感と恐怖は隣り合わせ。
低山の方が自分には向いているかな。

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コメント

tomonkeyさん KOSSIさん こんにちは
谷川岳、おつかれやまでした。

稜線からの景色がとても綺麗で気持ち良さそうですね。それと色々な花がたくさん咲いているんですね。(モウセンゴケ、会いたい!)こんなに咲いているとは時期的、地域的に自分の中では意外でした。

大学ワンゲル1年の時に登った事があるのですがガスの中を偽ピークに何度も騙された記憶があります。花を見る余裕もありませんでした。

隊員は秋に谷川岳行きたいと言っていますので今度は余裕を持って楽しみたいと思います。
2012/6/16 10:58
yuzupapaさんへ。
こんばんは☆
偽ピーク、わかります!
距離はそんなにないのにずいぶんと時間がかかるので、ガスガスだと偽ピークに泣いていたかも知れません。

私も花の時期はまだ早いかと思っていたのですが、色々出逢えて良かったです。
モウセンゴケ、可愛らしかったですよ♪
実はラクダのコルの先辺りに貴重なエーデルワイスも咲いていたようなのですが、残念ながら岩に必死な私たちは見つけられませんでした。

秋だと紅葉が楽しみですね〜。
2012/6/16 19:23
谷川岳おつかれやまでした
巌剛新道コース制覇おめでとうございます。
肩ノ小屋付近は、雪が多いのですね。
冬雪の降る地域の山は、難易度が高いですね。
2012/6/17 19:12
kipyonさんへ。
こんばんは☆そしてありがとうございます。
下の方は暑くてしかも蝉も鳴いていたのに、上の方は雪でびっくりしました(寒くはなかったです)。
難易度高い…といいますか、私のレベルが低いだけであります^_^;
雪歩きの部分はロープに頼りっきりでした。
2012/6/17 20:38
プロフィール画像
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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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