記録ID: 2030558
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
北岳縦走・一気に奈良田まで下ったら・・・
2019年09月17日(火) ~
2019年09月19日(木)
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体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 56:32
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,569m
- 下り
- 3,236m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 2:55
距離 3.0km
登り 754m
下り 34m
12:40
2日目
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 5:33
距離 4.3km
登り 977m
下り 309m
3日目
- 山行
- 11:29
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 12:42
距離 17.8km
登り 837m
下り 2,898m
最盛期から少し外れた平日と言うことで登山者も少なく、山小屋も空いていてゆっくり利用することが出来た。そのためマイペースで落ち着いた歩行が可能となり、余分な疲労を背負うこと無く歩けたのが大変良かった。ただし高山植物は花の時期が終わり殆ど逢えなかった。また紅葉には少し早かったので地味な山容ではあったが、富士を見ながら歩くという雄大な南アルプスを余すこと無く実感できた。過去の記録にその厳しさが指摘されていた「北岳〜奈良田」のロング下りは確かに心身共に負担が大きかったが、覚悟してあせらず歩くことで乗り越えることができると感じた。
天候 | 9/17(曇り)9/18(ガス)9/19(晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路(奈良田下山後、下部温泉泊。翌日中部横断自動車道、中央道、名神、新名神、山陽道、防府付近での車両火災告示により広島から中国道へ迂回、九州到着後ガス欠寸前で北九州高速へ迂回しガソリン補充、九州道、西九州道で佐世保まで)15時間。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白根三山縦走路については多くの方が報告されていますので省略。危険箇所(崩壊箇所など)は特に無し。鎖場、ロープ等も殆ど無し。但し北岳から先は小屋が少なくコースが長いので、天候を見極めて進む必要ありと実感した。今回は大門沢小屋を通過して一気に奈良田まで下ったが最後は足に来て翌日の筋肉痛が半端なかった。やはり大門沢小屋泊まりが一般的であると思う。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は奈良田温泉が近い。1時間ほど下れば下部温泉郷が有り、旅館の数も多く便利。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | 稜線で15m/s(2°c)の風に長時間吹かれて、この時期としては経験したことが無いほど手と顔が寒かった。(目出し帽と厚手の手袋が必要と感じた) |
感想
アルプス1万尺では高地順応が欠かせない事を前回(7/31〜8/3)の読売新道から水晶岳縦走で実感していた。従って多くの人が1日で歩く広河原〜北岳山荘間を2日掛けて歩き、まず体を慣らす。そこから奈良田までを天候と疲労度を見ながら一気に下ることとした。結果、最終日に標高3190mの間ノ岳から840mの奈良田まで、実に標高差2300mを一気に下ることに成功した。途中メンバー個々に多少のアクシデントが発生したものの、チームワークで乗り切ることが出来、前回の水晶岳から折立までの標高差1530m下降をしのぐ記録に大きな自信を得る山行となった。
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