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Yamareco

記録ID: 2024997
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

黒部ダムから水晶岳・鷲羽岳・双六岳

2019年09月13日(金) ~ 2019年09月16日(月)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
45.1km
登り
3,361m
下り
3,718m

コースタイム

1日目
山行
4:50
休憩
0:10
合計
5:00
9:20
5
9:25
9:25
20
9:45
9:45
135
12:00
12:10
130
14:20
奥黒部ヒュッテ
2日目
山行
10:25
休憩
1:35
合計
12:00
4:00
350
奥黒部ヒュッテ
9:50
10:50
120
12:50
13:05
100
14:45
15:05
55
16:00
3日目
山行
6:25
休憩
2:15
合計
8:40
6:00
40
6:40
6:40
32
7:12
7:22
53
8:15
8:50
60
9:50
10:05
30
10:35
10:45
40
11:25
11:40
35
12:15
12:55
75
14:10
14:20
20
14:40
4日目
山行
2:30
休憩
0:15
合計
2:45
5:05
60
6:05
6:10
5
秩父小沢出合
6:15
6:15
30
6:45
6:45
15
7:00
7:10
40
7:50
新穂高ロープウェイ駅
天候 期間を通じて晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
信濃大町駅から扇沢を経由して黒部ダムまではバスを利用。
帰りは新穂高ロープウェー駅からバスで平湯経由松本に出た。
コース状況/
危険箇所等
全区間、晴天時に道が分かりにくいようなところはなかった。
黒部ダムから奥黒部ヒュッテまでは全体として平らな道だが、急な山腹を巻いていくため、崖を迂回するため、また沢を渡るために梯子で上り下りすることがかなりあり、特に平の渡しから奥黒部ヒュッテの10分ほど手前までは上下が多かった。
奥黒部ヒュッテから赤牛岳への道は長いが特に問題個所はなし。倒木をくぐる箇所が2回連続して出てくるが、重荷だと面倒だ。
赤牛岳から水晶岳までは比較的平らな稜線だが、距離があるうえ、浮石を含む岩のゴロゴロした道が多く、決して楽ではない。
水晶岳から先はよく整備された道で、それまでと違って随所に山小屋があり、水分や食料の補給もできることもあり楽だ。
小池新道の下りはよく整備され、傾斜も緩いので下りやすい。
その他周辺情報 新穂高には朝早く(8時ごろ)降りてきたが、近辺での日帰り入浴は早くとも午前9時からだった。そのためバスで、いずれにせよ通らねばならない平湯温泉まで向かい、バス停近くの入浴施設「平湯の森」で入浴した。日帰り入浴は午前10時からで、料金は500円。設備の充実した入浴施設だ。
朝の大糸線から見る鹿島槍(左)と五竜岳(右)
2019年09月13日 07:35撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 7:35
朝の大糸線から見る鹿島槍(左)と五竜岳(右)
黒部ダムからの赤牛岳(中央)とその左奥、水晶岳への稜線が見える。
2019年09月13日 09:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 9:16
黒部ダムからの赤牛岳(中央)とその左奥、水晶岳への稜線が見える。
平の渡し船は小さな船で、階段状の梯子を下りて乗り込む。急いでなんとか12:00の便に間に合った
2019年09月13日 12:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 12:00
平の渡し船は小さな船で、階段状の梯子を下りて乗り込む。急いでなんとか12:00の便に間に合った
湖上から下流方向を見る。
2019年09月13日 12:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 12:00
湖上から下流方向を見る。
こんな梯子が多い。
2019年09月13日 14:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 14:00
こんな梯子が多い。
東沢を橋で渡ると奥黒部ヒュッテは近い。
2019年09月13日 14:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 14:16
東沢を橋で渡ると奥黒部ヒュッテは近い。
林間に佇む奥黒部ヒュッテ。立派ではないがお風呂もある。
2019年09月13日 14:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 14:38
林間に佇む奥黒部ヒュッテ。立派ではないがお風呂もある。
水は豊富で、小屋前に豊かに湧いている。
2019年09月13日 14:37撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 14:37
水は豊富で、小屋前に豊かに湧いている。
夕食はおでんと肉じゃがなど。この日の宿泊客はわずか6名で、部屋は広々と使えた。
2019年09月13日 17:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/13 17:31
夕食はおでんと肉じゃがなど。この日の宿泊客はわずか6名で、部屋は広々と使えた。
翌朝は午前4:05に出発し、最初の1時間は暗い中を登った。ヘッドランプがあれば大丈夫。
2019年09月14日 06:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 6:02
翌朝は午前4:05に出発し、最初の1時間は暗い中を登った。ヘッドランプがあれば大丈夫。
奥黒部ヒュッテから赤牛岳までの間には1番から8番までの標識があるが、なかなか間隔が長い。
2019年09月14日 06:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 6:28
奥黒部ヒュッテから赤牛岳までの間には1番から8番までの標識があるが、なかなか間隔が長い。
3/8の標識からさらに30分ほど登った4/8の標識(2382m地点)で撮影。立山の雄山と、左が浄土山あたりだろうか。
2019年09月14日 07:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 7:07
