八ヶ岳ブルーを堪能した初のテント泊！赤岳〜横岳〜硫黄岳の巻！

2019年08月24日(土) ~ 2019年08月25日(日)

• GPS: 17:59
• 距離: 27.1km
• 登り: 2,445m
• 下り: 2,482m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:19
• 休憩: 2:40
• 合計: 7:59

距離 10.9km 登り 1,499m 下り 632m

9:01 美濃戸口
9:47 9:50 やまのこ村
9:55 9:59 赤岳山荘
10:04 10:06 美濃戸山荘
11:17 11:24 中ノ行者小屋跡
12:29 14:03 行者小屋
14:44 14:57 地蔵の頭
15:01 15:02 赤岳天望荘
15:28 15:29 赤岳頂上山荘
15:32 15:59 赤岳
16:02 16:03 竜頭峰分岐
16:12 16:16 キレット分岐
16:20 16:23 文三郎尾根分岐
16:53 阿弥陀岳分岐
17:00 行者小屋

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 4:59
• 合計: 11:22

距離 16.3km 登り 983m 下り 1,859m

4:10 宿泊地
4:49 5:10 地蔵の頭
5:19 6:09 二十三夜峰
6:19 6:23 日ノ岳
6:27 6:32 鉾岳
6:34 6:44 石尊峰
6:51 6:53 三叉峰（横岳）
6:57 7:01 横岳（無名峰）
7:07 7:24 横岳
7:38 7:39 台座ノ頭
7:58 8:15 硫黄岳山荘
8:38 9:08 硫黄岳
9:31 9:39 赤岩の頭
10:14 ジョウゴ沢
10:19 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:23 10:40 赤岳鉱泉
11:00 11:02 中山尾根展望台
11:10 12:43 行者小屋
13:41 13:45 中ノ行者小屋跡
14:36 14:37 美濃戸山荘
14:41 14:54 赤岳山荘
14:56 やまのこ村
15:32 八ヶ岳山荘

【1日目】
美濃戸口（南沢コース）〜行者小屋〜地蔵尾根〜赤岳〜文三郎道〜行者小屋

【2日目】
行者小屋〜地蔵尾根〜横岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜行者小屋（南沢コース）〜美濃戸口

行者小屋を起点に行動。
美濃戸口スタート、1日目に赤岳、2日目に横岳、硫黄岳に登りました。

天気も良く、多くのハイカーさん達で賑わっていました。

天候

2日間共に晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口の八ヶ岳山荘前駐車場利用
500円/日×2日分

美濃戸口の先、林道を通ってその先の駐車場までアクセス可能です。車で来れば往復1時間半前後節約で出来ると思います。この日は、林道先の赤岳山荘手前の駐車場も余裕がありました。

こちらが満車だと再び悪路を戻ることになるので、ハイカーが多そうな日は早めの行動でしっかりと駐車場を確保したいところ。また、林道は悪路なので、車へのダメージと時間短縮のメリットを天秤に掛けるところがあります。また、駐車料金は1000円/日のようですので、値段は美濃戸口に停めた場合の倍になります。

