竜ヶ岳ホタガ谷:最後の課題である残された鈴鹿最強の沢
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- GPS
- 07:10
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,163m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:04
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入山料含めて500円 宇賀渓手前の落合橋横の無料駐車場は閉鎖されていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
噂に違わぬ悪相 |
写真
装備
個人装備 |
タイツ
ズボン
ネオプレーンウェア
グローブ
日よけ帽子(カブー)
着替え
沢靴(モンベルサワートレッカー)
渓流シューズ(カモシカ渓流保温タビ)
スパッツ(キャラバンケイリュウスパッツ)
ザック(マウンテンハードウェアスクランブラーRT35アウトドライ)
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
スマホ
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
ハーネス(ロックエンパイアアルペンライト)
ヘルメット(クライミングテクノロジーイクリプス)
確保器(BD ATC-XP)
確保器(BDスーパーエイト)
クイックドロー(BDホットワイヤー)
補助ロープ(8.0mm×30m)
ナッツ(BDストッパーセット5〜11)
ナッツキー(ワイルドカントリープロキー)
ゴルジュハンマー(ロックテリクスゴルジュライト)
アプローチシューズ(ノースフェイスウルトラエクイティー)
カラビナ各種
スリング各種
ハーケン2枚
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感想
鈴鹿に出掛けるつもりで何処へ行くか悩みこれまでいろいろ歩いたところであるが、単独ではリスクが高すぎるといつも敬遠していたジャイアントホタガ谷に行く時が来た。
鈴鹿随一の上級ルートで素人は足を踏み入れては絶対ダメな禁忌の沢だ。
マジで気合いを入れて宇賀渓を出発する。
林道を進み、宇賀川本流に下り立つとホタガ谷の入口が不気味にすぐ目の前で構えている。
覚悟を決めて6mの滝を越えて薄暗い谷を進むとすぐ右に折れたところに15mの滝が現れた。最初の核心だ。
左手を進むが傾斜は強い。残置ハーケンに捨て縄とスリングがかかっていたが、このままではヤバいと思い、空荷でハーケンを増し打ちし、捨て縄を頼りに登った。
その後ロープでザックを上げて進むが今度は2段13mが出てきた。
単独で無理は禁物であったが、ここも空荷で1段目を左手で行くが、岩が脆くどこも体重をかけると怖くてしょうがない。中盤で進退極まり、腿がプルプルしだして、マジヤバかった。
気合いで何とかこなして2段目に取りかかるが、ここは安全に左から巻き気味に行く。
しかし、そこも脆い急斜面であえて石を剥ぎ落としながら登った。
ここもロープでザックを上げてから進むとその後は容易な歩みが続いた。
640の二股を左に進むと30m分れ滝のお出ましだ。
直登を試みると残置ハーケンがあったので打ち増すとすぐ抜けた。ヤバい、ヤバい。
なので左のルンゼから巻いて谷へ戻る。後は稜線の登山道まで適当に上がって山頂まで。
稜線は強風とガスでさっさと下山。
今日は表道を下り石榑峠から長尾滝に進む。
長尾滝は見事な滝で登ってみたいもんだ。
谷道は本流を何度も渡渉するので、沢下りも交えて下り駐車地まで。
鈴鹿最強の谷を遡行し、達成感は何とも言えないところだ。
楽しむなら蛇谷、充実感ならホタガ谷といったところでしょうか⁉️
でも落下のリスクが高かったものの、怪我もなく下山できたので良かったですが、やはりここは単独では止めた方が無難でしょう。
コメント
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