3/8の標識からさらに30分ほど登った4/8の標識(2382m地点)で撮影。立山の雄山と、左が浄土山あたりだろうか。
黒部ダムの向こうに白馬方面が見える。
2019年09月14日 07:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 7:07
黒部ダムの向こうに白馬方面が見える。
登るにつれて後方には後立山連峰のパノラマが広がってくる。
2019年09月14日 07:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 7:34
登るにつれて後方には後立山連峰のパノラマが広がってくる。
右手には薬師岳が大きい
2019年09月14日 07:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 7:53
右手には薬師岳が大きい
2578m地点付近から見上げる。赤牛岳は左の峰だ。
2019年09月14日 07:55撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 7:55
2578m地点付近から見上げる。赤牛岳は左の峰だ。
稜線の左手、東沢の奥に槍が見えてきた。
2019年09月14日 09:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 9:15
稜線の左手、東沢の奥に槍が見えてきた。
赤牛岳への最後の登り。
2019年09月14日 09:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 9:15
赤牛岳への最後の登り。
バテバテの状態でやっと赤牛岳に到着。6時間近くかかってしまった。
2019年09月14日 09:52撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
9/14 9:52
バテバテの状態でやっと赤牛岳に到着。6時間近くかかってしまった。
薬師岳はよく見えるが、この方向からだと間延びした印象だ。
2019年09月14日 10:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 10:31
薬師岳はよく見えるが、この方向からだと間延びした印象だ。
水晶岳(左)、笠ヶ岳(中央)、黒部五郎岳(右)
2019年09月14日 09:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 9:53
水晶岳(左)、笠ヶ岳(中央)、黒部五郎岳(右)
赤牛岳からの水晶岳。まだまだ遠い。
2019年09月14日 10:31撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 10:31
赤牛岳からの水晶岳。まだまだ遠い。
30分ほど歩いて振り返る赤牛岳。
2019年09月14日 11:07撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 11:07
30分ほど歩いて振り返る赤牛岳。
最低鞍部(2710m)から見上げる水晶岳方面。中央に高く見えるのは温泉沢ノ頭で、山頂はその左奥だ。
2019年09月14日 11:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 11:33
最低鞍部(2710m)から見上げる水晶岳方面。中央に高く見えるのは温泉沢ノ頭で、山頂はその左奥だ。
温泉沢ノ頭への登りから赤牛岳を振り返る。
2019年09月14日 12:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 12:53
温泉沢ノ頭への登りから赤牛岳を振り返る。
やっと着いた温泉沢の頭。元気ならここから水晶岳を軽荷で往復して高天原山荘へ行って温泉に入ろうと思ったが、到底無理だった。
2019年09月14日 13:06撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 13:06
やっと着いた温泉沢の頭。元気ならここから水晶岳を軽荷で往復して高天原山荘へ行って温泉に入ろうと思ったが、到底無理だった。
2904mの峰に上がると水晶岳がすぐそこに見える。
2019年09月14日 13:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 13:16
2904mの峰に上がると水晶岳がすぐそこに見える。
水晶岳への最後の登り。大した標高差ではないが、バテバテの身にはきつかった。
2019年09月14日 13:47撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 13:47
水晶岳への最後の登り。大した標高差ではないが、バテバテの身にはきつかった。
2019年09月14日 13:47撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 13:47
山頂北西側には雪田が残っていた。
2019年09月14日 14:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 14:01
山頂北西側には雪田が残っていた。
小屋から10時間40分、ようやく水晶岳北峰についた。
2019年09月14日 14:42撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 14:42
小屋から10時間40分、ようやく水晶岳北峰についた。
赤牛岳の右奥に立山と剱岳が見える。
2019年09月14日 14:42撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 14:42
赤牛岳の右奥に立山と剱岳が見える。
水晶岳南峰にて。北アルプスでは槍穂と剱立山を除けば最も高い頂上だ。
2019年09月14日 14:52撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 14:52
水晶岳南峰にて。北アルプスでは槍穂と剱立山を除けば最も高い頂上だ。
槍ヶ岳から左に伸びる北鎌尾根の突端、いわゆる独標の下あたりに今夜の宿、水晶小屋が見える。あと少しだ。
2019年09月14日 14:55撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 14:55
槍ヶ岳から左に伸びる北鎌尾根の突端、いわゆる独標の下あたりに今夜の宿、水晶小屋が見える。あと少しだ。
水晶岳からも黒部ダムははっきり見える。
2019年09月14日 14:55撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 14:55