コース状況／危険箇所等

横岳界隈の岩場は危険なので注意！

その他周辺情報

ふれあいセンターもみの湯
650円

写真

8/24 8:49

美濃戸口の駐車場に到着！
意外に空いていました。

8/24 8:50

コース確認。
まずは幕営地の行者小屋を目指します。

8/24 9:01

八ヶ岳山荘にて、2日分の駐車料金1000円を支払い。
駐車券はコーヒーとの引換券にもなります。

8/24 9:01

レッツラゴー！

8/24 9:09

テント泊なので、装備はかなり重めです。
18kg以上の重さになりました（酒含むw）。

今回は安全性も考慮してヘルメットも用意。

頑張りましょう！

8/24 9:36

最初は林道を進みます。

ここは車では入っては行けますが、一般車だとダメージがでかいと思いますし、この先の駐車場が満車だとまた悪路を戻る可能性もあります。

8/24 9:56

美濃戸登山口の看板がある場所に到着です。

8/24 9:58

おお！マムート！
人気のお山はスポンサーも付くんですね。

8/24 10:05

美濃戸山荘通過。

8/24 10:05

北沢と南沢のコースに分かれる登山口。

8/24 10:05

いよいよここからが本格的な登山の開始です。
ここから南沢コースを進みます。

8/24 10:08

樹林帯に入ります。

8/24 10:11

神秘的な苔の森が我々を迎え入れてくれます。

8/24 10:14

こんな橋も点在。
スタートしてからしばらくは緩やかな沢沿いの登山道を進みます。

8/24 10:25

苔の森にケルン。
木漏れ日が苔の森を照らし、美しい光景を造り出す自然の力を感じます。

8/24 11:15

滝もあったり。

8/24 11:16

本当に苔まみれです。

8/24 11:22

石祠もあったり。

8/24 11:24

苔の祭壇もありました。

ここら辺で、オコジョも走って行きました。

8/24 11:51

序盤は本当に素晴らしい苔の森が我々を楽しませてくれました。

8/24 12:22

苔の森を抜けます！
突然河原に出て、目線の先には横岳。
早速の八ヶ岳ブルーです！

8/24 12:25

河原の開放感ある光景と、青空にの中に鎮座する横岳を楽しみながら進みます。

8/24 12:30

行者小屋に到着です！

8/24 12:31

入口はこんな感じ。

8/24 12:33

番長のカモシー！

8/24 12:39

既にテントを張っている方がたくさん！
我々も適当な幕営地を探します。

8/24 13:07

適当な場所に幕営を決め、お昼とコーヒーをいただきます。
小屋のトイレからは少し離れますが、2張りテントを張るにはなかなかいい場所。

8/24 13:48

整いました〜！

8/24 14:02

テント設営後は、赤岳を目指して進みます。
コースとしては、行者小屋〜地蔵尾根〜赤岳〜文三郎尾根〜行者小屋まで戻る感じです。

荷物が減ってだいぶ軽くなりました！

8/24 14:06

身軽になったので、スピードアップして進みます。
岩場に備え、しっかりとヘルメットも装着しました。

8/24 14:20

こんなハシゴ場や階段がたくさん出てきます。

さすがにこの辺になってくると高度感も出てきます。
滑落しないように注意です。

8/24 14:22

細い階段！

あみあみ階段！

8/24 14:26

樹林帯を抜けて、わお！

8/24 14:31

八ヶ岳ブルーに向かってハシゴ登り！

8/24 14:40

地蔵尾根だけに、お地蔵様が見守ってくれています。

8/24 14:45

いよいよ間近に迫ってきた赤岳です。

8/24 14:47

更に高度感を感じながら上げます。

8/24 14:49

地蔵の頭に到着。
行者小屋から約1時間、地蔵尾根を突破して主要尾根に出ます。

8/24 14:50

稜線の先に見る、赤岳展望荘と赤岳。

8/24 14:50

いざ、赤岳へ！

8/24 15:01

ウメバチソウ

8/24 15:02

赤岳展望荘に到着です！

8/24 15:02

部屋沿いを歩くと結構中は丸見え(^_^;)

8/24 15:03

赤岳に向けて最後の登りです。

8/24 15:14

後ろを振り返ると、赤岳展望荘からの横岳へのビクトリーロードが素晴らしい！

8/24 15:22

山頂まではもうちょい！

8/24 15:28

赤岳頂上山荘到着！
よくこんな場所に建てたものです。

ここから赤岳山頂までは本当にすぐです。

8/24 15:29

富士山も見えました！

8/24 15:32

赤岳山頂ゲッツ！

8/24 15:34

三角点タッチ！

8/24 15:40

DIVE TO BLUE！

ガスってきてしましましたが、富士山に向かって記念のダイブ！

8/24 15:46

山頂から見る小屋。

8/24 15:51

少しガスが晴れて富士山が更に見えました！

8/24 15:55

なので、もういっちょw
DIVE TO BLUE！

8/24 15:58

文三郎道を下ります。
こちらもなかなかの斜度。

8/24 16:13

キレット分岐通過。

8/24 16:20

初めてちゃんと見た、高山植物の女王コマクサ！
感激！

8/24 16:22

ウスユキソウ

8/24 16:23

今回は行きませんが、中岳〜阿弥陀岳への直線的スーパービクトリーロード！

8/24 16:24

階段にはマムートのロゴマーク！

8/24 16:26

ここから先の階段道を一気に下ります！

8/24 16:55

行者小屋の手前で、角の生えた鹿さんに遭遇！
ビックリしました！

8/24 17:00

行者小屋に戻って来ました。
皆さん、夕食時で楽しそうに食事中です。

8/24 17:44

乾杯ビール！
マムートのロゴがオシャレ?

8/24 17:52

レッツ、焼肉パーティー！

8/24 17:57

炊きたての米も美味い！

この後は待って来た荷物(お酒)を減らすべく、宴会して楽しみました(^^)

