唐松岳〜不帰ノ嶮〜白馬岳〜栂池

2019年09月05日(木) ~ 2019年09月07日(土)

• GPS: --:--
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,229m
• 下り: 2,229m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:43
• 合計: 3:57

8:30 八方池山荘
8:53 八方山ケルン
9:10 八方ケルン
9:17 9:35 八方池
10:28 扇雪渓
10:55 11:20 丸山ケルン
12:27 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 8:57
• 休憩: 1:23
• 合計: 10:20

4:40 唐松岳頂上山荘
5:00 5:45 唐松岳
6:50 不帰二峰北峰
7:40 8:00 不帰二峰北峰と一峰鞍部
8:15 不帰一峰
10:30 天狗の頭
11:00 11:18 天狗山荘
12:21 白馬鑓ヶ岳
13:00 杓子岳
14:30 白馬岳頂上宿舎
15:00 白馬山荘

3日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 1:30
• 合計: 7:12

3:00 白馬山荘
3:16 白馬岳
3:50 三国境
4:35 5:25 小蓮華山
6:23 船越の頭
7:00 7:30 白馬大池
8:00 8:10 乗鞍岳
9:00 天狗原
10:12 栂池自然園

天候

DAY1 - 曇→午後一時雨→夜晴れ
DAY2 - 晴れ→午後曇→夜晴れ
DAY3 - 快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路：さわやか信州号白馬線
復路：特急あずさ

コース状況／危険箇所等

八方尾根→唐松岳　特にナシ
唐松岳→白馬岳　不帰嶮から天狗の大下りは破線ルート
白馬岳→栂池自然公園　特にナシ

その他周辺情報

下山後の温泉
栂の湯　栂池ゴンドラ隣接
八方の湯　八方バスターミナルすぐ

写真

9/5 8:52

DAY1:
八方山ケルン

9/5 9:58

DAY1:
アザミが見頃

9/5 10:28

DAY1:
扇雪渓

9/5 10:53

DAY1:
丸山ケルン

9/5 10:54

DAY1:
不帰嶮がよく見える

9/5 12:25

DAY1:
唐松岳頂上山荘に着く頃にはガスが湧いて唐松岳山頂見えず...

9/5 17:25

DAY1:
と、思ったら一瞬の雨ののち夕陽

9/5 17:43

DAY1:
ブロッケン

9/6 5:22

DAY2:
5:20amご来光
おはようございます

9/6 5:04

DAY2:
コレから向かう稜線

9/6 5:23

DAY2:
立山・剱の焼け

9/6 5:24

DAY2:
五竜の焼け
遠くに富士山や槍も見える

9/6 5:37

DAY2:
常念・蝶方面の素晴らしい雲海

9/6 5:56

DAY2:
不帰三峰を越中側から巻く

9/6 6:01

DAY2:
槍ヶ岳

9/6 6:32

DAY2:
不帰二峰南峰

9/6 6:38

DAY2:
二峰北峰に向かう

9/6 6:48

DAY2:
二峰北峰から来た道を振り返る

9/7 17:06

DAY2:
二峰北峰

9/6 7:13

DAY2:
次に向かう一峰と、その先に天狗の大下り
こちらからだと大登り(汗)

9/6 7:26

DAY2:
二峰北峰から一峰への下りが核心部

9/6 7:24

DAY2:
空中ハシゴ

9/7 17:05

DAY2:

9/7 17:06

DAY2:
雲海がキレイ

9/7 17:05

DAY2:

9/6 8:12

DAY2:
一峰より二峰を振り返る

9/6 8:13

DAY2:
不帰キレットから天狗の大下り(大登り)

9/6 10:54

DAY2:
天狗の頭を経て天狗山荘到着

9/6 10:59

DAY2:
現在は売店とテン泊のみ可能
水アリ

9/6 11:43

DAY2:
白馬鑓ヶ岳

9/6 11:44

DAY2:
白馬鑓に向かう縦走路

9/6 14:41

DAY2:
やっと見えて来た白馬山荘
見えてて遠ぉぉぉぉ〜い

9/6 14:54

DAY2:
白馬山荘到着

9/6 15:10

DAY2:
山頂でホットケーキがいただけるなんて...
パラダイス！

9/7 2:50

DAY3:
3:00am出発
満点の星空と流れ星と富山の夜景がキレイ

9/7 3:14

DAY3:
白馬岳山頂
ヘッドランプを消すと真っ暗

9/7 3:50

DAY3:
三国境通過

9/7 4:33

DAY3:
小蓮華山

9/7 4:36

DAY3:
今朝は小蓮華山頂でご来光を待つ

9/7 5:22

DAY3:
おはようございます
今日も良い日になりそうだ

9/7 5:22

DAY3:
さすが日本一の山、富士山
どこからでも見える

9/7 5:23

DAY3:
白馬方面も焼けた

9/7 5:49

DAY3:
白馬大池への快適な下り

9/7 6:14

DAY3:
お〜い！
ここにいるよ〜

9/7 6:32

DAY3:
ライチョウの親子
子もだいぶ大きくなった

9/7 6:35

DAY3:
白馬大池と大池山荘
まるで天空の宿...

