川入in→本山小屋泊→大日岳→弥平四郎out【飯豊はキツイで、でもいいでぇ】
- GPS
- 18:42
- 距離
- 42.8km
- 登り
- 3,085m
- 下り
- 3,125m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 7:28
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:58
天候 | 26日:午前中は曇、午後から日差しが差す場面も。夕焼けは最高! 27日:早朝は快晴、9時前後から雲が湧き始める ※キツい登り区間や、下りの樹林帯区間はうまい具合に曇ってくれました\(^_^)/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
バスタ新宿0:35発---さくら交通バス---会津若松駅6:10着(片道5700円) 会津若松駅8:14発---JR普通列車---山都駅8:43着(片道500円) 山都駅8:50発---飯豊山アクセスバス---9:25川入バス停(片道1000円) ■飯豊山アクセスバス https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/20128.html ※最終運行日9月2日月曜日までです。ご注意ください。 復路: 弥平四郎バス停(弥平四郎駐車場から5km弱歩きます) 16:00発---西会津町デマンドバス---ロータスイン16:35着(町外者:片道500円) ■西会津町デマンドバス https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/soshiki/3/728.html ※曜日によって弥平四郎まで運行したり、しなかったりです。詳細は直接予約センターにて確認しましょう! ロータスイン---会津交通タクシー---野沢駅(870円)歩いて2kmぐらい ■会津交通観光 http://aizukk.com/companyprofile1.html 野沢駅18:02発---JR普通列車にて帰京(青春18きっぷを利用/1回2370円) ※郡山駅以外の乗換時間がタイトです(-_-;) 会津若松駅:5分、新白河駅:3分、黒磯駅:5分、宇都宮駅:1分(ホーム向かい側)、 大宮駅:1分(大宮ダッシュ!)、赤羽駅:2分(赤羽ダッシュ!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【御沢野営場〜三国岳避難小屋】 0.5km程度を目安として道標があります。途中に水場あり(普通に飲めます) 地蔵岳分岐まではとにかく登り続けます(申し訳程度の平らな箇所もありますが…)。 地蔵岳分岐からは高低差はほどほどですが、剣ヶ峰の岩場の手前で、ストック収納指示があります。剣ヶ峰を越えると水場の分岐、さらに3分ほどで三国岳避難小屋に到着します。 三国岳避難小屋:ペットボトル販売あり(500円)、ペットボトルはお持ち帰り 食事の提供は未確認 【三国岳避難小屋〜切合小屋】 切合に向かう入口が、急な下りになっているためご注意! ここまでの激しい登り勾配は無いにせよ、はしごが設置された岩場の登りや、アップダウンもあり消耗します。この区間の最高点、種蒔山を登り切ると切合小屋が見えてきます。見えてから長いのですが、緩やかに高度を下げていくと切合小屋に到着します。切合小屋の水場は小屋前にあります。 切合小屋:ペットボトル販売あり(500円)、ペットボトルはお持ち帰り 食事提供可 【切合小屋〜飯豊本山】 御秘所まではいくつかのピークを越えていきますが、とんでもない急登はありませんでした。御秘所は岩状の細尾根を歩く箇所があります。そこそこの幅もありますが、山形側がスッパリ切れ落ちているので、心配ならば鎖でしっかり確保することをオススメ致します。 最後、一ノ王子への登りが頑張りどころです。登り切るとテント場があり、テント場の途中に水場への分岐があります。水場分岐から本山小屋までは5分程度でしょうか。飯豊本山神社を抜けて、本山の山頂までは、ビクトリーロードに相応しい穏やかな道です。 本山小屋:ペットボトル販売あり(500円)、ペットボトルはお持ち帰り 食事提供:管理人さんの話ではあるような…(要確認で) 【飯豊本山〜大日岳】 見通しが悪い時などに進む方向を間違わなければ、御西避難小屋に向かう稜線に乗ることができます。危険個所は特にありません。駒形山や御西岳を通過する時も、目立った登り返しはありません。御西小屋の水場は、登山道から150m程下りますが、冷たくて美味しいお水が出ています。 御西小屋から大日岳へ入口付近、登山道が左下がりになっている箇所が複数あるので、ズリ落ちないよう注意。その後大日岳までの距離を詰める時には目立ったアップダウンはありません。池を越えてからが大日岳への最後の頑張りどころ。登り切ると緩やかにピークへ。 山頂標は実際のピークよりも奥に設置されていました。 御西避難小屋:販売物や食事提供の情報は未確認 【三国岳避難小屋〜上ノ越】 三国岳から疣岩山、そして巻岩山へと進むルートは至って平和な稜線歩きができます。巻岩山の山頂標はありませんでした。ここから上ノ越まで、400mほど標高を下げていきます。危険個所はありません。 【上ノ越〜弥平四郎バス停】 新しいルートの割には歩かれているようで、踏み跡、目印は豊富、急と思われる部分はトラロープなど補助もあります。急ではあるが、ザレなどはなく比較的歩きやすいと思いますが、油断するとスリップするのでご注意です(2回ほどやらかしました) 弥平四郎駐車場に簡易トイレあり。弥平四郎バス停までの砂利道歩き5km弱が修行です(-_-;) 今回進んだコース上、全般的に携帯電話の電波状態は良好でした。 |