水晶岳からも黒部ダムははっきり見える。
薬師岳の稜線はただただ長い。
2019年09月14日 14:55撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 14:55
薬師岳の稜線はただただ長い。
水晶岳からの下りには水晶の露頭があるが、採らないように看板が設置されている。
2019年09月14日 15:08撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 15:08
水晶岳からの下りには水晶の露頭があるが、採らないように看板が設置されている。
午後4時、ようやく小屋に到着。奥が水晶岳。
2019年09月14日 16:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 16:03
午後4時、ようやく小屋に到着。奥が水晶岳。
小屋前のテラスは眺めがよい。五竜と鹿島槍が雲に隠れていた分、針ノ木岳がよく見えた。
2019年09月14日 16:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/14 16:03
小屋前のテラスは眺めがよい。五竜と鹿島槍が雲に隠れていた分、針ノ木岳がよく見えた。
翌朝早く、黒部川下流方向を望む。
2019年09月15日 05:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 5:33
翌朝早く、黒部川下流方向を望む。
東北にのっぺりと長いのは野口五郎岳だ。
2019年09月15日 05:33撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 5:33
東北にのっぺりと長いのは野口五郎岳だ。
天気がよく、北鎌尾根の左には白根三山、甲斐駒、そして富士山も見えた。
2019年09月15日 05:34撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 5:34
天気がよく、北鎌尾根の左には白根三山、甲斐駒、そして富士山も見えた。
朝の水晶岳。
2019年09月15日 06:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 6:00
朝の水晶岳。
左から鷲羽岳、ワリモ岳、中央笠ヶ岳の手前に双六岳、三俣蓮華岳。今日辿る山々だ。
2019年09月15日 06:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 6:00
左から鷲羽岳、ワリモ岳、中央笠ヶ岳の手前に双六岳、三俣蓮華岳。今日辿る山々だ。
ワリモ岳の頂上は登山道から少し外れている。
2019年09月15日 06:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 6:41
ワリモ岳の頂上は登山道から少し外れている。
ワリモ岳まで来ると鷲羽岳はすぐそこだ。
2019年09月15日 06:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 6:40
ワリモ岳まで来ると鷲羽岳はすぐそこだ。
山頂の標柱
2019年09月15日 07:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 7:12
山頂の標柱
鷲羽岳から水晶岳を振り返る。
2019年09月15日 07:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 7:12
鷲羽岳から水晶岳を振り返る。
鷲羽岳から三俣蓮華岳(中央)、丸山(その左)、双六岳(左)。奥は笠ヶ岳。
2019年09月15日 07:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 7:12
鷲羽岳から三俣蓮華岳(中央)、丸山(その左)、双六岳(左)。奥は笠ヶ岳。
鷲羽岳のカール底には池がある。
2019年09月15日 07:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 7:23
鷲羽岳のカール底には池がある。
穂高(左)と笠ヶ岳(右)の間には焼岳、乗鞍、御嶽も見えた。
2019年09月15日 07:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 7:23
穂高(左)と笠ヶ岳(右)の間には焼岳、乗鞍、御嶽も見えた。
三俣山荘は水が豊富なのがありがたい。
2019年09月15日 08:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 8:23
三俣山荘は水が豊富なのがありがたい。
山荘からの三俣蓮華岳
2019年09月15日 08:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 8:23
山荘からの三俣蓮華岳
三俣蓮華岳への登り返しからは鷲羽岳(右)が立派だ。
2019年09月15日 08:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 8:58
三俣蓮華岳への登り返しからは鷲羽岳(右)が立派だ。
三俣蓮華岳に到着。相変わらずの快晴だ。
2019年09月15日 09:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 9:53
三俣蓮華岳に到着。相変わらずの快晴だ。
黒部五郎岳(左)は一日中よく見えたが、三俣蓮華岳からの姿が一番整っているように思った。
2019年09月15日 09:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 9:53
黒部五郎岳(左)は一日中よく見えたが、三俣蓮華岳からの姿が一番整っているように思った。
正面の丸山、左奥の双六岳へと稜線が伸びる
2019年09月15日 09:55撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 9:55
正面の丸山、左奥の双六岳へと稜線が伸びる
ここまで来ると、薬師岳も格好よく見える。
2019年09月15日 10:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 10:02
ここまで来ると、薬師岳も格好よく見える。
山頂南から手前側に、昭和38年の大量遭難の舞台となった東南尾根が延びており、そのため山容が引き締まって見える。
2019年09月15日 10:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 10:02
