小6と行く立山・大日三山縦走(称名滝〜室堂)
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- GPS
- 16:02
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,734m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:21
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 9:28
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:49
天候 | 3日ともはぼ晴れていましたが、初日午後はガスで真っ白 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き:立山駅から称名滝はタクシー利用(要予約、片道でも7000円) 帰り:室堂からのバス&ケーブルカー |
コース状況/ 危険箇所等 |
称名滝〜牛首 牛首まではつづら折りの樹林帯で 牛首〜大日平山荘 沢が近づき涼しげになる。苔むして滑りやすいところも。 木道が始まると大日平に入る。ハイマツ帯で眺めも良く、傾斜は緩やか。 大日平山荘〜大日小屋 しばらく木道を進み、岩場の急登が途中から始まる。沢渡も幾度かある。 沢が終わってからも岩場の急登は最後まで続く。 大日小屋〜大日岳 岩場の緩やかな傾斜で、歩きやすい。 大日小屋〜中大日岳〜奥大日岳 岩稜歩き、ハシゴ、鎖場などいくつか慎重に進むところあり。 奥大日岳〜立山室堂山荘 雷鳥沢に向かってひたすら下る感じ。急な岩場もあり落石注意。 雷鳥沢を超えると整地された観光道になる。地味に急。 立山室堂山荘〜浄土山 観光道を終わると岩場の急登。頂上に近づくほど急になる。 一の越までは眺め良いガレ場。一の越から立山室堂山荘へは再び観光道。 |
その他周辺情報 | 泊まりは ランプの宿・大日小屋;こじんまりしたお宿ですが、さすがの三連休で激混み 夕食2部制、2枚の布団に3人で寝ました。 立山室堂山荘(風呂あり)・食事も美味しく、お風呂も広くて快適。一般の観光客も多く、同じ部屋の3人家族もそんな感じ。前もって自分たちが早朝出発であることをお伝えしておきました。 |
写真
感想
天候に恵まれ、素晴らしい景色を堪能しました。大日岳の稜線に上がってからの剱岳の雄姿は特に良かったです。
初日、称名滝から大日岳へ向かいました。大日平までの登りは急だと思いますが、案外に淡々と登れた印象です。一方で、最後の急登がきつく感じました。バテていたんだと思います。
二日目、大日岳縦走です。距離は長いですが、初日に比べて標高差は少ないので、その分で体力は温存できた感じがします。ただ、雷鳥沢に下り切ってから立山室堂山荘へ向かう道中はきつく感じました。観光客向けに整備された道なはずなので、かなり足にきていたんだと思います。
三日目、ほぼ帰るだけですが、せっかくなので、ご来光を期待して浄土山まで行ってきました。日の出に間に合わず、またガスってしまったのでご来光は望めませんでしたが、岩場の急登で、アルペンムードの高い歩きができ、楽しめました。
20年ほど前に2回行った立山縦走。景色のすばらしさにもう一度家族と行きたい、と思いつつも室堂〜雄山あたりの喧騒はちょっと・・・・
その頃から気になっていた大日岳方面。(立山・雷鳥沢あたりと違ってほとんど人が歩いていない!)
三連休、混雑は確実なので室堂は避けて称名滝から大日三山縦走して室堂へ、ランプの宿・大日小屋に泊まる・・・計画を立てました。
息子の条件「1日の歩行時間10km以下」もクリア。
大日小屋をアピールして、更に贅沢にも立山室堂山荘にも泊まって室堂あたりでゆっくりしよう・・・と。
大日小屋からの劔がガスに隠れてしまい、星空も見えなかったのは残念でしたが、楽しみにしていたギターの生演奏もあり、まったりした時間を過ごしました。
翌日もお天気。劔も眺めながらの縦走。雷鳥沢からは立山の絶景、更に1泊するので室堂あたりでものんびり。歩いてきた大日方面と夕陽を眺めながら山小屋のテラスで飲む生ビール・・・・となんとも贅沢な時間。
バスで室堂に到着して見る立山も素晴らしいのですが、下から歩いて大日岳を縦走して徐々に見えてくる立山はまた格別でした。
翌朝はガスってしまったのが残念ですが、さくっと浄土山にも登り、帰宅ラッシュ前に室堂を発つことができたので、3連休中、山小屋以外は混雑にあうこともなく帰宅できました。
<息子・Junの様子>
「大日小屋に泊まろうよ!」という母の猛アピールにOKしてくれ、「日本一古い山小屋」が残っている「立山室堂山荘」の追加すると、なんだかんだ言いつつも出発前には「あー、山小屋楽しみだな〜」と(笑)
この時期にしては暑くて歩行距離以上に体力の消耗もありましたが、Junは何度も「10km以上ある気がする!」と言いつつ、頑張って歩ききりました。
大好きな山小屋も堪能。どちらも2枚の布団に3人でしたが、食事もおいしくて快適。
特に談話室で本を読むのが気に入ったらしく、熱心に本を読んでいました。
今回、Junは自分のペースで行動。2日目のご来光、3日目の浄土山はパスして山小屋でゆっくりする、と。3日目は朝ごはんを弁当にしてもらったので、ひとりでテラスで食べた、と。Junが気になって弁当食べずに浄土山から下山した母の心配は無用だったようです
<Junの印象に残ったこと>
①立山室堂山荘で読んだ本(「5分後に意外な結末」)
②大日小屋の味噌汁がおいしかった
③大日小屋のギター演奏
④立山室堂山荘で朝の弁当を食べながら見た月がきれいだった
⑤立山室堂山荘の夕飯に出た炙りサーモン
本人「山とは関係ないな」と言っていましたが、楽しみ方は人それぞれ。
きっとあの景色もちょっとは覚えていてくれる・・・はず?(笑)
コメント
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この連休、母、妹、息子と立山へ行っていました。
最高のお天気でしたね!
ちょうど、バスの中で「いつか称名滝を近くで見てみたいね〜」と話していて、縦走中は大日岳の雄大な姿に「大日岳と浄土山へいつか行ってみたいね〜」と話していました。
その3つを行けるルートでしかもお子様連れだったので、まさにツボでした。。
詳しいレコをありがとうございます。いつかの参考にさせていただきたいと思います。
Mahitoさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
Mahitoさまのレコも拝見しました。
息子さん、すごいですね。
今回の我が家のルートも余裕ではないでしょうか。
私自身も立山を縦走したときに大日方面と称名滝が気になり、今回の計画に至りました。
立山に比べると地味な感もありますが、自らの足で登ってから見えてくる立山もまた感動です。
お子様とのこれからの山行記録、楽しみにしています。
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