その他周辺情報 | ロータスイン:日帰り入浴400円 https://www.lotosinn.com/ いいでの湯 http://www.sobanosato.jp/spa/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
タオル
ストック
カメラ
テントマット
シェラフ
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感想
今回は天候は味方してくれたんですが…とにかくキツかったです(;゜Д゜)
小屋泊予定なので、荷物は軽め、っても16kg…意味わからん(-_-;)
川入をスタートして、下十五里の道標に「御沢0.7」とか書かれていて「まだ、1kmも進んでないのかよ…」と真面目に凹みました。進んでいくうちに気付いたのですが、川入ルートは0.5km程度に細かく道標が刻まれていて、かなり親切に設計されていました。ポイントになる剣ヶ峰の前にも、ストックをしまうように(要は3点支持を促す)示してありましたし、なにかとホスピタビリティが溢れるルートでした。
それにしても、飛ばし過ぎたのか三国小屋で早くもグロッキー(;´Д`)燃料補給も含めて30分近くマッタリ休憩。管理人の金子さんからも、「こんな調子だと、今日は切合までかな…」と言われる始末でした。登っている間は、うまい具合に雲が出て日差しが避けられたのにね。
なんとか、休憩で回復して次の切合小屋を目指す。三国から切合に向かう入口は急斜面の下りで、ズルっとして危うくコケるところだった(;´Д`)
かなり飛ばしてしまったみたいだ…休憩のおかげで、足は一定のリズムで踏み出せるが、今度は睡魔が襲い始める。いくつかのピークのアップダウンを繰り返しつつ、切合小屋に到着。「このまま、チェックインしてそのままお昼寝してもいいな」なんて邪心が芽生える。いかん!こんなところで止まっては、ここから先々の山行にも良くないと考え、眠気覚ましにコーラを投入!単純なもんで、すっかりやる気を取り戻すヽ(^o^)丿
やる気を取り戻しても、難所は続く。
何度かのアップダウン、切り立った御秘所の通過、一ノ王子への登りを経て、ようやく本山に辿り着いた。コーラのカフェインが効いているのか、今までの眠気や不調がウソのよう♪このまま御西小屋まで行こうかなんて考えが飛び出すほどだったが、本山小屋に張られた「小屋泊の受付は16時まで」という張り紙を見て、この山の掟に従うことにしました。本山小屋にチェックイン後、2階の一角のスペースを充てて下さいました。一人で悠々と過ごすことができました。その後、その日のうちに本山の山頂を踏ませて頂きました。水場で水を補充して、食事の準備をしていると、隣のスペースの小屋の方とお知り合いの方が、焼酎を勧めて下さったので一杯だけ頂きました。お酒がもっと飲める人間だったら、もっと楽しかったんじゃないかな…
夕食後、小屋の外に出てみると、日没後でしたが、赤く染まった空とそれに映し出された本山のシルエットが美しく見れました。
翌朝、早起き成功。4:00出発で大日岳を目指しました。御西小屋のビューポイントで日の出の瞬間と遭遇。その後、大日岳への最後の厳しい登りを経て、どうにか大日岳の山頂に立つことができました\(^_^)/ひとまず、目標は達成することができました!本山小屋に戻って帰り支度をしてからの、重い荷物を持っての下山は相変わらず修行でしたが、下山に合わせて雲が湧いてくれたので助かりました。
三国岳避難小屋でガソリンを入れて、弥平四郎に下りました。
悪評高い松平ルートを敬遠し、上ノ越方面へ
巻岩山を越えてからドンドン標高を下げる道のり、ってことは、このルートで登るのもシビアですね(;゜Д゜)
登山道自体はよく整備されていましたが、激下りでしたので、つま先が当たり両親指の先端に水膨れができました(-_-;)
旅の最後、野沢駅の観光地紹介の看板に飯豊山が載っていました。
そこには「信仰と高山植物の山飯豊山は、険しいが故に生半可な来訪者を拒み続けてきた、我が国屈指の名峰です。」と記されていました。
生半可な気持ちでは登れない…身に染みるな(笑)
反省点として、ペースが速すぎると、その分回復のための休憩が余計に必要になるため、結局トータルでは変わらない、下手をすると余計に時間がかかるようです(-_-;)
残されたステージでは更なる長丁場もあるので、ペース配分に気を付けたいと感じました。
コメント
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日の出の時に会いました!