9/7 7:31

DAY3:
なんて平和な場所
次はここにのんびりテン泊したいな

9/7 8:01

DAY3:
白馬乗鞍岳
快晴で暑い

9/7 8:25

DAY3:
天狗原に向かう
雪渓がある

9/7 8:57

DAY3:
雲海に続く木道

9/7 9:02

DAY3:
天狗原

9/7 10:12

DAY3:
ふぅ〜
栂池自然園到着

9/7 16:05

DAY3:
ずーっと飲みたかったコーラ
帰りは白馬駅から特急あずさで

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

QOO

数年越しの不帰嶮山行計画。
白馬から唐松に抜けるか、唐松から白馬に抜けるかでだいぶ迷った結果、集中力のある早い段階で不帰を通過したいと思い、まずは唐松へ。

DAY1
平日の八方ゴンドラはこの時期始発8:00のため、早朝バスで到着してからキップ売場前で2時間近く待った。ガスっていたが、時々晴れ間も見えて、八方池や丸山からは翌日に向かう稜線が良く見える。唐松岳山頂直下の迂回路は封鎖されていて尾根道を利用して唐松岳山荘へ。夕方に一雨あったが、そのあと晴れて星空。

DAY2
3:30am起床。唐松岳山頂でご来光を観るため4:40am出発。東から陽が昇るにつれ雲海も辺りの山々も一気に赤く染まる。陽が昇ったらいよいよ白馬岳に向かう。最初に不帰嶮を通過するが、朝露で岩が濡れていないことを祈る。不帰三峰は越中側の腹を巻き、二峰南峰に出る。二峰北峰に渡って、ここから一峰への下りが核心部。短い距離だが垂直に岩を降りてからトラバース。そのあと越中側に回り込んで空中ハシゴ。不帰嶮は危険とされているからもちろん慎重になるが、その前の唐松岳から三峰に向かって降りるザレも同じく危ないと思う。慎重に足を進めないと落石を起こしてしまいそうだ。不帰一峰を終えると目の前にドーンと天狗の大下り。だが、唐松から向かうとコレが大登りになる。長い登り。早く天狗の頭を越えて天狗山荘にたどり着きたいが気ばかり焦って足は進まない。なんとか天狗山荘で一息ついて水を補給し、白馬鑓、杓子を経て白馬山荘へ。この頃にはガスが湧いて来て周りは真っ白。時折、今日の目的地である白馬山荘が見えるが、見えてて遠くなかなか近づかない。イリュージョン！白馬山荘に泊まるのは数十年ぶりだが、カフェができていて驚いた。下界のソレのようにショートケーキやアップルパイもある。食事はというと、山小屋にしてはとても豪華らしいが、私は自炊なのでそのご馳走にはありつけていない...。

DAY3
2:00am起床。昨晩のうちに天気が回復し満点の星空。今日は小蓮華山頂でご来光を観るために3:00am出発。ヘッドランプが届く範囲しか見えない真っ暗な中を白馬岳山頂を経て小蓮華に向かう。とても歩きやすく楽しい。辺りが見えていたらさぞ気持ちのイイことだろう。今朝も眩しいご来光を受けることができた。ここからの白馬岳の展望も素晴らしく、刻々と変わる空と雲と山の色に見とれてウッカリ長居しそうになる。さっきまでフリースとヤッケを着込んでいたが、陽が昇ると急に暖かくなる。天照大神の太陽パワー！準備をして白馬大池、乗鞍岳、天狗原を越えて栂池へ。夏かと思うほどの青空と強い日差しですっかり顔が焼けてしまった。

ずっと天気予報を見ながらヤキモキしていたが、台風13号が北に抜けたのでダメ元で来てみた。発雷予報が出ていたので、万一の際に少しでも動きやすいように今回はテントは持たず小屋泊の装備で。稜線での雷ほど怖いものはない。午後はガスるものの夜には回復し、毎朝気持ちのいい朝と景色が迎えられた。丸々太ったライチョウ親子にも出会えてなんと運がよかったことよ(サルもいた)。白馬大池のテン場はかなり気持ち良さそうだった。機会があったらぜひテン泊で来てみたい。