岳沢〜天狗のコル〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢一週

2019年09月13日(金) ~ 2019年09月14日(土)

• GPS: 09:03
• 距離: 5.7km
• 登り: 1,445m
• 下り: 1,427m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:24
• 合計: 8:57

4:11 岳沢小屋
6:14 6:39 天狗のコル
7:55 8:10 ジャンダルム
8:18 8:28 ロバの耳
8:38 8:45 馬の背
9:06 9:17 穂高岳
9:25 9:31 南稜の頭
10:27 10:33 紀美子平
10:57 11:01 前穂高岳
11:25 11:25 紀美子平
13:08 岳沢テン場

ログは、二日目の岳沢〜天狗のコル〜奥穂高岳〜前穂高岳〜岳沢迄の記録のみです。なお、前穂〜岳沢のログは、不具合で直線になりました。

天候

13日（☁）14日（☀）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡駐車場一日　600円
沢渡↔️上高地シャトルバス往復　2050円
岳沢テン場　1000円

コース状況／危険箇所等

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　下部樹林帯部は一部不明瞭で、二回ほどルート間違えて10分くらいロスしました。天狗沢のガレ場は、ペイントを目印に忠実に歩きましょう。天狗沢コル直下は、左岸を歩きますが急峻なので浮石、ガレ場の崩落、滑落に注意！
�◆‥袈蕕離灰襦善�穂高岳
　ペイントを目印に歩けば特に問題なし。
　いずれにしても、脆い岩があるので落石を落とさない、落石を受けない、浮石、スリップ、転落、滑落等に注意！
��　紀美子平〜岳沢
　長い鎖場がありますので団体さんが登っているときは、譲り合いの精神
　で楽しみましょう。