雲ひとつない青空の下、大日岳に登れて羨ましいです!
また、こういう天気の日に登りたいですね\(^o^)/
こんにちは!本当にいい時間でしたね
あんなきれいに見えたのは久しぶりです。お互い本当にいいタイミングでしたね
ダイグラ尾根を登られたり、あれから朳差岳まで行かれたり、じっくり飯豊を楽しまれましたね。最終日の雨の丸森尾根も大変そうでしたが、無事の下山、お疲れ様でした
いいでに来られて、いがった、いがった(良かった、良かった)
しんどい思いをされても、登られた甲斐は大いにあった事と思います。
青春してますね✨😉
かっぱのおじさんこんにちは
はい!とてもいがったですヨン
朝日といい、飯豊といい、稜線に乗るまでのしんどさと言ったら、半端ないですよ
アルプス並みのスケールですよね まだ元気なうちに、もう少しだけがんばってみます コメントありがとうございました
airdiverさん、飯豊山登頂おめでとうございます
往路復路を変え、ロングで大日岳まで行かれるとは素晴らしい〜
悪天候の合間にもかかわらず、雲ひとつない天気もピンポイントゲット!
神様もきっと応援してるんですね お疲れさまでした
yoshiさん!コメントありがとうございます
往路復路を変えたのは、アクセスバスの運行スケジュールによるものだったのですが、たまたま今回、月、火と連休になり、珍しく自分の都合と気象条件のマッチングが成功した、稀なケースでした
山都駅から川入までのアクセスバスでアンケートがあって、運行予定曜日以外でも、需要(電話予約とか)があれば、運行するようにリクエストしときましたが
airdiverさん、
こんにちは😊一見では飯豊山だと気がつけませんでした(笑)
飯豊山はいいでぇはいい感じです✨
普通に山行されない感じが『いいでぇ』
私ならいかに最短、楽に行けるかを重要視してルートを選びます。これって分かれますよね。
せっかく行ったなら長いコースで山を満喫したい人、そんなの関係なくただピークハントする人。
こんなに長く歩いたのに爽やか涼し気なアップ写真。もう完敗です(笑)やっぱなんでもポジティブな受け止め方をされるからかな?
コーラで元気いっぱいになるとか、、、その他いろいろ。
もう一回言わせてください。Airdiverさんの山行、『いいでぇ』😁
ほんじゃ、失礼しましたっ💨
お忙しいところ、コメントありがとうございます
タイトルに飯豊山って書いてなかったですもんね たしかにわからんと思います
なんとなく、最終的に大日岳まで行ってしまいました 結果ロングになり、下山後3日ぐらい膝が痛くて正座ができませんでした
気象状況にはとても恵まれていたんですけど、なんせ身体が早々と悲鳴を上げまして よっぽど、途中の小屋でビバーク(とは言わんか(笑))しようかと思いましたよ
でも、ここで止めたら幌尻日帰りなんて夢のまた夢!なんとか次につながるようにと気合を入れ直し、コーラを飲んで復活しました どうやら、エナジードリンクのようです。アミノ酸よりよっぽど効いたかも(笑)幌尻もコーラ持参で乗り切るぞ!!(笑)
そういえば、コカ・コーラ…爽やかになるひととき…ってフレーズ、昔ありましたね(笑)時代の変化を感じますなー
これからも、自分のペースを崩さずに、無理し過ぎないように、お山を楽しんでくださいね
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