記録ID: 211034
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
薬師岳
2012年07月28日(土) ~
2012年07月29日(日)
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- GPS
- 25:06
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,807m
- 下り
- 1,793m
コースタイム
●7/28(土)
10:24折立登山口〜11:44三角点11:51〜12:59五光岩ベンチ12:59〜13:39太郎平小屋13:51〜14:07薬師峠キャンプ場(テン泊)
●7/29(日)
03:51薬師峠キャンプ場〜04:23薬師平04:23〜04:56薬師岳山荘04:56〜05:37薬師岳06:05〜(避難小屋跡で眺望待ち)06:51薬師岳山荘06:51〜07:15薬師平07:15〜07:34薬師峠キャンプ場(朝食&撤収)09:13〜09:28太郎平小屋09:31〜09:57五光岩ベンチ09:57〜10:39三角点10:39〜11:30折立登山口
10:24折立登山口〜11:44三角点11:51〜12:59五光岩ベンチ12:59〜13:39太郎平小屋13:51〜14:07薬師峠キャンプ場(テン泊)
●7/29(日)
03:51薬師峠キャンプ場〜04:23薬師平04:23〜04:56薬師岳山荘04:56〜05:37薬師岳06:05〜(避難小屋跡で眺望待ち)06:51薬師岳山荘06:51〜07:15薬師平07:15〜07:34薬師峠キャンプ場(朝食&撤収)09:13〜09:28太郎平小屋09:31〜09:57五光岩ベンチ09:57〜10:39三角点10:39〜11:30折立登山口
天候 | 28日:晴れ時々曇り 29日:曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日、折立は大混雑で駐車場は満車。 駐車場に入りきれないクルマは路肩駐車。路肩駐車の列は新折立トンネルの手前まで続いていた。 到着時間が遅かったため、登山口から一番離れた場所に駐車する羽目に。 ●有峰林道(1,800円) 通行時間は6:00〜20:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 折立での登山届け提出場所はなし。太郎平小屋で登山届けの提出することが可能。 ちなみに折立駐車場には無料のテントスペースがあり、 登山口の水場とトイレを利用できる。 【コース状況】 ●折立登山口〜三角点 標高1350mの折立登山口から1870mの三角点まで標高差約500mの太郎坂を登る。 途中、アラレちゃんの看板を目印にしていたがいつまで経っても現れない。 「今日はテン泊装備だからペースが遅いのかなぁ。それにしてももう見えてもよい頃だけど…」 と思いながら歩いていると三角点に到着。三角点からは薬師岳の姿も一望できる。 行きは途中で座り込んで休憩している人も多く、たまたま陰になっていて見過ごしてしまったのだろうと思ったので、 帰りは慎重に確認するも看板を見つけることができなかった。 太郎坂の登山道は急でも緩くもなく適度な斜度でよく整備されている。危険箇所なし。 ●三角点〜太郎平小屋 三角点から、小ピークを1つ過ぎると一気に森林限界を超え視界が開け始める。 振り向くと有峰湖がキレイに見える。 この辺りから勾配は緩やかになり、木道や石畳などたいへん整備された登山道となる。 そして左右にニッコウキスゲの大群生が太郎平までひたすら続く。危険箇所なし。 ●太郎平小屋〜薬師峠キャンプ場 太郎平から薬師峠方面は、お花畑が広がっていて、とても緩やかな登りの木道がその真ん中を通る。 黒部五郎、水晶、雲ノ平、三俣蓮華、双六の眺望が良い。 お花畑を過ぎると短い下りとなり下りきったところが薬師峠キャンプ場。 薬師峠キャンプ場はとても整備されたテン場で、キレイなトイレにオートキャンプ場のような水場。 しかもこの時期は太郎平小屋での受付ではなく、テン場の建物で受付とビール&ジュースが購入できる。 ●薬師峠キャンプ場〜薬師平 薬師沢沿いに岩場の登山道が付いていて、何度か沢を徒渉する箇所がある。 降雨後は増水に注意する必要あり。間もなく沢の水もなくなり岩場の急登となる。 急登が終わり程なくすると木道となり、右手に大きなケルンが出現し薬師平に到着。 ●薬師平〜薬師岳山荘 稜線に向けてのガレ場の登山道となる。この日はこの辺りで朝焼けを迎えた。 しかし、この日のこの時間、稜線付近より上はガスで覆われていたので薬師の姿は 見ることができなかった。 稜線に乗って平坦な道をしばらく進むと薬師岳山荘が見えてくる。危険箇所なし。 ●薬師岳山荘〜薬師岳 薬師岳山荘からはザレ場の九十九折の登山道となり、登りきるとケルンと避難小屋跡と 愛知大学遭難の慰霊ケルンがあり。ここはピークの左側を通る巻き道もある。 岩場の稜線を進むと薬師岳山頂に到着。危険箇所なし。 |
写真
感想
●先週、時間の読み違いであきらめた薬師岳に再チャレンジすることに。
●改めて計画を立ててみると東京に住んでいるとアプローチの面での薬師岳クルマ日帰りのハードルが高い。
なぜなら、有峰林道の開通時間(6:00〜20:00)の壁があるから。
まずゲートの閉門時間を考えると19:00には折立に下山する必要がある。
フツーにいけば10時間弱で往復できそうだけど、想定外の出来事や不慮の事故などを
考慮した場合に12時間はみておきたい。
そうすると7:00には折立を出発する必要があり、6:00のゲート開門時間には
有峰林道の入口に到着していなければならない。
折立まではクルマで6時間程度かかるので、余裕を見ると前日23:00には東京を発ち、
折立到着後一睡もせず薬師岳およそ往復20kmを歩くことになる。
これじゃあシンドイだけの山行となってしまう。
●折しも金曜日はフジロックに行く予定があり、これに薬師岳をつなげてしまう作戦に。
金曜日夜、フジロック終了後会場でテン泊し早朝に撤収。その後、越後湯沢ICから立山ICに移動。
その間、温泉&買い出しを済ませてお昼までに折立に到着し、
ゆるり1泊2日のテン泊プランで薬師岳を目指すことに。
●雲は多い2日間だったが、雨は夜中に少しパラパラと来た程度。
気温も高く、夏用のシュラフにズボンを脱いで下半身だけ突っ込んで上半身はTシャツでちょうど良かった。
●薬師岳山頂からの絶景はお預けになったものの、ゆったりまったりテント泊に、
太郎平や薬師平の楽園的な雰囲気を楽しむことができ、楽しい夏山山行となった。
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danyamaさん、私たちは、上信越道にはいってから、とんでもない集中豪雨にあいました
三角点あたりで、遠雷が聞こえて、先を急いだのですが、登山中でなくてまあ、よかったです
薬師峠でテン泊、あの水場、トイレなら、体力的に重量を背負うのが苦手な
私たちも行ってみたくなりますね
うちのカミサンもこういうコースならロングでも楽しいというくらい、いいコースですね
アクセスさえよければ
satoyamaさん
そうなんですね…集中豪雨があったんですね。
自分たちは午前中には折立を出発していたので、
まったく気配もありませんでした。
でも中途半端な雨はイヤですが、
激しい雨だとこの時期クルマに貼り付いた虫の死骸が
洗い落とせてちょっとウレシかったりします。
テン泊をもっと楽しみたいのですが、
ワンコの留守番のことを考えると、
どうしても日帰りが多くなってしまいますよね。
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