その他周辺情報

沢渡日帰り温泉　600円

写真

9/13 8:05

大正池に写る焼岳
山行前日、沢渡バスターミナルで車中泊です。
今日の行程は、岳沢小屋キャンプ場までなので、ゆっくり出発し、大正池で下車し上高地を散策です。

9/13 8:06

吊り尾根と大正池

9/13 8:07

カモものんびりですね。

9/13 8:12

中央の谷筋は、焼岳、中堀沢

9/13 8:21

ほんの少し、色づいてます。これからが秋本番

9/13 8:45

日本アルプスを世界に知らしめた英人牧師、ウオルター・ウエストンの碑

9/13 8:52

イブキトラノオかな？

9/13 9:00

朝の上高地は静かでいいですね。普段は、素通りですが今日はのんびりです。

9/13 9:01

風もなく、暑くもなく。しかし、眺望は素晴らしいです。

9/13 9:25

立ち枯れ（カラマツ？）と六百山

9/13 9:27

さて、上高地散策を終えて登山道に入ります。

9/13 9:47

？知識不足ですいません。

9/13 10:01

岳沢名所、「風穴」天然クーラー、どこかに繋がっているんでしょうね。

9/13 10:41

天狗沢、明日詰めます。

9/13 10:50

トリカブトマクロ撮影

9/13 10:50

？知識不足ですいません。

9/13 11:20

上高地と乗鞍岳

9/13 11:28

岳沢小屋着、テントの受付を済ませます。

9/13 11:36

中央奥に扇状雪田が残ってました。このまま残るかな？

9/13 12:22

マイホーム設営、早く到着したので良い場所が確保できました。

9/13 13:33

吊り尾根を見ながらコーヒータイム

9/13 14:27

まずは入山祝い

9/13 16:56

二時間程昼寝をしたら稜線からガスが取れましたね。

9/14 5:00

四時過ぎにヘッドランプの明かりと月明りを頼りに岳沢小屋テント場を出発、目指すは天狗のコル、先行者一名のヘッデンの明かりが。

9/14 5:04

下部の樹林帯は下草に覆われ、一部わかりずらいところもあります。ルートを二回ほど間違えてロスしました。

9/14 5:04

徐々に明けてくるこの瞬間がたまらなく良いですね。写真の一番低い所が目指す天狗のコルです。一般ルートではないので、登山者は数えるほどです。

9/14 5:04

対面方向、朝焼け

9/14 5:09

ガレ場の天狗沢、ペイントがしっかりついてます。

9/14 5:25

明るくなってきたので天狗沢の全貌が見えてきました。徐々に急峻になってきました。

9/14 5:33

ガレ場と逆層の岩場、浮石、ガレ場の落石、崩落、脆いので注意！

9/14 5:34

天狗沢の左岸から詰めます。しっかりペイントが、ありがたいです。

9/14 5:43

ふと振り返ると富士山が。

9/14 5:45

モルゲンロートの天狗岩

9/14 5:45

見事な逆層の岩場ですが、手掛かり、足場は豊富です。

9/14 5:48

良いお天気に気持ちも昂ります。

9/14 5:55

最後の詰めです。朝陽を浴びる天狗岩

9/14 6:06

天狗のコル直下のガレ場、ペイントの目印通り進むましょう。

9/14 6:13

天狗沢のコル着

9/14 6:13

避難小屋跡、緊急時テント一張り出来るスペースがあります。

9/14 6:14

岐阜県側（飛騨側）の笠ヶ岳

9/14 6:35

ジャンダルム方面、畳岩の頭かな。

9/14 6:36

西穂方面

9/14 6:47

さて、奥穂に向けて縦走開始、浮石、落石注意！

9/14 6:54

畳岩は、岐阜県側（飛騨側）を巻きます。

9/14 6:59

畳岩、鎖場、岩もしっかりしています。

9/14 7:09

振り返ると、間ノ岳、西穂、焼岳、乗鞍岳、御岳山まで一望です。

9/14 7:26

前穂はでかいね！

9/14 7:36

コブ尾根の頭を抜けるとジャンダルと奥穂高岳

9/14 7:37

ジャンダルムは、西穂側をトラバースしながら山頂に向かいます。

9/14 7:37

天を突く槍ヶ岳、穂高と人気を二分する日本の名峰です。絶景に感動！！！

9/14 7:49

ジャンダルム山頂到着（3160m）、今回で三回目です。条件がそろわないと中々登らせてくれませんね。

9/14 7:49

奥のピークは、穂高連峰最高峰の奥穂高岳です。

9/14 7:49

天狗のコルを登った先行者とジャンダルムで合流し、シャッターを押していただきました。

9/14 7:57

絶景、槍ヶ岳から穂高連峰の稜線

9/14 7:57

中央右のピークは、劔岳かな？

9/14 7:58

次の難所は、手前に見える馬の背のナイフリッジです。ここをを越えてガレ場を越えれば奥穂です。

9/14 8:10

ジャンダルムズーム、白い岩の正面からも登れますが一般的ではありません。西穂側を回りましょう。

9/14 8:14

迫力満点のジャンダルムを降る登山者

9/14 8:14

槍もかっこいいね

9/14 8:27

ロバの耳は、飛騨側をトラバースします。

9/14 8:31

右側がジャンダル、左側がロバの耳

9/14 8:35

ジャンダルムは、奥穂側から見たほうがかっこいいですね。私的な意見ですが。

9/14 8:40

手前が馬の背

9/14 8:42

最後の核心、馬の背

9/14 8:43

ナイフリッジの馬の背、両側がすっぽり切れ落ちていますが、岳沢側に良い足場が有ります。

9/14 8:47

馬の背を越え、ガレ場を登ぼれば奥穂高岳

9/14 8:49

上高地が遥か下に

9/14 8:49

やっぱり絵になります。ジャンダルム

9/14 8:52

槍の稜線

9/14 8:52

笠ヶ岳

9/14 8:52

岳人憧れのジャンダルムズームアップ。

9/14 8:57

奥穂到着

9/14 8:58

日本アルプス総鎮守穂高岳神社をバックに

9/14 8:58

槍と穂高岳神社をバックに

9/14 8:58

新設したようですね。

9/14 9:01

去りがたい奥穂から次のピーク前穂に向かいます。

9/14 9:18

あまりにお天気が良いのでつい長休みしました。

9/14 9:18

ジャンダルムやっぱりかっこいいです。

9/14 9:18

焼岳

9/14 9:22

前穂と北尾根

9/14 9:25

前穂と明神

9/14 9:28

乗鞍岳と御岳山、写真撮りまくりです。

9/14 9:37

涸沢ヒュッテとテン場

9/14 9:37

こちらもまた絶景

9/14 9:47

前穂高岳北尾根のスカイライン、バリエーションルートとして知られています。

9/14 9:55

岳沢の扇状雪田を上部から見る。雪崩で一か所に集中ですね。かつて、岳沢小屋も雪崩で全壊したことが有ります。

9/14 10:00

前穂高�喫�（山頂）少し下がって�曲�、�景�大きくがっコルの次が�己�

9/14 10:22

奥穂南稜の頭？

9/14 10:25

紀美子平、前穂に向かいます。

9/14 11:00

前穂山頂

9/14 11:01

9/14 11:02

一等三角点タッチ

9/14 11:02

槍と前穂北尾根の�曲�

9/14 11:03

北尾根�曲�、�曲�から前穂へは、懸垂下降かクライムダウンで前穂の山頂は目の前です。二年前に友人と登らせ前穂北尾根を登らせていただきました。この時もお天気に恵まれ終始槍を見ながらの登攀でした。

9/14 11:03

さて降ります。

9/14 11:40

ロバの耳かな

9/14 11:53

重太郎新道の長い鎖場、登山者が多いと渋滞します。お互い譲り合いの精神で楽しみましょう。

9/14 11:58

重太郎新道のルートは、急峻で長い鎖場等有りますがしっかり整備されています。

9/14 12:00

稜線に少し、雲が掛かって来たみたいですね。

9/14 12:37

振り返ると、岩稜の稜線が綺麗ですね。

9/14 12:53

シシウドかな？

9/14 13:08

岳沢テン場着、撤収して下山します。撤収作業をしていたらすぐに声が掛かり、次の方に譲りました。

9/14 13:09

連休初日でお天気も良いので、岳沢小屋キャンプ場は、ほぼ満杯状態です。

9/14 14:00

お世話になりました。

9/14 15:27

一時間半程で上高地着

9/14 15:40

三連休の初日で、観光客で賑わっています。

9/14 15:41

吊り尾根中間部に雲が掛かっていました。さようなら上高地また逢う日まで。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

わくおじ

今山行は、岳沢をベースに菱型の縦走です。歩く距離は短いですが北アルプスを代表する岩稜ルートです。
天狗沢は、初めて歩くコースでしたのでガレ場の崩落など、特にコル直下は要注意です。浮石などが多いので落石を起こさない、受けないなど慎重な行動とペンキを目印に観察して歩きましょう。
幸いお天気に恵まれ、大大展望に恵まれた充実した二日間でした。
山の神に感謝します。