8/25 4:05

おはようございます！
4時、2日目のスタートです。

8/25 4:45

こちらもおはようございます！
昨日もお会いした地蔵尾根のお地蔵様にごあいさつ。

8/25 4:45

夜が明け始めます。

8/25 4:55

朝を待ちかまえる赤岳。
赤岳には前日登ったので、この日は行きません！

8/25 5:17

雲海が出ています！

8/25 5:38

ご来光です！

残念ながら雲に隠れて、少し遅いお出ましとなりました。

8/25 5:38

赤岳、モルゲンロートなう。
奥にはうっすら富士山！

8/25 6:07

DIVE TO BLUE！

8/25 6:16

遅めのご来光を楽しんで、ゆっくり朝ごはんを食べてから進みます！

8/25 6:17

8/25 6:17

8/25 6:23

ナデシコ

8/25 6:24

嘘みたいな真っ青！

8/25 6:25

細尾根を注意して進みます。

8/25 6:39

8/25 6:39

富士山がいい感じに仕上がって来ます！

8/25 7:05

ハシゴが結構多いです。

8/25 7:08

横岳山頂ゲッツ！

8/25 7:15

浅間山方面。
噴火の具合はどうでしょうか。

8/25 7:17

赤岳の後ろに、南アルプス方面もキレイに見えました。

8/25 7:36

危険な岩場を抜け、富士山の登山道のような道に出ます。

8/25 7:39

ここはコマクサの群生地。

8/25 7:40

終わりかけですが、それでもいくつか咲いていました。

8/25 7:42

これまで登ってきた道。
なかなかギザギザなところを頑張りました。

8/25 7:44

硫黄岳へ続くビクトリー！！

8/25 7:58

硫黄岳山荘へ寄り道。

こちらはシャワートイレ完備のお手洗いがあります。

8/25 8:14

駒草神社。
ここの下には、もう終わってしまったようですが、白いコマクサが咲いているゾーンがあります。

8/25 8:25

硫黄岳に向けてビクトリーを進みます。

8/25 8:28

8/25 8:40

爆裂火口に寄り道。

8/25 8:46

行き止まりまで進んでみました。

8/25 8:47

迫力のある火口です！

8/25 8:47

天狗岳方面もキレイです。

8/25 8:48

もうすぐさようならの赤岳方面。

8/25 8:55

硫黄岳山頂ゲッツ！

8/25 9:09

8/25 9:11

名残惜しいですが、目的のピークハントはこれにて終了。
下ります！

8/25 9:21

地味に滑るザレ場を下ります。

8/25 9:24

硫黄岳山荘付近のくっきりとした稜線です。

8/25 9:24

赤岩の頭まで下りました。

8/25 9:26

振り返ると最高の山容と八ヶ岳ブルーの硫黄岳。

8/25 9:31

DIVE TO BLUE！

8/25 9:33

鳳凰山のオベリスクがひょっこりはん！

ここからいっきに進みます。

8/25 10:14

ジョウゴ沢通過！

8/25 10:23

赤岳鉱泉に到着！

8/25 10:24

こちらもいい感じの山小屋です。

8/25 10:28

暑くなってきたので、ここでしっかり休憩。

8/25 11:04

中山乗越通過。

8/25 11:10

行者小屋まで戻って来ました。

8/25 11:18

お昼は行者小屋のラーメン！
水餃子が乗っていて美味しい。

8/25 12:43

デポしていたテントを片付けて、荷物も詰めて行者小屋を後にします。

8/25 12:43

行き程ではないですが、また重い荷物を背負って頑張ります。

8/25 14:36

美濃戸山荘通過！

8/25 15:33

八ヶ岳山荘に到着！

お疲れ様でした！

撮影機器：

SO-02H Sony

感想

kagerobo

念願の八ヶ岳（赤岳〜横岳〜硫黄岳）へ、宿借りで初のテント泊で登って来ました。

スタート時点でのザックの重量は18kg越えの重さ。そのどっしりとした重さと、憧れの八ヶ岳へ来たという想いで、一歩一歩を噛みしめながら、まずは南沢コースから行者小屋まで頑張りました。

1日目は行者小屋でテントを設営し、地蔵尾根から赤岳へ。さすがの高度とスケール感を感じながら八ヶ岳ブルーを堪能。富士山も見えて最高でした！下りは文三郎道を通って下りましたが、鹿さんとも遭遇！ビックリしました！行者小屋に戻ってからは、ビールで乾杯！夕食は焼肉パーティーと炊きたての米を楽しみ、その後は宴会。夜は慣れないテント泊であまり寝れませんでしたが、それはいつも通り！とても楽しい1日目を過ごしました。

2日目は横岳と硫黄岳へ。地蔵の頭から先で、雲に隠れて少し遅いお出ましとなったご来光を拝みました。横岳界隈は危険な岩場続きだったため、慎重に進みました。硫黄岳に近づくにつれ、道も危険な感じではなくなり、終わりかけのコマクサ群生地を通過。その先に八ヶ岳ブルーの先に伸びる、硫黄岳へのビクトリーロードが現れます。そのビクトリーロードの稜線歩きを楽しんだ後は、爆裂火口を見てから硫黄岳山頂へ。その後、赤岳鉱泉を経て行者小屋まで戻り、ラーメンを堪能。山で食べるちゃんとしたラーメンは格別でした！行者小屋でゆっくりとテントの片づけをしてから帰路へ。

山行後は、近くのもみの湯さんにお世話になりました。帰りの高速は渋滞もあって余計に疲れましたが、初の八ヶ岳テント泊はとても充実した内容となりました(^^)

栃百も終わりが見えてきて、最近は県外の山もよく登るようになりました。
これからは、登りたい山に登りたい時期に登りに行く感じで、楽しんで行きたいと思います。