山頂南から手前側に、昭和38年の大量遭難の舞台となった東南尾根が延びており、そのため山容が引き締まって見える。
水晶岳から鷲羽岳へとのびる稜線。丸山付近から。
2019年09月15日 10:36撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 10:36
水晶岳から鷲羽岳へとのびる稜線。丸山付近から。
山容の秀麗さという点でいえば、笠ヶ岳は北アルプスでも屈指の山だ。
2019年09月15日 10:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 10:40
山容の秀麗さという点でいえば、笠ヶ岳は北アルプスでも屈指の山だ。
目立たないのであまり被写体になりにく双六岳。丸山との鞍部からは100mほどの登りだ。
2019年09月15日 10:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 10:59
目立たないのであまり被写体になりにく双六岳。丸山との鞍部からは100mほどの登りだ。
双六岳から今日辿ってきた稜線を振り返る。
2019年09月15日 11:27撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 11:27
双六岳から今日辿ってきた稜線を振り返る。
双六岳は槍ヶ岳の展望台としてもなかなかだ。
2019年09月15日 11:30撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 11:30
双六岳は槍ヶ岳の展望台としてもなかなかだ。
2019年09月15日 12:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 12:16
双六小屋も水が豊富で有難い小屋だ。
2019年09月15日 12:53撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 12:53
双六小屋も水が豊富で有難い小屋だ。
双六小屋南方の稜線で見た雷鳥。まったく人を恐れなかった。
2019年09月15日 13:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 13:38
双六小屋南方の稜線で見た雷鳥。まったく人を恐れなかった。
稜線から鏡平に降りる道は風もなくとても暑かった。
2019年09月15日 14:41撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 14:41
稜線から鏡平に降りる道は風もなくとても暑かった。
小屋前からは槍ヶ岳が圧倒的な迫力だ。標高差は900mくらいだが、もっと高く見える。
2019年09月15日 16:42撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 16:42
小屋前からは槍ヶ岳が圧倒的な迫力だ。標高差は900mくらいだが、もっと高く見える。
小屋の南の鏡池には槍穂の連峰が影を落とす。
2019年09月15日 16:50撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 16:50
小屋の南の鏡池には槍穂の連峰が影を落とす。
午後出ていたガスも日没前には晴れ、穂高連峰がよく見えた。
北穂から涸沢岳へのコースの厳しさがこの写真からもよくわかる。
2019年09月15日 17:56撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 17:56
午後出ていたガスも日没前には晴れ、穂高連峰がよく見えた。
北穂から涸沢岳へのコースの厳しさがこの写真からもよくわかる。
夕映えに輝く槍ヶ岳・大喰岳・中岳
2019年09月15日 17:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 17:48
夕映えに輝く槍ヶ岳・大喰岳・中岳
西鎌尾根のガスも取れた。
2019年09月15日 17:50撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/15 17:50
西鎌尾根のガスも取れた。
最終日早朝、5時05分に鏡平小屋を出発し、小池新道を下った。西南の空、笠ヶ岳の上に満月を少し過ぎた月が輝いていた。
2019年09月16日 05:05撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 5:05
最終日早朝、5時05分に鏡平小屋を出発し、小池新道を下った。西南の空、笠ヶ岳の上に満月を少し過ぎた月が輝いていた。
秩父小沢の水場。
2019年09月16日 06:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 6:04
秩父小沢の水場。
秩父沢も水量は豊富だ。
2019年09月16日 06:16撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 6:16
秩父沢も水量は豊富だ。
小屋から1時間40分ほどで小池新道の登山口まで降りてきた。
2019年09月16日 06:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 6:45
小屋から1時間40分ほどで小池新道の登山口まで降りてきた。
ワサビ平小屋の前には冷たい水にキュウリやトマト、リンゴを浮かべて売っていた。
2019年09月16日 06:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 6:59
ワサビ平小屋の前には冷たい水にキュウリやトマト、リンゴを浮かべて売っていた。
小屋の食事もよかったが、このトマトが今回の山行で一番おいしかった。
2019年09月16日 06:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 6:59
小屋の食事もよかったが、このトマトが今回の山行で一番おいしかった。
左俣林道の下りからは、穴毛谷の奥の岩峰が見事だ。
2019年09月16日 07:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 7:28
左俣林道の下りからは、穴毛谷の奥の岩峰が見事だ。
右俣谷を渡るとゴールの新穂高ロープウェイ駅だ。
2019年09月16日 07:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
9/16 7:48
右俣谷を渡るとゴールの新穂高ロープウェイ駅だ。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ

感想

仕事その他でなかなか山に登れない時期が続いていましたが、しばらくぶりに長い山行に出かけました。普段は山に登って鍛えていないので無理はできないはずなのですが、しょっちゅうは行けないと思うと、折角の機会を捉えて、まだ登っていない山色々登ってみたい、と欲も出てきます。おまけに肩を痛めていて、岩場ルートが多いところは避けた方が無難。そんなこんなでひねり出したのが今回のコースでした。

一日目は無難に過ぎ、二日目も最初は調子よく登ったのですが、標高差1000mを登ったあたりから運動不足と重荷でバテバテになり、ペースが極端に遅くなりました。ペースが遅いこと自体は、その分だけ山を楽しんでいるのだと思えましたが、問題は水でした。

2.5リットルも持って登ったにもかかわらず、消費量が多く、赤牛岳から水晶岳までの稜線では残りの水も少なくなり、登山道の脇に生えているクロウスゴ(ブルーベリーみたいな植物)やコケモモの実をつまんで渇きをいやし(国立公園内なので厳密にはいけないんでしょうが)、50歩進んでは50回呼吸するような遅々たる歩みを続け、ついには途中で会った親切な登山者の方に水を分けていただいて、ようやく水晶岳を越えられました。貴重な水を分けていただいていなかったら、更に時間がかかり、条件が悪化すれば危険な状況になっていた可能性もありました。水晶小屋にたどり着いてから、500佞離撻奪肇椒肇襪4本買って、そのうち2本を一気飲みして、ようやく体に水分が戻ってきた感じでした。親切な登山者の方、本当にありがとうございました。課題は軽量化と運動不足の解消です。

水晶小屋は混んでいて、1枚の布団に二人で寝る状態だったのですが、幸い十分な休息がとれたため、3日目、4日目は普通に歩けました。天候には恵まれ、毎日眺めも良く、全体としては素晴らしい山行でした。

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コメント

登山予定
お疲れ様です
このコースの登山予定を考えています。
新穂高から黒部まで行く工程です。
山荘のお勧めはあるでしょか?
水晶小屋には泊まろうと思っています。
その先の山小屋の知識がないので、情報を教えてほしいです。
よろしくお願いします
2019/9/18 10:23
Re: 登山予定
yorimasaさん

コメントありがとうございます。水晶小屋に泊まられて、読売新道を降りられるとなれば、やはり奥黒部ヒュッテに泊まるのが順当かと思います。水晶小屋から奥黒部ヒュッテまでは基本的に下りの多いコースですが、距離が長いのでかなり疲れるのではないかと思います。また、雨や風、すでに積雪があったり、路面が凍ったりなど条件が悪いと、行きつくだけで大変、ということもあるかと思います。

奥黒部ヒュッテの先の小屋というと、平ノ小屋になりますが、行きつくためにはさらに2時間弱歩いて黒部湖の渡し船に乗らなければなりません。渡しまでの区間は湖岸を行く道ですが、結構梯子の上り下りがあるので、水晶小屋から歩いてこられて、休まず進むのは結構きついのではないかと思います。渡し船は9/30まででしたら6:20、10:20、12:20,14:20、17:20の便があります。奥黒部ヒュッテから黒部ダムまではコースタイムは6時間くらいで書いてありますが、多くの方は実働5時間以内で歩けるのではないかと思います。

ですので、最終日にどうしても早く帰宅しないと困る、というご事情でもない限り、水晶小屋の次の宿泊地は奥黒部ヒュッテにされるのが宜しいかと思います。10:20の渡し船に乗るのは時間的には余裕がありますし、その便でしたら午後2時ころには黒部ダムに到着できる方が多いのではないかと思います。

以上ご参考までに。素晴らしい山旅となりますようお祈りしております。
2019/9/18 11:55
Re[2]: 登山予定
こんばんは。
長文で色々教えて頂いて、ありがとうございました。
参考に登山予定を考えたいと思います。
2019/9/18 23:39
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [3日]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

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